流氷さん今年もありがとう!

流氷が去って行きました。知床五湖ツアーへの行きには氷のかけらが点在していたけど帰りは無くなっていました。また戻ってくるかもしれないけど、流氷さん、今シーズンもとりあえずありがとう。

M名人の差し入れ!地元北見で並んで買ってきてくれたこのチーズケーキはしっとりとふんわりの中間の食感。さすがカーリング娘たちのモグモグタイムです。

午後から天気が回復し快晴。気持ちよさにふらっと近所へお出かけ。海に続く道の春。

宇宙展望台までもすでに除雪されていてこの風景を堪能しました。

左下の一の字に白く見えるのは清岳荘。右の谷を逆くの字に登っていくのが夏の登山道。あと3か月でもうあそこを歩く夏山シーズンなんだなぁ・・とおもうと少し焦って遊ぼうという気になってきます。

昨日の夕映え。ちょうど雲の中から山頂が現れました。

宿も今日からGW前まで休館になります。遊ぶ、直す、作るの毎日ですが、そんな日々の様子を上げていきますので、宿の休みに何やってるんだろう?と思う方はお付き合いくださいませ。

”体験”の重要性を再認識

久しぶりに団体さんのスノーシューハイキングのガイドで神の子池へ。参加者の皆さんは九州から北海道まで全国から来た旅行会社の若い人たち。一緒に歩いていると、雪の無い地方から来た方には雪そのものが珍しく、足跡のない新雪を歩く、斜面を滑る、雪原に寝転ぶ、といった基本的なことが非日常でとても楽しいのだということを再認識させてくれました。

日が射し込まなかった神の子池の色は地味でしたが、遊ぶことに対して自由度の高い神の子池周辺は多くの楽しみの潜在能力を秘めた場所だと再認識したところです。スノーシューツアーも終盤。新しいコースを開拓することに近年は力を入れてきましたが、来シーズンからは今までのコースでもより楽しむ方法を追加していこうと思います。

春・快晴

昨日は8℃、今日は2℃まで上がり急速に雪解けが進んでいます。宿の周りの畑の雪もも表面が解けて水になり日差しで反射してキラキラと。春実感の光景。

今日の斜里岳と我が宿。写せなかったけど静寂の中、鳴き声を見上げると白鳥がV字編隊で屈斜路湖のほうへ飛んでいきました。

斜里岳上部も樹々が段々出てきました。

斜里岳の夕映えを望みながら家の周りの白樺の枝払い、屋根の雪下ろしとけっこう肉体労働。ビールが美味い!

ワシだらけ

今シーズン最後のワカサギ釣りへ。M名人とオジロワシ。いつもの女満別湖ですが今日も周りはワシたちがおこぼれを狙っています。

今日は今シーズンで一番釣れました。釣れなくなる時間が無く、ずっと入れ食い一歩手前ぐらいの釣れ方。釣果は2人で4キロ。500匹ぐらいかな・・当分甘露煮がお出しできそう。

20センチほどですがワカサギ釣りでの初アメマス!ちょっと嬉しい!エサとして仕掛けておいたワカサギにではなく、ワカサギ仕掛けのサシに来ました。

後ろの樹木の上にも多くのワシたちがこちらを凝視しています。

オジロワシが飛んできました!

釣り師がおいていった魚をワシづかみする瞬間。オオワシの若鳥か・・

小さいワカサギを針に付けて底に沈めるとすぐにこんな感じ・・おちょぼ口の貪欲さん。

私たちが去るとそこにもわさわさとやってきました。なにも無いよ~ 今シーズンも楽しかったワカサギ釣り。釣りしている間、たまにバキバキッと氷に亀裂が入る音がちょっと不気味でした。あと1ヶ月で屈斜路湖のシーズンの始まり。それまで腕慣らしでどこへ行こうか楽しい悩みです。

 

解けていく離れていく

今年は暴風雪にならない、南からも北からも強風が吹かない、雪がとても少ないという例年とかなり違う冬でした。流氷も広がっていた面積は大きかったけど薄めだったのでこのところの暖気と弱い南風で緩み、オンネベツ川の河口付近の海岸ではこんな感じです。

知床五湖の周辺も雪解けで小川が出てきました。

一湖の海側の展望地より。流氷もすっかり薄くなりましたがまだ風景としてはキレイ。あと何日あるか・・春近しです。

一気に春へ

一週間ほど前から急に春の陽気に!昼時はすでにプラスの気温で歩いていると暑いぐらいですが、モアン山の急な下りは冷や汗。

でもこんな雪原の真ん中を歩けるなんてちょっと他にありません。(モアン山)

スノーシューの裏には雪が団子のようについてきて歩きづらい・・これも春。

知床の流氷はこんなびっしりのところもあれば、ほとんどないところも出てきました。

フレペの滝の芸術もそろそろ崩落しそう・・

鳥をはじめ動物たちは元気です。アカゲラ。

緩んだ流氷をオジロワシがじっと眺めていました。

原生林は輪廻を感じる森。知床。

象の鼻はやはり絶景です。

エゾシカの寝床。樹木と倒木に囲まれ、さながらスイートルーム。

男の涙横から知床連山を見てみました。

晴天の藻琴山はいつ見ても素晴らしい!

谷をぐるっと回って降りてみました。風景をより長く楽しむには最高です。

あそこまで登ればあとは楽。藻琴山。

一気降りは最高に楽しいです。天候には恵まれることも多かった今シーズン。ツアーは終盤だけど最後まで荒れないでね。