知床は春?

天に続く道の海方向。流氷に続く道と言っていますが(ボクが勝手に)ここ数日の暖気と強い南風で流氷はまばら。気温も5℃もあり?、もう春なの?

エゾシカファームではオス鹿が命を落とし、無駄なく他の動物たちの栄養となっていました。

その上ではおよそ20羽ほどのワシたちがカラスの集団を恨めしそうに上から眺めています。

今日のツアーは開拓者コースを歩きました。数年ぶりだったのでコースが変わっていて、月日を感じました。

そのコースは良い方に変わっていて眺めの良い丘の上へも正式に行けるようになっていました。素晴らしい!

ハート形に抜けた流氷。よく見ると自然の4面白い造形の発見があります。

今日の流氷は手前に流れている氷、沖合に帯状残っている氷と、だいたいこんな感じでした。また北風で来てくれればうれしいです。

 

気温やばいぜ

この気温はヤバイ!いくらなんでも2月の中旬にオホーツクで12℃はないっしょ・・室内も暖房無しで24℃以上。少ない雪がますます解けてあちこち水たまりになっています。今(23時半)もまだ1℃。

塩そのものである融雪剤を多分に含んだ汚れ・・そんな汚れがいつまでもついているのがいたたまれないので洗車。こんな日は洗ってもドアや窓、ブレーキなども凍り付かないのでまさに洗車日和ではあります。

風もなく日差しは強く暑いので半袖になって洗車。今回の車は白なので洗ったあとは気持ちいい!5分も乗れば元通りなのだけど・・・でも高温の後には必ず低温がきて路面はテカテカに・・罠のようにあるツルツル路面に注意して運転せねば!

藻琴山へ

トレーニングと下見も兼ねて藻琴山へ。雪の少ない今年は樹氷はできていませんでした。しっかし強風で吹きっさらしのためやっぱりここは寒いわ!

しばし呼吸と筋肉は我慢、体は暑いけど極力汗をかかないようにジャケットの脇のベンチレーションを開けて換気したり、冷たい風を受ける顔はフードや帽子、耳当てなどを工夫しながら稜線へ。このあたりまで来るとウサギ天国。野生動物って強い!

ときおり来る霧の合間からの流氷。けっこう沖までびっしり。強風で回転模様は崩れているよう。

エビの尻尾の向うに目指す山頂。

振り向き、雪面の足跡を見るといつも感じる、人を含めた動物の手足の素晴らしさ。トレースはほとんどありませんでした。稜線沿いはいつものように踏み抜きそうなヤバイ雪庇が発達。・・ボケッとしてつい歩きやすいところを歩いていると、たまにストックが雪庇を突き抜けて肝を冷やします。

氷点下10℃での強風は久しぶり。上りは暑く、汗もかいているから歩みを止めるとある時間から急に冷えてきます。そのためジャケットやインナー、グローブの最適な使い方やどんな装備でどのように休憩すれば低体温症などの危険度が低いか、などを確認しながら歩きます。

たまには山頂で自撮り。最盛期なのに誰もいません・・まあそうだよな・・マスクなんてせず、ちょっと体を使って、だれもいない大パノラマを前にするといつも感激します。

この冬の屈斜路湖は全面しっかり結氷でした。この様子だと釣りができるまで解けるのはたぶん4月10日過ぎになりそうな予感。

さて一気降り。しかし雪が少なくて・・

たまに足を取られるような踏み抜き!これでハイマツなどに引っかかって転ぶと怪我するので慎重に。

降りるのはホント登りの半分の時間でした。

帰路は緑の湯でゆっくりしていたら、あまりにも見事な夕映えになったので車を停めていつもと違う角度で斜里岳を撮影。今日は充実しました。やはり体を動かすのはいいですね!

 

 

断面を書いてみたら・

最近ブログの更新、頻繁でなくてすみません。たまにトレーニングがてらスノーシューで宿の周りを歩いたり除雪するぐらいでずっと引きこもっています。体によくないなぁ・・今やっているのは雑誌の仕事。雑誌のライターさんが書いてくれた原稿の校正(3月27日全国発売予定の北海道生活に出ます)や今後、宿や町おこしのために使えそうな文などの作成。そこで今日は裏摩周展望台から見た摩周湖の断面を寸法の比率を忠実に下げて書いてみました。それで分かったこと!カルデラ湖はすり鉢状になっていて深いとよく言われるけど、湖の大きさからすると図のようにすり鉢ではなく浅いフライパンのよう。でも水深だけみると200m以上あるので人から見ると十分に深いですが・・また摩周岳の噴火口の中にはなぜ水が溜まらないのかな?と思っていたけど、もちろん水を通しやすい溶岩なのと噴火口の底でも摩周湖の湖面より20メートルも高いからという理由もありそう。それと真ん中のカムイシュ島って海底から鉛筆のように突き出ていると思っていたけど、実はそれほどでもなく湖底の麓は直径1キロぐらいあるということ。そして神の子池は摩周湖の湖面より75mに下にあり、水の成分は神の子池と全く同じではないけど、しみ込んだ湖水と外輪山にしみ込んだ水が混ざっているのではないか、ということ(そう願いたいけど検証は困難)・・こうやって絵を描いてみるとイメージつかめます。摩周湖の水も、そして海も地球的規模からみるとまるで薄皮のようなのですね。そんなことを考えていると自然の大きさと人間の小ささをますます実感してしまいます。

流氷の近くへ

天気予報が外れ、快晴!宿から見える流氷があまりに輝いていたので近くへ行ってきました。まずは以久科原生花園から。全面氷の向うにあるのが知床半島。

半島に入ると今年もあまり数を見なくなったオオワシが流氷の上に。ワシたちは羅臼側の観光船が撒くエサを食べに行っているのでしょう。

今年の流氷はビッシリ接岸する前に風が弱くなって冷え込み、現地産の氷が多くできたようで厚い氷の周りは薄い平らな氷に覆われています。この後、北からの強風が吹けば厚い氷でビッシリとなるでしょう。

さすがプユニ岬。道路脇でこの風景は芸術です。

知床自然センターのちょっと向うには知床連山の眺望スポット。

道の駅には恒例のとなりのウトロが迎えてくれます。・・にわかに曇ってきました。

天に続く道はこんな感じ。今は観光客はごくわずかでどこも閑散としています。でもこれもあともう少しの辛抱かな・・

 

 

近所の森へ

薄暗く雪降る今日、デスクワークばかりで煮詰まったためスノーシューを履いて外へ。気温が低いのとオーバーパンツやスノーブーツやスノーシューを履くのが面倒で、出不精になりがちだけど装備を身につけてしまえば歩きたくなるのです。

目的地はいつも森。葉が落ち明るく見通しの良い北海道の冬の森は風も無く、鳥たちも多く、とても安心する場所なのです。

気温は氷点下7℃。上空がさらに寒い証拠に大小の雪印が無数に落ちてきていました。やっぱり北海道だなぁ・・と感じるこの瞬間、好きです。

神の子池へ

昨日の暖気から一変!昼間でも氷点下10℃で道路はスケートリンク状態のツルッツル。ハンドルが妙に軽くて気持ち悪い・・あちこちで事故も多発しているようで、法定速度よりも遅く走って神の子池入口へきました。駐車帯ができたので少し安心。

昨日までの暖気で斜面から落ちてきて丸まった雪がバームクーヘンになっています。林道はしっかり踏み跡がついていて潜らずに楽ちん。

鹿だのオコジョだのネズミだのキツネだのといろいろと足跡も付いていました。鹿はかなり潜っていて歩くのが大変そう。池の奥にいましたがすぐに逃げていきました。

30分ほどで神の子池着。カモとカワガラスの出迎えでした。

今の色は深めの藍色。これも趣があっていい感じです。

ズームで中央だけ撮るといつもの色で季節感はあまり出ません。

帰路は川沿いをずっとラッセル。これぐらい潜るだけでかなり体力を使います。

池の周辺は氷点下15℃。このぐらいが冬、この辺で一番低い最高気温です。でも風が無くて一生懸命歩いているのでちょうどいいぐらい。ウチのほうはここまで下がりません。

トドマツの下で雪宿り。昔子供たちは通学でこんなことをしていたそうです。

しぶき氷はまだこれから発達しそうです。

宿の営業ですが、緊急事態宣言の延長によりいろいろなことを深く検討した結果、とりえず2月中旬まで休業することにしました。それ以降も感染状況により休業となるかもしれませんが少しでも早い収束を願うばかりです。ご不明な点は連絡ください。今回来られなかった皆様、感染が落ち着いたら是非おいでください。

 

 

 

地吹雪へ

13時ごろ南風が強くなってきました。斜里岳の雪が飛ばされています。今日の仕事はGOTOトラベルのキャンセル料補填の申請。複雑怪奇で難解、お役所言葉満載で不完全、現状と不一致なこのシステムはたった4件の申請のためにコールセンターに20分×2度の問い合わせの電話と計4時間を費やしました。これはチェーンのホテルも民宿も予約サイトも旅行会社もごちゃまぜに同じ申請書でなんでもオンラインで済ませようとしている壮大な社会実験。そりゃいきなりは無理ですよ。GOTOの申請専門員がいないとまず理解できないこのシステムは小さい家族経営の宿ではすでに降参、脱会しているところも多いけど、ウチもここまで来たら意地でやっています。でもこれが忙しい夏だったらとてもやっていられないかな。システムエンジニアもコールセンターのお姉さんも国交省の役人たちも相当まいっているでしょうが、ヒマなのでまあいい経験と考えます。このあと夜中まで星は見えるのに強風で地吹雪が吹き荒れました。気温は大体0℃ぐらい。明日はまず吹き溜まりの除雪から始めることになりそうです。

 

鶴を見に行く

タンチョウヅルを見に行こう!と思い立ち鶴居村へ。冬型の気圧配置なので清里ははっきりしない天気でしたが太平洋側のあちらは晴れ。青空は気持ちいいものです。まずは川とタンチョウということで音羽橋へ。

昼頃に行ったら誰も鶴もいません・・当たり前だよなぁ・・よ~くみると・・ハクチョウが一羽・・

鶴見台で一度見て、伊藤サンクチュアリーへ。100羽以上集まっていました。

家と森の向うから何羽かやってきました。ボクらを歓迎してくれるのかな・?

飛んでくる鶴の姿、形、色、そして鳴き声も品がありほんと綺麗!素人のボクでもシャッターを押すだけでこんな写真が撮れちゃうのもタンチョウ鶴の人気の理由でしょう。しばらく見惚れていました。写真好きで冬に来られた方はオオワシ・オジロワシとタンチョウ鶴を1日ずつかけて見ることをおススメします。

次々にやってくるのは給仕の時間だからだそうです。またオスメスの見分け方や(外見ではほとんどわからない、鳴き方で判別)大人になる年齢、どのように数を増やしていったか、寿命などなどネイチャーセンターで職員さんが詳しく教えてくれ、大変ためになりました。ありがとうございます。こちらではオオワシ、オジロワシは普通にいるけどタンチョウ鶴はほとんど見ないので新鮮。また可憐さに感激。そして行きは摩周湖アイス、帰りは弟子屈ラーメンという王道の一日でした。

 

攻防

このご時世で干して保存しておいた昨年のワカサギが余り、冷凍焼けしてしまったので廃棄することに。しかしただ捨てるのはなんか悔しいので道路端においてみました。昨日置いてからまる1日たった今日の昼、ハシボソガラスがやってきて3~4匹器用にくわえて離れたところで食べて始めました。そして仲間を呼んでいるのか威嚇しているのかカアカアと鳴き・・

その声でキタキツネがやってきました。

さすがのカラスもそろりと離れましたが、なぜか乾いたワカサギにはキツネは興味ないのかそのまま去っていきました。以前からサケは干していればネコやキツネ、オコジョなどに狙われるのに乾燥しているワカサギは落ちていてもあまり狙われないのです。臭いとか好きじゃない何かがあるのでしょう。なんだろうね?