スノーシューツアー神の子池・摩周湖編

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神の子池へ向かう途中の樹木に乗っていた雪の塊。まるでクレーンで載せたよう。木がかわいそうで、いや、なんとなく落としました。極めてきれいな沢のほとりの森で女性二人が雪で遊んでいるというのもいい感じです。

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再び藻琴山へ向かうつもりが吹雪の後処理で道が通行止めのため摩周湖の外輪山へ。1時間半ほど歩いたピークを目指しました。観光客でごったがえす展望台とは全く違う静かな摩周湖もずっと間近に歩いていると身体に馴染んでいくのがわかるようです。そしてどこにパワーが潜んでいるのか、カラの類の小鳥たちは真冬も元気です。

スノーシューツアー知床編

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天候が安定しなかった知床方面。でも北風が強く吹いたおかげで流氷どおしが乗り上げて芸術を造っています。この時は沖合いからちょっとした吹雪がやってくるのが良く見えました。寒かったけどきれいだったなぁ!

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そして幻の沼といわれているポンホロ沼へ。行くときにちょっと迷ってしまいホントに幻になってしまうところだったけど、無事到着。次回は晴天のときの羅臼岳に期待しましょう。

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男の涙、象の鼻、フレぺの滝とどれもいい風景ですが、この日はかなりの地吹雪の後で樹木が霧氷で縁どられてとてもきれい。嵐がもたらした造形美にカメラを向けました。

スノーシューツアー藻琴山編

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ここ連日スノーシューツアーに行っていました。
藻琴山は気軽に登れる山として最高です。今年の樹氷は控えめですがやはり素晴らしい造形美!この自然の芸術越しに見える風景が流氷のオホーツク海、斜里岳、知床連山、屈斜路湖、阿寒の山々などの大パノラマ。

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山頂では皆最高の笑顔を見せてくれます。

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下山のコースは大雪面を一気降り。そして転倒者続出!爆笑!面白いったらありません。

神の子池も大雪!

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ここ連日悪天候が続き、一日中雪と格闘しています。昨日は久しぶりの神の子池スノーシューツアー。まず車を停める場所を雪かきし歩き始めたのですが、すごい新雪でスノーシューを履いていても膝までもぐるほど。今日はボクらが道付けのラッセルか・・とぜいぜいと息を切らしお客さんと先頭を交代しながら歩いていきました。雪が湿っていて重いので、もぐった足をあげるのも大変・・これほど体力を使う神の子池は初めてかもしれません。でも豪雪に見舞われた池はまた違った雰囲気でいいものです。

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これは今朝の名犬?ムギ。せっかく犬小屋も雪かきして入れるようにしたのにわざわざ吹雪の中で寝ています。やはり雪に埋もれ、雪の布団をかぶるのが風除けにもなり一番暖かいようです・・でも甘やかしているボクはつい、外玄関と内玄関の間の風除室に入れてあげてしまいました。嬉しそうだな。
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原生林の中の沼

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知床の原生林の中にあるポンホロ沼にスノーシューで行ってきました。案内してくれたのは知床のプロガイドPikki(ピッキ)の若月氏、知床ではすでにベテランの域に入る氏はさすが!コースも知り尽くしています。
昨日より急に気温が上がって雪が降ったり、霧が出たのでトドマツの葉は針を突き並べたような霧氷で厚化粧。

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1時間半ほどゆるい登りを歩き、鞍部をすぎると目的のポンホロ沼。気分よく沼の真ん中で昼食です。ここは春~秋はヒグマやダニがいて誰でも気楽には行けないところですが、冬もやっぱり気楽に、というほどわかりやすくはないところなので一般的にはまだあまり有名ではありません。でもこれが知床の奥深さでしょう。

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帰りはちょうど日の入りにあたりました。流氷原に沈む夕陽はいつ見ても不思議な感じです。

流氷接岸!・・極寒・・

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目まぐるしく天候が変わって視界が開けた朝、宿から見た斜里の沖合に流氷が現れました。強い北西の風に流され、みるみるうちに接岸。車を走らせ港と浜に向かうとまだ密度は濃くないものの、岸から数十~数百メートルは流氷、その向こう数百メートル~数キロは海面、そしてまた沖合は流氷という状況でした。
まだ北西の風が強く吹き続けているのでさらに流氷は押し寄せるでしょう。
ちなみに真ん中の黒い点はオオワシです。

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しかし極寒・・気温こそ氷点下10℃と大したことないのですが、風が冷たい、を通り越して痛い!天候もどんよりしていて初冬の天候です。これからびっしり接岸すると、流氷の上空には小さな高気圧ができるとのことで晴れが続きます。青空と流氷の最高の写真が撮れるのももうすぐ。写真好きの方、冬のオホーツクは被写体は無限ですよ~
・・それにしても今日の斜里港のテトラポットの氷結、寒そうでしょ・・

鹿、多すぎ!

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冬の別海町、走古丹(はしりコタン)。噂どおりの鹿・しか・シカ・・!海に突き出た砂嘴(さし)にあるここは雪が少ないのでエサの草が掘りやすく、逃げ込める森もあって冬の越冬場所になっていて、番屋や民家の庭先に何百頭という群れが・・。道路も頻繁に横切るため運転も注意が必要だけど、地元の人はさっとスピードをゆるめてかわし、慣れたものです。
これはもう、どんどん食べなくてはなりません。エゾシカハンバーガーもあちこちにあるので北海道にきたら是非たべてみてください。意外にフツーのバーガーで美味しいですよ。

楽しかった正月ツアー

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今年もよろしくお願いいたします。
年末年始は体調が悪くてご迷惑をおかけしたこともありましたが、やっぱり楽しい!!
恒例の来運神社への初詣はちょうど元日の0時。おみくじもネタ的には大凶がほしかったものの皆吉以上。いいことがあるでしょう。

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おせち料理を食べてから元日は清里の絶景へご案内。快晴となりオオワシが斜里岳をバックにいい感じで留まっていました。
良いカメラとレンズがあったら最高の写真が撮れたでしょう。

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一面の雪面を思い思いに下る。解放~

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今年初の試みで、宿の奥の丘からスノーシューで歩いて戻ってきました。だれーもいない斜里岳の風景を歩く爽快・・
これは来年以降もやりたいです。とても素晴らしかったのでレギュラーメニューにしようかな。

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2日は冬のさくらの滝へハイキング。川の底が凍りついていました。

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最後は皆で夕飯のおかず釣り。魚は小さくて写真には載せられないけど結構釣れました。うまかったなぁ~

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網走港で釣りをしていると港産の流氷が・・釣れなかったけどきれいでした。

次の正月も楽しみましょう。
それと早くも網走沖にホントの流氷が来たようです。来週には見られるかな。

多雪年の楽しみ

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大雪でまだ締まっていない雪面をラッセルしながら今シーズン初の神の子池ツアー。スノーシューでの森散策はとても平和でいい時間。まだ未経験の方は是非!

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知床方面に行ったところようやくウトロトンネルが出来ていました。あのカメ岩のお尻の狭い部分もついにさよならです。

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全面結氷寸前の遠音別川。橋からのぞくとまだサケがいっぱい!海が荒れていなければまだ釣れそうです。(もちろん海でね)

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知床の川はどこもこのように岩が雪でこんもりしていて大福餅のよう。自然の造形は素晴らしい!

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一生懸命歩いて山奥の露天風呂へ。葉っぱの除去が大変だったけど最高、極楽。でも一度入ると出たくない、というか出る勇気が必要です・・

大雪の年となるか?

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まもなく冬のツアーも開始となるため神の子池の入り口の様子を見に行ってきました。
清里にきて12年経ちますが、いままでで一番積雪が多い!!正月でも車で池まで行けてしまうときもあるのに、林道入り口ですでにストックの高さほどもあり、スノーシューで歩いてもかなりのラッセルでした・・こりゃー冬そうそう意味面白そうです。
北海道は温暖化が進むと低気圧が増えて積雪が増えるといわれていますが、これはその影響なのか・・?でも地球規模では温暖化は止まっているという説もあるし、太陽の活動はこれから何十年か低くなり低温傾向になる、とか氷河期に向かっている、とかいろいろだけど、人の人生という時間の尺度では年による多少の違い、ぐらいのものなのかもしれません。