真っ黒い雲が雨と共にさっと通り去った後、明るい虹が出ました。その美しさに夕食の準備も一時中断し撮影。夕映えの斜里岳と共に最高の風景が見られました。
もうすぐ日没というとき、ついに山頂に。後光が射すとはこのことでしょう。
夕焼けも見事でした。今(22時半)の気温は12℃。やっと暑苦しくない秋がやってきたかな・・
今年もグランフォンドきよさとが開催されました。2012年の第一回から早13年。いつまでたっても手作り感満載の大会ですが
それがいいところでしょう。今回も約200名の参加があり盛り上がりました。
ボクは今回も裏摩周展望台のエイドステーション担当。最後の3キロの激坂を上り切ったところにあるここは最大の難所。そして今回は猛暑!・・ウチの前で36℃という記録的な高温に皆さんは茹で上がり熱中症になる方もいて途中棄権やショートカットの方も続出。ポリタンクで運んだ飲み水も足りなくなり、頼りになるMさんに下界の農家までもらいに行ってもらったり・・参加者の方には最高に辛く最高の達成感を味わっていただけたと思います。でもこんなありえない気温がこれからも続くとしたら・・開催時期なども変えなくてはならないかもしれません。
今年も登山シーズンが始まりました。まずはウチの裏山、斜里岳へ。6月29日の山開きに備えて登山道整備です。今回は登山道の状況を知るために役場の人や観光協会の事務局長など多人数。さながらツアーのよう。
標識テープを付けたり、枝を払ったり草を刈ったり沢の踏み石を直したり。ウコンウツギもいい感じで咲いています。
半分ぐらいまで登るとかなりヤバいスノーブリッジがありましたが山開きまでには落ちそうです。
晴れた下界とオホーツク海の風景。
残雪は長さ5m~30mぐらいのところが数か所。踏み抜い2度落ちましたが落差も少ないところで無事でした。
今シーズン最後の花見(チシマザクラ)。馬の背手前まで行って下山しましたが、あと1週間は上二股から上の残雪の踏み抜きに特に注意です。今の斜里岳は危険度は高いので慎重に楽しんでください。
筋肉に疲労が残りながら今日は地元の小学校で安全授業。寒いこちらの冬に災害が起きた時にどうやって凍えないか、などを講義しました。オホーツクは災害の特に少ない地域ですが、もしものときに子供たちはしっかり生き抜いてもらいたいと思います。
宿の掃除や草刈りを済ませ、いつものようにおやつ時からXLRで地元清里町ツーリング。オフ車のなのでやはりオフロードが楽しい!地元ではこんな道もあちこちあります。
さくらの滝はまだ銀色の魚体のサクラマスが3秒に一匹ぐらい跳んでいたけど、今年は魚が小さい!育った海の栄養が足りないのか跳び方も力無くてここを越えられる奴は少なさそう・・ガンバレ!
ボコボコのダートを嬉しく走って神の子池へ。小さなオショロコマたちが群れで佇んでいました。森の奥には鹿の群れが。ちなみに明日28日の午前中は通行止めにして路面を均一に均す工事をするとのこと。そうしたらボコボコ感は無くなるでしょう。少しの間だけね・・
キレイになった裏摩周展望台だけどもうすぐ樹木の葉っぱがいつものように茂って湖面が見づらくなります。手前の木、切らせてくれないかなぁ・・
北海道東トレイルも100mだけ散歩。開設に関わっているので愛おしいトレイルです。
裏摩周展望台からの下り。根釧原野や斜里岳、オホーツクも見渡せて絶景。叫びたくなります。
新名所!ほしかぜの丘。一本のシラカバ(私が名付け親です)のベンチに腰かけて斜里岳や知床連山を眺めるのは至福の時間。このシラカバもずいぶん大きくなりました。
最後は海に続く道へ。晴れの日の北海道バイクツーリングはホント気持ちいい!今回感じたのは人一人運ぶのだったら125CCのバイクで十分だな、ということ。今日のコースは車通りの少ないところばかりだったので追い立てられることもなく125CCでもゆったり走れたのが良かったです。
ブログの更新、久しぶりになってしまいましたが休館日には一日中山へ海へ、宿をやっている日も式典などでかなりバタバタしていています。斜里岳にも登山道整備で登ってきました。久しぶりに晴れ。馬の清~山頂付近の枝払いのため山頂へ。強者の登山ガイドNちゃん。彼女はゆっくり歩いてくれていると思うのですがついて行くのがやっとです。
我が家が見えます!よ~く見ると、ですが・・
頭をぶつける枝を切除したり、標識テープを付け替えたり。
登山道を塞ぐように伸びてきたハイマツも丁寧に除去していきます。(半端に切ると松やにが服に付いてしまう)
知床オンネベツ川には小さめのサケがかなり上っています。
サケも何年ぶりかに早起きして、やっとゲット!貴重な獲物です。
2週続けて、阿寒摩周国立公園制定90周年記念式典と北海道東トレイル(コースの一部を作るのに関わった)の開通式典に出席。想い入れのあるコースができました。情報などはこれから紹介していきますのでよろしくお願いいたします。(今日から環境省のHPで公開されたとか・・)
今年も日曜日にサイクリングイベント、グランフォンドきよさとが開催されました。約200人の参加者と多くのスタッフの協力のもと、楽しく開催できました。天気予報は良くなかったけど、ほとんど雨が降らなくてよかった!ちなみにこの黄色の出発ゲートはロングコースのゴールのときには強風でつぶれました・・・
ジャガイモの花が満開でほのかな香りの中を疾走!
北海道ならではの直線の多いコースです。美味しいものをエイドステーションで食べ、坂では必死に漕いで50キロ、100キロ、150キロの各コースを皆さん最高に充実して走ったようです。ボクは例年どおり裏摩周展望台のエイドステーション担当でしたが再考しなければならないこともいくつもあったので来年はそれも取り入れてさらにいいイベントにしていきたいとおもいます。是非ご参加を!
きよさと観光協会主催のスノーシューツアーが始まり、昨日は神の子池、今日は新しくできた「ほしかぜの丘」のガイドに行ってきました。まずは神の子池へ。前日の吹雪でふわっふわっの新雪。最初は嬉しいのですが、森に入るとスノーシューを履いていても膝上までもぐりひたすらラッセル・・みんなで先頭を交代しつつ進みました。
まだ積雪自体は60cmぐらいと少ないものの冷え込んでいてしぶき氷もあちこちにでき、ザックに付けた水分補給の水も皆さん凍っていました。
私は諸事情で池手前で折り返したので池の写真はありませんが皆さん人のいない静かな冬の神の子池を楽しめたよう。帰路は川沿いにおりましたが、窪んだところは腿までもぐる雪・・斜面の登りは皆で蟻地獄体験のようでした。
ここが元町営牧場だった、ほしかぜの丘。そう、ウチの正月のツアーで毎年行っていた「一本のシラカバ」のところを町が昨年名付けたのです。ここは広大、絶景、爽快。斜里岳から知床連山、オホーツク海も展望できる(ウチと同じじゃん・・)丘。登りは汗をかきましたがこの風景で疲れを忘れます。
写真ではワシが小さいけど1月までオオワシ、オジロワシが集まる河畔林の後ろにあるため斜里岳をバックにワシたちの姿を見ることができます。
一本のシラカバの少し下にはほぼ皮だけとなったサクラの木が生きています。
雪原はすべて雪印マークの結晶の雪で覆われていました。キラキラと反射して素晴らしくキレイです。
振り返ると誰もいない大雪原に歩いてきた軌跡が。今日も心に残るツアーができました。
家に帰って海を見ると知床から網走沖まで流氷が現れていました!今年もよく来たね、待ってたよ!