まだ釣れますが・

天気が良いので午後からまた行ってしまいました。最高気温が氷点下5~6℃という低温が続いていますがまだ湖は氷結せず釣りはできます。しかしラインは固くなりすぐに絡まったりよれたり、リールはガイドローラーが凍り付いてスプールに巻けなくなって軸に絡んだり、ロッドはガイドが凍り付いて巻いている途中で水に漬けて解かさないとワンキャスト分のラインも巻けないといった状況。釣りはできるというより釣りができれば魚は釣れるかも、でしょう。

四苦八苦しながら2匹のアメマスをゲット。やっぱり一匹ネットで掬うと濡れたマグネットが氷結し背中から全く取れません。ただ背負っているだけの飾りになっています。仕方ないので岸にずり上げ。雪の上に上げると魚は静かになるので写真を撮ってすぐにリリース。連続で爆釣した昨年末とは違い今年は2~3匹がいつもの釣果で春の不調も考えると魚が減っている感じで少し心配です。

愛着15年

15年以上愛用したコロンビアのジャケット。前半は釣りと外着として、後半は冬の大工仕事や土木作業、除雪にとヘビーに使い、元の色がわからぬほど色褪せ、ペンキだらけになってもしばらく使っていましたがファスナーも不調となり、落ちない汚れもひどくなったのでついに廃棄することにしました。少しゆったりめで薄いわりに暖かくボクの体型に珍しくマッチしていた愛用品。近年はダウンのジャケットが多くなってきたけど頻繁に洗うものはこれのように化繊の中綿で裏地がすべすべして着やすいナイロンの生地のものが適していますが近年こういったモデルは少なめ。最近、登山や自然のガイドよりも釣りや建築、土木作業で外にいることが多くなってきたので着るものもパタゴニア・ノースフェイスからモンベル・コロンビアへ、そしてユニクロ、しまむらになりついにワークマンと実用性重視となってきました。でもワークマンのコスパは素晴らしい!価格は7分の1、性能は3分の2ぐらいじゃないかな・・ワークマンは東北海道には一軒も無いけど(ワークマンさん、是非ここ清里町に出店てください!お手伝いしますので・)これからはネットなどで買って利用してみようと思います。

有終撤回

昨晩の気温。今朝は18℃まで下がったけど、天気も良く風も穏やかなので湖が気になってしかたありません。最高気温が氷点下5℃という予報だけど昼前になるといても立ってもいられず出陣!これからは有終とか今シーズン最後とか言うのやめます・・

テカテカツルツル路面に冷や汗をかきながら湖に着くと誰もいません。昨年は吹雪の中、猛者が何人もいたのに・・週末とはいえクリスマスだからかな・?さっそくルアーを投げ始めてもウンともスンとも。やはり冬はじっと一か所にいると寒くて冷えるし足で釣ることに。(歩いて場所を移動しながらあちこち探る)

塗れたネオプレーンのウェダーがたちまち凍り付き足かせを付けているよう。まあ良いトレーニングです。

歩いた甲斐があり連続ヒット!元気でコンディションのいい35~40センチほどのアメマスの群れに当たったよう。遠くの深いところでヒットするのでとても重く感じます。でもかえしをつぶしてある針を使っているのと腕が未熟なので半分ぐらいバラしました・・

ワンキャストでロッドのガイドが凍り付きラインが巻けなくなるのでファイト中でも巻きながら水中にロッドを入れて振り、なんとか解かします。

これも厄介。リールのガイドローラーが段々と凍り付いていき、スプールの下のほうにラインが巻かれてしまいます。3キャストに一回ぐらい長く息を吹きかけ解かします。ラインも氷漬けになっているために太くなりスプールからはみ出しそうです。

今日一番は銀ピカの超美形サクラマス。45センチぐらいだったけど引きが強烈で鋭く走ったのでニジマスかと思いました。

ちょっと大きめなアメマスを背中に磁石で付けているネットで掬おうとしたら強く引いても背中から外れないっ・・(焦り・・)仕方なく岸にずり上げ。濡れた磁石が凍り付いていました。今日は思ったよりいい釣りができました。寒さは防寒がしっかりしていて歩きながら釣りをすれば大したことありません。でも今晩の雪で湖岸までの林道が通れなくなりそう。今シーズン終了でも大満足ですが、トラウト類って気温も水温も低くても元気なことがよくわかりました。次回も楽しませてくれるでしょうか・・

 

日没までの仕事

日没が早くって・・15時半を過ぎると手元が暗くなり気温も急降下。そのため16時ごろまでで屋外の作業は終了です。朝早くからやればいいのだけど9時ごろまでは氷点下10℃以下のことも多いのでどうも外に出る気がしません。まあこんなことを言っているのは今は時間に余裕があるからでしょうか。まずは半乾きになったサケトバをさらにきれいに熟成、干し上げるための切り込み入れです。

次に宿の前のシラカバを駐車や除雪、隣の畑の農作業の邪魔になる枝を払います。高枝切りバサミで切れない太い枝にはこのようにノコギリをひもでしっかりくくり付けて

脚立をかけて雪と氷で滑り落ちないように細心の注意で少しづつギコギコと落としていきます。それを拾って集めて細かい枝をナタで落とし薪ストーブの焚き付け用にノコギリやチェーンソーで50センチぐらいにし薪棚へ。面倒なのは歩くところ、運ぶための猫車を押すところ、そして枝や丸太に積もってしまった雪を毎回除雪することからら始めるところ。あ~積もる前にやっておけばよかった・・足の先の感覚が無くなってきたとおもったら氷点下10℃。今日は終わりだ。

有終の美

今日が年内最後の晴天かも・ということで湖へ。白くなった畑に少ないエサを求めて鹿が出ていました。

まだ積雪は少ないので林道は普通に通れました。気温は氷点下1℃。

朝は氷点下15℃ぐらいのときもあり、こんなしぶき氷もあちこちに出来ていました。水温も数日前に比べて一気に下がった感じです。

寒さ対策も兼ねて林道をしばらく歩きながらルアーを投げるも結局出発点の車の前で来た50センチほどのオスのイケメンアメマス。少し深いところを回遊しているようで下から抜く感じのやり取り。いいファイトをしてくれました。

フライに換えて待ちの釣り。しばらくするときたっ!・・30センチのウグイ君でした。君たちまだいるんだね・・しかしウグイ君が釣れた後にトラウトが来ることが多いので再び水流と波によるフライの動きを考え、かけあがりの底付近に流します。

夕方薄暗くなり始めたころにやってきたM名人。10投もしないうちにアメマスを上げていました。さすが!

アタリに合わせると、最初はかな~り重く、かつ突っ走りリールが逆転して糸がどんどん出ていきます。これはデカい!大アメマスか?サクラか?倒木に入り込まれそうになり、こらえていなして「バレないでぇ~切れないでぇ~」と叫びつつ、ランディングしようとすると走られてを何度も繰り返しようやくゲット。やったぁ!!56センチのニジマス。この先は天気も良くなさそうだし気温も低い予報なのでこれが今シーズン最後のトラウトフィッシングかも。ということで有終の美を飾れました。今シーズンは海も湖も魚がすっかり減ってしまった感があるけど、新年は氷上穴釣りから。楽しみです。

ツアー支度

チェーンソーが不調・・最初はエンジンがかかり好調なのにアイドリングが段々遅くなりエンスト。そしてしばらくはなにをやっても再始動しません。しかし1時間ぐらいすると再始動。これの繰り返し。一昨日と今日は何度も何度もスターターを強く引かねばならず体中が痛くなり疲労困憊。一昨日は気温が氷点下8℃ぐらいだったので寒さが原因で不調なのだとおもったけど、今日はプラス4℃。どうも気温ではなさそう。

再始動させるまでの1時間を何度も使って風除室の掃除と冬支度。掃除やって木を切ってを交互にやりました。レンタルの長靴も使う人が少なくなってきたのとゴムの老朽化で何足か廃棄することにしました。長靴って田舎のオールラウンドシューズ。ここに住んでいるとほとんどサンダルと長靴しか履きません。周りの知人との会話も「ニューバンスとナイキでしょ」というより「アキレスやムーンスターもまあまあだけどミツウマって丈夫だべや」となります。

スノーシュー、ワカサギ釣りなどの道具を出しました。ここ2シーズンはホント積雪が少なく山以外はスノーシューの威力が発揮できなかったけど今年こそツアーが始まる1月下旬までにはしっかり積もってほしいです。あとは湖の氷結が待ち遠しいな!

 

川が・・

気温は低くて道路は真っ白のアイスバーンだけど天気がいいので大アメマス狙いで女満別へ行きました。が・・分厚く氷結していて今季終了・・・

水音一つしなくなった川岸ではアカゲラが木をたたく音だけが響いていました。

せっかく来たので網走港へ。相変わらずワカサギ掬いのおっちゃんたちでにぎわっています。ボクはチカ狙いで1時間ほど竿を出しましたが全く釣れず地元の学生らしき釣り人も今年の網走はどの魚も釣れない、いないと言っていました。能取湖もホント魚いなくなったし、これほど急激にどこの魚も減っているのは温暖化だけじゃないでしょう。毒かな?いつもながら不安です。

休館日の仕事を一部紹介

宿が休みの日は何やっているの?と聞かれることもありますが釣りだけではありません。例えば今日は蓋が閉まりづらくなるほど付いてしまった冷凍庫の霜取りから。外の気温が昼でも氷点下6℃と低かったので寒い風除室(外玄関と内玄関の間。北海道の家では暖房が一気に逃げないようにするためドアが2重になっているところが多い)に冷凍したサケやイクラなどを一時的に置いておけるのです。(外に置いたらカラスとキツネとオコジョの餌食)この上蓋タイプの冷凍庫は冷気が逃げないので霜もなかなか解けないため暖房用の電気ヒーターで強制解凍。1時間ほどですっかり解けて排水しました。

次に先日伐採してもらったシラカバの玉切り。(薪ストーブに入るように50センチぐらいに切断)やり始めるのが遅くなり雪が積もってしまったのでまずは除雪。のんびりしていると手間が増えます。シラカバは”パッ”とすぐに燃えちゃうので薪としてはイマイチですが、我が家を風から守ってくれた木。ありがたく最後まで働いてもらいましょう。しかし途中でチェーンソーが不調に・・エンジンがかからなくなったうえにチェーンに熱で解けた雪が凍り付いて氷漬に・・半分ほど切ったところで強制終了。ちょうど15時のお茶の時間だ・・

お茶を飲んで休憩終わり、ってもう外暗いじゃん・・・!15時45分には暗くなり30分後には真っ暗。北国の冬は夜長なのです。で、とば作りに。冷凍庫の霜取りと合わせて釣ってさばいておいたサケを解凍。塩をすり込み30分してよく塩抜き。いつも少ししょっぱくなるので少し長めに流水で塩抜きしました。

干し網で3週間ぐらい乾燥です。四角い白いところは昨年イイズナかオコジョに食い破られたところを直した場所。買ったばかりで悔しかったので修理して使っています。動物たちには真夜中にやられるので今年は寝る前には風除室に取り込んでいます。こんな感じで日の短い冬の一日はあっという間に過ぎていくのでした。

冬が来ました

一昨日までは雪も無かったのに昨日から雪が降り始め午前中までこの冬初の吹雪でした。

積もったのは15センチぐらいだけど昼でも北西の風が強く、最高気温も氷点下5℃で極寒。万全の装備で玄関前や駐車場入り口の雪かきや片付け。

日没間際、斜里岳も顔を出し紫の夕映えに。吹雪は寒いし車の運転は危ないし除雪は面倒だけど後の風景はいつも期待どおりの素晴らしい!冬本番を実感です。

雪にも負けず

雪でだんだんと白くなっていく知床K氏。こんな天気でよく行くよなぁ~と言われそうだけど万全の装備なら水も春よりはずっと温かくそれほど寒くありません。

ただ面倒なのは釣り竿のガイドが凍って穴がふさがってくること。湖水に竿を突っ込み解かしながらルアーを投げます。

今日も苦戦しルアーで2匹の釣果。ただ前回までとちがいアメマスのコンディションはとてもよく、良い引きをしてくれました。帰りは本降りの雪。行きの峠道はつるつる路面で怖かったけど、積雪であまり滑らなくなり少し安心。家の周りもついに根雪となりそうです。