日曜日、斜里岳の山開きとなりました。山開きといっても6月1日から登山口までの林道が開き登ることはできるのですが、通常雪もだいたい解けて登山道整備も一段落し、一般の方も登れるよ、という感じが山開きです。神事も行われ、この日は天候に恵まれて約200人ぐらい登ったよう。特にヘリも飛んでいなかったので皆さん無事に??下山したのでしょう。ウチの常連Nさんも登ってきて花がキレイだった、と言っていました。想像よりかなりキツくて辛くて危ないところも多い斜里岳ですが、下山したときの充実感は最高です。チャレンジャーを自負する方は是非!
カテゴリー: 自然
斜里岳へ
今年も登山シーズンが始まりました。まずはウチの裏山、斜里岳へ。6月29日の山開きに備えて登山道整備です。今回は登山道の状況を知るために役場の人や観光協会の事務局長など多人数。さながらツアーのよう。
標識テープを付けたり、枝を払ったり草を刈ったり沢の踏み石を直したり。ウコンウツギもいい感じで咲いています。
半分ぐらいまで登るとかなりヤバいスノーブリッジがありましたが山開きまでには落ちそうです。
晴れた下界とオホーツク海の風景。
残雪は長さ5m~30mぐらいのところが数か所。踏み抜い2度落ちましたが落差も少ないところで無事でした。
今シーズン最後の花見(チシマザクラ)。馬の背手前まで行って下山しましたが、あと1週間は上二股から上の残雪の踏み抜きに特に注意です。今の斜里岳は危険度は高いので慎重に楽しんでください。
筋肉に疲労が残りながら今日は地元の小学校で安全授業。寒いこちらの冬に災害が起きた時にどうやって凍えないか、などを講義しました。オホーツクは災害の特に少ない地域ですが、もしものときに子供たちはしっかり生き抜いてもらいたいと思います。
津別峠から歩く
先週に続き、北海道東トレイルの津別峠展望台から美幌峠までの約10キロを歩いてきました。屈斜路湖の周りの外輪山の峠の中で一番標高の高いのが津別峠。この展望台は947mもあり左奥に見える藻琴山と約50mしかかわらず山岳展望といっていい絶景。
屈斜路湖と反対側には雌阿寒岳、雄阿寒岳が間近に望めます。ここへ至る道は北海道では珍しい急こう配の細い道ではあるけどキレイに舗装されているのでまだ行っていない人にはおススメ!これからのシーズン、湖が低い霧で立ち込めているようなときはここから絶景の雲海が広がることも多いです。
出発地点の逃げないエゾシカ。こいつがいるというこはダニーちゃん注意だな。
このコースは特に風景が素晴らしい!コースの多くが稜線沿いにあり標高も高いので屈斜路湖や斜里岳などの景観をずっと楽しめるのです。
947mの出発点から525mの美幌峠まで基本は下りだから楽だと思っていたけどけっこうアップダウンがあります。またダケカンバやエゾマツなどの大木の林を抜けるところなど変化もあり鳥も多く楽しめました。
最高の休憩ポイント。ただこの時のボクの温度計は27℃。暑かったので吹き抜ける風が嬉しい。今回の同行者は登山ガイドの大野さん。彼女は若手なれどベテランのような安心感のあるガイドさんです。帰宅したらダニーにやられてたとか・・
広大な美幌峠牧場を左に、藻琴山を正面に見ながら下っていきます。
岩が出てきてもうすぐ終点。ハクサンチドリが地味にお出迎え。
美幌峠着。この反対側は大勢の人でにぎわう展望所。天空のトレイルからいきなり俗世間に出てきた感覚。
〆は道の駅のクマザサソフト。実が詰まっているような重さで笹の香りがほのかに香る美味しさでした。北海道東トレイルでも今回の箇所は歩きやすさ、風景ともに素晴らしかったです。トレイルはスタートとゴールが違う場所なので送迎や車のやりくりなどが手間ですが歩くのが好きな人にはイチオシ。登山とは違うロングトレイルの自然の魅力が詰まったコースでした。このコースを作った方々、凄いなぁ・・
屈斜路カルデラトレイルを歩く
北海道東トレイルのハイライトステージでもある屈斜路カルデラトレイル。津別峠から藻琴山銀冷水までの25キロのうち今回は美幌峠~藻琴山登山口(ハイランド小清水)まで約14キロを知床のガイドpikkiのお二人と歩いてきました。入口は登山届け?歩行届け?というべきかQRコードを呼んで記入し送信する仕組み。手押し式のカウンターと合わせて先進的!
さっそくエゾシカさんのお出迎え。ということはいるよなぁ・・あいつ・・
いました!この時期はDani~ちゃんの季節。pikkiのお二人は急きょ参加で長靴だっけどこれが正解!ボクは登山靴だったのでズボンの裾から次々に足に登山してきました・・気が付き次第デコピンで弾き飛ばし。20匹ぐらいにたかられたけど幸い食いつかれたのは無し(だと思う‥今のところ)。
東トレイルで共通化された看板が立っていますが特にここは距離など丁寧に書いてありました。ただ表示されている数字が感覚およびGPSと合わないところがあったのはご愛嬌かも・・
絶景ポイントでは広く草刈りがされているところもありました。広いねぇ~北海道は!
意外に湖の見える稜線歩きは少なくて笹原歩きが8割ぐらい。広さを体感し哲学的なことを考えながら歩くのには最高でしょう。目指す藻琴山は・・遠いなぁ。
松の立ち枯れが多く在りし日の野付半島のトドワラを思い出します。この樹はたぶんエゾマツなので命名「エゾワラ」。
藻琴山へ近づくと花が出てきます。名前、教えてもらったのに忘れた・・
エンレイソウもあちこちに。
10キロ歩いたあとの登りはちょっと大変。おまけに斜面に入るとまだ歩いた人も少ないので片斜面となっていて笹の切り残しもありちょっと歩きづらい・・
藻琴山山頂!冬以外に来たのは10年ぶりか・・
屏風岩を振り返る
同じ場所の冬の風景。全く違う山みたい。
チシマザクラの花見をして下山。藻琴山の夏道は冬とは全く違いハイマツのトンネルの中で何も見えない・・。今日の所要時間はpikkiのiちゃんのハイペースに引っ張ってもらってちょうど6時間。お隣、摩周湖外輪山トレイルの制定に関わった私らとしては「なるほど、こういうトレイルか!」と参考になりました。次は下り主体で今回よりは楽と思われる津別峠~美幌峠間約11キロを歩きたいと思います。
今年も来ました
町内ツーリング
宿の掃除や草刈りを済ませ、いつものようにおやつ時からXLRで地元清里町ツーリング。オフ車のなのでやはりオフロードが楽しい!地元ではこんな道もあちこちあります。
さくらの滝はまだ銀色の魚体のサクラマスが3秒に一匹ぐらい跳んでいたけど、今年は魚が小さい!育った海の栄養が足りないのか跳び方も力無くてここを越えられる奴は少なさそう・・ガンバレ!
ボコボコのダートを嬉しく走って神の子池へ。小さなオショロコマたちが群れで佇んでいました。森の奥には鹿の群れが。ちなみに明日28日の午前中は通行止めにして路面を均一に均す工事をするとのこと。そうしたらボコボコ感は無くなるでしょう。少しの間だけね・・
キレイになった裏摩周展望台だけどもうすぐ樹木の葉っぱがいつものように茂って湖面が見づらくなります。手前の木、切らせてくれないかなぁ・・
北海道東トレイルも100mだけ散歩。開設に関わっているので愛おしいトレイルです。
裏摩周展望台からの下り。根釧原野や斜里岳、オホーツクも見渡せて絶景。叫びたくなります。
新名所!ほしかぜの丘。一本のシラカバ(私が名付け親です)のベンチに腰かけて斜里岳や知床連山を眺めるのは至福の時間。このシラカバもずいぶん大きくなりました。
最後は海に続く道へ。晴れの日の北海道バイクツーリングはホント気持ちいい!今回感じたのは人一人運ぶのだったら125CCのバイクで十分だな、ということ。今日のコースは車通りの少ないところばかりだったので追い立てられることもなく125CCでもゆったり走れたのが良かったです。
曇りのトンネルを抜けました
釣りをしない釣行
釣りにはいい天気だ、と思い湖に出陣したものの風と波と魚っ気の無さに釣欲が無くなったのでワカサギの遡上を見に小川の流れ込みに行ってみました。
流れ込みの周辺と川には多くのワカサギが!
網で掬ってみると例年より小さいような・・数も昨年の半分以下のよう。そしてウグイ君もほとんどライズしておらずこの時期産卵のためにいつも足元にわんさか群れているのにほとんど見ません。激減したのは確かなようだけど結氷しなかったことだけではないでしょう。病気か人為的な原因、あるいは自然要因(この湖は噴火口だし・)による水質の変化か・・でも水質変化に特に耐性のあるウグイが減っているのでたぶん病気のような気がします。
たまには美幌峠へ。曇りながらもさすがパノラマビュー。標高がそれほど高くないので湖の広がりが感じられるのがここの特徴でしょう。津別峠の展望台や小清水峠のハイランド小清水からはまた違った雰囲気の風景も見られておススメです。
太ってしまうなぁ・・といつも思いつつも食べてしまう揚げじゃがいも。甘めの衣とキタアカリの甘さがとても美味しい!ボリュームがあるので小食の方ならこれとなにかスイーツで昼食になるぐらい。美味いもの天国北海道でした。
うさ子とうさお
今日は格納してあるCBを出しガソリンをすべて入れ替えてエンジンを回し敷地内をぐるぐる回ってみました。バッテリーは死んでいるけど車とつないでかけたら一発で始動!さすが昔の単純なバイクは丈夫です。XLRも始動。軽快で気持ちいい!
またウサギがいるよ!と女将に言うとホントだ!と明後日のほうを向いて喜んでいます。ついに頭いったか!?と思ったらそっちにも一匹こっちにも一匹の計2匹!
バイクで近くを通ると逃げるそぶりだけでじっとしていました。キツネも結構いるけどじっとしていると他の動物は気が付きづらいみたい。ボクら人間にはすっかり慣れたようで3メートルぐらい近寄っても逃げません。「うさ子」と「うさお」と名付けたけど2匹の判別不能・・しばらくウチの庭に居候のようです。
くつろぎの場所
午前中は20年前から恒例の地元の道路清掃のボランティアに参加。しかしこのあと強風となりホコリまみれに。体をシャワーで流して午後のおやつ時から湖へ。
もうすぐ宿も登山関係も自転車の大会等イベントも最繁忙期で釣りには行けなくなるので今のうちに大好きなこの場所に行っておきたいのです。今日は夕方から雨の予報で風も強いので波もあり、きっと釣れるはず。まずルアーとフライを何度か投げて休憩。ほど良い倒木に腰かけて森に響くキツツキのドラミングを聞きながらお茶の時間。
1時間ほど違う投げ方を試したりフライに変えたりして投げ続けていると沖合いで魚が横っ飛び!届かないけどフルキャスト。まもなくガンッというアメマスのアタリがあり、直後に少し早めにエサが逃げるように巻くとヒット。思った通りの釣りができました。大きさは40cmほどだけど重い引きで上げるとお腹がタラのよう。たぶんワカサギをたらふく食べているのでしょう。さっき飛んでいたのはワカサギを追っていたのかも・・
雨はこの周辺だけほとんど降らないのに周りは雨のカーテンに囲まれて不思議な光景。そして風も強くなってきたのに沖合いにスワンボートが・!流されているんじゃないかな・?と思っていたらすぐに救助のモーターボートが来てえい航して岸に戻っていきました。本人は焦っただろうけど無事で良かったです。
大きいルアー(クルセイダー13g)で小さい魚を、小さいルアー(ダーデブルミゼット5g)で大きい魚を。連発だっけど人の少ないときは魚が回遊してきたときのタイミングが大事でルアーは魚がスレていなければなんでもいいみたい・・大きいやつは尾びれがデカくて上が傷ついていたので産卵後の回復途中か・?フライや小さいルアーでは体調がまだ万全ではないものを含めて大きいのも小さいのも釣れるけど大き目のルアーでは元気のあるやつか大きいやつしか釣れないという傾向はあるようです。3時間で3匹、満足。暗くなるとエゾシカとの衝突が怖いので明るいうちに山道を越えるべく早めに帰宅。
家に帰ると玄関前にウサ子が!(庭のトドマツの下に住んでいるやつ)毛もちゃんと夏毛になったけどそんなのんびりしているとコン吉7世に食べられちゃうよ!