斜里岳登山シーズンスタート・・にはまだ早いか・・

今年も行ってきました、斜里岳。ここ数年の中では雪も水も少ないです。

羽衣の滝周辺も6月下旬頃の様相。

おっかないところ、あります。踏み抜いたらヤバイなぁ・・

ここもかなりヤバイなぁ・・・

股まで、胸まで、何度も踏み抜きました。まあ怪我しなくてよかった。

ここ、上二股です。無雪期と様相が違うので油断するとそのまま登ってきた旧道コースを降りてしまいそう。

上部に行くと雪がほとんど無いところもあります。山の上ほど雪が残る、ということとは限りません。今回の全行程の5分の4は雪の無い登山道でした。

馬の背へ続く雪渓。帰路はグリセード(足滑り)で楽しめました。

馬の背から上は大パノラマ。ちょっと薄曇りですが、知床連山、オホーツク海、国後島、摩周湖、屈斜路湖、野付半島、根室半島まで見えました。

馬の背から上はしばらくキレイに残雪。でもしっかり制動も効いて怖くはありません。

誰もいない山頂。我が家も見えました。

帰路の新道コースの稜線上のパノラマの風景。山頂が見えます。

今年最後かなぁ~と思われるチシマザクラも楽しめました。でもこの時期はまだ初めての方には危険度の高い状況です。でもあと2週間もしたら通常の夏山の状況になると予想しています。斜里岳はけっこうキツイ山ですがそれだけに充実感の高い山。是非チャレンジしてみてください。

 

 

摩周湖探検

暑い!30℃近い気温の中、摩周湖外輪山のけもの道を歩いてきました。メンバーはプロガイドの知床サイクリングサポート西原氏http://www.shiretokocycling.com/ja/、知床アルパ笠井氏https://www.shiretoko-arpa.com/、きよさと観光協会K嬢。彼らがいれば道に迷ってもクマが出ても?ダニが出ても?安心。(知床のガイドさんってトータルのレベルかなり高いです)外輪山の稜線は風の通り道ということもあり、笹の丈も低く、また疎林でもありエゾシカとヒグマのけもの道が続いていて意外と歩きやすかったです。

湖岸の火山灰の崖が崩れているところの水中は青。これも摩周ブルーの一つでしょう。

2時間近く歩き通称「西原展望台」からの摩周湖の絶景。摩周岳、西別岳、後ろは斜里岳。

帰路はエゾエンゴサクの咲く道なき道を歩き

地図にはない、縱橫に走っている林道を歩いて神の子池まで降りてきました。今回は新たなハイキング、サイクリングコース発掘のための探検。まだまだ楽しいコースが作れそうです。

考える遊びと感じる遊び

さいたまへの実家に行ったついでに小江戸(という呼び名で売っている)川越を歩いてきました。自分としては30年ぐらい前にバイクで行った以来。近いと行かない観光地とはこのこと。しかし川越は外人も多く、こんなしっかりしたところになっちゃったんだ、と思いました。しかし残念なのはメインストリートの車の交通量が多く少し危ないこと。多くの困難もあると思うけど、もうここまで有名になったら車の通行は止めるのが普通では・・?

あちこちにあったシェアリングのレンタサイクル。活用は今ひとつのようだけどこういうところはさすが都会、進んでいます。

有名な時の鐘。ほかにも神社もいくつか行きました。これは江戸時代のいつ頃?そのときの城主は?など、町の遊びは知的好奇心を追求する考える遊び。

そして食も楽しめます。さいたま名物さつまいもを使ったおこわ、うなぎ、煮物など純和風が嬉しい。その上意外にリーズナブルなのです。他にもさつまいもソフト、さつまいものお菓子など、食べすぎた~

そして北海道へ戻って・・

さっそく湖へ。気温は28℃・・暑いけど水は冷たい・・M名人のロッドが折れそうなぐらいひん曲がって・・

54センチのタラのようなヒレピンニジ。この重さは記録かも。

ワカサギを追っているアメマスを仕留めるとお腹がでっぷり。元気が良くてレンズに水滴が。

湖面の向こうに斜里岳の夕映え。(写ってないけど)空からダイブして魚を仕留めるミサゴ。後ろの森にはキツツキたちのドラミング、帰路はエゾタヌキに3回も遭遇。キタキツネ4回、エゾシカ多数。2人ともアメマス、ニジマスとも釣れて、(M名人は小サクラマスも)楽しく嬉しい今日の釣り。最後に大ニジをネットですくうときに逃してちょ~悔しい・・このように感じる遊びが満喫できるのが北海道の特徴でしょう。

満開

我が家のサクラも満開になりました。薄いピンクで葉っぱも同時に出る、北海道のサクラであるエゾヤマザクラ。これから山のチシマザクラがまだひと月以上先に咲くので楽しみは続きます。

モヤの世界

GWも終わり、春本番。さっそく湖に出陣しましたが、風が強いので畑の土ぼこりも舞っているのですが、空気全体がなんか黄色っぽい・・目も痒いし・・ニュースを見て納得、黄砂がこんなところまでやってきていたのでした。ここ数日かなり強い南西の風が吹いたからでしょう。あんまり嬉しくない自然現象でした。

もうすぐポンッ!

GW、知床峠が開通になったり、ならなかったり、今日は最高気温が29℃!それなのに海のほうへ2キロも行くと5℃ほども下がったりと服装も難しい季節。しかし宿の周りのシラカバは着実に新芽がひらき、もうすぐ一気にポンッと葉が一斉に開きます。そして桜の季節ももうすぐ。春と夏が混ざってやってきました。

茶色の季節

今日は暖かく、外の温度計は18℃。一昨日積もっていた雪もすぐに解けて茶色の季節がやってきました。これで晴れが続いて乾燥し風が吹くと大地だけでなく、土ぼこりで空間も茶色くなります。(どうか風、あんまり吹きませんように!)そしてなかなか写真に撮れないのですが、キタキツネがとても活発に昼間から獲物を探しています。よく見るとネズミをくわえているのが多いのですが、それは母ギツネで巣穴で子育ての最中なのです。鹿やタヌキ(エゾタヌキという本州とほぼ同じ亜種)キツツキやリス、そしてヒグマなど動物たちも活発になってきました。GWに来られる方はまだ樹々に葉が生い茂らないこの時期は動物たちを見かける確率が高いのでカメラはすぐに写せる状態にしておくことをおすすめします。

そして夕方の一瞬、輝いた斜里岳。素晴らしくキレイでした。

 

挨拶に戻ってきてくれた

北風にのって小清水から網走までの海岸に再び接岸した最終盤の流氷。もうかなり解け、角が丸くなって絞った後のスポンジのようになっていました。岸から約500㍍ぐらいの幅でしたが、この時期にこれだけの流氷が見られるのはこの16年間で2度めです。

次に暖かい日が来たらついに無くなると思いますが、最後まで楽しませてくれた流氷に今年も感謝です。

北海道の野生を堪能する

空にはミサゴが舞い、水面にはもうすぐ北に向かう白鳥が泳ぐ屈斜路湖。こんな光景の中で釣りをするのは至福の時間。今シーズンも始まりました。初日なので、まあ釣れなくても仕方ないだろう・・しかし黒いカワゲラがいっぱいいてうっとおしいなぁ・・と思ってフライを投げると・・

 

釣れました!今年はこんなに早い時期からメタボが多く、パワーも素晴らしい!ニジマスのようなテールウォークも。

水面には白鳥、後ろはこの冬もよく登った藻琴山。上から見ていた湖面、下から見上げる山頂。ここは自然に溶け込んでいる感覚がとてもいいのです。また近いうちに来よう。

シーズンの締めはモアン山

モアン山はスノーシューマラソン大会が開かれていて、駆け抜けるランナーの中、清里応援団・・?の東京のデザイナーさん、ライターさん、カメラマンさん、大学の先生たちと大雪原を堪能。

日本の中心部で活躍されている皆さんに北海道の雄大さを感じてもらえました。ちょっとつらかったかもしれませんが、感性を刺激するもの、あったかな・・?

これにて冬のツアーは終了。今シーズンは流氷バッチリ、天気も良く、新コースのモアン山も楽しくて充実したツアーができました。今日から宿も休館。再開はGW前からですが、日曜大工、掃除に片付け、事務仕事、そしてなにより遊びと楽しく忙しい日々になりそうです。