やっぱり知床はいい!

Photo

今年の流氷はなかなか来ないけど知床の自然はやはり素晴らしい!良いところは多いけど原生林へ気軽に入れる、ということが特徴の一つでしょう。大木、幼木、風倒木、放置されて自然に帰っていく森など表情は様々。
Photo_2
もちろん動物も住みやすくて、ヒグマの爪あとなんかあちこちにあります。(今は冬眠中なので”ほぼ”安全)

Photo_3
あちこち鹿だらけですが、キタキツネものんびりしていました。

Photo_4
空には巨大なオオワシが滑空、たぶん下にエサとなるものがあるようです。

Photo_5
このときは著しく天候が変化し、吹雪→晴れ→吹雪が何度か繰り返され、辛い時は森の中で雪やどり。

Photo_6
なのに帰りは見事な夕映え。今日も幸せなスノーシューツアーでした。

裏摩周へ

Photo
久しぶりに裏摩周へ。写真は撮れなかったけどまだ氷結していない摩周湖の上にはオオワシも飛んでいて人は誰もおらず、風も弱くて極めて静かな、やはり素晴らしい無音の摩周湖でした。帰りはこれも久しぶりにテレマークスキーで半分ぐらいはサァ~と滑り、あとの半分はシュッシュツと歩いて夕映えの山々を眺めて温泉へ。今日もビールが美味いなぁ~

絶景の冬山

スノーシューツアーの下見を兼ねて根北峠から斜里岳へ向かう稜線を目指して行ってみました。
Photo
目指すのはたぶん左下のピーク。山頂までは時間的に行けないのでとにかく大展望のきく稜線を目指しました。

Photo_2
ひたすらエゾマツ、トドマツ、ダケカンバの原生林を少しづつ登っていきます。最初はラッセルがきつくてハアハアゼエゼエの大汗・・昨年同様途中で断念か・・
と小休止すると数日前のスキーの跡を発見。これをトレースするとスノーシューの沈み具合は半分になり”行ける”と前進。
進んで休んで・・進んで休んで・・

Photo_3
寒冷で湿度が高くきれいな大気の場所に生息する、樹木と共生するサルオガゼ。休憩時の安らぎ。

Photo_4
ジャケットを脱ぎ、インナーダウンを脱ぎ、手袋と耳あてを外しハチマキをしめて2時間ほど登ると急に大きな樹木がなくなり展望が開けました。
目指すピークはこの上か!?

Photo_5
稜線に近づくと海別岳が全容をあらわしました。

Photo_6
ピーク着。最高の達成感。南斜里岳へ続く稜線。斜里岳主峰にもよく似ていました。オホーツクの沖合には流氷もうっすらと見え自分の中の流氷初日。やはり山は素晴らしい。

Photo_7
来た道と帰る道。たまにハイマツやダケカンバの上にかぶっている雪を踏抜き、転びそうになりながら一気に下る。登り2時間半、下り1時間半で到着。大満足の充実感。心の中に無限にリピートする風景がまた一つ焼き付きました。

トレーニング

今日はスノーシューツアーのトレーニングも兼ねて家の前の雪原をハイキング。ついでに名犬?ムギも連れて行きました。
やつは面白い・・
Photo_2
新雪の上では埋まるし疲れるし、雪が指の間や体について嫌だからいつもボクの足跡の上を歩いてついてきます。
しかし、キツネなどの足あとを見つけると・・

Photo_3
興奮して自分からラッセル!偉いぞ~

Photo_4
たまに雪の中に顔を突っ込んでクンクンするから振り向いた顔は真っ白(笑)

Photo_5
でもすぐにラッセルは嫌になって自分の跡や人の跡を歩きたがるのです。なんか人間味あるなぁ~

チカの醤油みりん干し完成

Photo
先日釣ってきた250匹のチカ、醤油とみりんと酒の漬け汁につけ、その後干して完成しました!ちょっと骨はあるけれどいい味でています。でも腹わた取るのは大変でした・・ホントは取らなくてもいいんだろうけど、どうも取りたくて・・

滞在、好感度!

Photo
東大雪の糠平温泉にある旅館「中村屋」さんへ行ってきました。ウチに来られるお客さんの評判もとても高いこの宿、行ってみてわかりました。ハード面では見た目、古い昭和の温泉旅館そのものですが、中はこのように手作り感満載、それに気遣い感も形になっています。もちろん形になっていない気遣いとポリシーもなかなか。

Photo_2
ランプシェードも。

宿の皆さん、いろいろありがとうございます。とても参考になりました。
糠平温泉の宿はあとユースホステルさんしか知りませんが、この2軒、ボクの感想ではとてもレベル高いです。こんな宿が日本中に増えてくると(特に北海道に・・)旅の楽しさは倍増するでしょう。ウチもガンバらねば!

Photo_3
そして糠平といえばこれ。タウシュベツ橋梁。氷結した湖上を2キロぐらい歩いて行ってみましたがやはりもうボロボロ。そっと眺めて時間の経過を感じた素敵な場所でした。

音で遊ぶ、岬で遊ぶ

Photo
根室市厚床で開かれた「音のワークショップ」に参加してきました。これもフットパスで有名なAB-MOBITさん主催で音楽家の佐藤さんと掛川さんが講師となり、イメージを曲にするやり方を学んだものでとても楽しい時間でした。(もしかしたら斜里岳登山の曲ができるかも・?)やっぱり文化的な遊びもいいですね。

Photo_2
ランチに頼んでおいたサンドイッチ弁当。近くのグラッシーヒル(カフェ)製造で箱もお洒落だけど味もいい!
トータルで楽しめるレベル、高いです。
(グラッシーヒルさん、帰りに寄る予定が岬を歩いていたら閉店時間になってしまい行けませんでした、スミマセン)

帰りはちょっと走って久しぶりにその落石岬へハイキング。

Photo_3

氷点下7℃という夕方の極寒のなか、森を抜け原野を抜け岬に。これぞ北海道!という広大な海の光景が広がります。

Photo_4
久しぶりの人間にびっくりして50~60頭の鹿の群れが逃げて行きました。

Photo_5
最高の景色を台無しにするアホな家族。飛んでみました。

片道2キロほどのコースの中に変化があって、やはり落石岬も最高です。道東太平洋側はコースも増えてハイキング天国になってきていました。おすすめです。

大釣り!

Photo
冬の風物詩、穴釣り。一番やりたい、「穴の下の魚を見ながら釣りをする」ために適地の能取湖平和地区へ行きました。コマイ狙いの釣り人の多いこの場所は今日は全く釣れないようで皆、ちょっとやっては引き上げていきます。で、ボクもチカでいいからちょっとでも釣れないかなぁ~と釣り始めると5分も立たないうちに穴の下がチカだらけに!!氷点下7℃でも寒さを忘れ2時間ほどで250匹の釣果。これは内蔵を出してから醤油漬けにして干すと美味いんだな~。2月のお客さん、お楽しみに。
楽しいのは氷がまだ薄くて一見危なさそうなのに、警察やらなんやらが「危ないから入っちゃいけません」とか言わないこと。アザラシが氷の端に乗っているのに割れないから大丈夫だ、とか、十分に寒いからOKだ、とか自分で判断する自己責任の世界。こういう北海道らしさがボクは好きです。でもなんでコマイがこうも釣れないのか?

Photo_2

原因はこれかな!?遠くに不思議な凸凹があり、よく見るとたまに動いています。こりゃ~アザラシの群れだわ!!それも50頭以上・・彼らの好物はタラとかだからなぁ~ちなみにコマイはタラの仲間です。

お正月の酒と肴

_1

さっそくお正月の骨酒の写真をいただきました。IさんNさんありがとうございます。すぐ近くで釣ってきたアメマス(イワナ)を少し焼き過ぎなぐらい焼いて、熱いウチに熱燗を注ぎ少し待ってからチビリ。これはまさに山の酒。

Photo

次の日、酒に浸っていたイワナを甘露煮風にしてみました。骨まで柔らかくなり、これも山の味。
来年はヤマメ・イワナ・オショロコマの3つの骨酒で味比べでもしてみましょうか?

そして残りはこやつに。

1401

贅沢なやつです。

湧き水の沢から

Photo_3
天気の良さに誘われて少し竿を出してみようかな、と、近所の渓流へ。水中に氷のかたまりができるほど水温が下がるこの時期のポイントは湧き水や温泉の川。あちこち歩いて竿を出し、魚のたまっている場所を見つけるまでが大変でもあり楽しくもあります。

Photo_4
5メートル四方ぐらいの浅い溜まりのどこにこんなにいるのかとおもうほど一箇所で釣れた30センチ前後のアメマス。お正月は骨酒だ、唐揚げだと、持ち帰りましたが今回は魚が見たくての釣り。積んであったソフトバケツに入れて鑑賞後、逃しました。
そういえば正月のイワナの骨酒、写真撮るの忘れました。撮られた方誰かweb用にデーター送ってくださ~い。