久しぶりに羅臼岳へ。今回は知床K氏も同行。前回初めて登った時は霧で羅臼平で撤退したとのことでリベンジです。羅臼岳は沢登り主体で筋力勝負の斜里岳と全く違い、一般的な登山道をひたすら登るという感じの持久力勝負の山。ヒグマも頻繁に出没するので見通しの悪いところなどで手を叩いたり声を出したりしながら登り続けます。
どんぐりが豊作のようで風でポコポコ落ちてきます。これはヒグマもリスも喜ぶわ・・
コケモモも羅臼平から上のあちこちで実をつけていました。
3時間ほどひたすら登り羅臼平から目指す山頂へ。人もまばらです。
山頂直下より三ツ峰方面を望む。くぼ地の紅葉と硫黄山方面の風景がスケールあります。右下には国後島が下に見えていました。
運動不足で疲労度MaxのK氏、もちろんボクもかなり疲れました。
羅臼湖と遠くにウチの裏山(斜里岳)。斜里岳より羅臼岳を見るより羅臼岳から斜里岳を見る方が遠く見えるのは羅臼岳より100メートルぐらい低い斜里岳を少し見下ろしているせいか?・・いずれにせよこの連なる山々は同じ火山帯だと実感。やはり羅臼岳山頂からの風景は原始と海が広がる特別なものでした。
山頂手前の下りでビビるK氏。たしかに両側は落ちたら終わりの垂直な崖。下りもひたすら忍耐で歩き続けヒグマにも出会わず無事下山しました。やはり羅臼岳の登山道は長い!明日は疲労と筋肉痛で余韻に浸れそうです・・