今年は週末になると猛吹雪。ニュースでもちょっと大げさ気味に言うようになったけど今回は「数年に一度・・・」とかではない、いつもの猛吹雪。最悪を100だとすると75ぐらいでしょうか、16時ごろから風が強くなってきました。でも交通機関は止まり学校も休み(土日なので部活や試験が休み、演奏会などは中止)、道路も閉鎖でお客さんももちろんキャンセル。(東京のKさん、もし来られたら出ることができずに必然的に3連泊となっていたと思います・・・)時間ができたので、そば打ちをして楽しみました。あとは事務仕事や掃除などをしてたまったDVDや録画を見て晴れを待つとしましょうか・・吹雪の後はきっと素晴らしい風景がみられるでしょう。
月別: 2015年1月
宿前トレイル
トレイルといっても道があるわけではなく、道なんだか畑なんだかわからない宿の前の雪原をスノーシューをはいて犬の散歩。いつもながら空の大きさに北海道を感じます。宿の向こうは流氷。海までは10キロほど離れているけどこうやって見ると近くに感じます。
今日は昨年の正月のような夕映えの斜里岳が見事でした。
家の中でも今日は楽しいことをしよう!・というとワンパターンの釣り道具いじり・・家族からは「楽しそうだね~」とか言われながら、とても仕舞いづらいワカサギ釣りの針のいっぱいついた仕掛けを巻く道具を自作・・netで調べるといいものがありましたそれはゴミ同然状態だったカセットテープのケースを使いマグネットシートを切って入れる方法。作り方まで紹介してくれた方、ありがとうございます。ここしばらくは家の改装ばかりでしたが、こういう遊びの道具作りは純粋に楽しいものです。
カレイ釣り・・ではないです
流氷蜃気楼
多彩な表情の流氷を楽しみに知床へ。まずは流氷の景色も店も落ち着いていて素晴らしいウトロのGVO(ジーボ)さんでウニクリームパスタ。美味しいです!
そしてよく水平線を見ると珍しい流氷蜃気楼が出ていました。見ている間に表情が次々に変わっていって不思議な光景。今日の暖気で起こっているようです。霜柱のように立っているようにみえるのが蜃気楼の部分。これが見られただけでもかなりラッキーでした!
開氷面と流氷のコントラストがいい感じ。流氷は英語でドリフトアイスといいますが、的を得た表現です。
原生林スノーシューハイクでは水平線まで続く流氷をバックに動物たちがたたずんでいました。
ホント、素晴らしいですよ~!
吹雪の後の風景
吹雪の後
スノーシュー買いました
軽登山のツアー用にスノーシューを4セット買いました(4つで10万円!)。メーカー品を買ったのですが、それにしても高いなぁ・・・次回はあえて安いものを買って耐久性や使い勝手を比べようと思います。アウトドアメーカーや釣り具メーカーの製品は服も含めてかなり割高です。たしかに品質や使い勝手はいいものが多いですが、高価なのは生産量が少ないのと、趣味性が強く高いほど売れる、ということからそういう値段になるのでしょう。人気商品は1~2年もするとテントでもフリースでもスノーシューでも同じような形の安物が出回ってくるのですが、値段は3分の一でも品質はそれほど低くないものも最近は多いです。それと小さな町工場のようなメーカーで値段もリーズナブルで物もいい、という応援したくなるものも出てきて、そういうものを見極めるのも楽しいものです。またそのような物を使っている人を見ると「おっ!さすがわかっているねぇ~」とほくそ笑んだり。これも自分が機械設計士とアウトドアショップに勤めていたからでしょうか。
しかしスノーシューって弱いです。メーカー品は何万円もする割に「この設計じゃ壊れるよな、これじゃちゃんと留まらないよ~」っていうものも結構あります。取り扱いのメーカーは修理はちゃんとやってくれるけど、ここのメーカーはかかとにかけるゴムの交換などは1万円!!他のメーカーも高いかもしれないけど、これじゃ次に買おうとは思わないし、人にも勧められません(もう何人にもおすすめして皆買っちゃったよ・・)最近はガイド会社の中には安物でも十分、という考えで数千円のものを使うところが多くなってきたのも事実。高い商品を扱うメーカーさん、せめて修理などのアフターは出しやすい料金設定にしてもらわないと結局お客さんが離れるんじゃないかな。
清里箱物ツアー
今日はきよさとの移住者ネットという集まりで「地元の箱物を見よう」というツアーに参加しました。ウチも入れた何ヶ所かの宿泊施設を周りましたが、一番エキサイトしたのはゴミ処理場。主婦の参加がほとんどだったので、特にリサイクルされるプラゴミや缶、ペットボトルなどの分別方法にいろいろな意見がでました。特に日本はドイツと違い容器も様々、汚れも様々なので分別が微妙なものも多く説明に来てもらった役場の担当者もホント、大変そうでした・・
昼はファーマーズキッチンtokotokoのランチボックス。まだ試作だと思いますが、量も多くなく、温野菜や長芋料理、デザートなどとても美味しく容器も捨てるのがもったいないと思うぐらい素敵でした。キラリと光る方たち、清里にもいますよ~
五湖の下見と流氷と
この冬、知床五湖の冬期利用という五湖までの除雪と許可を受けたガイドが案内する試験的な試みがされることになり、関係者と下見に行ってきました。コースは決められてるものの、よくわからないところもあり新雪でずっとラッセル。若くて元気なガイドさんが先に行ってくれてボクは楽させてもらいました。夏の喧騒の五湖も冬は不思議な静寂。この冬はボクも何度か案内する予定ですが参加者に除雪費用の負担(2000円予定)もあり、また時間などの制約もあるので諸条件の検討が必要となるでしょう。
流氷も来ました!ウチからも水平線上が真っ白に見えます。まだ勢力は弱いけどこれからさらにきれいになるでしょう。まだ未経験の方はホント素晴らしくキレイで海が凍る不思議な世界はおすすめですよ~!
コマイ狙い
嵐の去った昨日、再び能取湖の氷上釣りへ。今回は主にボクはコマイ狙いです。(コマイはタラの仲間)
外はマイナス10℃の厳寒だけどテントで風を避けるだけで手袋なしでも大丈夫。すぐにチカの入れ食い。M名人は疑似の紅サシ(作り物の赤いウジ虫)で淡々と釣り続けます。これは本物のサシより釣れました!さすが現代の技術。
今回は穴より大きなコマイも釣れました。計15匹、チカは約100匹。(チカは釣りすぎないように途中からコマイ狙い専門へ)
コマイはタチの味噌汁、たらこ作製、身は寒風干し、チカは定番の醤油、みりん干しです。でも今年はチカの仲間のキュウリウオが釣れない・・・魚の勢力図も年により変化しているようです。