畑の面影

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津別町から津別峠へ向かう道々588号。舗装はちょっと荒れているけど車はほぼ皆無、爽快この上ないのですが、地形をよ~く見ると道路脇に等間隔に植えられたカエデ、そして適度な広さの笹原、20年は経っていない細い樹木・・北海道の過疎地によくある耕作放棄地です。昔は家もあったのでしょう。人がいなくなり笹に覆われ、あるいは森に帰っていく畑や牧草地そして廃屋。これも時代だと感じるツーリングでした。

鮭とば用・・にはもったいないか・?

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久しぶりにいつもの場所でサケ釣りです。もう秋本番で、川に遡上する準備万端のブナの出た鮭が河口に群れています。こういう鮭も鮭とば用なら脂肪が少なくてちょうどいいのですが、せっかくだからちょっと沖合の銀色のフレッシュな群れを狙いました。結果は満足のいく釣果(7ゲット3バラシ)で、昼なのにたまに釣れるという、飽きない程度のいい釣りでした。

カムイミンタラへ

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雨の高原沼の翌日、行きたかった大雪山の赤白緑コース(銀泉台~赤岳~小泉岳~白雲岳~緑岳~銀泉台)を歩いてきました。
外界に広がる雲海を眺めながら、今は亡きガイドの相棒Kと花の本を片手によく歩いたことを想い出しました。

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爽やかな空気の中、一汗かきながら振り返ると遠くにウチの裏山、斜里岳をはじめ知床連山まで見渡せました。感激です。
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山頂っぽくない赤岳の山頂でサンドイッチを出すと膨れています。2000メートルを超えているだけあって空気が薄い!だから疲れるんだぁ~・・と標高のせいにしたいけど、単に鍛錬が足りないのでしょう。

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ここまで来ると森林限界を超えて別世界の風景、素晴らしい!これを見たかったんだ!こんな場所をしばらく歩ける至福の時。
疲れも、足の痛みも忘れています。白雲岳より旭岳を望む。360度北海道の峰々の展望です。

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白雲岳の避難小屋へ。避難小屋といっても管理人のお兄さんもいる立派な建物。ちょっと古いけどしっかり作ってありました。それにこの小屋、夢のような風景の場所にあります。素晴らしい!!

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緑岳に着きナキウサギの鳴き声を聞いているとエゾリスが!そしてリスの向かう先に天敵のエゾクロテンが!!エゾリスの「うぁっ!」という声が聞こえそうな驚きようは面白かったです。テンがボクに気を取られていたから逃げられてよかったね。感謝しろよっ!

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高原温泉より登ってきた、たぶん双子の女性2人、昨日行った高原沼とその向こうのトムラウシを望みながら颯爽と降りていきました。この風景の中、オシャレなファッションと軽快な足取り。カッコイイ!素敵だ!

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帰路、小泉岳へ向かう道はまるで月面です。

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そして観光客でちょっと賑わう銀泉台着。
・・やっぱり大雪山は素晴らしかった。カムイミンタラを感じ取れた。百名山ということで皆、旭岳に登るけど、この白雲岳の周りはそれ以上に素晴らしいです。ここまでいいとは思わなかったなぁ~。是非晴れた日に登ってみてください。
(カムイミンタラ~大雪山のこと。アイヌ語で神々の遊ぶ庭の意味)

日本一キレイかも

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雨の中、高原沼温泉へ行ってきました。今年はキレイじゃないよ・・とか、もう終盤だとか言われていたけどやっぱり素晴らしい!ただでさえ沼もキレイなのに赤、黄色、緑の織りなす色彩は絶妙です。

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途中からスウェーデンの人と歩きました。おじさんの英語、わからなかったなぁ・・(情けなっ・・)

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高原沼温泉、というだけあって紅葉の中、あちこちで蒸気は噴出しています。これも素晴らしい風景だ!

ベタなおすすめ

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ここは網走の博物館網走監獄。有名ですね。どうも観光地観光地していて行きたくない、という方も多いですが、ここは見応えたっぷりで結構面白い!というか深い!人形がリアル!小説になっている「破獄」や「赤い人」なんかを読んで行くことをおすすめします。(ここでも売っていますが)北海道の開拓は囚人たちが中心になって行ったということが伝わってくる博物館です。

救助訓練

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山の遭難対策協議会主催の救助訓練が斜里岳でありました。たまたま都合がよくて参加できましたが、本当に救助できるようになるためには毎年のように訓練せねばならないのでしょうね。
でも最近は救助される側にならないように気をつけねば・・と思うようになりました。

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ヘリでの救助のデモもあって臨場感抜群。ヘリの風圧も予想通り凄かったです。

秋・バイク・北海道

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涼しくなったこの季節、ツーリングも最高です。この日はお気に入りの別海方面へ走ったことのない道へ。でもやはり気にいっている場所には寄ってしまうものです。ここは養老牛温泉手前の牧草地。車も通らず、風は爽やかで空は青く、エンジンを切ると牛の声だけ。北海道を実感。

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そして何度も行ってしまう知床峠。ちょっと飛ばしてみたり、ゆっくり走ったり。紅葉にはもう少しですが、快適、爽快とはここのこの季節、この天気のためにあるような言葉です。

ビギナーズラック

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十勝に移住したSさんの初サケ釣りで、なんと大物をゲット!最初はリールの扱い方も難しかったようですが、徐々に慣れてきて近くに投げて待っていると、「キタッ!」という声が!!意外にすぐそばに鮭は回遊してくるという狙いが当たりました。この鮭は引きも強烈だったので「これは逃げられるかな・・?」と思いましたが、いくつかのラッキーが重なって無事にランディング。さっそく夕食のおかずになりました。

ついにハーフマラソン開催!

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何年も前からハーフでいいから地元清里町でマラソン大会をやらないかなぁ・・と思っていたら、役場の熱血漢M氏の元、ついに開催されました。私はこの大会は運営には関わっていないのですが、初回から参加者は600人ほどでスタッフも入れると1000人規模になりました。
斜里岳の風景の中、自転車、マラソンとこれらの大会には清里町は日本でも特に適していると自負しています。これからも継続して欲しいです。

このバイクは??

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今回来ていただいたお客さんのバイク、この車種は??
カウリングの上半分だけ見るとRGーガンマだし、しかし後ろからよ~くみると

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エンジンなどの動力ユニットはスクーター!?
それに・・

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ダンクを上げると荷物が入るメットイン!
実に面白い!!
・・溶接や機械にもかなり詳しくないとできないのですが、こういうバイクを制作するスペシャリストがいるそうで、また楽しいものを見せてもらいました。