25年前、WILD-1高崎店に勤めていたとき、中禅寺湖での釣りのために買ったアングラーズハウスのネオプレーンウェダー。150日以上は使ったでしょう。ソールを張替え、穴を開けては直し、劣化し染みてきては直しを繰り返して使っていたのですが、阿寒湖にて修理箇所がさらに大きく破損、ダダ洩れしてついに廃棄することにしました。このウェダー、ホントに品質が良く最近発売になったものと同等以上の耐久性と使い心地だったと思います。ウェダーって基本は進化していないですね。ネオプレーンってやはり劣化するしもともと丈夫な素材ではないので藪こぎなどにも弱いのです。近い将来、違う素材や構造で暖かく丈夫なウェダーが出てこないものかと期待していますがどうでしょう?自分で作ろうかな・・?
月別: 2019年10月
フライフィッシングウィーク2019秋
毎年秋恒例の神奈川Y氏とのフライフィッシング週間。まず久しぶりに阿寒湖へ。雲海に浮かぶ雄阿寒岳が見事です。
外国人に人気の阿寒湖は頻繁に行きかう遊覧船や雑踏は箱根の芦ノ湖のようでしたが、ちょっと離れたところはまだ静かなところも残っています。
2日間頑張りましたが、トラウト類のライズとかボイルというものは全くなく極めて苦戦。北海道では珍しく入漁料も1000円以上かかるのでどれだけ釣れるかとワクワクしていたのですがフライを沈めてやっと1~2匹の35センチほどのアメマスという釣果でした。これはウデか・タイミングか・・撒きエサをしてフライやルアーを投げていたりエサ釣りがいたりとなんか混とんとしている湖でした・・
次の日は反対方向へ遠征。通称ヒグマダム(近くにヒグマの糞がよく落ちている・・)では型は小さいながらもニジマス、アメマスのライズが広がり楽しい釣りができました。何よりも今年は暖かかった!
滝の上町のホテル渓谷に宿泊し(静かで料理も美味しく結構気に入っています)次の日は渚滑川へ。何年か前にサケの後ろについていたワイルドレインボーを何匹も釣った区間でやりましたが魚がかなり減った感じです。感覚的には5分の1ぐらい・・
釣果は2匹ほどづつ。やはり5分の1・・昼は現地でお湯を沸かしてカップラーメンやスープパスタなど。外で食べるのもいいものですよ。
終盤2日間はホームグラウンドの屈斜路湖へ。紅葉は最盛期。カエデ類の紅葉が見事!
こんな樹々の前でロッドを振るのは至福です。
しかし1日目はまったく釣れません。ウグイすらたまに釣れる程度。悄然と空手で帰っていくY氏。紅葉がキレイだから良しとしましょう。
釣りをしているすぐそばで日向ぼっこしていました。
まずこれが釣れなきゃ⁉大型のウグイ君・・
2日目。昨日のうっ憤を晴らすべく西別川水系でエッグフライの釣り。サケの姿は無く、(亡骸も無かった)昨年の3分の1ぐらいしか魚影は無かったけどでもいるところにはいました。アメマス多数にニジマス、オショロコマ、ヤマメが少し。相変わらずこの水系は多彩な顔ぶれ。
午後、再び屈斜路湖北岸でリベンジ成功! ボイルしているウグイではない魚を発見、3匹ほどのアメマスをゲットできました。これで〆られて今回もフライフィッシングウィークは満足しました。でも今年は湖の水がまだかなり高いのでもう少し下がってから再チャレンジしようと思います。
紅葉もピークへ
カエデ類も一気に色づいてきました。こんな林道を通って釣り場に向かうのはホント幸せです。(釣れればもっと幸せ・・)
水の近くのカエデは特にいい色に色づくようです。それに今日は暖かくひと月ほど季節が戻ったよう。
しかし目当てのニジマス、アメマスはなかなか釣れません。あちこち竿を出して行くと林道をずっと奥に行ったところの湖岸で斜里のF名人に会ってビックリ。聞くとやはり苦戦とのこと、なんか水温が例年よりかなり高いのでそれも原因かも・・
やっとこさ釣った55センチのアメマス。まだ産卵前のようでサビもなくキレイな魚体。さてこれから釣れるようになるのか・・それともこのままこの秋は沈黙で終わるのでしょうか・・
屋内で楽しむ
日中2~3時間ほどの休みをサケ釣りに行こうか?タイヤを冬用に換えようか、月曜大工を進めようか?気になっているところを掃除しようか?事務仕事をしようか?と毎日いろいろ考えているのですが、今日はフライタイイングにしました。湖用のニジマス、アメマス用のドライフライ。ウグイの猛攻による破損も考量し多めに生産。釣りの楽しいところは道具の準備ですが、一番楽しいのがフライフィッシング。現地での飛んでいる虫を思い出し、本物のように見え、見やすく、投げやすいバランスを目指してフライを巻いていきます。ボクは今は写真のような簡単なパターンしか巻きませんが完成すると釣り当日に向けて気合が入ってきます。楽しみだなぁ~!