今日は一日快晴。夕食を作りながら満月の月の出を楽しみにしていると斜里岳の斜面から上がってきました。月はこのあと稜線から30度ぐらいの角度を保ちながら上っていき眩しいぐらいの明るさで大地を照らしています。小麦をはじめとする作物たちはもしかしたら月の光で光合成をわずかでもしているのでは?なんてことを考えたりしながらの月見酒は幸せ気分です。
月別: 2018年5月
晴れました!
春の釣り終盤
24年間使ってきたシマノのリールがついに壊れ、昨日新たに購入。今日は自分では初めて使うPEライン(ポリエチレンのより糸)を巻いて(今までは普通の釣り糸、ナイロン)さっそく屈斜路湖へ。今主流となりつつあるこのPEライン、とにかく伸びが少ない、細いのです。これは40センチほどのワカサギをたらふく食べて(たらふく、とはタラお腹ののようにでっぷりしていること)太ったアメマス。今までのナイロンラインは魚が来た時にグゥン!と来るのですが、このラインだとガツッ!です。投げ方や傷に注意をはらわねばなりませんが、ナイロンがRV車、PEがレーシングカーといったところでしょうか。
写真ではよくわかりませんが、知床K氏の上げた体高がとても高いサクラマス。いい引きしてました。
午後からは曇りの予報が完全に外れてかなりの雨。釣りで上げ下げする腕は袖口から雨が侵入し皆びっしょり。おまけにボクが中古で買ったカッパは・・ただのウインドブレーカー並みの防水。背中ビショビショでした。そして夕方、一瞬雨が上がりキレイに紫となった日の入りの風景。釣りをしているからなおいいのですが、一か所にしばらくゆっくりしてあちこち眺めて、動物の声を聞いて過ごすのもいい休日ですね。
ぐるっとツーリング
夕方までデスクワークをしていたけど天気の良さと暖かさに「ちょっと走るか!」と急きょぐるっと一周ツーリングへ。自転車の大会「グランフォンドきよさと」のコースの路面状況の調査も兼ねて出発。まずは裏摩周展望台。今まで「湖面がほとんど見えない」というクレームが多かったけど、環境省や森林管理署の協力でようやく枝をちょっとだけ切らせてもらい見晴らしが良くなりました。これであと3年ぐらいは湖面が見えるかな・・
上りは楽しいワインディング。下りは爽快ロード!
峠の中標津側はまだサクラが咲いていました。
冬によく登ったモアン山の今の姿。緑の牧草がキレイ。
北海道の風景
開陽台で見つけた「登り口・・?」へ行ってみると・・
こんな細~い泥の道。上のキャンプ場に着くのだけど、これは運転のうまい人かオフロードバイクじゃなきゃ厳しい・・でもこんなチャレンジし甲斐のあるところがあるのがいかにも北海道。いいですね~(都会だったらすぐに文句言う人が出て通行止めでしょう)
北19号。いわずと知れた元祖爽快ロードだけど、他にもいい道、いっぱいあります。
直線道路と広大な牧草地帯。こういう道を走りたくて北海道に来ていたんだな、ということをいつも思い出します。やっぱり気持ちいい!ツーリングシーズン始まりです!
帰宅して「走ったなぁ~」を実感
日本の東端を実感
寒い日を利用
ライダー発進
トレイルを作る
裏摩周展望台から神の子池までの約8キロ。ここをつないでMTBも走れるトレイルを作ろうと我々ガイドと森林管理署、環境省、役場の方と調査に行きました。基本的にかつて伐採などで利用していた林道を利用しようという計画です。ここは裏摩周展望台から15分ぐらい歩いたところで30年ぐらい前まで車で来られた旧「裏摩周」というところ。展望はイマイチだけど、昔はここから湖面に降りたところで、今でも水質調査のときは特別にここから行っているようです。
もう何十年も手の入っていない林道は倒木だらけでその倒木も苔むしていたり幼木が生える倒木更新なども見られました。草も生え、よく周りを見渡さないとどこが道だったのかわからない感じで、こうやって森に帰っていくんだということが実感できます。
5~6キロなだらかな尾根筋を歩いて沢沿いの林道へ。ここは大雨で道路が流されてほとんど無くなっていて車は通行不可能。MTBは担がないとならない場所もあります。
神の子池へ到着。ほとんど緩い下りが主なのでのんびりダウンヒルにはいいコースになりそう。また冬のクロスカントリースキーやスノーシューハイキングにもいいコースとなりそうです。いつ完成するかはまだ未定ですがご期待ください。
道北イトウ釣行2018春
オホーツクを一路北へ。道路と並行して残っている鉄道の廃線後を見ながら歴史に思いをはせるのもいい旅です。
いつものエサヌカ。道路の端は逃げ水に。広い・まっすぐ・真っ平・北海道!
エサヌカ両側の牧草地にいつもいるエゾシカたち。そりゃごちそうの草原だよね・・
道路脇の湿った場所のそこかしこに生えている雑草、水芭蕉。
こんなところで釣りをしています。北海道だなぁ~と感じる風景。
M名人はさすが!。ホントによく釣ります。
あと8センチで1メーターでした。大物。
この魚、なんともお茶目な顔つきで、いつもなごみます。
ボクも名人の半分ぐらいは釣りました。
上空ではミサゴがホバリングして狙いを定めています。イトウを狙ったら逆に食われるんじゃないかな・・・
帰路はアイヌ語の川の意味が書いてある看板を見ながら勉強。なるほど!濁っている、という意味なのかな?
漢字を当てはめると風烈布。勇ましい意味かと思ったら赤いという意味。きっと昔は湿原の成分で赤茶色く濁っていたのでしょう。・・この上流はやまべ(ヤマメ)釣りのメッカ!?次回行ってみるか。今回は3年前に別寒辺牛川で会った人が偶然隣で釣りをしていたり、猿払のイトウの会の話を聞いたりといい旅でした。