躍動と絶景

遡上来運

 

快晴の秋空に誘われて知床へ。まずは宿近くの沢を除くと・・いっぱいのサケが産卵行動!先日の台風と大雨で下流の捕獲施設を越えることができたようです。

オジロ15秋

海沿いの森にはオジロワシのつがい。そして写真は逃しましたがオオワシもいました!今シーズン1号です。

ちゃちゃ

紅葉の終盤の知床峠を越えると国後がホント近い!最高峰の爺爺岳(チャチャダケ)もクッキリ。

逆さ連山

五湖に写った冠雪した逆さ知床連山も見事。高架木道は中国の方たちで大賑わい??でしたが地上歩道は静かな散策が楽しめました。ちょっと一歩先の知床、オススメです。

初冠雪

初冠雪15

斜里岳がついに初冠雪。ウチのような斜里岳から至近距離から見た初冠雪は3日ほど前にあったのですが、一昨日まで雲がかかっていて網走気象台からはっきり見えた昨日がその日となりました。これからこの雪は解けたり降ったりを何度か繰り返し根雪となり、しかし平地はまだまだ暖かく根雪になるのは年によりかなり前後するけど大体12月中旬ごろ。天気も北風が吹くと寒々しい感じで日も短く気持ち的に、また体感的に寒いな、と感じるのは12月中旬~1月下旬だとおもいます。流氷の2月は皆さんが想像しているより寒くないのでオススメです。

色の変化

赤い樹々

雷雨の収まった先程、外を見ると黄色くなってきた樹々や落ち葉が紅く染まっている!これはどうしたんだ?とよく見てみると真っ赤な夕日が当たってより紅くなっている様子。ちょっと新鮮な驚きでした。

斜里岳 紅葉

増田紅葉

「こんなにキレイだとは思わなかった!」と四国から来られたMさん。斜里岳は初めてという2人と登ったのですが、両名とも登山については「こんなにキツイとは斜里岳をナメていました・・」との感想。う~ん、ボクとしては「そうだろう、そうだろう(笑)」ですね。

馬の背紅葉

でもゆっくり着実に登頂。山頂ではちょっと雲も出ましたが、なんといっても今年の紅葉は見事で、馬の背周辺も綺麗な秋の色。今シーズンは山頂までいくのはこれが最後となりそうですが、この色を見ることができて大満足でした。

虹のまち

虹しゃり

しっかり降った雨の上がり際、斜里岳から虹がのびていました。季節の変わり目のここ連日、はっきりしない天気が続いていますが、そろそろ秋晴れがほしいところです。

大雪山

姿見

年に一度は行きたくなる大雪山。今回は旭岳から間宮岳~裾合平と回ってきました。ロープウェーで簡単に来れる姿見の池。16年前にガイドでいつも来ていた場所。北海道に来てすぐの頃、あんまりにも必死だったので逆にあまり覚えていないのでした。

2旭

さすが人気の北海道最高峰、旭岳。このときはまだ晴れていて・・・

3

ひたすら、ヒイヒイいいながらの山頂は霧の中・・・成層火山って我慢と忍耐だ・・

4旭下山

少し下るとこの風景。壮大、雄大。大雪に来ると山の大きさを感じ、人の小ささを知ります。

5チングルマ

チングルマの綿毛も広大。これだけの群生地は他に無いのでは。

6地紅葉

紅葉も始まっていました。早い!

7間宮

間宮岳山頂周辺。この山は広大な大地が山頂なのです。不思議な風景。

8温度

気温は上部は急に下がって10数℃。歩くのにちょうどいい涼しさ。止まると寒いけど。

9温泉

高所にある中岳温泉。浅いなぁとおもっていると横にスコップが置いてありました。

10裾合

上から見る裾合平。いつまでも見ていたい風景。行き先は真ん中の登山道。

11リンドウ

いたるところにエゾオヤマリンドウが咲いていました。

12沼ノ原

次の日は天気を見ながら沼の原へ。ここまで荒れた急登の登山道を1時間、これまたヒイヒイいいながら登ったらご褒美のような高層湿原の風景。後ろはトムラウシ山。見事!

13沼ノ原トムラ

沼々をはさんで反対側は石狩岳。出来すぎているような自然の造形美。多様な楽しみ方のある大雪山。今回も最高でした。次はどこに登ろうかな。

14おしょろ

下山後、途中の川で毛鉤を振るとオショロコマがいました。大雪ダムに続くこの川はいくつもの砂防ダムで寸断されているのに、細々と、しかし脈々と命をつないでいるようです。

15虹

オホーツク海側へ降りてきて途中の川で小雨の中、ロッドを振ると30数センチのニジマスが遊んでくれました。大雪山トレッキングの余興的な釣りとしては大満足。山と川を満喫した2日間でした。

晴天へ

月斜里岳

やっと晴れの日が続くようになり、しかし気温は低くてすっかり秋模様。夕方、あまりにも見事な月の出にWebトップと同じアングルでパチリ。もう15年住んでいるけどやはり清里の風景は素敵です。明日は満月。月夜は明るくて星は少ないけど、月そのものを酒の肴にするのもいいものです。

雲上の斜里岳

雲海斜里

トレーニングとパトロールと兼ねて斜里岳の上二股まで行ってきました。下界は雨の振りそうな雲が垂れ込めていましたが、これも斜里岳の特徴、標高1000メートル付近からスコンと雲の上へ。雲海に浮かぶ斜里岳も一つの絶景。今回はちょっと裏山に行ってきた感じでしたが、この景色を見られてラッキーでした。ちなみに山の上は25℃、下界は18℃。こういうこともあるのですね。

素人写真

素人写真★

流星群を見ていたら星空を撮ってみたくなりました。これが初写真。お客さんの詳しい人に聞いてなんとか撮影してみましたが流れ星は写っていませんでしたが私のようなど素人ならこんなもんでしょう。でもせっかく最高の星空の下に住んでいるのだからこれからさらに楽しみたいと思います。最近気がついたのですが、ここ清里って晴天率が高く、畑作地帯で開けていて、しかし真っ暗なところが多く、星空観察、撮影には最適の場所だったのです!

躍動

さくらの滝201508

さくらの滝はジャンプ真っ盛り。6月には銀ピカだったサクラマスの魚体も黒と桜色の縞模様になってきて産卵が近いことを感じられるようになってきました。この滝を乗り越えていくのは1割ほどのようですが、後半の今はジャンプ力も落ちてきて成功する確率は低くなってきているようです。見頃は8月下旬まで。最後の力を振り絞ってもなかなか登れない姿が自分と重なって泣かせます・・

神の子201508

神の子池は定着しているオショロコマがのんびり泳ぎ、たまに落ちてくる虫をパクリとやっています。この周辺は数日前までアブが大発生しカメラも構えられないような状況でしたが、少し涼しくなった今は減ってきました。アブや蚊、ブヨなど厄介な虫ですが、そのような大発生があるからこその生き物の躍動は見事です。