月曜大工 腰壁

1 今日は1号室の腰壁の張り付け。ウチは下地材の石膏ボードをそのまま仕上げとして使っているのですが、これがまたきれいな水がちょっとついただけですぐシミになるのです。今回の腰壁はコストと手間を考えてシナべニアを張ることに。この材料もネットで発注したもの。

2 ボンドをつけて張っていくのが普通ですが、もしものとき、あるいは何十年後かの解体のときに剥がせなくなるのでネジ留めのみで張っていきました。ちょっと面倒なのはコンセントなどの穴ですが、ドリルとジグソー(ハンド糸ノコギリ・?)があればなんてことないです。

3 張り終わったら、塗装の前にマスキング。これは他の部分に塗料がつかないようにテープで覆うことですが、この作業は実際に塗る時間の3分の1ぐらいかかるんじゃないかな?段取り8分です。塗装はウチにあったオスモカラーという無公害塗料。値段はとても高いけどそれなりの味は出ます。この塗料は一度塗って木に多少しみ込んだらふき取るのですが、なんかもったいないなぁ・・

4 暫定完成。大工さんが仕上げる場合はネジが見えないようにその部分に上から木を張ったり、縁の部分にも木を張るのですが見た目を良くするだけのことなので今回はこれで完成とします。まあ細かいところは見ないでくださいね・・

春の月曜大工 防音性能をアップする

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以前からお客さんにも指摘されていた、イマイチの客室の防音性能。やっと重い腰と軽い財布を解放して取り掛かりました。まずはどのように性能をアップするか?ネットで調べ、材料を買い、遮音用ゴムシートをコーキング材で貼っていきます。

2 ゴムシートで真っ黒になった壁面。

3 その上にさらに板を張っていきます。今回は北海道産のカラマツ。北海道の在来種の木ではないけど大量に植林されているので一度使ってみたかったもの。赤い感じもよさそう。

4 そして完成!ちょうど丸一日の作業でした。これから自然系の透明のオイルを塗ります。仕上がりが楽しみです。

春の月曜大工 まず机

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子供の勉強机簡易版を作成。板と足の材料を買ってきてネジでとめて家にあった適当な木材で補強。カッコはいまいちだけどまあいいっか!カッコよく作るには天板を厚いものにして足をもっと内側に付ければいいのです。今回はコストと安定を重視したのでこんなもんでした。

待望のゴミステーション

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カラス・ネズミ・キツネと戦うこと11年。待望のゴミステーションが設置されました。町の鉄工屋さんがハンドメイドで作ったものですが、それでも6万円以上するため(これでも安いと思う)今まで買えなかったのです。でも先日、町からの補助金が3分の2出るよ、という話を聞き、ウチとお隣さんで残りの約2万円を折半して負担し発注、完成し設置しました。かなり大きいものですが、これで収集車が来るまでゴミの番人をしていなくてもすみます。よかった~

休館日の生活

Photo 今日から春の休館日。

「長く休めていいなぁ~」「遊び放題だね」とか言われる宿の経営者として、日々実は何をやっているか、をそっとお伝えしたいと思います。(大体言われる通りです・・)

今日は海別岳に登られるお客さんを「ボクも行きたいなぁ~」とお見送りした後、もちろん掃除、その後、移住関係のパンフレットの原稿の校正や斜里岳山小屋の管理人などの打ち合わせ等をした後、「ドアを閉める音がうるさい!」と何度も女将に怒鳴られていた問題の自宅入口のドアを修正するため大工仕事をはじめました。ウチのドアはほとんど一品制作物で無垢の木と合板を使っているため、とにかく反ったり縮んだりして頻繁に閉まらなくなるのです。休館期間の日課のようになってしまったドア調整。始めると案外重症で丁番もすべて取り外し、微妙にノミで削って少しづらしたり埋め込んだりして取り付けします。何度も失敗するうちなんとか完成。ドアークローザーも取り付け、まずはOK。半日以上かかりましたがこれで1年ぐらいはもつでしょう。

家を建築、改築予定の皆さん、ドアは無垢の木のものは味はあるけど、かなりいいもの+湿度が適当なところ以外で使うと、素人では苦労するメンテナンスが必要です。次作る時はちょっと妥協して厚手の合板にしようと思います。

ひなケーキ

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今年はひな人形を出さずに終わってしまったひな祭り・・でも隣のYさんが帯広の六花亭でひなケーキを買ってきてくれました。かわいらしくて食べるのがかわいそう!という娘らを差し置いて人形の頭からいただきました。ん~美味しかった!

なんで入らないの?

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正月を過ぎても雪の日が多く、犬小屋もせっせと雪かきして入れるようにしているのになんでわざわざ吹雪の日に外で寝ているの?

やっぱり雪の布団が相対的に暖かいのだろうか?

動物ってホント、強いですね。(人間以外)

おせち

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今年もおせちを作りました。自慢は自家製の釣ってきて加工したサケトバ、とイクラ、網走獲ったワカサギの甘露煮です。もちろん女将も奮闘しました。

明けましておめでとうございます

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除夜の鐘を聞きつつ恒例のスノーシューナイトハイクで初詣のため近くの来運神社へ。

暗闇の中、畑の横を抜け森を抜けていくのですが、きれいな星空とキンとした冷気が怖いというより「昔の人はこのような暗さと星や月の明るさを感じていたんだなぁ」という想いがめぐります。

師走

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師走はさすがに遊んでばかりではいけません。まずは掃除。居間の大きな窓を何時間もかけて磨いたのに昨晩は暖かく湿った雪が吹き付けてたちまち汚れてしまいました。まあ外側だけだからしょうがないか・・それにしても雪って意外に汚れているもんです。

Photo_2 10年以上経って初めての薪ストーブのガスケット(煙などが出てこないようにする隙間につける石綿)交換をしました。ぼろぼろになった古いガスケットをはがし、接着剤代わりのセメントをドライバーなどで削ったり砕いたりしながら取って、新しいのを貼り付けました。でもまだやったのは半分。全部やるにはあと1日はかかるかな。

Photo_3 そして毎年恒例のトバのカット。ハサミでやるのですが、あまりにも量が多いのと固いので、指の皮はいつもむけて痛い目にあいます。でもそれだけオホーツクの味は魅力があり、サケも自分が釣ってきたものなのでおいしさひとしおです。