今年もスノーシューツアー始まりました。雪は少ないのですが、逆に藻琴山までの道はまだ閉鎖も無く登ることができます。遠くに斜里岳と知床連山、オホーツクの町と屈斜路湖の風景を眼下に見ながらの稜線をあるきはこれが北海道の冬山からの風景か!と誰もが素晴らしいと思うでしょう。
最近の冬の荒天で今年は何度行けるかわかりませんが、間違いなくイチオシのスノーシュー軽登山ツアーの行き先です。
以前お客さんから指摘のあったベッドのギシギシ音。ネジを増し締めしたり組み立て直してみたりしたけど治らず、今日は原因究明と対策に本腰を入れました。布団とマットレスを取り、ベッドの骨組みを解体。ここから音が出ているんだろうと目星をつけておいたウッドフレームの接合部分に、部屋の遮音に使った余りのゴムシートを切り取り、穴を開けて
このように挟み再組付。よっしゃ!これでOKだ。マットレスを敷き寝返りしてみると‥‥!?全然直ってないじゃん(泣)・・さて本命はどこだろうと寝転んだり押したり・・もしかして基本的なところ・・・?
ということで太い足の裏にもありあわせのフェルトを貼って、またまた寝返りをしてみると・・・ここも違うじゃん(泣)・・こういう時の音は木がたわんで接合部や接地部から音がしているのは確かだろう、と月曜大工の経験からあちこり見てみると・・
本命はここだったのです!マットレスの下に敷く板とその骨の木。この板の部品がたわんで乗る部分の木部とがこすれて音が出ていたのでした。それならばとゴムシートを細長く切って両面テープで貼り付け組んでみて、さあ寝返り・・やりました。そして同じ型の残りのベッド8台を一気に貼っていきました。丸一日かかってしまったけど、これで9割方ギシギシ音は無くなりました。皆さんこれで寝返りをうっても静かだと思います。しかし、正直高価ではないベッドってこんなもんなのでしょう。木と木をネジや釘に頼らずしっかり組んで接着剤までつければ音はほとんどしないと思いますが、バラせないベッドじゃ部屋に入れられないし出せないし・・この辺がベッドや椅子のノウハウなのでしょう。でも家具って設計したらちょっとおもしろそう。今度家具屋に行ったときはこのへんの作りをしっかり見てみようと思います。ホントに「おねだん以上~◯トリ」なのか、高級路線一辺倒から舵を切った骨肉の「◯塚家具」はどうなのか、など都会に行くときの楽しみが増えました。
ウチの薪割りは直径10㌢ぐらいまでの細い木は丸のこでシャッシャと切っていって(丸のこの刃は焼きが入っていて薄く、よく切れるのです、ちょっと危ないけど。チェーンソーの刃はすぐに切れが悪くなりしょっちゅう研いだり、張りを調整したり、ガソリン、オイルをいれたりと手間がかかる)太い木はチェーンソーで玉切りし斧で割ります。問題はこういった類の木。太い枝との分かれ目の部分で、枝打ちをしていない木によくある生え方で、硬く木目も複雑で斧を力いっぱい叩きつけても刺さるだけなのです。あ~手が痛い・・そこで分かれ目にチェーンソーで切れ目を入れてクサビを挟み鉄の大ハンマーでぶっ叩き「裂く」感じで割るのです。
ひと枝づつ剥がす感じで・・
厄介な曲がった木目もチェーンソー+クサビでなんとか・・
最後まで気持ちよく「パカッ」と割れてくれない・・
ようやく本日終了。この景色を見ながら薪割りをしていると、「北海道に暮らしているんだなぁ~」と思うのでした。このあと真っ暗になるまで薪を積んでいましたが、星空は最高でした。
今はこんな夕方です。
この長手方向からも薪を取り出せたらいいなぁ・・と思ってひらめいた薪の崩れをおさえる脱着式の部品。2段にしたのでこの部分を作るのに半日かかりましたが、うまくいきました。また雑草対策で小屋下に敷いたビニールに押さえのレンガと砂を載せたりと、あっちをやったり、こっちをやったり。
日も暮れて投光機も出し、屋根のポリカーボネートの波板をはりました。屋根の骨組みを金具で柱に取り付け、塗装も終わり暫定完成です。しかし、横から押してみたりすると、もっと強度が欲しいと欲が出てきました。材料もあるものですませるのでちょっとかっこ悪くなってくるけど明日は仕上がるでしょう。で・・・薪割りが待っているんだなぁ・・・(泣)