サケが釣れている!という情報を聞き、ろくに休みもせずに勇んで昼から出陣。しか~し・・釣れない。たま~に釣れている人もいるけど、やはり釣れるのは朝のみみたい。強風の中、ひたすら空気抵抗のデカい浮きルアーを投げ続けてクリーンヒット2連発したのはコイツ・・釣り上げるとグウグウ鳴いています。食べる勇気はないしなぁ・・・晴れている日は朝しかほぼ釣れないというのは20年前からわかっているけどもしかして・・と毎年何度も行ってしまうのが釣り人の悲しい性です・・心折れました・・
月別: 2024年9月
シマエナガが来ていた!
ちょっと寒いか・
秋色へ
玄関、閉まりました
やっと釣れた!
カムイミンタラでの遊びの筋肉痛は残っているけど、日暮れまでの1時間半だけ「今日も釣れないだろ・・」と無欲で出陣。今シーズンはついにカラフトマスは一匹も釣れず意気消沈していたので海を見に行こうという感じでした。が、2投目でルアーの後に大きな波紋が広がりじっと巻いていると追いかけてきてそのままヒット!久しぶりのサケの引きを堪能しながら、銀ピカのメスをキャッチ。海の栄養が足りないようで痩せているのが心配だけど初物は嬉しい!
よく引くのがサバ。25cmほどだけど一瞬「カラフトか!?」と思うほどです。(一瞬だけね・・)朝は15人ぐらい釣り人がいて半数ぐらいの人がサケが釣れていたみたいだけどほとんど釣れていない夕方で上げられたのはラッキーでした。これから日が進めば、少しはもっと釣れるようになると思うけど、今年も魚自体の数は少ないかも・・
カムイミンタラへ
大雪山。北海道に移住してすぐに入ったガイド会社でラフティングや大雪山のガイドで休みなく毎日毎日体を張って働いていたときは趣味で山に登るなんて考えられなったけど、宿業が主な仕事となり、改めて大雪山を見てみるとやはりこの山々は特別!アイヌ語の意味のごとく「神々の遊ぶ庭」でした。
まずは北海道最高峰の旭岳へ。ロープウェーの終点から何も考えず(斜里岳みたいに「この沢、どこを渡るんだろう?」「あの木に頭ぶつけないようにしゃがんで・・」「ここに足をかけると滑りそうであぶないなぁ・・」等々気持ちが忙しい)ひたすら息を整えつつ登ります。手前は落ちそうで落ちない金庫岩。旭川の町も一望。快晴に万歳!
自撮りもたまには。山頂は気温は9℃で風も強くて寒い!
富良野岳、十勝連峰、トムラウシと登ってきた山々の山頂を眺めるのも至福。
一番遠くにはウチの裏山の斜里岳が!女将が手を振っていたのが見えたような気がしました・・知床連山や阿寒の山々も一望。地元が見えるとなんか嬉しい・・
やっぱりここが一番の難所、旭岳から裏側(お鉢平方面)への下り。乾いた小さい火山礫が固い斜面にさっと撒いてあるような急斜面ですぐに足を取られて転びそうになります。重心が高いからか欧米人たちはホント怖そう・・重心の低い日本人でさえヒーヒー言いながらエンジョイ?していました。
このコースで特に不思議な風景の間宮岳前後の登山道。やはり凍って解けての繰り返しで縞々の植生となっているのでしょう。大雪山を実感。
植生の少ない上部でもコケモモは食べごろ。クマちゃんもくるでしょう。
この風景が名残惜しくて降りる方向の分岐を過ぎ、中岳まで登り休息。日が高くなり大汗をかいた体に風が気持ちよくカムイミンタラにしばらく抱かれていました。
急に山の色が変わります。噴火の年代や植生、火山礫の質も違うのでしょう。
暑い今年は紅葉も遅め。ほんの一部だけ色づいていました。
この時期、イワギキョウはたまにあります。
裾合平に向け、ひたすら緩い下り。急な下りが続くとたちまちポンコツの両膝が悲鳴をあげるけど、今回は片膝だけの痛みですみました。鍛え方が足りん!
登山道にある秘湯中の秘湯、中岳温泉。登山者も多いので足湯にしている人が多かったです。
裾合平のチングルマの群生は凄い!今は綿毛だけど花の最盛期は見事なはず。
大雪山の登山道整備の方法はホントいろいろで参考になります。近自然工法あり、ヘリで運んだと思われる力技の蛇篭や木道から金属のブリーチングあり、と、どういった方向性でやっているのかなぁ・・?
約7時間、ゆっくり、最後は飛ばしてぐるっと回ってきました。エゾオヤマリンドウが終点の印。最高の疲労と最高の充実。
そしてもう一つの楽しみ。せっかく遠い大雪山の麓まできたのでちょこっと渓流のフライフィッシングを。
25~30cmほどのニジマスが爆釣!釣れないところと釣れるところがはっきりしていて溜まっているところがあるようです。ドライフライを流しているだけだとあまり釣れないけど、ウエットフライ的に誘ってやると面白いように釣れました。
婚姻色の少し出た尺足らずのこんなヤマメも何匹か。ウチの近くの川では海に降ってサクラマスになってしまうので陸封されたこんな大きくてキレイなヤマメはとても珍しかったです。
今回も大雪山の山と川を満喫しました。ボクのような外で遊ぶ者にとって、やっぱり北海道は天国です。