うさ子とうさお

今日は格納してあるCBを出しガソリンをすべて入れ替えてエンジンを回し敷地内をぐるぐる回ってみました。バッテリーは死んでいるけど車とつないでかけたら一発で始動!さすが昔の単純なバイクは丈夫です。XLRも始動。軽快で気持ちいい!

またウサギがいるよ!と女将に言うとホントだ!と明後日のほうを向いて喜んでいます。ついに頭いったか!?と思ったらそっちにも一匹こっちにも一匹の計2匹!

バイクで近くを通ると逃げるそぶりだけでじっとしていました。キツネも結構いるけどじっとしていると他の動物は気が付きづらいみたい。ボクら人間にはすっかり慣れたようで3メートルぐらい近寄っても逃げません。「うさ子」と「うさお」と名付けたけど2匹の判別不能・・しばらくウチの庭に居候のようです。

さくら咲く

もう雪は積もらないだろう、とうことで夏タイヤへ交換。ラクティスはタイヤが小さいので軽いけどヴォクシーは重くてポンコツの体には堪えます・・久しぶりに洗車をしたらヴォクシーはホワイトニングしたように白くなりました!

近くでブンブン音がしているな、と思ったら蜜を吸いに来たハチ。お尻が白いのでたぶんセイヨウオオマルハナバチ?そうなら特定外来生物で駆除対象だけど、似ている在来種もいるようなのでそのままにしておきました。

清里町の街中の緑が丘公園はさくらが7分咲き。

基本的にエゾヤマザクラだとおもうけど花の色は白かったり薄いピンクだったり。葉っぱと花が同時に出ているのは野生種らしい・

斜里川沿いの土手がさくらの道になっています。この冬は極端な暖冬だったのでGW前半ごろに咲くかなと思ったけど今頃。自然はいつもアナログで意外に・という楽しさを見せてくれるのでした。

 

 

今年のGW

今年のGWも多くの方に来ていただき感謝しかありません。連休とはいえ今回は前半と後半に分かれたような来客で序盤は雪が積もったり虹が出たりと天候不順でした。でもいろいろな動物が見られたり、ボクとしては心に残るバイクや車、また職業の方もいて宿業の楽しさも満喫できました。

今年のライダー1号は神奈川のSさん。CB750+集合管のサウンドにはいつもうっとりです。

中部地方からお越しのTさんのモーガン。イギリスのクラシックスタイルの車ではあるけどBMWのハイパワーエンジンを積んでいるのでぶっ飛びの車。北海道では最高のドライブができるでしょう。

お客さんが庭にウサギがいたと言っていたら隣のYさんが「庭の木の下にいつもいるぞ」と教えてくれて行ってみると佇んでいました。今の住処はここのよう。キツネも多いのによくここにいるものです。微動だに動かないのが見つからない秘訣のよう。

いつもウチの周りにいるキタキツネ。一生懸命にネズミを探しています。ウチのウサギちゃんは見つけないでね。

昨日、お客さんを送ったあと15時から湖へ出陣。最初の2時間はべた凪+晴れでこれはボウズだと思いつつ17時からやっと波が立ち始めて暗くなるまでルアーを投げ続けるとアタリかな・?という感触。もう最後の一投にしよう・・

やっと50cmのいいアメマスが釣れました!これでGWはいい形で締まりました。これから5月は会議に宿の修繕と掃除、タイヤ交換などやること盛沢山。もちろん釣りも湖に海にと楽しんでいきます!

備え

今日は一日、上級救命の講習会。消防の方々に心臓マッサージやAEDの使い方、傷の手当などを学びました。ガイドとしては必須ともいえる技術や知識ですが、3年に一度更新するために受けるのでその間にやり方が変わったり忘れていたりするので大変参考になります。ただ救命処置をすることのないようなガイドをすることが第一。そして万が一事故などが起こってしまったりその場に居合わせたときに(これは意外にあります・・)慌てないように装備や知識、技術を身に付けておけば救える命もあるかもしれません。もうすぐGWも始まりますが事故無く皆さん北海道を楽しんでもらえれば嬉しいです。

眩しい春

ウチの山側へ2キロぐらい行ったところから海を望むと流氷で真っ白。北風で再び戻ってきました。でも日差しはとても強く一昨日の暴風雪で雪面が真っ白になって眩しさもひとしお。季節の変化を全身で感じています。

孤島

久しぶりの猛吹雪。昨日より休館なので良かったけど、お客さんがいたら「来られない、帰れない」状態だったでしょう。

飛行機、鉄道、バスもすべて運休。道路もウチの前はもとより街中もウトロに行く国道もほとんど通行止め。公共施設もすべて閉鎖です。また気温は氷点下3℃で粉雪、強風なので道路など周りより少し高い平らなところや屋根の上などには雪が積もりませんが風裏などが凄い吹き溜まり・・

こんなときは皆さん家で籠城。さすがに慣れていて昨日のうちに食料も買い込みパソコン仕事や動画を見たりして過ごしています。ボクは事務仕事もそこそこやったし、アマプラで映画も観たし(ビーキーパーと天使にラブソングを)すでに薪ストーブの前で自作の鮭トバをかじりつつ、いただいたワインを飲んでいます。明日は朝から「道路が開いていなくてどこにもいけないんだわ~」という会話で始まるでしょう。

 

雪のあと

朝は除雪。でも移住当初は毎週のようにママさんダンプを押しまくっていたことを考えると降雪の回数も減っています。でも湿った雪は重い!

今日も釣り具と双眼鏡、カメラを持って野付半島へ行ってみました。例年より鳥が少ないと感じるのはボクだけかなぁ・・いつものようにオス鹿ばかりの男子校になっています。

野付半島側から見た秘境、知床岳。横から見ているので体積があるように見えます。

だ~れもいない凍った海。野付半島側、尾岱沼側と2か所で30分ぐらいずつやってみたけど毎日来ているおっちゃんたちのいないときは魚もいませんでした。干潮だったので氷の下の水深は50cmぐらい。釣れるときはこんなに浅くても釣れるんだけど、やはり人が多いときは皆で寄せエサを撒くから集まってくるのか・?

たまにいる、電柱の下に行っても逃げないオジロワシ。人慣れしているので、ずっとこの周辺に住み着いているのかな・・今日で野付半島の釣りは終了だけどここの風景は唯一無二のものなのでまた来たいと思います。

雪の日は

今日はこの冬一番の大雪。またまた北海道らしくない0℃前後の湿った雪で30cmほどの新雪。畑の上などは60~70cmぐらいの積雪となりました。帯広は12時間で1メートル以上降りました!交通機関も明日も動かず大変だ・・・こんな日はやろうと思っていたツアー時や登山時の装備の修繕。この冬、初めてミレーのザックを買ったので今までのカリマーに装備していた熊スプレーやポーチ、時計などをジャマにならず、かつすぐに取り出せる場所に結束バンドやナイロンの平テープなどを利用して取り付けました。今のザックは至れり尽くせりなのがかえって災いしてループだけ付いていればいいのにボトルホルダーみたいなものが両側に付いていたり調整のバックルが多すぎたり弱かったり・・ガイドや登山道整備のためには質実剛健で自分流にカスタマイズできてシンプルなのが欲しいけどそれじゃ高い値も付けられないし買い替えの時期も長くなっちゃうのかな・・・一般の登山者が「あったらいいね」というやつはちょっと半端に全部付いている感じです。

スノーシューツアーでは今までで一番使いやすくて暖かいキャラバンのスノーブーツ。スノーシューとのコスレでちょっと壊れてきたので同じものに買い替えたいけどすでに生産終了・・とても残念・・延命措置として穴の開き始めの箇所を接着剤で埋めました。ボクのような極寒の山の軽登山にも森歩きにもスノーシューを付けて使うフット感のいいこんな靴、次に探すのが大変そうです。

真冬の暖気はヤバイ

外の温度計は6℃まで上がり真冬なのに小春日和。雪解けも一気に進みました・・困るなぁ・・軒下の修理のために屋根から落ちてくるしずくを無くすためまずは雪下ろし。やっぱり屋根は5寸勾配ぐらいの傾きで雪が自然に落ちるほうがいいです。もし北海道で高性能でスタンダードな家を建てたいな、と思った方は私の失敗談もお伝えします・・

元日から修理

皆様、今年もよろしくお願いいたします!正月から氷上穴釣りだ!と意気込んでいたけど吹雪で断念。元日らしくだらだらした後、除雪機の修理です。毎度ボクの修理の腕を磨いてくれる・?こいつは今度は前進後進切り替えレバーのワイヤーの交換。昨年一番忙しいときに破断しやがったのでパーツだけ取り寄せてそのままにしていたのです。いままでは前進しかできなくなっていたけど力技で方向転換して使っていました。

まずはそっと横倒しに。なんかオイルがダダ漏れしたので反対側に倒しなおし。そして毎度ながらいろいろパーツを外さないと手が入らない、外してもスパナやペンチがあちこち干渉して極めて入りづらい回しづらい構造・・

切れたワイヤーがどうしてもL字金物から外れなくてペンチでひん曲げて取り外しました。なんでこうも整備性を考えないで設計するかなぁ・・・

氷点下の中、寝転んで作業していたので使っていない足の感覚が無くなってきました・・・でもなんとか修理完了。調整して無事前後に動くようになりました。が・・!キャタピラーの破断寸前を発見・・3万円ほどの出費と次の作業のことを考えると元日から気が重くなるのでした。こういう時は釣りに行こう!