釣り方いろいろ

前回の結果に気を良くし、間をおかずに再び釣行。狙いのサケは釣れなかったけど楽しい時間を過ごすことができました。仕掛けも違う形の竿やリールを使ったりエサ釣りをしたりといろいろ試すのも楽しいものです。

昼休みの時間に急きょ参戦のK氏。知床在住だけあって毎日近所で釣りをしているとのこと。釣り好きにはうらやましいかぎりです。

カラフトマスは魚がいるところに狙って投げることができれば、こんなルアー(スプーン)でエサ釣りより釣果が上がることも多くルアーマンには最高のターゲット。都会の管理釣り場でニジマスを釣っている方、来てみてください。必ずはまります!

おかず確保

今日は昼前後の2時間半で9匹という大当たりで前回のリベンジが出来ました。魚もカラフトマスに交じり一匹は銀ピカのサケ。日曜日なのに人もほとんどおらず(朝から全然釣れなくて皆、帰ったらしい)後ろにヒグマが出てきそうな感じでしたが、それも忘れるぐらい楽しい時間でした。今年は小物ばかりかと思っていたカラフトマスも大物が何匹か混じり、何が掛かっちゃったんだろうというほど強烈な引きに「そうだよな、この引きがカラフトマスだよな」という懐かしい感覚。でもこんないい状況も明日行ったらすっかりダメ、なんてこともあるのが釣りの面白さ・?これで運を使い果たさないようい次回もオホーツク海さん、お願いします!

今年も始まりました

今年も始まったサケマス釣り。これは数日前の初日に釣れたカラフトマスですが、今年は多くの魚が今まで見たことがないほど小さい!!釣れた魚だけでなく知床の遠音別川で遡上中のカラフトマスを見てみるとフナかウグイのように小さいのです・・これは海の栄養が良くない証拠。海が変わってきているようで、気候変動だけではないのですね・・ヤバイ感じ・・

今日のウトロ手前のフンベ川河口から見る夕焼け。素晴らしくキレイですが、釣果はボクはボウズ(ガヤというメバルは釣れたけど)、同行のM名人はさすがの2匹ゲット(明日の夕食にお出しします!)。最高気温が32℃という北海道らしくない気温の中、釣れないボクは心が折れました・・・

春の釣り終盤

24年間使ってきたシマノのリールがついに壊れ、昨日新たに購入。今日は自分では初めて使うPEライン(ポリエチレンのより糸)を巻いて(今までは普通の釣り糸、ナイロン)さっそく屈斜路湖へ。今主流となりつつあるこのPEライン、とにかく伸びが少ない、細いのです。これは40センチほどのワカサギをたらふく食べて(たらふく、とはタラお腹ののようにでっぷりしていること)太ったアメマス。今までのナイロンラインは魚が来た時にグゥン!と来るのですが、このラインだとガツッ!です。投げ方や傷に注意をはらわねばなりませんが、ナイロンがRV車、PEがレーシングカーといったところでしょうか。

写真ではよくわかりませんが、知床K氏の上げた体高がとても高いサクラマス。いい引きしてました。

午後からは曇りの予報が完全に外れてかなりの雨。釣りで上げ下げする腕は袖口から雨が侵入し皆びっしょり。おまけにボクが中古で買ったカッパは・・ただのウインドブレーカー並みの防水。背中ビショビショでした。そして夕方、一瞬雨が上がりキレイに紫となった日の入りの風景。釣りをしているからなおいいのですが、一か所にしばらくゆっくりしてあちこち眺めて、動物の声を聞いて過ごすのもいい休日ですね。

道北イトウ釣行2018春

オホーツクを一路北へ。道路と並行して残っている鉄道の廃線後を見ながら歴史に思いをはせるのもいい旅です。

いつものエサヌカ。道路の端は逃げ水に。広い・まっすぐ・真っ平・北海道!

エサヌカ両側の牧草地にいつもいるエゾシカたち。そりゃごちそうの草原だよね・・

道路脇の湿った場所のそこかしこに生えている雑草、水芭蕉。

こんなところで釣りをしています。北海道だなぁ~と感じる風景。

M名人はさすが!。ホントによく釣ります。

あと8センチで1メーターでした。大物。

この魚、なんともお茶目な顔つきで、いつもなごみます。

ボクも名人の半分ぐらいは釣りました。

上空ではミサゴがホバリングして狙いを定めています。イトウを狙ったら逆に食われるんじゃないかな・・・

帰路はアイヌ語の川の意味が書いてある看板を見ながら勉強。なるほど!濁っている、という意味なのかな?

漢字を当てはめると風烈布。勇ましい意味かと思ったら赤いという意味。きっと昔は湿原の成分で赤茶色く濁っていたのでしょう。・・この上流はやまべ(ヤマメ)釣りのメッカ!?次回行ってみるか。今回は3年前に別寒辺牛川で会った人が偶然隣で釣りをしていたり、猿払のイトウの会の話を聞いたりといい旅でした。

 

楽しすぎてまた行きました

明日から宿再開。その前にどうしてもまた屈斜路湖へ釣りに行きたくなり午後より出陣。気温も一桁で北風が強く寒かったのですが、どうもガスっていて煙臭い・・と思ったらロシアの森林火災の煙が流れて来ているとのこと・・しかし釣りは好調。ミサゴも狩りも好調で水面へのダイブも見られました。これはM名人と知床K氏のアメマスダブルヒットで取り込んだところ。

そしてM名人の上げた50オーバーの弾丸ニジマス。完璧なプロポーションとハイパワーで上げるまでに一苦労していました。今日はフライはいまいちだったけどルアーは好調。魚体の太り具合、プラグでもよく釣れたことなどから、ワカサギなどの魚食性が強くなってきているようでした。今シーズンも好調です!

釣り曜日

神奈川Y氏と3日半屈斜路湖へ通い釣り三昧。やはりロケーションも最高です。

まずはコイツを仕留めなければなりません。この大物、よ~く見ると・・

でっぷりお腹、もっさりお顔のオチャメなウグイのキュウちゃん。(キュウと鳴くので)しかしこの魚も釣れないときはトラウト類もなかなか釣れません。

一日目は苦戦、25℃まで上がった2日目も苦戦。しかしこの3日目は気温が5℃ほどにもかかわらず魚は活性が高く、ドデカドライフライでアメマスを何匹も釣り上げたY氏。見事!

でっぷりニジもドライで仕留め・・で、このままリリース。

M名人はいぶし銀のような粘りと腕前で次々にアメマスを上げていました。

コンビニのおねーさんが箸を入れ忘れ、枝とナイフでマイ箸を作って食べているY氏。

飛ぶは跳ねるは、すごく元気な銀ピカの魚、よく見るとヒメマス!これは今朝、ムニエルでいただきました。素晴らしく美味!

最終日の今日はウトロ料理人K氏、網走パテシエTさんも合流。K氏は今日はサクラマス、ニジマス、アメマスの3目釣り。しかし!なぜかウグイを釣らない立派な?人。不思議だ・・・

Tさんも見事にアメマスをゲット。屈斜路湖初獲物とのこと、やりましたね!

白鳥もまだ在宅。いい風景です。

ミサゴのダイブも見事に魚を捕らえます。しかしこの後、2回りも大きなオジロワシに猛然と追いかけられ獲物を捨てて逃げました。もちろんオジロワシは獲物の魚を横取り。

今回は3日半のうち、良かったのは一日、まあまあが1日、いかんなぁ~が1日半といったところでしょうか。しかし自然も含めてとても楽しく大満足の釣り三昧。これだからやめられません!

 

今日も湖へ

新調したフライラインは高いだけあって・?素晴らしく、今まで使っていた20年以上前のラインはただの紐のように思えます。藻琴山をバックにルアーをかっ飛ばし銀ピカのニジマスをかけているM名人。いい絵です。

知床のシェフK氏も初アメマス。午前中は別の場所でニジマスやサクラマスの大物などを上げて好調です。

ボクと知床ガイドS氏(写ってないけど・)はフライでウグイいっぱい、たまにアメマス。終盤、ルアーで弾丸サクラマスをなんとかゲット。引き強かったなぁ・・という釣果でした。今日はオジロワシがカモを追いかけているのを見ました。いつものアイツ、ミサゴ君も健在。白鳥もまだ何羽か滞在中。明後日からは神奈川Y氏も参戦して連日釣行。今のところそこそこ好調だけどさてどうなるやら・・

フライフィッシング衰退を考える

フライフィッシングのラインを買いました。一番有名なメーカーではあるけれど送料も入れたらおよそ1万円。高いなぁ・・関東に行ったとき店舗でも探したけどほとんど置いてなくて通販で見つけました(アマゾンでも無かった)。ボクのフライフィッシングは30年前から10年間やってその後約10年休み(宿立ち上げ~ある程度軌道に乗るまではあまりできなかった)その後10年前から再始動。その間こんなに道具も釣り方も変わってしまったのは驚きです。しかしそれ以上にフライフィッシングそのものがこんなに衰退していたことが驚き!メーカーも専門店も激減し上州屋なんかはフライは扱っていない!・・こんなに面白いし楽しいし奥がとっても深いのに、新しく始める「若い人」は見たことがありません。そんなことをアウトドア業界の人たちと話をすると、キャンプでも釣りでも面倒くさいのは、まずやらなくなってきているといいます。でもキャンプなどはお金がかかってもすべてお膳立てしてあげれば体験としてはやってみるらしいのです。フライフィッシングなんてまさに面倒くさい趣味。道具はややこしいし、投げるのに技術がいるし、毛針も最初はすぐに無くなるので巻かねばなりません(買うこともできるけど)。おまけに道具が高い!・・でも管理釣り場などでは圧倒的にルアーよりフライが釣れるのになぁ・・そして業界の方たちは明日の利益を追うために(仕方ないけど)お金のある方向けに道具が高くて、よりややこしい釣り方ばかりを勧めていないでしょうか・・。どんな業界でもこのパターンは墓穴を掘るパターンですね。このままでは今やっているオジサンたちがいなくなったときに日本のフライフィッシングは終わるでしょう。なんやらキャストとかスイッチなんとかとか30メートル楽に飛びますとかロングリーダーとかはオジサンたちに任せて、これからは最長でも10メートルを誰でも「凄く」投げやすく、全部で5000円ぐらいで持つのが楽しくなるようなデザインで女性や子供も気軽に楽しめる思いっきり敷居を下げたフライフィッシングを広めてほしいです。そんな道具で若い女性がガンガン釣っていたら噂になるし、時代に合ったフライフィッシングに進化していくと思います。・・ボクも使わなくなった道具を改造して作ってみようかな・・それとスマホを使って簡単に投げられるようなアプリ、若い誰か、開発してください!

ついに開店!そしていい釣り

今日、小清水町にアウトドア用品メーカーのモンベル(ウチの子供たちはよくモンベツ(紋別)と間違える)がオープンしました。この建物の中には小清水の観光協会も入り、モンベルの体験型観光のノウハウを使った町おこしや農業者のためのモンベルブランドの作業着なども販売するとのことでこれからが楽しみです。我が清里町も何か手を打っていきたいところ、考えねば!

昼からは屈斜路湖へ第2回めの釣行。M名人は自然と同化しています。後ろの森ではオジロワシが眺め、ヤマゲラが鳴き、アカゲラが木をつつき、エゾシカがガサガサやっています。

ボクの上げた初アメマス。まだ氷が解けたばかりなのに例年よりしっかり太っていてパワフル。たぶん沖でワカサギを食べているのかな。

アメマスお手玉!?元気ハツラツな魚たち。

銀ピカニジもいくつか出ました。飛ぶは跳ねるわ!素晴らしいファイト。

見事なダイブを見せてくれたミサゴ。このあと魚をまさにワシづかみにして樹木の上へ。白鳥もまだ滞在中。もうすぐ北へ。今日は釣りも自然も最高に楽しめた一日でした。さすが屈斜路湖!