考える遊びと感じる遊び

さいたまへの実家に行ったついでに小江戸(という呼び名で売っている)川越を歩いてきました。自分としては30年ぐらい前にバイクで行った以来。近いと行かない観光地とはこのこと。しかし川越は外人も多く、こんなしっかりしたところになっちゃったんだ、と思いました。しかし残念なのはメインストリートの車の交通量が多く少し危ないこと。多くの困難もあると思うけど、もうここまで有名になったら車の通行は止めるのが普通では・・?

あちこちにあったシェアリングのレンタサイクル。活用は今ひとつのようだけどこういうところはさすが都会、進んでいます。

有名な時の鐘。ほかにも神社もいくつか行きました。これは江戸時代のいつ頃?そのときの城主は?など、町の遊びは知的好奇心を追求する考える遊び。

そして食も楽しめます。さいたま名物さつまいもを使ったおこわ、うなぎ、煮物など純和風が嬉しい。その上意外にリーズナブルなのです。他にもさつまいもソフト、さつまいものお菓子など、食べすぎた~

そして北海道へ戻って・・

さっそく湖へ。気温は28℃・・暑いけど水は冷たい・・M名人のロッドが折れそうなぐらいひん曲がって・・

54センチのタラのようなヒレピンニジ。この重さは記録かも。

ワカサギを追っているアメマスを仕留めるとお腹がでっぷり。元気が良くてレンズに水滴が。

湖面の向こうに斜里岳の夕映え。(写ってないけど)空からダイブして魚を仕留めるミサゴ。後ろの森にはキツツキたちのドラミング、帰路はエゾタヌキに3回も遭遇。キタキツネ4回、エゾシカ多数。2人ともアメマス、ニジマスとも釣れて、(M名人は小サクラマスも)楽しく嬉しい今日の釣り。最後に大ニジをネットですくうときに逃してちょ~悔しい・・このように感じる遊びが満喫できるのが北海道の特徴でしょう。

こんな遊びも

この日は近い将来、自然体験と農業体験のツアーを町ぐるみでやるため、お世話になる予定の旅行会社の方々をご案内。まずは定番の神の子池スノーシューツアーを急ぎ足で歩きました。この時期にしては珍しく氷点下15℃ほどに冷えこんだのでしぶき氷の造形物もあちこちで見事です。

私のツアーはちょっとの冒険もあります!枝を掛けただけの一本橋をプルプルしながら渡りました。

昼食はtokotokoさんのランチBOX。これはヘルシーで見た目も味もナショナルレベル。どこで食べたかというと!!

畑のど真ん中!大きな青空、斜里岳。極上の野外レストラン。日差しは強く風は弱く寒さも感じません。

再びスノーシューを履き、町営牧場の一本の白樺へ。

皆で駆け下ります!自然に出るバンザイ!

駆け下りた先の森で出会ったエゾフクロウ。皆、じっと観察。(昼寝中おじゃましました)こちらはあまり観察されず。フクロウは幸せを感じさせる癒やしの鳥。ラッキーでした。これからの清里町、ご注目ください!

 

 

 

 

新しい昼食

知床五湖へ行く途中、知床自然センターで初昼食。鹿肉キーマカレー。クセが無く鹿肉ということがわからないほど。

鹿肉のスープカレーもなかなかオシャレな作りでした。それぞれキッシュ付きです。

一湖の展望台のところは強風で雪が舞いかなりの寒さ。写真を撮るとざらついたように飛んでいる雪が写ります。

ここまでビッシリ流氷が来たのは何年ぶりでしょうか。素晴らしい!今が見頃です。

解けたなぁ~雪

今日も知床へ。昨日は数羽しかいなかったオオワシが何羽も飛んでいたのでよく見ると海岸に打ち上げられた何らかの動物があるようで、それに集まっている様子。カラスも含めて野生動物はさすが目ざといです。

ウトロのGVOさんで昼食。看板メニューはウニトマトクリームパスタ。美味いです。眺めも良く素晴らしいカフェ。

フレペの周辺は雪が稀に見る少なさで3月中旬の風景。一昨日の暖気と雨で一気に解けましたがまた降るでしょう。流氷は沖合10㌔ぐらいのところにあるようでした。明日あたり来るかなぁ・・

ジビエ・だよね・?

ランチはウトロの道の駅。ボクも初めてのエゾシカソースカツ丼。いかにも脂肪分の少ない黒々とした鹿肉は硬いけど筋張ってなく、お~これが鹿か!意外に食べやすいじゃん、というのが感想。他にもエゾシカカレーやイクラ関係もあるので道の駅としてはいい感じです。

食後は知床五湖。薄日が射すぐらいの寒い日ではありましたが、暖気の後の寒気で凍りついた雪面をカリカリ、ザシャーザシャーと歩くのも北海道らしい一面でした。

完成!

網走湖で釣ってきたワカサギの甘露煮、完成です。最初に作ったときは釣ってすぐに煮ていたので頭がみな取れてしまい見栄えが良くなったのですが、3日ぐらい氷点下の寒空の下で干して水分を飛ばしたのが功を奏してうまくいきました。醤油、みりん、砂糖、酒の分量はクックパッドなどのレシピを参考に砂糖と醤油を減らしたり、酒を増やしたりしましたが、一番のポイントは水分を飛ばすときに焦がさないようにほぼ付きっきりに煮汁の量をみていて少し残った状態で火を止めること。糖分が多いので気を抜くとすぐに焦げてしまいます。さて夕食の一品としてお出ししますが、2月のお客さんの分ぐらいはあるかな・・?いや足りないだろうから再度出漁しなくては・・(釣りに行きたい口実)

効率化

天気予報のとおり、今シーズン初のそれなりの吹雪になりました。(昨日遊びに行ってよかった!)釧網線は運休、通学に鉄道を使う生徒は特別休暇という休みです。こんな日は天気の悪い日にやろう、と思っていた事務仕事や食材の仕込み、大工仕事や掃除,webの管理など、を”あ~だらだらしたい・・”という気持ちと戦いながら少しづつこなしていきます。

まずは昨日釣ってきたチカを3枚におろして昼食のおかず用に。干していた先日のワカサギを甘露煮に。これも仕事なんだか趣味なんだか・・?よく趣味を仕事にするもんじゃない、という方も多いですが、ボクは趣味を仕事にできた人間は幸せだと思います。・・・北海道の田舎で自分の好きな仕事をしたい!という方は是非一歩踏み出してみてください。小さな店でも会社でもいいので起業人、待っています!

年末年始

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清里産のそば粉で私の手打ちした年越しそばを食べてしばし酒盛りの後、無風、氷点下6℃の中、新年0時の時報を聞きつつ暗闇の中を恒例の来運神社へ初詣。

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今年も神社の中にいる方々に手を合わせ・?お神酒をもらいおみくじを引きました。しかし毎年目に見えて人が少なくなってきています・・マズイよなぁ~過疎・・

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斜里岳から昇る初日の出。これだけの晴天の元日は久しぶり。今年も楽しく過ごせますように!

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今年のおせちは釣ったサケのイクラもしっかりあります。

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スノーシューを履き、3年ぶりに一本の白樺へ。木の高さ、太さが1.5倍ぐらいになっていました。時間の経過を実感。

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そこから斜里岳へ向かい一気降り。爽快

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川筋には少ないながらもオオワシ、オジロワシが佇んでいて、時折「クワックワックワッ」と鳴いています。やはりデカイ。

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帰路、家の近くでYさんがエゾフクロウを見つけました!福を呼ぶフクロウ。今年もいいことありそう!

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夕焼けが見事でした。皆さん今年もよろしくお願いいたします。

毎年遅刻

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いつも「早くやらなくちゃぁ~」と思いつつ、遊んでばかりでいつも遅くなってしまう薪割り。今年は薪として集めた量も少なく、また枝ばかりなので丸のこでササッと切って終了、というつもりですが積雪が多いおかげでこのように薪切りをする段取りまでまず除雪。このときの気温は氷点下7℃なのに汗が出てきます。除雪もどこにどう捨てたらこれから降ったときに捨てやすいか、邪魔にならないか、をよく考えてやらねば後で余計面倒なことになります。(ただ周りに山にしちゃうと次の除雪のときにその固くなった山の向こうに捨てなくてはならない。どこに除雪しているかを見れば雪国暮らしに慣れているかどうかわかります)除雪はまず先読み。今シーズンはどのような冬になるか楽しみです。

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家庭用ですが真空パック器を購入しました。いつもひと月もすると冷凍焼けしてしまっていたサケトバもこれでしばらく大丈夫。こういう機械は密閉するのにギュッと押す力をかけるので、プラスチックの耐久性が心配ですが、パッキングの状態には満足。釣った魚も加工して商品化できそうです。

サケトバ作り

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今年は不漁だったサケ。魚もやっと釣れたときに丸ごと冷凍しておいたものを一晩かけて解凍です。サケ3匹にマス3匹。

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サケは捌くのが大仕事。冷凍すると解凍したときにヌメリが多く出てくるので、それを包丁やヘラ、たわしなどでこすってしっかり取ります。私流では、片手で吊るして包丁で尾びれ以外のヒレを取り内蔵を出して、血合いもハブラシでしっかりキレイに取ってから3枚下ろし。頭もエラをとって(これが手間・・)骨とともにアラ汁用に細かく切る、というか出刃包丁で砕く感じ。カマの部分は塩を降って冷蔵庫で2~3日熟成。焼いて食べるととても美味しいです。アバラ骨もそぐように切ってようやく下ごしらえ完了。テーブルの上はヌメリ、血などでけっこう修羅場。これを普通の家庭の台所でやったら奥方からはかなりヒンシュクをかうでしょう・・・

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そして粗塩をキツめに表裏に振り、3時間ほどなじませます。

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塩をさっと洗い流してあとは干し。ある程度水分が抜けたらカッターで切れ目を入れてさらに乾かして(熟成)12月中旬頃に完成予定。あ~楽しみ。

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サケもマスもメスには筋子が。冷凍した卵は潰れやすくてイクラにほぐすのが難航。特に軟らかいマスの卵は3分の一ぐらいの量になってしまいましたが、なんとか冷蔵庫で醤油漬け込み中。今年のお正月のおせちにはお出しできそうです。