今日は快晴!少し寒いくらいの爽やかさのある快適な天候をなりました。掃除をしていると庭にトコトコとキタキツネがやってきました。この時期は子ギツネのために多くのエサが必要なとき。きっと主食のネズミを探しているのだと思いますが・・
座って斜里岳を眺めているの・?という姿。キタキツネも魅了する斜里岳の雄姿、ということにしておきましょうか・・
この4月の屈斜路湖出の釣りは理想の釣果とはなりませんでしたが、解氷の遅かった割にはいい結果だったと思います。知床K氏も苦労の末、いいアメマスをキャッチ。
ここは鳥などの動物と自然林に囲まれ最高のロケーション。絵になる風景の場所でもあります。
ちょっとした不注意で20年大事に使っていたフライロッドがついにポキッ!(泣)しかしこのメーカーは生涯保証なので、きっと直してくれるでしょう(1万円ぐらいかかりますが・・)
これは昨日の写真。最後に宿前に残った雪も今日、完全に解けました。この後は草が生える前に石を拾ったり(草刈り機で石を飛ばして刃がかけるから)ゴミ拾いしたりとやること目白押し。そして明日より宿再開です。
ガイド業を始めたおよそ20年前に購入した最初のスノーシューと15年ぐらい前にヘルパーBちゃんの置いていったスノーシュー。ツアーで使って壊れては直しの繰り返しでしたが、一つはビンディングのプラスチックが経年劣化で一気にバラバラになり、もう一つは布地がこすれて破れフレームから外れ、2台ともついに修理不能となりました・・しかし!お互いに使える部分を移植すればまだ1台は使えるのではないかと考え、分解、組み立て開始。こういうときに電動ドリルやハンマー、鉄ノコなどの大工道具が役に立ちます。でも使える部分を壊さないようにリベット留めを外すのはかなりの労力でした。
壊したリベット留めの部分は今度はネジ留めにしてかかとのアイゼン部分が布地と干渉している部分をニッパで切り取って完成!直せば使えるうちは最後まで使う、という考えを貫けて満足です。でもスノーシューって物のわりにホント高価ですねぇ・・そこそこ使えるリーズナブルなものも出てきましたが、ボクは冬山での使用もあるため信用度の面でメーカー品を買わざるをえませんが誰か良くて良いもの作ってくれないかな?自分で作るか?・・さてGWに知床峠が開いたらこの時期最も美しい羅臼湖へこのスノーシューを持って行ってみようと思います。
一日目、屈斜路湖の好きな場所である南岸はまだ氷が残っていて竿を振れる場所は限られました。もうちょっとで解けるのに・・という思いで少しでも割って水面までの道を作っている神奈川Y氏・・・でも釣れません・・
昨日の風で氷がこんなふうに押し寄せていて釣りになりません・・早く無くなってくれないかなぁ~と願いをこめて皆で一応割っています。この湖は約80㎢の面積があるそうなので、100万分の一ぐらい割りました。・・意味ないじゃん・・
2日目の昼ごろ、強風で氷が一気に流れ去りました!その様子はモーセの十戒の映画のシーンのよう。そしてさすがM名人。さっそくアメマスゲット。
ボクもなんとかアメマス・ニジマスをキャッチ。
3日目の最終日は名脇役を皆ゲット。こいつが釣れないとトラウト類もあまり釣れません。Y氏の良型。
同じくM名人の巨大魚!ウグイ君・・デカかったなぁ~
M名人技炸裂!凄い引きだとおもったら良型のサクラマス。
一匹でも釣れると余裕のポーズが出てきます。
この連戦も氷でどうなるかと思いましたがいい釣りができました。まだまだ楽しみますよ~
明日からの屈斜路湖本気3連戦に備えて”氷解けたかなぁ・・?”の状況を見に下見に。昨日の荒れた天気のおかげで湖面の西5分の1ぐらいは水面が出たものの目当ての南岸は強い北風のおかげで湖の半分は氷の山・・自然は読むのは難しいですが風、温度、水温などの条件でどのように解けていくのかを観察して理解していくのも楽しいものです。
一番人気の川の河口は氷も無く、大勢の釣り人が強風にあおられながら竿をなんとか振っていました。沈めて流すフライフィッシングで少し様子をみて帰るか、と見ているとニジマスがたまに釣れていました。これはいけるかな、と竿を振ると・・
丸々太った50センチほどのニジマスがきました。竿は両手じゃないと持てないほどの強風でしたが、やはり荒れているときは釣れるのです!この後すっかり本気になって釣ったらかなり釣れました。あとは南岸の解氷を期待して明日からも本気です!(ドライフライでアメマスを釣りたい!)
今日は14℃まで気温が上がり晴れ。湖もそろそろ解けたか、解けていなかったらミサゴを写してこよう、と午後ゆっくりと出発・・しかし特に湖面が空いていたここでも50メートルぐらい沖はまだこんな感じ。氷の上にロッドをおいて休憩です。
カモのカップルはメスは氷上、オスは水上。
アオサギも戻ってきていました。
飛んでいる鳥をズームで撮るのはとても難しい・・特にコンパクトデジカメだったのですぐに画面から外れてしまうのです。これが20枚ぐらい撮ったうちの唯一まともな一枚。停飛(ていひ?)というのか、ミサゴが狙いを定める一瞬、羽の動きを止めます。そして急降下、水に飛び込み見事魚をワシづかみ。次はなんとかして飛び込む瞬間を撮りたいと思います。
雪解けも進んできました。畑も白から茶色へ。北海道の春は視覚でも大きな変化を楽しめます。
屈斜路湖へトラウトフィッシング初出陣・・しかし湖面の9割以上が氷で覆われていました。ここは岸から一番水面が出ていた川湯~砂湯間。5グラムのスプーンをフルキャストして氷に届かないぐらいだったので一応釣り開始。結構粘りましたが同行のM名人、知床K氏、ボクの3人とも丸坊主。他のポイントでも魚の気配も少なくウグイすら釣れませんでした。原因はたぶん・・この時は波が無いから釣りで届く範囲の浅場にやってこなかった、氷の下が安全(上空からミサゴに狙われる)、深いところのワカサギを追っている、水が冷たくてエサとなる虫が羽化していない、ということでしょうか。
と、いうことでキツツキのドラミングの音を聞きつつ白鳥観察。水の中に入りたいのだろうけど先客のボクらに遠慮してか氷の上をよちよち歩いています。今回は状況視察と自然観察。湖越しの斜里岳は輝いていたし、この冬もよく登った藻琴山もとてもキレイ。動物もエゾリス、キタキツネ、エゾシカ、アカゲラやカラ類の小鳥たち、白鳥、ミサゴ、夕方にはエゾタヌキも見かけて北海道を感じた一日でした。
ここ北海道清里町より埼玉まで車で放浪してきました。今回はあちこちで休憩がてら道の駅に寄ったのだけど、地元とは関係ないような土産屋になっていたり、逆に素晴らしい地場産品や食事を提供していたりとかなり差が出てきたなというのが実感でした。力の入れようは店員の表情と態度にも表れるし、道の駅を見れば町のやる気をうかがい知ることもできるような感じです。
まずは北海道深川の道の駅の釜めし。ライスランドをうたっているだけあってこれは素晴らしかった!とくに米のおこげが最高!おすすめです。
北海道博物館で少し勉強。
苫小牧~秋田便の予定が波高くて揺れそうなので函館まで走り青函フェリーで青森へ。弘前城から見る岩木山。殿様もこの風景を楽しんでいたのでしょう。
秋田の山は雪。夏タイヤに交換してこなくて良かった。
田沢湖のクニマス未来館。ヒメマスの産卵は湖の浅いところ、近い種類のクニマスは深いところで産卵するのが大きな違いらしい。人の都合で一つの大きな湖の生態を破壊してしまったこと、それを元に戻すことに知恵と時間が必要なことなど考えさせられました。
東北を横断し宮古の浄土ヶ浜へ。極楽浄土から名前をとったらしく、白い岩と浜の風景が素晴らしい。
細くて曲がりくねった山道をずっと走ると道端に石碑が・・「ここより下に家を建てるな」という明治と昭和の津波の悲しい教訓が書かれています。
宮古をはじめ、三陸のいたるところで津波対策の防潮堤を建設しています。いろいろなことを考えさせられます。
三陸の道の駅にあった釣り餌の自販。ホントに生きているのかな・・?
この柿ソフトは美味かった!
福島の白河フォレストスプリングスをいう釣り堀でちょっと一息。ここは23年ぶりに来たけど大物の釣り場になっていました。釣り堀とはいえ大物となると簡単には釣れないのが面白いところ。たまたま活性のある群れを見つけていい思いができました。50センチのイワナ。
今回の釣りの一番の楽しみは多摩川。地元のN名人のガイドでいい場所に連れていってもらいました。神奈川のY氏がフライでかけた魚がジャンプ!
見事なスモールマウスバス。多摩川って今、こんなことになっているんだ!多様な外来種が生息していて日本のタマゾン川と言われています。
ボクも初のスモールマウスバスをキャッチ。産卵期のためのメタボな魚体は緑色です。ブラウントラウトに少し似た感じの重く強い引き。
フライ+パンの成果。テトラポッドの間に入られてラインブレイクしないように慎重にやり取りしてあげた巨ゴイ。流心に入られなくてよかった・・あまりにも重く(鮭より重い!)ロッドも腕も悲鳴!フライラインも少し伸びてしまったみたいで色が薄くなりました・・
吉見百穴の桜。いい季節です。
帰路はやはり20年以上ぶりの中禅寺湖へ。午前中は苦戦したものの午後は波で少し濁りの入った場所を見つけ40センチほどのニジマスを連続キャッチ。男体山が見事。
そして5匹目の魚は重く引きも強く、岩の後ろに入りたがる魚・・
45センチほどのキレイなブラウンでした。本命のレイクトラウトは出なかったもののこれで満足。屈斜路湖で鍛えた湖の釣りは中禅寺湖でも通用したようです。また途中の道端ではサル、シカ、リスなどを見ました。さすが日光。
青森の温泉の券売機。「おどな」がいい!
吉野家でも青森弁素敵。
新潟から乗る予定だったフェリーも悪天候で揺れそうのなので、青森へ激走。高速道路は面白くないので内陸の山道を16時間走って真夜中に乗船。北海道の噴火湾沿いからは沖の漁船の漁火がキレイでした。
実は往路も寄ったけど釣れなかった支笏湖へ復路もリベンジ。こんな雪の沢をフェルト底のネオプレーンウェダーで降りるのは少し怖い。
支笏湖は難しかった・・そう簡単には釣れないとわかっていても行ってしまうものですね。
走行距離3500キロ。悪天候で長距離フェリーに乗らなかったこと(揺れて酔ったらイヤだから)と八甲田山が吹雪で登山ができなかったことが次回の課題でしょう。旅というのは帰ってきたらなんか頭がボーっとします。でもボーっとでも旅が原因ならチコちゃんには叱られないでしょう。また行こう!