釣りのため屈斜路湖の湖岸へ行く途中であちこちに咲いていたオオバナノエンレイソウ。この花は延齢草と書くように寿命が長いユリの仲間で花が咲くまでに10年以上かかります。山はまだ雪が残っているのに、里は花の季節の到来です。
月別: 2010年5月
レンズ雲は晴れ!?
5月下旬なのに・・
大人買い
作りこみ
職人達の作品
一歩先へオホーツクの旅・津別
津別へいってきました。ここは道の駅といっても北海道ではよくある、鉄道の駅の場所に道の駅を作ったところです。保存されている鉄道車両の細かいことはわからないけど、開拓時代からの歴史を感じる貴重な資料。ボクも鉄ちゃんになりつつあるのか最近自然だけでなく歴史も気になるようになりました。
また駅そのものも大事に保存されていて壁には当時の手作りの雪はね道具やママさんダンプ(除雪道具)がかけてあったりでこれもすごい。
写真は撮らないのが普通なのでありませんが近くのシゲチャンランドも芸術心が少しでもある方ならとても不思議面白いところです。道の駅ではタイ焼きならぬクマ焼き(白クマ、黒クマあり)、ちょっとゴツイ手打ちそば、隣の建物にはとても風味がある石釜パン屋さん、街中には木がテーマの木芸館と津別町はとても面白い場所です。今日は・・町を楽しもう!というテーマの旅、おすすめです。
一歩先へオホーツクの旅・紋別
以前から行きたかった鴻之舞(こうのまい)金山跡。金の産出量が東洋一といわれたこの鉱山も1973年に閉山。1万4千人以上いた人、暮らしていた町が廃墟になりました。固定資産税がかかるとのことで建物はほとんどが取り壊され、かつての賑わいは地ならしした地形を見なければ感じることもできないほどです。
でも鉱物を運ぶのに使っていた機関車や当時ここで使っていた多くの骨董品が町外れにある駅逓に保存されています。当時の町並みや坑道の模型もここに町があったことを伝えよう、という志の熱い保存会の人たちが大切に保存、丁寧に解説もしてくれました。悪趣味的な廃墟めぐりもあるけど、ここ鴻の舞は違いました。歴史を感じ、多くの人の営みがあり、人々の気持ち、思い出は今もそこにあるんだ、ということを体感。最後の写真はエゾエンゴサクという春を代表する北海道の花。苔むして自然に包まれていくコンクリートの杭の前で綺麗に咲く様は大自然の中で見てきた同じ花とはまた違う歴史を背負った美しさでした。
一歩先へオホーツクの旅・遠軽
まだ行ったことの無いところがたくさんある北海道。その中でもウチから日帰りで行ける場所を旅してきました。まずは遠軽町のがん望岩。ここは80メートル垂直に切り立った岩の上に展望台というかベンチがあるのですが、すぐ先の絶壁には柵などまったく無くて崖のそばに立つと力が抜ける感じがするほどです。高いところがダメな人にはこのベンチで飲む熱いコーヒーも冷たく感じるでしょう。しかし現代の社会でこういう「自己責任」をもって危険を感じることの出来る場所があることはとてもいいことだと思います。でもボクは都会の混雑した駅のホームに電車が来たときのほうが怖いです。なんでいつまでもモノレールの浜松町駅のような柵をつけないんだろう・・