ルーティンの中の一瞬

春になり葉っぱが茂ったときに宿からの展望に差し障る木を切るのも大事な今の仕事。あまり太くなると伐採に危険が伴うので早いうちに見つけて切り、薪にします。調子の良くないチェーンソーも機嫌の取り方がわかってきたので効率が上がりました。

ここ数日の暖気で8割がた雪が解けましたが昨晩は暖かい湿った雪が途中から冷えてきて粉雪となり15cmぐらい積もりました。そのためどの樹々も樹氷のようになってどこをみても絶景。風景を楽しみつつ日々の仕事の除雪です。

青空の下の白樺には白い花が咲いたよう。

2025年大晦日の太陽は15時40分に藻琴山の方角に沈んでいきました。

今年も皆様、お世話になりました。良いお年をお迎えください!

東北海道の優雅

伊藤サンクチュアリーと鶴見台へ。オオワシとタンチョウツルが白と黒のツートンカラーなのはなぜだろう?そして世界中から立派なカメラを抱えて来ている人が多いのも納得の優雅な飛翔と独特の鳴き声を交わす姿。ボクのようなカメラ素人がスマホで写すだけで撮れてしまうのも人気の原因なのでしょう。

冬の被写体としてはタンチョウヅル、オオワシ、オジロワシ、そして小さくて撮るのが難しいシマエナガなどが人気。クマゲラやヤマゲラも出会えれば撮りたい鳥。

このあと釧路湿原のビジターセンターと釧路市立博物館をしっかり見て遅い昼食。10年ぶりぐらいに「なごやか亭」に行ったら・・さらに美味しくなってる!ネタがどれも脂がのっていて筋っぽさが無く最適に熟成されていて感動!これは横綱だ!どうやってあんなにどのネタも軟らかくできるのだろう・・一皿300円~500円が主体と値段もそこそこだけどここはイチオシ。釧路に4店舗と帯広や札幌などにあるようなので是非行ってみてください。

丘へ

スノーシューでちょうどいいぐらいの積雪となりちょっとトレーニングに、ほしかぜの丘へ。一本の白樺が夕日を受けて輝いていました。

また来たよ、という感じでシラカバ君に挨拶。こんな強風地帯でよく育ったものです。

丘の下の沢にはまだ少しサケが上ってきていてそれを狙うオオワシが多数います。

オジロワシもオオワシには少し遠慮して魚食。このワシたちもあと2週間ぐらいでいなくなり、知床周辺にしばらく滞在するみたい。冬、実感です。

白い森

暖かく湿った雪のあと”パキ~ン”冷え込んで今日は晴れ。樹木には雪や霧氷が張り付き白い森になっています。

裏摩周へ向かう道も満開の白い桜のよう。自然の造形にはいつも感動します。

清里峠を越えると太平洋側の風景。同じ雪原でもオホーツクの畑作地帯とは違う広大さも北海道の風景。

30分ほど標津の釣り突堤で竿を出してみましたが氷点下の寒さで早々と撤退。やはり一日本気でかからないとこの季節は厳しいものがあります。もう何日間小魚一匹釣っていないかなぁ・・最近は掃除や片付け、観光協会関係の仕事や会議、大工仕事や除雪を何日かやって晴れの日に半日ぐらい出かける、というパターンの生活です。でも16時には暗くなるから一日はあっという間。冬の営業に備えての準備も少しずつ進めています。

ワシは来ている

今日も魚は海へ行っても湖へ行っても小魚一匹釣れなかったけどオオワシたちは近所にも数多く来ています。基本的にサケを狙って獲りやすい川の上流部にいるのだけど遡上数も少ないからワシたちにとっても受難でしょう。獲物に困っているのかカラスかカワウがワシに食べられた後もありました。釣り天国北海道だけど今は、なのか、今年は、なのか特に魚が少なく感じます。網走湖のワカサギも9割死んだというのでこの冬はチカ釣りも厳しいかも。ホントに温暖化や嵐の影響なのか・?近年のワカサギやチカの減少はたぶん違う気がします・・

鹿パラダイス

大雪で通行止めだった峠道も11時に解除されたのでコンパクトロッドとルアーをいくつかもって湖へ。大雪で林道は車で通れないのでスノーシューです。しかし・・湿雪とはいえ場所により60cmぐらい積雪がありストックが半分以上もぐるほど。当然誰もいないし足跡も無いので約1時間大汗をかきながらラッセルです。

倒木も何か所もあり暴風雪の威力を感じながら歩きます。

湖畔に出ると30頭以上のエゾシカパラダイス!・・水を飲んだり波打ち際の落ち葉を食べたりしているのでしょう。まさかこんなときに人間が来るとは!とビックリして警戒音を出し逃げていきました。

まずは第一投・・第2投・・第3投・・いつもなら1投目から釣れるのに全く反応がありません。今シーズンはここにはトラウトたちはいない様子。何年も続けてこの時期は爆釣だったのにどうしちゃったのだろう・・自然の摂理で魚が減ったとかたまたま今年はいないとかならまだいいけれど・・30分ほどあちこち投げてみて全く反応が無いのでさっさと退散。

帰路は自分の足跡をなぞるように歩いたのでラッセルもなく往路の半分の体力で戻れました。今シーズンは12月は寒く、積雪が早く来たので1月~2月はもしかしたら暖かいのか・??いつもと違うパターンの冬なので先が読めない感じです。

 

ヘビーな一日

予報どおり昨晩から暴風雪・・最悪なのは0℃前後で湿った重い雪が爆風で風下に回り込んで積もったこと・・玄関も非常口も居間のドアもヘビーな雪で全く開かずに客室の窓から外に出ました。今までは雪はどんなに積もっても軽かったので玄関ドアも押せば出られたのですが・・

回り込んだ雪と屋根からの落雪で3号室の窓は完全に隠れた上に雪の重みでストーブの吸排気口がひしゃげて壊れていました・・(涙・)

駐車場は近所の方が重機で除雪してくれたのでホント助かりました。・・まずはスコップで玄関ドアを開くように雪かきし、昨日直した除雪機も発掘。雪も労働もヘビーな一日・・

ヤバいのは気温。急に10℃を越えたり0℃になったりと極めて不安定。この後冷えるのかなぁ・・なんかイヤな予感・・屋根の雪は凍ってカチカチになるけど落雪や倒木が人や建物に直撃しないことを願っています。

冬の洗礼

瀬戸内の旅の余韻も冷めない次の日には吹雪・・0℃ほどで湿った雪がドカッと30㎝ぐらい積もりました。例年より早い雪かきの季節の始まりです。そして昨日は弟子屈での北海道東トレイル関係のワークショップへ。ツルッツルですがまだタイヤも昨年換えたばかりなので普通に走れました。

どうやって東トレイルや周辺でのハイキングや遊びを旅行商品化していくか・?を皆で考える内容でした。ボクとしては今までガイド関係の仕事でやってきた内容だったので馴染みもありましたが、講師の先生の「どんなニッチなツアーでもターゲットを明確に!」ということと広告宣伝はSNSを使うのは今や必須なれど「いいツアーは口コミで広がる」という言葉に「そうだったな!」と、ボヤけてきていたことを再認識させられました。

湿った雪が過ぎ去るとやっぱり冷え込み、昨晩から今朝まで氷点下10℃を下回り一気に真冬に突入しました。今日はまたまた、さらにまた壊れた除雪機の部品を発注したりママさんダンプで除雪したり。15時半の今、藻琴山に沈んでいく夕日に「愛媛では17時まで釣りをしていたのに、ここではおやつの時間に夕暮れか」と緯度の高さを再認識しました。早起きして活動しないと一日があっという間です。

しまなみ海道満喫!

羽田から広島空港へ。やはり富士山は日本の象徴。

広島の尾道で自転車をレンタルし、島々を巡り四国の愛媛県今治まで1泊2日、寄り道して約90キロ走ることにしました。自転車はゴールの今治で乗り捨てOKという便利な仕組みです。レンタルしているのは半分以上外国人で欧米人はクロスバイク、中国系の人は電動アシストのママチャリが主体。お国柄が出ています。

尾道駅前で見慣れた車が!・・よく一緒に仕事をしている知床サイクリングサポートの西原さんでした!冬はしまなみで仕事をしていると言っていたけどホントに会ったわ(笑)

瀬戸内海と言えば鯛。まずは「渡し場通り食堂」という店で鯛の漬け丼から。鯛って筋張っているイメージがあったけど処理や下ごしらえによるのでしょう。ここのは軟らかくて最高に美味かったなぁ~

駅前から5分ほど渡し舟に乗って(110円!安っ!)スタート。海沿いを快走してハイライトの橋へ。自転車と歩行者はスポンサー企業が通行量を負担しているため無料。ありがたいものです。いくつもある橋へは数十~100メートルぐらいの高さの坂道を上ったり下ったりすることを何度も繰り返すのがしまなみサイクリングの特徴。125CC以下の原付バイク(50円とか通行料)と自転車、歩行者は専用の取り付け道路を上がっていきます。結構大変・・

橋の上は道路の横だったり下だったり。ボクは海になにかいないかばかり見ていたけど高所恐怖症にはつらいかも。あと風が弱くてよかった。ここの橋は備えてある木や手を叩いたりすると反響してこだまのように鳴ります。

海沿いにはいい感じのカフェやコンビニもあちこちにあり寄り道、休憩ばかりしていました。

ここでは海を見ながら柑橘系のタイ焼き。美味かったなぁ~。

島々は柑橘系の果実でいっぱい。新鮮な光景。

気温は朝晩は5℃ぐらいとけっこう寒かったけど日中は15~18℃ぐらいで寒冷地仕様のボクは半袖。

道の駅で海を見ながらシラス丼。ロケーションが美味さを倍増!

釣り人を見ながら海沿いを走っていると上が平らな変な島が?あとで村上水軍ミュージアムへ行ったらやはり水軍の城の後でした。城といっても砦のようなものみたい。

途中の島での宿泊は大三島のゲストハウスのトマリギさん。大阪からの移住者であるオーナーさんはさすがでセンスあります!(若手のオーナーの宿はどこも素敵!)ドミトリーといっても入り口だけがカーテンの半個室。この時期は宿泊客も少なくて静かで快適でした。

大三島のクラフトビール。柑橘の味が爽やかでこれも美味しかったなぁ~

ほとんどのカフェやコンビニ、宿でもサイクルスタンドがあり、2つの道の駅では鉄板で作られた人のオブジェがスタンドにもなっています。こういう実用性や面白い要素もあるオブジェなら誰でも楽しめて歓迎、素晴らしい!

鯛カツバーガー。鯛って刺身、揚げ物、汁にカルパッチョと何にでも合う万能魚。人気の出るのも納得。

自転車、歩行者、原付はこんなループ状の道路を登っていく橋もあります。苦しいけど笑顔になる絶景。登り切った達成感と下り坂の爽快感こそサイクリングの醍醐味。

最後に長い橋を渡って四国本土の今治着。ジャイアントのレンタサイクルはちゃんと整備されていて好調でした。感謝。それなりに疲れたけど1日目の午後からはオケツの痛みとの戦いで立ち漕ぎしたりずらして座ったり。後ろから見たら「あの人ケツ痛いんだな」とわかったでしょう・楽しんでもらえたかな・?サドルパッド、持ってくれば多少よかったかも・・

今治では女将と合流しアパート的な生活ができる「大成ホテル」というところに4連泊。住むように旅をしたかったのです。部屋は2DKぐらいで極めて清潔。広くて快適でした。

自転車をレンタカーに換えてまずは予讃線(よさんせん)の下灘駅へ。ここはいくつかのアニメでも描かれた海の絶景の無人駅。観光客のいない瞬間にシャッターを押しました。

松山城。山のてっぺんにある木造の建物たちは古くてホント立派。そして本丸だけでなくあちこちに櫓があり敷地が広い!

夕食はスーパーで地元の魚の刺身を調達。真鯛、太刀魚、ハマチ、アジにメバル。どれもボクらにとっては新鮮でした。

今度は車でしまなみ海道を渡って大三島へ。大山祇神社(おおやまづみ)はこの周辺で一番大きな神社なそうで、島の大きさに似つかわしくないほど立派。

猪骨(ししこつ)ラーメン。出汁も肉も臭みもなくあっさりでとても食べやすく、イノシシの匂う肉のイメージが覆りました。やっぱり重要なのは血抜きなどの処理なのでしょう。瀬戸内海の島々には橋が無くてもイノシシがいるらしいから泳いで渡るみたい。エゾシカやヒグマと同じだな・・

「は~か~たの塩!」の工場へも行ってきました。工場見学が出来ない日だったのは残念だったけど、ここの塩はいつも鮭トバ作りに使っているので親近感があります。

港でちょこっと釣りをしてみたら小さな鯛が釣れました!

大島で夕映えの時刻に橋の風景を堪能。旅行中ほとんど雨は降りませんでした。瀬戸内は水不足になることがあるからため池も多いのでしょう。

たまには洋食を、ということで今治の「クロネコ」へ(ヤマト運輸とは無関係・)日本語も堪能なオーストラリア人?のシェフが目の前で生地を作り薪の石窯で焼いてくれます。このピザは絶品!生地も美味い!サワラのカルパッチョも秀逸!いままで食べたピザではNO1です!

観光の合間に何度か釣りをしました。地元の釣具屋さんで聞いた、一番安全に釣りがしやすく魚もいるという冨田港。近年アジを筆頭にどの魚もかなり少なくなってきたとのことで日本中どこでも同じのようです。釣ってみたいのは黒鯛。でも真鯛が人気の瀬戸内海では黒鯛釣りは人気無いらしい・・ルアーを投げたりサビキ釣りをしたりしたけどやはりなかなか釣れません。対象魚も釣り方も初めてだし、どこも潮の流れがとても速いしで苦戦。

オキアミをエサに浮き釣りにして底近くまで沈めて(7m、深い!)小さいけどなんか知らない魚が釣れました。なんとか鯛・かな?

そして20㎝ぐらいと小さいけど黒鯛を2匹、チビ真鯛も2匹釣ることができました!また最後に大物(たぶん黒鯛か真鯛)を掛けてしばらくやり取りしたけど痛恨のバラシ(涙)・・ヨリモドシからハリスが外れていたので結束が甘かったのでしょう。次回は釣るぞ!!

大島の亀老山展望公園(きろうさん)へは夕方と昼時に2回行きました。来島海峡大橋から本州、四国や島々を展望できるここは今回一番の絶景でした。

風が強く極寒だった夕方。潮の流れと波が複雑な文様です。

展望台はアートのよう。見晴らしに気を使っていて歩きやすくおしゃれで広い!風景とこの展望台が見事なマッチです。

四国の新居浜方面の展望。

今回はサイクリングの達成感、食の満足感、城や神社の歴史観、初めての場所で初めての対象魚の釣り、そして普段見ることのない瀬戸内の島々の絶景と大満足の旅でした。これは近いうちにまた行こう!

 

 

 

 

 

 

サケ釣り終盤

北風が吹いてきました。ときおり小雨の曇りで気温は3℃~5℃ぐらいで寒い!でも一昨日釣れた知床の浜へ再びむかうとやけにオオワシ、オジロワシが多い!ウチの町でもいっぱい来ていたのでサケ目当てでしょうか?・・

一昨日打ち上げられたいたイワシは今日は皆昇天していましたがカラスやワシ、キツネに食べられたものは少なく、こんなに美味しい魚が冷蔵保存されていて食べ放題なのになんでだろう・?打ち上げられた量が多すぎるのか?謎です・・

2時間ほどの釣りで確認できた魚は10匹もいなかったけど荒れ始めた波の穏やかな瞬間に魚体を見つけ、すばやく目の前にルアーを泳がせて食い付かせるのはハンティングの世界で最高に面白いです。釣果は2ゲット、1スレ掛かりでリリース。これで今シーズンのサケ釣りは終了。いい最後を飾れました。来シーズンもちゃんとサケが来てくれるか、カラフトマスは戻ってくるか?クマちゃんが出ないか?釣り場がまた閉鎖されることはないか?など不安は多いですが北海道をいつまでも満喫したいと思います。