大工仕事と釣りの日々

注文したペンキが来る日までは細かい大工仕事にWebの修正、掃除や片付けと果てしない仕事を着々とこなしつつ、午後のおやつの時間ごろから湖へ出陣。しかし今日は暑い!最高気温は公式には29℃だったけど風が強かったのでまだマシでした。

湖ではTシャツに薄手のジャケットで暑がりながら、しかし水に浸かるとネオプレーンの胴長靴でも下半身は冷えるのでダウンを重ね履、という北海道スタイル。今日も誰もおらず貸し切り。この周辺一帯は浅いし釣れる気がしないので皆さんさっさと帰ってしまうのでしょう。流れてくる桜の花びらに季節を感じながら、あ~あ今日は釣れないかなぁ・・とひたすらルアーを投げたりフライを振ったり湖岸で休んだり。とても幸せな時間です。

虫の発生も例年より激減だけどカワゲラが少し目立つぐらい出ていました。ライズは皆無。3時間投げ続けて・・やっぱボウズか・・

あきらめから力が入らなかったのが良かったのでしょう、一度アタリがあった次にヒット!とても力強い引きでもしかしてニジ?サクラ?と思うほどの50cm弱の太ったアメマス。あ~止めないで良かった!

太陽に向かって投げ続けるのは眩しかったけど静寂、凪の日没までやりました。釣れたのは1匹だったけどこんな大自然の中での釣果に大満足。

車に戻ると森と同色でぱっと見た目は気がつかないけどエゾシカの大群が・・道路にもいて気をつけながらゆっくり帰宅したのでした。キタキツネも多かったなぁ・・

 

 

重労働のペンキ塗り

結局一昨日も再度の高圧洗浄機で掃除。昼に乾かして午後から塗り始めました。やはりびしょ濡れになるので上下のカッパは必須です。

膝立ちの辛い姿勢でローラーと刷毛で塗っていきます。途中で膝が痛くなり段ボールと保冷シートで敷物を製作。手も腰もポンコツになってちょうど夕方になり3分の2程塗って終了。今日は強い風でシラカバの花弁や花粉がどっさり降っていて塗る前に掃除機とタオルでキレイにしながら塗り進めていました。しかし5分の4ほど塗ってあと少し!というところで塗料切れ・・足りると思ったのに・・ホームセンターには大きい缶しかなくて結局ネットで注文。安いし選べるしでいいのだけど届くのは1週間後ぐらい・・ということでしばし塗装は中断。ローラーとか刷毛は大きいビニールに入れてゴム留めしておいたけど次に塗るまでに乾かなきゃいいんだけどな。

重要な段取り

斜里岳に向かってライフルを撃っています。というわけではなく、屋根の塗装をするための掃除。箒とちりとり、掃除機で枝やシラカバの花弁などを除去してからカッパに長靴の格好で高圧洗浄機で樹脂やカビなどを吹き飛ばしていきます。塗装の仕事は時間が取れて虫の発生が少なく気温も塗装に適度というのはこの時期しかなく晴天の日はチャンス。午前中にキレイにして乾かし、午後から塗るぞ!とおもったらこの後しっかり雨(涙)・・天気予報は曇りだったじゃん!ということで晴れ待ちです・・

樹皮を剝く

さいたまの実家の庭にボクが生まれたときに植えたという柿の木。この誕生木を切り倒して玉切りにし車で清里まで運んできました。想い出の木だけに何か作ろうと考えてとりあえず樹皮を剝きました。大工だった義理の父が持っていた道具と鉈をつかい少しずつ剥いでいくのだけど白い丸太ができていくのは気持ちのいいもの。うまく割れずに乾燥できたら小物でも作ろうと思います。

残業

北海道の晩秋は3時のおやつだよ~なんて言っているうちに暗くなってきます。今日は曇りということもあって16時半なのにすでに真っ暗。エゾシカの鳴き声が暗闇に響き渡っていますがまだ夕食まで時間があるな~ということで大工仕事。明るい投光器をセットして手元を照らしながら怪我をしないようにスライド丸鋸をつかって切ったりインパクトドライバーでネジ留めしたり。気温は0℃近いけど風が無ければそこそこの防寒で肉体労働はちょうどいいぐらい。午前中に作業を進めておくのが北国の今の季節の働き方でしょう。

見た目も大事

以前、十勝のとある施設を視察したときにそこの看板がボロくてこ汚く、もっと印象を大事にしなくては、と思っていたのに気が付くと自分の宿がそうなっていました・・そしてもう何年越しかで作っていた看板にようやく今日、最後の文字入れ。あとは取り付けるだけだけど無垢の木で作ったのでボロくなればまた削って書き直せるでしょう。雨と雪がなるべく当たらない場所に付けたいと思います。

防音強化

宿として隣接する部屋の音がなるべく聞こえないように一般の住宅より防音対策をしているのですがさらに一部屋づつ防音対策を進めています。今回は2号室の洗面所に隣接する壁。ベッドを運び出し床に養生シートを敷き詰めて作業開始。ここまでの段取りが手間です。まず意外に重いゴムでできた防音シートをタッカー(ホッチキスのデカいやつ)留め。軟らかいものを隙間なく貼るのがちょっと大変。

ホームセンターで買ってきた石膏ボードを、サイズカットしなくていい2か所からネジ留め。ここからが切ったり削ったりとちょっと手間・・

真剣勝負はスイッチ類の穴開け。少しでも寸法を間違えたら石膏ボードをまた買ってきてやり直しなので気を使いますが今回はうまくいき安堵。また部屋の壁ってピッタリ四角でできていることはなくて数ミリは上下左右で寸法が違うのでそれに合わせてボードをカットするのが難しい・・隙間だらけでもいいから適当に貼って後でコーキング材(パテみたいに隙間を埋める接着剤みたいなもの)で埋めるという方法もあるけどそれは最終手段なのでまずは出来る範囲で正確にカットして貼りました。これでほぼ完成。ただ石膏ボードのままなので1~2年でシミや汚れが付くでしょう。そしたら次は塗装あるいは壁紙です。こうして終わりのない改装は続くのでした。

 

 

過酷だった・・

屋根の残り半分の塗装がこの3日間で塗り終わりました。落っこちなくてよかった。命綱を付けているとはいえ、足場がないので勾配のある屋根では末端の庇の部分を塗る体勢が大変。力王たびは威力を発揮してくれたものの、素手で触れないぐらい熱くなった鉄板に踏ん張りすぎて足の母指球のところの皮がやけどのようになって剥けそうです。腰と背中、手と指、アキレス腱までもうガッタガタ・・たぶん足場もなく自分で屋根の塗装をするのはこれが最後でしょう、というか最後にしたほうが体のためだな・・しかし達成感は格別。乾杯です!明日は釣りに行こう。雨予報だけど。

この天候を待っていた!

1年前、北側半分だけ塗って南側は時間切れであきらめた屋根の塗装。待ちに待った、会議などの用事が無くて風の無い暖かい日がようやくきました。ここ数日雨が降っていなくて風が強かったので屋根の上は結構ホコリで汚れていました。昨年は高圧洗浄機でやって滑って怖い思いをしたのにそれほどキレイにならなかったので今回はウエスで手で地味~に2列ずつ拭いてから塗る作戦に。命綱を付けているとはいえ足場も無いので滑って落ちたらたぶんやばいことになるのでロープや土ぼこりを踏んで滑らないように慎重に移動です。足も手も腰も首も痛くなってホントしんどくてプロに頼みたいけど、代金が3桁ぐらいかかるので母屋の最後の屋根塗りだと思ってがんばっています。

しかし午後4時過ぎに風が強くなり塗ったそばからシラカバの種が落ちは初めて急きょ終了。夕マズメのサクラマスを狙いに1時間だけ竿を振りに網走に向かいました。が、やっぱりウンともスントも。ホント厳しい釣りで昨年から夕方だけ5回以上行っていますがまだ一匹も釣っていません。おまけにラインが切れて買ったばかりのジグが飛んで行っちゃうし(涙)・・まあ無くした数の倍ぐらいルアーはあちこちで拾っているのでいいけど・・心折れる釣りです・・

大工仕事

今日は大工仕事の日。リネン類や洗剤、掃除道具などを入れていた階段下ですが、ごちゃごちゃでとてもお見せできるような状態ではなかったので、もしお客さんが間違って開けてしまっても「なんだぁ・・?」と思われないようにちゃんと整理できる棚を作ることにしました。実はこの写真の周りはここから出したものでごっちゃごちゃです・・・

先日解体したベッドの材料で長い棚を作りました。これで少し余裕をもってリネン類が収納できるでしょう。掃除道具は自宅側の階段下に使いやすく仕舞おうと思います。今シーズンのこの休館中はお客さんがあまり目にしない場所を改装しています。やっぱり自分で好きなように作るのは楽しいですね。