降雪状況の展望

Img_0941_1 いや~これもいかにも北海道らしいスケールだな、と感じる光景。冬型の気圧配置が強まっているなか、オホーツクの海上を網走方面から知床方面に向かい局地的に雲が雪を降らせながら移動しているのが晴れている我が家からよくみえました。「あ~・・君の家のとこ、雪降ってるよ」なんていう会話も不思議な面白さです。

春までおやすみなさい

Img_0940_1 いきなり寒くなり日中でも路面が凍結しているような季節になったと判断し今年のライダーは終了。バイクはバッテリーを外し、キャブレターのガソリンを抜いて物置の奥に仕舞い冬眠です。ただしオンロードバイクのCB750Fだけで、往生際の悪い私はオフロードバイクのXLR125はまだそのまま。今年はCBにはずいぶん楽しませてもらいました、ありがとうです。来年は泊まりで北海道ツーリングに行くのが目標です、ってたいした目標じゃないか・・

痕跡

Photo 工房の増築のため解体した薪小屋。まだ小屋の場所、形などイマイチいいアイディアが浮かばないのでを新しく作っていません。いかんなぁ~・・でも薪の準備は欠かせないのでとにかくあちこちに置いてある薪をきちんと一か所にまとめて積むことにしました。で、積み直すと毎年出てくるのはネズミの巣。ここの家主の驚いて出てくる様にこっちも驚きながら、ゴメンネ、と撤去させてもらい作業を続行です。

Img_0937_1 作業の合間にふと裏山を見ると、薄くなった雲の間から見えたのがこの風景。季節の変わり目は風景の変わり目。いいもの見ちゃった、という気分でした。

奥州平泉へ

Photo_9 車を北に走らせ、今年世界文化遺産に決まった岩手県平泉へ。ここ源義経の生きた前後の時代に藤原氏の作った毛越寺(もうつうじ)の庭園は見事でした。池、川、紅葉する樹、そして寺。殿様が描いた理想の庭とはこういうものだったのでしょう。

Photo_10 中尊寺の黄金貼りの金色堂もよかったのですが、ボクとしては毛越寺にあるこの開山堂がなんとログハウス!昔習った校倉造りというものでしょうが、昔の人は凄い建物を作ったものです。

故郷の一つ、福島来訪

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Photo_5 北海道への帰路、中学生時代をすごした福島へ。清里町にも住んでいた知り合いが一昨年、猪苗代にペンションを開業したとのことで来訪。北海道をはじめあちこちで長い下積みを重ねたオーナーの岩井さんはとてもいい雰囲気の奥さんを迎え、素晴らしい人物になっていました。原発の事故ではやはり集客的に、また東電の保証問題でもひどいことになってしまっていて、安易に「がんばって!」などと言えませんが、どんなことになっても長く応援していきたいと思います。

ここは裏磐梯もすぐで、自然も、ドライブも本州ではとても魅力のある場所。是非行ってみてください。

ペンション すまいる http://www.maroon.dti.ne.jp/p-sumairu/

Photo_6 吾妻小富士も登ってきました。ここは駐車場から10分で噴火口の稜線に出て、30分ほどで一周できる絶景なのに気軽な山。でもこのときは途中で雪も舞ってきて寒かったなぁ・・

Photo_7 福島での最後にいい話でなくてすみません。ここは毎日のように遊んでいた住んでいた家のすぐ前の郡山市の酒蓋公園(さかぶた)。替えられる表土は替えてありましたが、園内も道路も降り積もった落ち葉もそのまま。広い公園で周りは住宅地なのに人影がありません。大事な心の故郷の状況に涙が出ました。

斜里岳登山ガイド、高尾山を登る・・

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以前から登りたかった、というか行ってみたかった東京、高尾山。日本一登山者が多いというこの山は一日7000人という、斜里岳一年分と同じ人数が訪れています。平日なのに山ガール、親子連れ、中高年、カップル、外人とほぼすべての人がいるのではと思える状況。

Photo_2ロープウェーで中腹まで上ると関東の山は意外に急だと実感です。

Photo_3休日のショッピングセンターのエスカレーターに乗るように人の列に流され30分も登ると、ここが山頂・・・食べ物を中心とした土産屋、自然センター、あずまやなどが立ち並び、お弁当を食べる人・人・人・・植物の全く無い地面は埃っぽく、展望もイマイチですが、「そうか、なるほど人気のあるはずだ・・」とつかめてきました。高尾山は何といっても都心から近くスニーカーでも大丈夫。ほぼコンクリの登山道、団子やそばなど食べ物屋さんも多数、神社の多い歴史ある信仰の山、よく見れば自然も個性的、上るコースも多彩、ケーブルカーやリフトで行けば軽いハイキングレベル、そしておしゃれを楽しむ山ガールや若奥さんなどにとってはファッションを披露する渋谷や銀座と同じで、かつ健康志向的な要素がある、といった極めていい”場所”なのでしょう。こちらでの町おこし的にもとてもいい勉強になりました。高尾山に登った山ガールさん達の一割でもいいから、すべてが真逆の斜里岳へチャレンジしてみてくれないかな・・