ほぼ快晴の藻琴山へ。前回の大雪により、ようやく樹木に邪魔されず稜線歩きができるようになり、また樹氷も発達してきて最高の風景です。
ついに見えました、私の流氷初日。まだ10~20キロぐらい沖合で氷の面積も小さいけど待ち人来るの気持ちです。あと何日したら本体が接岸するのか楽しみ。
山頂直下のダケカンバの樹氷。ちょうど太陽が上にあり、よけいに神々しく光っています。
積雪が充分になったため帰路は北斜面へ。広大な斜面を颯爽と”転倒する”Tさん。見ているほうはとても面白かったですよ~(失礼!)
朝、トイレ掃除をしようとファンのスイッチを入れても回りません・・冷え込みがきつかったのと年月も経っているからかな?と隣のトイレのファンを回してみるとやはり回りません・・3カ所目は回りましたが、どうもおかしいということで壊れてもいいやっとちょっと強引にバラしてみると・・ホコリがクモの巣のように!
一年前に掃除した覚えがあるのですが、それだけでこんなにホコリがくっつくとは・・これではくたびれたファンには抵抗が大きすぎて、なおかつ冷え込みが厳しくて回転部の油が固くなっていたため回らなかった様子。キレイに掃除して軸に油をさし取り付けると生き返りました。ある程度なんでも自分でやらねばならないこの生活、けっこう気に入っています。
今日は能取湖でチカ・コマイ釣り。イヤになるほど釣れるよ~とOさんをその気にさせ、M名人も出動。しかし・・最初の1時間はほとんど釣れません・・場所を移動しても釣れません・・あちこち穴だらけにしても釣れません・・今までの絶好調はどうなってしまったのか・・?しかしOさんが穴の中を見ていると「なんかのそ~という感じの魚がいま~す」とのことでチカの仕掛けをコマイに替えると一発できました!あ~よかったぁ~。このあとOさんが怒涛の入れ食いであっというまに20匹。
エサのゴカイにドン引きしつつも一時いいおもいができました。時期的なのか、それとも先週の嵐で魚の付き場が変わったのか、自然とはホントに読むのが難しいものです・・
1年ぶりのルベス岳。空はお天気雪、気温氷点下8℃。先週の暴風雪でいきなり雪たっぷりとなり、樹木に水蒸気が凍りつく霧氷の中のハイキングとなりました。
山頂付近は、霧氷満喫。浮世離れした美しさです。
昼食用に半雪洞掘りに励むOさん。気温は低くても風さえこなければゆっくり休めます。
撮られてしまいました・・新雪で転ぶとスノーシューを履く足が体の下にいかなくて簡単には起き上がれません・・
知床半島の付け根にあるルベス岳。登山道もなく一般的には無名な山ですが、アクセスもよく、山スキーやスノーボード、そしてスノーシューハイキングにはちょうどいい距離で展望も素晴らしく(晴れていれば・・)ちょっと緊張する場面もありという、実は人気のあるとてもいい山です。
暴風雪2日目。雪が少し弱くなってきたお昼時、スノーシューを履き完全装備で外へ。これがオホーツク海側の雪の積もり方、風下側には吹き溜まりで1~2メートル積もっているのに手前の部分は無し。建物などがあると風下側はこんな感じになりますが風上側と風の通り道は吹き飛ばされてほとんど積もりません。この後はいつも重機で除雪してくれるSさんのおかげで駐車もできるようになり、玄関前もスコップでキレイに除雪。(でも今も風が強いから明日も吹き溜まりを除雪か・・)住居を作るときもこのような風の通り道と積もり方を考えて駐車場や家の形状を考えれば余計な仕事をしなくていい住居ができるとおもいます。それら自然に立ち向かわない、共存、利用するという考えから作られたのが先住民族の竪穴式住居(半地下の家)。時間のある方は是非網走の北方民族博物館へ行ってみてください。
天気予報どおりにこの冬初の暴風雪、きました。メディアでは警報のフルコース、交通機関全停止、学校全休校、海沿いは避難勧告という物々しさ。しかし外は車も通らず宅配便のオジさんもお兄さんも来ないので家の中は風の音しかしない、静かな日です。様子見に目出し帽にゴーグル付けて外へ出る・・・出られないっ!!玄関前のドアは吹き溜まった1メートル50㌢ほどの雪の壁に抑えられてなかなか開きません。ドアを少しづつ押して開け、外へスコップを投げ、できた隙間からお腹を引っこめて脱出。吹き溜まりや異常個所(ストーブの排気管や灯油タンクの吸気部分が雪で塞がっていないかなど)を確認して外からドア前だけ除雪して家の中へ。毎年のこととはいえ、やっぱり凄いや、と感じるなかなかの猛吹雪。いつまで続くのやら・・
嵐の前にもう一度!ということで再び能取湖へ。前回は雪をどかすと氷がシャーベット状で、落ちることはないよなぁ・・?という感じでしたがここ連日の冷え込みで氷もしっかり凍り寒いけど安心。全面結氷でアザラシくんもいなくなって良い条件。
今回もこんな感じで最初からコマイ、チカをそれなりに釣りましたが、最初1メートル50㌢ぐらいあった水深がなんか釣れなくなってきたなぁ・・と思ったらいつのまにか70~80センチに・・。そういえばここって、潮の満ち干きがある海水の湖なのでした。帰り際にちょっと深いところで竿を出してみたらまたすぐに釣れたので、潮汐の時間はおさえておくこと、昼間のコマイは食欲が弱いけど目の前でちょっとだけ誘えば(ゆらゆらさせれば)釣れること、それなりの水深のあるところにいることなどが今回の教訓。「お~っ、水が増えてきたから浅かったところに行ってエサ探そう~」「ギョギョ(魚魚)!水が減ってきたなぁ~深いところに戻ろう~」と、さかな君の気持ちがわかれば名人は近いかな。