真冬の暖気はヤバイ

外の温度計は6℃まで上がり真冬なのに小春日和。雪解けも一気に進みました・・困るなぁ・・軒下の修理のために屋根から落ちてくるしずくを無くすためまずは雪下ろし。やっぱり屋根は5寸勾配ぐらいの傾きで雪が自然に落ちるほうがいいです。もし北海道で高性能でスタンダードな家を建てたいな、と思った方は私の失敗談もお伝えします・・

元日から修理

皆様、今年もよろしくお願いいたします!正月から氷上穴釣りだ!と意気込んでいたけど吹雪で断念。元日らしくだらだらした後、除雪機の修理です。毎度ボクの修理の腕を磨いてくれる・?こいつは今度は前進後進切り替えレバーのワイヤーの交換。昨年一番忙しいときに破断しやがったのでパーツだけ取り寄せてそのままにしていたのです。いままでは前進しかできなくなっていたけど力技で方向転換して使っていました。

まずはそっと横倒しに。なんかオイルがダダ漏れしたので反対側に倒しなおし。そして毎度ながらいろいろパーツを外さないと手が入らない、外してもスパナやペンチがあちこち干渉して極めて入りづらい回しづらい構造・・

切れたワイヤーがどうしてもL字金物から外れなくてペンチでひん曲げて取り外しました。なんでこうも整備性を考えないで設計するかなぁ・・・

氷点下の中、寝転んで作業していたので使っていない足の感覚が無くなってきました・・・でもなんとか修理完了。調整して無事前後に動くようになりました。が・・!キャタピラーの破断寸前を発見・・3万円ほどの出費と次の作業のことを考えると元日から気が重くなるのでした。こういう時は釣りに行こう!

 

ちょっと命がけ・・

Amazonでもっとも長い8mの高枝切りノコギリを購入。柄がグラスファイバーの継手になっていてクチコミ通りめちゃ重い!軟らかくてしなるので縦にするのも横に下ろすのもコツと腕力が必要ですがホント高いところまで切れて満足!

ちょっと見づらいかもしれないけど、まず切りたかったのは家のほうも傾いている列の真ん中ぐらいのシラカバ。倒れると家屋直撃なのでその木だけなんとかして横に倒したかったのです。そのためにまず倒したい方向の隣やその隣の木の枝を切除。そして木登りの道具を使って木の上のほうの枝にロープを掛けて車に結び、倒す方向にテンションをかけ、幹を少しづつ手ノコで切っていきました。

少しずつノコで切り進めると同時に少しずつ倒れていくはず・・と思いきや直径の4分の3ぐらいまで切ったところでいきなりバキッと裂けて家に倒れました・・たまたま窓と窓の間の壁に枝が当たったからよかったけど窓だったら割れていたし、木に掛けていた梯子から素早く逃げなければ折れた幹がボクに当たっていたかもしれない・・業者に頼んだら高所作業車やら何人も職人がくるやらで金銭的にも大変だと思ったので自分でなんとかしようとおもってやったけど、この作業は危なかった!そろそろ命がけでの作業はやめにしないと、次こそホントに命が・・と肝を冷やした作業でした。反省・・・

しかし斜里岳はキレイだった・・

 

一夜干しとトバ作り

恒例のサケトバ作り。今シーズンはトバ用のサケがあまり釣れなかったので(銀ピカの料理用はけっこう釣れた!)まず3分の2匹分。尻尾のほうはサケフレークにして食べちゃったので半端です。皮はブナ色だったので身も白いかなぁ?と思ったら赤くて美味でトバにはちょっともったいないけどまあ作ります。そして先月釣って捌いておいたコマイも一夜干しに。一緒に釣ったカレイやソイも一緒に干してみよう・・塩加減が難しいなぁ・・うまくいくかな・・

網に入れて干したけど1時間もしたらカチコチに・・12月は日差しも弱く北風も強くて一年で一番体感温度が低いけど今年は特に寒い!朝晩は氷点下10℃、昼でも氷点下3℃ぐらいで日陰でエアコンの室外機にカバーをつけていたら手足の感覚が無くなりました・・(凍傷までではないので魚と同じくお湯で解凍・)こんな温度でも少しづつ乾燥、熟成されてくるはずなので日々観察です。

積雪はウチは5cmぐらい。知床のほうはいつも降っているのが見えるのでもっと積もっているでしょう。スノーシューでの森と山の散策が楽しみです。

水抜き

初冬、北海道のような寒冷地で忘れてはならないのが水抜きという作業。水抜き栓というレバーを下げ水道管に残った水を流すのが基本ですが、それにプラスしてウチの別棟のように春まで使わないところの蛇口などの水栓器具やボイラーの水を抜かねばなりません。毎年慎重にやってきた水抜きだけど、この春にはまだ新しいシャワーブースのカランが見事に凍結し膨張、破損。氷の融けと同時に水が噴き出して部屋が水浸しになったのです。あれってもしかしたら水抜きの出来ない寒冷地用じゃないカランだったのかも・・余計な出費3万円でした‥(涙)

ここも失敗から学んだ温水暖房便座。15年ぐらい前にここの水を抜くのを知らなくて何日か留守にして帰宅。暖房を付けたらトイレが水浸しに・・便座が割れたのです・・余計な出費3万円・・(涙)

こうして高い授業料を払って覚えていった水抜き。最後は床下に潜って水道管の水も抜きます。基本的な考えは地上に出ている器具や管の水はすべて抜き、抜けない便器の水や流しや洗面台などのトラップ(水を溜めて下水の匂いが上がってこないようにする仕掛け)には凍結防止剤を流し込む、というのが一連の作業です。それか電気代や燃料代はかかるけど最弱の暖房をかけておくか便座などは暖房を付けっぱなしにしておくか。(それでも知り合いの別荘では最弱の暖房でも月5万円の電気代がかかっています・・)でも最低気温がまだ氷点下20℃ぐらいだからいいけどシベリアなどの氷点下50℃以下になると軽油が凍ったりプラスチックやゴムなども少しの力で割れたりして生活は要注意みたい。極寒冷地の動画、面白いので見てみてください。

残業

北海道の晩秋は3時のおやつだよ~なんて言っているうちに暗くなってきます。今日は曇りということもあって16時半なのにすでに真っ暗。エゾシカの鳴き声が暗闇に響き渡っていますがまだ夕食まで時間があるな~ということで大工仕事。明るい投光器をセットして手元を照らしながら怪我をしないようにスライド丸鋸をつかって切ったりインパクトドライバーでネジ留めしたり。気温は0℃近いけど風が無ければそこそこの防寒で肉体労働はちょうどいいぐらい。午前中に作業を進めておくのが北国の今の季節の働き方でしょう。

四寒三温

昨晩は今シーズン初の本格的な雪が降り5センチぐらい積もりました。斜里岳も麓から真っ白。

車のワイパーも冬用に交換。雪払い用のブラシを出し、外の水道も凍結で壊れないように水道管や蛇口の水を落とし冬支度。でも11月は15℃ぐらいになるときもあり道路も平地では朝晩の冷え込んだ時以外は凍結もせずに普通に走れます。そろそろ冬鳥であるオオワシも来るころ。これからは宿や庭、樹木のメンテナンスに掃除、改装、薪割り、ホームページの見直し、観光関係の仕事とたまった仕事を焦らず片づけていく日々。そして食材調達のために海にも行かなくては。鮭トバ用のサケがあと何匹が欲しいな・・

刺身のために釣る

昨日、一昨日と天気のいいうちに2台とも冬タイヤへ交換。平地の日中は11月末以降にならないとまず凍結しないけど、峠越えや朝晩走るときの万が一に備えます。

サケがあまりにも釣れないので今まで午後しか行かなかったのに今シーズンは朝から(といっても6時ぐらいから)出陣することにしました。若かりし頃は早起きが苦手で夕方釣れるフライフィッシングに没頭してきたけど、昨今、早起きしてみると意外と普通に爽やかに起きれます・・これって歳だな(涙)・・そして知床の磯へ。雨が降りそう・・

サケの気配は全くなくジグにも来ないのでエビをつけてぶっこみ釣り。かわいいカレイとフグが釣れました。フグは怒ってふくらみギューギュー言ってます。2つともリリースしたけどフグの方のハリスはボロボロ・・ホント歯が鋭いのです。

3回投げると一回あたりがある感じで30cmと35cmのマガレイが釣れました。さすが知床!このあと急に雨が強くなり強い北風に変わり波も出てきたので撤収。このように急変するのも知床の天候。一匹は刺身用にサクにして冷蔵庫で2日寝かせて熟成予定。きっと最高の味でしょう。海が荒れる時は湖へ。湖がべた凪のような釣れない時は海へ。忙しく楽しい季節がやってきました!

 

 

玄関、閉まりました

湿度の極めて高かった北海道らしくない夏が過ぎ、ようやく晴れが続いています。湿気を吸って伸び、閉まらなくなっていた内玄関と外玄関の木製のドアもきちんと閉まるようになりました。木は生きている!しかしまた湿気が入って閉まらなくなると厄介なので風の無い晴天初冬の休館日に再々塗装をしようとおもいます。ちなみに今日はサケ、釣れませんでした・・

虹の季節と湿度100%の不具合

今日は家が揺れるほどの突風と大雨にビックリしたけど、のちに穏やかな天候となり昨日に続ききれいな虹が出ました。この夏は湿度がずっと高くてとても暑い夏。庭にはキノコがあちこちに生え、掃除のときのモップが滑らなくて汗だくの日々。

北国の玄関ドアは冬に直接冷気が入らないように風除室という空間を挟んで2つあるのだけど、濡れることのない内側のドアが湿気を吸って伸び、閉まらなくなってしまいました・・これは開業以来初だな・・

外側のドアも湿気+雨がたたきつけたおかげで閉まらなくなってしまいました・・防犯上、強引に閉めればなんとか閉まるので施錠できますが削ってしまうと乾燥したときにスカスカになってしまいます。秋晴が続き、乾燥したときにしっかり再塗装をして湿気を吸わないようにしようと思います。