美・降雪後

雪の後

昨日から今朝にかけて軽い雪が上から下にしんしんと20㌢ほど積もりました。例年ならば12月中下旬のときのような降り方で、今シーズン初のまとまった雪。この軽い雪が止むと山の樹木はパウダーをまとい、森林限界から上はお色直しをし、畑は凹凸が無くなり、空気はパリッとしてとにかく外に出たいという情景。

畑夕日

平らに見える雪面に近づくと細かい模様が出来ています。これも風紋というのでしょうか。さて来週にはついに暴風雪の予報。右から左へ叩くように降る雪がやって来るようです。明日明後日と月曜大工をすませて、念のため2~3日家に籠城となったときのための兵糧の準備をしましょうか。

やはり藻琴山

藻琴1月

リクエストも多く、また自信を持ってオススメできる藻琴山。このようないい天気ですが気温はマイナス10℃以下。風が吹くと顔が凍ってしまうのではないかというぐらい冷たく口も回らず、しかし山登りなので体は暖かくそして絶景。まだ例年のような樹氷もなく、いつもの量の積雪には程遠いですが、この風景を見られるだけでも東北海道を堪能できます。これから雪はもっと降ってほしいけど昨年のような猛吹雪の連続でずっと通行止めになるのも困りもの。山だけ雪乞い・・そんな都合よくいかない・・だろうなぁ・・・

オホーツクの森と清流

神の子16初

今年初の神の子池スノーシューツアーは雪が少なく、またこの日は林道も空いていて(昨年今年と伐採作業で林道は通行止めなのです)車で来た人もいました。しかし私のツアーはスノーシューならではの道無き道を行きます。そうすると自然の造形美や動物たちの息遣いをあちこちで発見。まずはしぶき氷。この時は氷点下5℃だったのですが、神の子池から流れ出る川の岸にはこんなような氷ができています。

神の子クマ爪

今まで気がつかなかったクマの爪あとも発見。やっぱりいるんですね、どこにでも。

神の子キツツキ

キツツキの社員食堂のような木。寿命を迎え自然に返っていく。いい生き方、いい輪廻だと感じます。

さて、記録的少雪の今、これから雪は降るのか?

年末年始

年末藻琴

再び藻琴山へ。この日は稜線沿いが風が強く氷点下10℃。でも風にあたらず、陽射しを受ければ意外に寒くありません。

藻琴雪印年末

このぐらい気温が下がると雪印がそのまま降ってきます。

夕映え15年年末

この年末は天気にも恵まれ(しかし雪が少ない・・)宿からみる夕映えの斜里岳は「美」です。

年越し来運

大晦日、23時40分ごろ宿を出て来運神社へ初詣。歩いているときに明けましておめでとう。

斜里岳とわし

元日は恒例の近隣ツアー。オオワシと斜里岳が良い構図。

ワシのなる木正月

反対側はワシのなる木。今年はオオワシ、オジロワシはちょっと少なくて100羽ぐらい。やっぱり留まりやすい樹は決まっているようです。

新年足湯

 

正月休みの道の駅パパスランドでも足湯だけは利用できて暖まりました。ここでスープなど温かいものの昼食。

新春メロディー

 

2日のツアーは天気もイマイチなのと雪が少ないのでスノーシューハイキングはあきらめ標津町方面へ。まずはメロディーロード。ちょっと雪が積もっていたけどちゃんと「知床旅情」聞こえました。

 

サーモンパーク

そしてサーモン科学館へ。釣り師のM名人と群馬H氏は子供のようにイトウにかじりついています。それとチョウザメの指パクパク体験も爆笑。職員のNさんが見せてくれた大型チョウザメ腕パックリには驚愕!ここは面白い!皆んな大満足でサケがいないときでもオススメです。(特に魚好きには必見)

新春鉄ちゃん

旧川北駅で鉄ちゃん気分を味わい、

新春野付とど

ラーメン屋さんで得た情報から野付半島へ行くとトドの死体をキツネが独占。カラスがちょっかい、オオワシはジッと待つ、という構図の北海道の野生が見られました。トドは肋骨がすっかり出ていますがまだまだ動物たちの恵みになりそう。

キツネ野付

ここにいた何匹かのキツネは丸々していてタヌキのよう。夏のガリガリ君とは別の生き物のようです。

新春野付風景

野付半島の夕映え。凍った海面、島のように浮かぶドドワラやナラワラ。ここでしか、この季節にしか見られない風景。こんな絶景なのにあまり有名でないところが野付半島の良さかもしれません。オススメです。

 

 

 

 

藻琴山の冬は最高です!

稜線

今年もスノーシューツアー始まりました。雪は少ないのですが、逆に藻琴山までの道はまだ閉鎖も無く登ることができます。遠くに斜里岳と知床連山、オホーツクの町と屈斜路湖の風景を眼下に見ながらの稜線をあるきはこれが北海道の冬山からの風景か!と誰もが素晴らしいと思うでしょう。

屈斜路湖冬

最近の冬の荒天で今年は何度行けるかわかりませんが、間違いなくイチオシのスノーシュー軽登山ツアーの行き先です。

知床遠望

連山宿遠

今日は冷え込んだものの風のない穏やかな晴天で夕方は斜里岳は雲がかかりましたが知床連山が紫に染まりました。これは500メートルぐらい先から撮ったもので真ん中がウチなのですが、ズームで撮ると面白いもので

連山宿近

知床連山がすぐ近くに写ります。カメラとは面白いものですね。

庭の自然

エゾリス12月

お隣のYさん宅に最近遊びに来るエゾリス君。寒いのかお腹いっぱいなのか、ぽっちゃりした体が全く動きません。何かを考えているのかいないのか哲学者のような姿は野生動物でしばし見られる状態。ホント、何考えているんだろう?

アカゲラとヒヨドリ

すかざす撮った難しい写真の一コマ。枝にピントがあってしまいましたが、玄関前でアカゲラとヒヨドリがにらめっこしている様子。そういえば最近春~秋にくる小鳥が減ってきた気がします。これも環境の変化なのか?

リンゴ

今年の庭のリンゴは不作+虫食いでほとんどダメでした。リンゴは無農薬、無肥料だとかなり難しいと聞きていましたが、それがよくわかった今年です。

晴れつかの間

晴れ

 

この11月は70年ぶりとかの大雪。連日湿った雪が降り雪かきが重くて大変のなのですが、今日は夕方、神々しい姿の斜里岳が顔を出しました。すでに真冬の様相。ついにこの季節が来たんだと少し緊張するような感じです。

道東を楽しむ

鶴

 

寒々しい空の下、鶴居村方面に行ってみると牧草地帯のあちこちに普通に丹頂鶴がいました。オオワシとちがい人馴れしているので近くにいっても逃げません。アップで顔をみると黒い顔に黒く鋭い目をしていて見た目とも先日釣ったイトウとも対象的な冷ややかさ(といったら鶴ファンに怒られそうですが)を感じます。

サルボ

サルボ展望台にも行ってみました。急な階段をヒイヒイいいながら登ると「ああやっぱり釧路湿原だなぁ」と感じる広大さ。カヌーで川を漕いで、降りたら高いところから見る、というのがオススメの湿原の楽しみ方。

アメ釧路

 

帰路に先日いい想いをした釧路川でちょっと竿を出すと一投目からアメマスが顔を出しました。お腹はサケの卵でパンパン。グルメなやつらです。

澄みわたる

斜里1510

オホーツクの10月~11月中旬までは安定した秋晴れが続きます(近年はたまに爆弾とか台風とか物々しい低気圧が来ますが・・)。夕方の斜里岳や知床連山はハッとするほどの美しさ。川もサケで溢れかえっていて、森は紅葉。人も少なく、それほど寒くなく快適。10月に来られたことのない方は是非おいでください。おすすめです!