今シーズンラストか?

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10℃まで気温が上がった 今日は午後から知床へ、今シーズン最後かな・・?と思われる流氷を見に行きました。フレペの滝の上の草原もまだ雪で覆われており、例年なら100頭ぐらい集まる鹿も少しだけ。原生林も静かでいいストレス解消に(そういえばストレス、ないなぁ~)なりました。

流氷もさすがに南風でバラけていますが、3月末にこれだけ氷があるのは何年ぶりかのこと。今年もありがとう流氷さん。

Photo_4 夕方、道路端には草を求めて鹿だらけ。跳ね飛ばしたトラウマがよぎります。でもなんでわざわざ飛び出してくるのさ!

量産試作

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香りが素晴らしい清里産小麦を使った食パンですが、今回は型をいくつも購入し量産に向けた試作です。気を使ってちゃんとやればちゃんとしたものが出来ることもほぼ会得。特にこの角型の角食(北海道弁かな・・?)は冷ましてからサンドイッチなどにするととても美味しいのでお気に入り。小麦粉をとても多く使うので材料費が高いことがネックですが、それ以上にいいものを提供できる日を目指したいと思います。

待望のゴミステーション

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カラス・ネズミ・キツネと戦うこと11年。待望のゴミステーションが設置されました。町の鉄工屋さんがハンドメイドで作ったものですが、それでも6万円以上するため(これでも安いと思う)今まで買えなかったのです。でも先日、町からの補助金が3分の2出るよ、という話を聞き、ウチとお隣さんで残りの約2万円を折半して負担し発注、完成し設置しました。かなり大きいものですが、これで収集車が来るまでゴミの番人をしていなくてもすみます。よかった~

川北温泉ハイク

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車やバイクではよく行く秘湯、川北温泉。今回は雪の林道を歩いて行ってみることに。クロスカントリースキーで行った跡が少し残っていたものの、積雪はちょうどカーブミラーが鏡だけ見えるぐらいありスノーシューでも少し沈みました。温泉まで林道を5キロ。

Photo_2 途中1キロごとにある看板が、安心感と距離感を与えてくれます。

Photo_3 やった!到着~。で、もちろん誰もいないので隣の女湯をちょっと見させてもらいました。聞いていたとおり、お湯の色がちょっと違う!少しぬるかったけどこんなときだから両方入りました。

Photo_4 男湯はかなり熱かったので、外に出してある水のホースを引き入れ、すこし雪で冷ましました。外気温は0℃。小雪。誰もいない露天風呂は最高でした。・・帰路を除いては・・

その帰路、歩きはじめるとすぐ、こんな山奥なのに何か大きな音が・・・歩くのを止めると数百メートル離れた山の向こうで犬が何頭か激しく吠えている・・・・・・(恐・・)たぶん標津の有名なクマ撃ちの方の犬だと信じたいですが、もしそうだとすると追っているヒグマがこちらに来るかも・・?それともいつか斜里川の上流で吠えられた狼の群れのような野犬・・?こっちはナイフやクマ撃退スプレーは持っているものの所詮弱い一人の人間。もしものときにどうするか、ヒグマと野犬、あるいはクマ追い犬、いずれか場合も考えて・・・まずは見つかる前に逃げるが勝ち!5キロの雪道を小走りに近い歩行。残り1キロほどで声も聞こえなくなりちょっと安心。無事車についたものの、汗だく疲労困憊でした。あ~怖かった・・

休館日の生活

Photo 今日から春の休館日。

「長く休めていいなぁ~」「遊び放題だね」とか言われる宿の経営者として、日々実は何をやっているか、をそっとお伝えしたいと思います。(大体言われる通りです・・)

今日は海別岳に登られるお客さんを「ボクも行きたいなぁ~」とお見送りした後、もちろん掃除、その後、移住関係のパンフレットの原稿の校正や斜里岳山小屋の管理人などの打ち合わせ等をした後、「ドアを閉める音がうるさい!」と何度も女将に怒鳴られていた問題の自宅入口のドアを修正するため大工仕事をはじめました。ウチのドアはほとんど一品制作物で無垢の木と合板を使っているため、とにかく反ったり縮んだりして頻繁に閉まらなくなるのです。休館期間の日課のようになってしまったドア調整。始めると案外重症で丁番もすべて取り外し、微妙にノミで削って少しづらしたり埋め込んだりして取り付けします。何度も失敗するうちなんとか完成。ドアークローザーも取り付け、まずはOK。半日以上かかりましたがこれで1年ぐらいはもつでしょう。

家を建築、改築予定の皆さん、ドアは無垢の木のものは味はあるけど、かなりいいもの+湿度が適当なところ以外で使うと、素人では苦労するメンテナンスが必要です。次作る時はちょっと妥協して厚手の合板にしようと思います。

スノーシューウィーク終盤2

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そして神の子池。ここはやっぱり面白い!これは元ヘルパーCちゃんの転倒シーン。実はけっこう急斜面を降りています。

Img_2060_1 そして神の子池から流れ出す川べりにはこの冬・・?いや春の第一号フキノトウ。

確実に季節は春になっているようです。

スノーシューウィーク冬終盤1

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冬終盤のスノーシューツアーの毎日です。この冬はずっと寒いのであちこちとても綺麗!藻琴山は樹木がまだ樹氷となっています。氷点下10℃強風・・この時期ではありえないほど寒かったなぁ・・

Img_2047_1 知床の森、これが現実、鹿たちの樹皮食いのひどさといったら・・皮をぐるっと食べられた木は枯れるため、森がなくなってしまわないか心配です。どんどん鹿を食べなくちゃ!

Img_2049_1 ここはフレペの滝ですが、なんと知床にはまだ流氷がけっこうあります。今日網走の流氷観光船に乗ったお客さんもかなり楽しめたとのことで今年はいいですよ~。

阿寒を楽しむ

Photo 冬の阿寒の森。成長の遅いアカエゾ松の原生林は長い時と静寂を感じさせる不思議な森です。

Photo_2 阿寒湖の湖面を歩いてみると全面結氷した湖の真ん中に突然穴が!!これって気をつけてなければ、あるいは吹雪などで表面が覆われていたら・・落ちます・・ここは湖底からお湯が沸いている湯壷といわれるところ。阿寒湖には何か所もあるそうで、スノーモービルも結構沈んでいると聞いたことがあります。凍った湖、河、海、流氷、アウトドアには危険がいっぱい。だから緊張感があってそれを克服したときがよけいに面白いのでしょう。

Photo_3 その湖面を疾走するエゾシカの群れ。見事でした。団体客ばかりが目立つ阿寒湖周辺。個人旅行者はほとんど素通りするけど自然を楽しむフィールドは素晴らしいものがあります。もっと楽しめ滞在できる観光行政をのぞみたいものです。

試作6

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今回はフランスパンの一つ手前のクッペ。清里産の小麦粉はフランスパン系には技術的にまだ難しいと判断。入手してあった専用の粉を使いました。少し急いで作ったので形が不細工だけど味はOK。バターや油脂の入っていないフランスパンは難易度が高いのですが、少し目安がついてきました。朝食はこのクッペを使ったサンドイッチ。ちょっと固いので歯が悪い人には大変だけどこういう主食となるパンは食べ飽きない美味しさです。

嵐の後

Photo 珍しく東からの強風が吹き荒れた後、雪原全域に飛ばされた雪玉が出来ていました。暖かくなって雪が湿ってくると出来る現象。着実に春が近づいています。