秋田のTさんのサイドカー、といってもバイクは一応カワサキ、エリミネーター900?をフレームから変更。それもほとんどワンオフ物(特注)。とくにフロントタイヤはフロントフォークではなく本体フレームから延ばしてサスに。タイヤも4輪のものを流用し、もはやサイドカー付きバイクではなく3輪車となっています。バイクもこういう使い方・?遊び方・・?があるのですね。珍しいものを見せていただきました。
月別: 2019年7月
本日の天の川
山の今
昨日はお客さんを見送った後、斜里岳パトロールへ。ピンテープの道標も間違えやすいところだけでなく間隔や見やすさ、そして景観上うるさくない程度に考慮して付けているのですが、このように親切心からか?勝手に付けてそのままにしてしまう人も多いのでこれを除去することも仕事です。そして登山道上に張り出した枝を切りながら、ゴミを拾いながら、コース上に不具合などが無いか、登山者は無事に下山できそうかなどを見ながら登っていきます。
羽衣の滝の看板が無くなっている!なんでだろう・・?また製作と付ける段取りをしなくてはなりません。
ちょっと見づらいけど珍しいヒグマの足跡。登山道は人が多くて嫌なのか横の沢に入って行った様子。
例年よりひと月ぐらい早くミヤマダイモンジソウが咲いていました。
標高が上がってくるとチシマノキンバイソウ他、花々が出迎えてくれます。
チシマフウロウ・・トカチフウロウ・・?
斜度のきつい斜里岳は暑いと特に堪えます。風の当たらない、しかし日差しの強いところは忍耐!
山頂直下の崖にはミヤマオダマキとチシマギキョウがへばりつくように咲いていました。
夏のいつもの気候。オホーツク海側は晴れ。太平洋側は曇りと霧。知床半島も南側はすべて雲の下。峠は濃霧だということがよくわかります。
山頂は晴れなれど左側は濃霧です。
我が家を見ながらゆっくり下山。斜里岳はやっぱりオンリーワンでハードな山ですね。登られるときはどんな山なのか事前によく調べてからチャレンジしてくださいね。
今日の天の川
小麦色
身近な自然
宿業は最繁忙期。出かけたい気持ちを秋に向けて充電中ですが、家の周りでも自然が楽しめます。窓のすぐ近くに来たこのハクセキレイもきっと昨年生まれたあの雛が戻ってきたのでしょう。すっかり大人の顔でちょっとの警戒心で屋根の上に落ちた虫をついばんでいます。他にもニュウナイスズメやベニマシコ、アカゲラなど多様な野鳥たちがすぐ近くにやってくるのはとても嬉しいもの。
玄関前のコンクリートにミヤマクワガタが無防備に歩いていたので朽木の上に移動、嬉しそうに隠れていきました。玄関先に落ちていた緑の太いヒモを片付けようと思ったらアオダイショウで飛び上がるほどビックリしたり、雨の降る前にアマツバメが群れで飛んできたりと掃除や食事作りの合間に見られる自然に心癒されるのでした。
やりがいのために
裏摩周展望台のコークスストーブ。冷える摩周湖の外輪山上で、もう何十年も活躍している珍しい現役。最近の活動はここからでした。
サイクリングイベント、グランフォンド清里から使い始める、裏摩周展望台~旧裏摩周~神の子池までのMTBのコースを作るため、重~い看板を担いで迷いそうなところに穴を掘って立てていきました。
観光協会のK氏、N氏とヒグマの糞の残る山道を6キロの運搬。ちょっとこたえました。
終点。いつ見ても神秘的なコバルトブルー。そして無事ここで皆さん走行を楽しまれたとのこと、嬉しい限りです。
そして日曜日、岡崎朋美さんも参加してくれてロードの部が開幕。斜里岳一周170キロのコースを筆頭に裏摩周までの100キロ、郊外の50キロを皆さんドラマチックに楽しんでいただけました。主催者側の私が言うのもなんですがグランフォンド清里は手作り感満載のホントいい大会です。是非ご参加ください。