2日間吹き荒れた突風もやっとおさまり、砂嵐というより土嵐で目も開けられない状況から一変、きれいな夕方がきました。
ハッとする斜里岳の夕映え。残雪期も見事です。
隣りの家の前にはサクランボの花が満開。なごり風にあおられてあっち向いています。
夕陽もきれいでした。空全部が真っ赤で何度見てもため息。
でもそれだけ空気中にほこりの残りがあるのかな・・?
6月1日より知床峠も開通のようで、遅い春夏同時という感じです。
なが~いトンネルを再び抜け、ようやく昨日から春がやってきました、今さらです・・急に暖かくなって花も葉っぱも急にパッという感じの咲き方。晴天と相まってとても嬉し気分でちょっと町内ツーリングへ。小学校の校庭は満開でした。
さくらの滝はまだ跳んでいなくて神の子池へ。ちょうど光が上からさしてとても綺麗。冬とは違った暖かさも感じます。
池の周りはエゾエンゴサク。10日以上遅い開花。林床を彩る早春の花で、この自然な青がとてもキレイ。
斜里岳は今、こんな感じです。山小屋清岳荘までの林道も今年は開通が2週間遅れて6月14日になるとのこと。
登山者の皆さん、このぶんだと残雪が多く危なそうなので7月以降の日程で登るのがいいかもしれません。
GWに寒くてつらい思いをして以来の屈斜路湖の釣り。まだ北岸の林道が閉鎖中なため西岸へ。波の高い中、フライを沈めると「入れ食い」です!尺ウグイの!?・・・
沈めて引くフライフィッシングがどうも苦手なボクは今回はルアーも持参。20年ぐらい前に買ったワカサギそっくりのプラグを流してよろよろと弱った状態を演出していると、ドカンときました。このアメマス、長さは63センチと長いけど、まだ痩せていて放すと波打ち際を縦になってクネクネと蛇のように水へ戻っていきます。
釣り場は湖面の向こうにウチの裏山の斜里岳が見えて、今日は寒くはないし、かつウグイは入れ食い、20~30センチの小型のニジマスやアメマスもポツポツ釣れて幸せな時間です。
夕方、これが最後の一投!と、ブレットンという、これもまた30年ぐらい前に買ったスピナーを投げるとガンッときてジャンプ、そしてテイルウォーク!慎重にやり取りして手にしたのは弾丸のような55センチのニジマス。これが釣りたかったんです!
ここまで深刻なんです、過疎化。普通の家を作るのに一坪100万円ぐらいする首都圏のベッドタウンから「住んでくれればタダで土地あげるよ」という地域まで・・これもある意味、格差なのでしょうか・・知人が「その土地で動いているお金の量が土地の価格だ」
と言っていたけど「その土地で受ける幸福度の度合い」とは価格は比例しない部分が多々あるようです。
道路の山側に不自然な盛り土を見つけ、寄ってみるとどうやら鉄道の廃線跡のよう。調べてみると、美深と仁宇布間の国鉄美幸線
(びこうせん)のよう。1985年に廃止されてもう28年経つけどこれだけはっきり残っているなら、歴史を探訪するフットパスにするのもいいのではとおもいました。