最後まで使う

25年前、WILD-1高崎店に勤めていたとき、中禅寺湖での釣りのために買ったアングラーズハウスのネオプレーンウェダー。150日以上は使ったでしょう。ソールを張替え、穴を開けては直し、劣化し染みてきては直しを繰り返して使っていたのですが、阿寒湖にて修理箇所がさらに大きく破損、ダダ洩れしてついに廃棄することにしました。このウェダー、ホントに品質が良く最近発売になったものと同等以上の耐久性と使い心地だったと思います。ウェダーって基本は進化していないですね。ネオプレーンってやはり劣化するしもともと丈夫な素材ではないので藪こぎなどにも弱いのです。近い将来、違う素材や構造で暖かく丈夫なウェダーが出てこないものかと期待していますがどうでしょう?自分で作ろうかな・・?

フライフィッシングウィーク2019秋

毎年秋恒例の神奈川Y氏とのフライフィッシング週間。まず久しぶりに阿寒湖へ。雲海に浮かぶ雄阿寒岳が見事です。

外国人に人気の阿寒湖は頻繁に行きかう遊覧船や雑踏は箱根の芦ノ湖のようでしたが、ちょっと離れたところはまだ静かなところも残っています。

2日間頑張りましたが、トラウト類のライズとかボイルというものは全くなく極めて苦戦。北海道では珍しく入漁料も1000円以上かかるのでどれだけ釣れるかとワクワクしていたのですがフライを沈めてやっと1~2匹の35センチほどのアメマスという釣果でした。これはウデか・タイミングか・・撒きエサをしてフライやルアーを投げていたりエサ釣りがいたりとなんか混とんとしている湖でした・・

次の日は反対方向へ遠征。通称ヒグマダム(近くにヒグマの糞がよく落ちている・・)では型は小さいながらもニジマス、アメマスのライズが広がり楽しい釣りができました。何よりも今年は暖かかった!

滝の上町のホテル渓谷に宿泊し(静かで料理も美味しく結構気に入っています)次の日は渚滑川へ。何年か前にサケの後ろについていたワイルドレインボーを何匹も釣った区間でやりましたが魚がかなり減った感じです。感覚的には5分の1ぐらい・・

Y氏がアメマスをゲット。アメマス、いるんですね。

釣果は2匹ほどづつ。やはり5分の1・・昼は現地でお湯を沸かしてカップラーメンやスープパスタなど。外で食べるのもいいものですよ。

終盤2日間はホームグラウンドの屈斜路湖へ。紅葉は最盛期。カエデ類の紅葉が見事!

こんな樹々の前でロッドを振るのは至福です。

しかし1日目はまったく釣れません。ウグイすらたまに釣れる程度。悄然と空手で帰っていくY氏。紅葉がキレイだから良しとしましょう。

釣りをしているすぐそばで日向ぼっこしていました。

まずこれが釣れなきゃ⁉大型のウグイ君・・

2日目。昨日のうっ憤を晴らすべく西別川水系でエッグフライの釣り。サケの姿は無く、(亡骸も無かった)昨年の3分の1ぐらいしか魚影は無かったけどでもいるところにはいました。アメマス多数にニジマス、オショロコマ、ヤマメが少し。相変わらずこの水系は多彩な顔ぶれ。

午後、再び屈斜路湖北岸でリベンジ成功! ボイルしているウグイではない魚を発見、3匹ほどのアメマスをゲットできました。これで〆られて今回もフライフィッシングウィークは満足しました。でも今年は湖の水がまだかなり高いのでもう少し下がってから再チャレンジしようと思います。

紅葉もピークへ

カエデ類も一気に色づいてきました。こんな林道を通って釣り場に向かうのはホント幸せです。(釣れればもっと幸せ・・)

水の近くのカエデは特にいい色に色づくようです。それに今日は暖かくひと月ほど季節が戻ったよう。

しかし目当てのニジマス、アメマスはなかなか釣れません。あちこち竿を出して行くと林道をずっと奥に行ったところの湖岸で斜里のF名人に会ってビックリ。聞くとやはり苦戦とのこと、なんか水温が例年よりかなり高いのでそれも原因かも・・

やっとこさ釣った55センチのアメマス。まだ産卵前のようでサビもなくキレイな魚体。さてこれから釣れるようになるのか・・それともこのままこの秋は沈黙で終わるのでしょうか・・

 

 

屋内で楽しむ

日中2~3時間ほどの休みをサケ釣りに行こうか?タイヤを冬用に換えようか、月曜大工を進めようか?気になっているところを掃除しようか?事務仕事をしようか?と毎日いろいろ考えているのですが、今日はフライタイイングにしました。湖用のニジマス、アメマス用のドライフライ。ウグイの猛攻による破損も考量し多めに生産。釣りの楽しいところは道具の準備ですが、一番楽しいのがフライフィッシング。現地での飛んでいる虫を思い出し、本物のように見え、見やすく、投げやすいバランスを目指してフライを巻いていきます。ボクは今は写真のような簡単なパターンしか巻きませんが完成すると釣り当日に向けて気合が入ってきます。楽しみだなぁ~!

帰ってきた漁火

夜、食事が終わり海の方を見ると・・何年かぶりのイカ釣り船の漁火!知床岬沖から網走沖まで見える範囲でも7~8隻は出ていました。イカはもうオホーツク海からはいなくなってしまったのかと悲しんでいたのでこの漁火にはひとしお嬉しさを感じます。獲れているのかはわからないけどこんな秋の風景がこれからも続いてほしいと思います。

最高の自然、最低の釣果

昨日は午前中から4人で屈斜路湖で粘りましたが、早朝の知床K氏のニジ50一匹だけで終了。産卵行動していて釣ったらなんか可哀そうなヒメマスがたまに釣れちゃったりウグイもたま~に釣れたりという感じでニジマス、アメマスなどの狙っている魚は釣れず・・水温からするとまだ釣れる季節には少し早いのかも・・

近くの畑では北からやってきたハクチョウの親子がエサ探しをしていました。

また我が清里町では菜の花の一種のキカラシが畑を黄色に染め山頂付近は雪、山麓は紅葉の色で秋も自然と風景は素晴らしい!屈斜路湖付近の紅葉もあと5日ぐらいで見頃でしょう。まあ釣れなくても良しとしますか・・

人に優しく魚に厳しいベタ凪

まずは屈斜路湖初日。目指すはニジマス、アメマスなれど、東京のWさん、知床K氏、そしてM名人とルアーマンたちは狙っていないのに真っ赤になったセッパリのヒメマスが釣れちゃっています。Wさんはコンディションのいいアメマスをキャッチ。ボクはドライフライで大ウグイをいくつか・・このあと暖かな陽気で湖面はベタ凪となり食いもパッタリ・・・

釧路川本流へ移動。とてもキレイな25センチぐらいのレインボーが連続で釣れました。Wさんはアメマス1.この川もニジマスが優勢になっているかもです。明日も屈斜路湖だけど時期的にも天候的にも苦戦予想しています。

 

初冬のち秋色

朝は北風の曇天。しばらくするとアラレが降ってきました。でも天気予報は晴れ・・

午後になると徐々に晴れてきて風も穏やかになり雲が切れると斜里岳はさらに下の方、清岳荘のあたりから上が真っ白でした。山麓はカラマツの黄葉、畑は秋撒き小麦の緑と3色そろい踏み。色で感じる秋ってホント心にいいです!

夕方の当宿と斜里岳。登る季節は終わり、しばらくは眺める季節です。

P.S 今の時期の斜里岳登山道は濡れているように見えて凍っている急斜面の岩場が罠のようにところどころにあり、滑落の危険が極めて高いのでおすすめしません。

 

最後のサケ釣り・・たぶん

波も穏やかになった知床で今シーズン最後のサケ釣りです。宿業のため時間は昼から2~3時間しかないのですが、それだけに集中力とモチベーションが保てているような気がします。(時間制の管理釣り場へ行っているよう)写真は昨日まで当宿に宿泊いただいた兵庫のIZさん、海釣りのベテランなれどサケは特殊な釣りなので苦戦していました。

新しい小さな群れが来たのが見えたので狙い撃ち。銀色を含むメス3匹とブナの出たオス2匹の計5匹をクリーンヒット。「釣れた!」のではなく「釣った!」という最高の気分です。イクラ作りは手間だけど満足の釣果で今シーズンのサケ釣りは終了。明後日からは屈斜路湖編の予定です。

台風のあとのオホーツク

甚大な被害をもたらした今回の台風。こちらオホーツクでは強い風雨だけですみましたが台風一過は北風で気温が急降下。今日も一日中10℃以下で、今(夜11時)外は3℃しかありません。ただ風は急におさまったので明日は穏やかで冷ややかな秋の天気となりそう。昼、雲が取れてきたら斜里岳の1000メートルぐらいから上は線を引いたように真っ白。季節の進みを感じます。