知床を見ながら

やっと風もおさまり海も穏やかになったので午後から網走方面の港にサケ狙いで行ってみました。知床半島がくっきり見えて最高の風景。気温は5℃しかなかったけど風が弱く日差しがあるので暖かです。(この3時間後、空が真っ黒になり雨と雪が降ってきました)釣果は丸坊主でアタリも小魚も見なかったけどこの景色が見られたので良しとしました。11月はサケの定置網も上がり、5年ぐらい前までは意外に釣れたのだけど近年は不気味なぐらい釣れなくなりました。水温の上昇、海流の変化だけではなく何かありそう・・・

植林助っ人

建物北側の残っていた6カ所の植林を知床のガイド屋ピッキの若月さん夫妻が手伝ってくれました。一年中野山にいてDIYでリフォームもやっているだけあって苗木の採取、植林も手際がとてもよくすぐに終了。今、朝晩は氷点下になり霜もおりているけどどうにか無事に育ってほしいです。

 

15年ぐらい働いておくれ

朝うっすらと積雪があった今日は月曜大工ではなく日曜植林。先日伐採したシラカバたちは20年間、北風から建物を守ってくれましたが、暴風で折れて電線に架かり停電も起きました。そこで次は折れないと思われる15年間ぐらい働いてもらうべく植えることに。まずは近所の道端や荒れ地で雑草の狭間に生えていて切られる運命にある幼木を探して採取。幼木でも根切りに労力がかかります。

伐採した木の間に穴を掘り、水をたっぷり入れてから植樹。足りない土は排水溝から流れ出てきて詰まる原因となる土を採取して一石二鳥。今日は夕方2時間だけの仕事だったのでまずは5本です。あと5本ぐらいは土壌が凍結する前に植える予定。無事に育ってくれることを願います。

厚岸堪能!

秋恒例シーズン終了打ち上げ食事会。女将の大好物でありボクも苦手意識を一変させられた厚岸のカキを食べ尽くしです。生ガキ、蒸しガキでまず海の味を堪能。(女将は厚岸ウイスキーやワインも飲んでます。ボクはアッシー君なので水のみ・・)

パスタは麺の状態を除けばいい味で、特に良かったのはこのピザ。カキはもちろん、じゃがいも(インカのめざめじゃないかな・)とチーズとバジルとオリーブオイルの味付けが特に素晴らしく最高でした。

揚げたてでジューシーなカキフライ。後ろに付いているチップス状のフライドポテトもホント美味しい!道の駅にあるオイスターバールというこの店、シェフの腕前と手を抜かない丁寧な料理とアツアツを運んでくれる気遣いは素晴らしい!ウトロの道の駅やここなど、道の駅もレベルが高くなって来ています。東北海道へ来たら是非ご堪能ください。

おまけで厚岸ウイスキーをかけるソフト(もちろん女将だけ)これも意外にあっさり系で美味しい!おまけでカキの形のモナカと日本酒も土産にしました。あ~ホント美味しかった、やめられませ~ん!

美味釣れた!

知床で夕方ガイドの集まりがあり、その前に途中でサケ釣りをやろう!と浜によりました。先日の大雨で河口の様子も一変、相変わらず濁りもあったけどサケも少しはいるだろうと誰もいないオホーツク海にただ一人、浮きルアーという、浮き、ルアー、タコベイト、エサとなんでもあり~のお祭りみたいな重たい仕掛けを投げ続けました。30分ぐらいしたころガツンというアタリでヒット!やったー釣れたわ~と引いてくると途中で急に静かにゴミのように重いだけの何かに?魚だよな?最初引いたからな・?・ずり上げると35センチぐらいの大きなカジカ!口からは半分消化している20センチぐらいの魚が出ていました。この魚は別名ナベ壊しといわれるほど美味!やっぱり汁ものかなぁ~食べるのが楽しみです。

自作と安物の実力

ほぼ使っていなかったフライラインを切ったりつなげたりして新しいラインシステムを作ってみたので新しいリールと共に試し振りに湖へ。このリール・・ラインを引きだすときに抵抗が均一でない・・やっぱり安物でした、いかんなぁ・・返品したいなぁ・・こんなもんかなぁ・・ラインも・・まあこんなもんかなぁ・・いろいろ勉強になりました。釣果は・・ウグイ多数、痩せたアメマス1でした。まだ水温も高く岸から釣れるのはまだ2~3週間後の気がします。

天候に振り回される

屋根、氷結しないうちに塗らなきゃ!という思いが風前の灯・・9時の気温は4℃。さあやるぞ!と命綱を渡し屋根に上がり、まず昨日の伐採でおがくずだらけになったので風下にブロアで飛ばしたり箒で掃いたりと掃除です。またおがくずから出た樹液やカビを最初はゴシゴシ、途中から腰と腕がつらくなってサッと拭いてペンキを準備し塗り始めると・・寒さでペンキが固くなりキレイに塗れない・・シンナーで薄めて少し柔らかくしてもうまく塗れず、どうすんべ?と悩んでしたらアラレが・・終了です。まだ道具やペンキは屋根裏にそのまま置いてあるけど、もう春までダメかも・・春になると花粉だ、昆虫だ、ホコリだとこれもなかなかいい日がきません。サビの出始めた屋根、ちょっと心配。

多少の悪天候でもできる次の仕事は、出入り口にある鉄製のごみステーションの再設置。足すら持ち上がらないほど重いけどここの爆風で飛ばされるので杭を打って番線(太い針金みたいなもの)で結びます。今までの杭は4本中3本は腐ってボロボロだったけど持ちこたえていた様子。まず10センチぐらいの硬めの樹木を近くの道端で探して切り樹皮を剝きました。これでたぶん多少腐るのは遅くなるでしょう。

それを80センチに切って50センチの深さの穴を掘り、埋めて番線で結んで完成。一か所は昨日切った樹木の根がすごくて穴を掘れず切り株にネジを回しこんで留めることにしました。

今日も日が暮れ、金星が輝くまで働いたなぁ・・ってまだ4時15分・・あんまり働いてないわ・・

 

 

20年間感謝

木が折れて電線を切ってしまうのを防ぐために伸びたシラカバを北海道電力さんが切ってくれるというのでお願いしました。北側のシラカバです。

暖かな日差しが徐々に無くなり北風が吹き始めてきました。しかし高所作業車2台と見事な手順で警備員も入れて10人ほどがテキパキと作業を進めていきます。結局今日は屋根のペンキ塗りもできず作業を一日中見ていました。やっぱりプロ集団の段取りはとても勉強になります。

キレイに決まった方向に倒すためにある程度枝を払ってから根本を切ります。一番感心した手順は電線や電話線に囲まれた樹木の伐採。高所作業車のバケットをなんとか差し入れて枝を払い、もう片手の小型のチェーンソーで幹を抱え、1.5メートルぐらいづつ切って丁寧に下に落としていき、電線などより低くなったら根本を切っている人とタイミングを合わせて上の人も押し、倒すのです。素晴らしい!

そしてキレイに伐採完了。北側が明るく、宿を作ったころの風景になりました。

幹の部分は薪ストーブ用にということで置いていってもらいました。薪割りだ~!

ゴミ箱の後ろの木。年輪を数えるとやっぱり20。開業2年目から今までよく宿を風から守ってくれました。ありがとう!

今日はとても寒く、今(22時半)外は氷点下1℃。いつのまにか氷も張るようになってきました。さっそく昨年伐採したシラカバで薪ストーブを着火。暖かさは格別で今日も酒が進みました。

川へ海へ

体中に昨日のダメージを引きずって女満別へ。予報通り小雨やアラレが落ちてきたり、冷たい風が吹いてきたりとペンキ塗りはできないけど釣りにはいい天気。しかし川と湖は増水して濁りもあり、川底が見えないから急に深くなっているところに落ちないように集中。魚のほうも増水でどこかに移動してしまった様子。先日爆釣したところを慎重にせめても全く釣れません。そうそうに見切りをつけて海へ。

網走港では12月10日ごろまでサケ釣り禁止なのでチカでも釣ろうかとおもったけどあきらめきれず一つ知床寄りの小さな漁港へ。先に釣りをしていた方がちょうどサケを釣っていたのでこれはいけるかも!?と日没まで1時間ほどの釣り。他3名の方は重い仕掛けを投げて引く浮きルアーの釣りをやっていたけどボクは軽い竿しか持ってこなかったのでシンプルに軽い仕掛けのウキ釣り。

20分ぐらいしたらウキがすぅ~と沈み、釣れちゃいました!サケとば用にはいい感じのオス。港で釣ったのは今年初です。(というか港はどこも釣り禁止になってきている)さばくのが大変なので今年のサケはこれが最後かな・・といいつつあっさり釣れたのでまた行ってしまうかも・

いつかやらなきゃ・・ついに

危なくきつく体中が痛くなる母屋の屋根のペンキ塗り。あのつらさを考えるとどうも踏み出せず何年も先延ばしにしていましたが道北のイトウ釣りを大量死に伴い自粛。せっかく自粛するならそれ相応の仕事をやろう!と命綱を付けて屋根に上がりました。今日はまず高圧洗浄機で汚れ取り。必死だったので写真を撮り忘れましたがこれが一番怖い!水が屋根に着くとめちゃ滑るのです。命綱があっても滑ってドンッと宙づりになったら命の保障はありません。何度か転びかけて、あ~怖かった・・

洗浄し,乾いてからサビのひどいところを紙やすりで少しでも落としでその部分だけ先に下塗りしました。16時には暗くなり今日は終了。落ちる危険さえ忘れれば風景はとても最高です。明日は一日休んで明後日から天気をみて塗ろうと思います。あ~体中が痛い・・