給湯用の灯油ボイラーがここ2か月で2つ壊れました。壊れたというか寿命で(17~18年使った)貯湯タンクあたりに小さな亀裂などが出てきてジワリと水漏れするのです。前回のものは宿も営業中だったので地元の設備屋さんが速攻1日で換えてくれてとても助かりました。今回は長期休館の少し前だったので漏れた水を拭きとりつつだましだまし使って取り外し。でもビニールのクッションフロアの下の合板に水がしみ込んでしまったので乾燥のため何日か待ってボクが新しいクッションフロアを張ったら新しいボイラーをつけてもらう予定です。しかし今年はいろいろと連続で壊れる・・(涙)他にも浄化槽のブロアーや車の修理、冬用タイヤに冬には2台の車検も待ってます・・釣りを少し我慢して働かねば・・
月別: 2022年11月
カレイの刺身が好きなので
いいかげん釣れる釣りがしたいのとカレイの刺身が食べたくなり知床の磯へ。すっかり白くなった知床連山に向かって投げるのは最高の気分。(写真は地元のK氏)この磯は足元から10メートル以上の深さで大物が釣れるのです。
ジグで狙ったホッケはなかなか釣れずにエビなどの餌をつけて投げ、辛抱強く誘うとやっと40cmのイシガレイがきました。この大きさだと引きもなかなか。ちょっと硬めの竿でないと抜き上げるのに苦労します。
なんかやたら重~い・・なべ壊しの異名を持つ大きなカジカ。
隣の人がカジカをくれてK氏のホッケも入れた午後の釣果。思ったより苦戦したけどこんなでかくて美味しい魚が釣れるので北海道の釣りはホント面白いのです。
自然とグルメのフルコース
今日は急きょ女将様と今シーズンのお疲れさん会。定番の厚岸の牡蠣食べまくりへ。中標津のパン屋さん経由で牧草地のタンチョウツルを眺めつつルパン3世の生誕地?浜中町に到着。混雑を避けて夕方食べようということでまずは霧多布岬周辺で小雨の中、ラッコを探しました。カモメ類やウミウはたくさんいるけどラッコはなかなか見つかりません・・今回も空振りか・とあきらめかけていると・・
いました!のんびり浮かんでいるやつと岬の反対側には頻繁に潜るやつと2匹!初ラッコです。ズーム程度のレンズでは拡大してもこんな程度しか写らないけど双眼鏡でよく観察。一匹はずっと浮いていて流されつつ休んでいる感じ。もう一匹は盛んに潜って餌を探している様子。個性があります。見られてよかった!
岬の手前にはたぶん漁師の番屋と思われる小屋が並んでいますが、目に留まったのは軒先の短さと窓の高さ。ここは強風地帯なので屋根が飛ばないように短くしてあるものの思います。窓の高さは飛来物による割れをなるべく避けるためと防犯も兼ねてかな・・よく山小屋である作りです。北太平洋シーサイドラインを快適に走り厚岸へ。
そして空いている道の駅コンキリエで夜景を見つつ牡蠣三昧!生ガキ、蒸しガキ、カキサラダ・・
カキピザも堪能!厚岸のカキを食べるまでは苦手だったのにすっかり好きになりました。次は同じ道の駅でも違う食事処で食べてみようと思います。やっぱりかなり美味いわ!
活躍してくれるか
昨日、破格で譲ってもらった除雪車。ヴォクシーより板を渡して下ろしました。重機で除雪してもらった後の玄関前とか車周り、薪小屋周辺など残ったところをママさんダンプで必死にやっていた22年、やっと少し楽ができそうです。積雪期に向けてバッテリーやオイルの交換、できれば錆も落としたり塗ったりとメンテして大事に使っていこうとおもいます。
午後からは湖へ。もう2週間は見ていないトラウトの顔を見たかったけどあちこち行っても今日もウグイ一匹。これだけボウズが続くとさすがに心が折れました。ハクチョウを見に来たとおもえばいいかっ・・
林道でボクの車の前を100メートルぐらい歩いていたキタキツネ。何が言いたかったのだろう・・「そろそろちゃんと仕事しろよ」・・かな・・
中富良野日帰り
中富良野へあるものを譲り受けるために早朝出発。タイミング悪く昨晩は雪。それも0℃前後と半端な冷え込みのため凍っている路面と濡れている路面、濡れているようで凍っている路面(ブラックアイスバーン)、塩をまかれて解けている路面と峠は様々な状況で緊張の連続。また平日は大型トラックが頻繁に通るので反対車線に飛び出してきそうで恐ろしいのです。ここは一番凍っていた津別~陸別間。
しかしオホーツクを抜けて十勝は晴れ!広大でも起伏のあるところが多いオホーツクや根釧原野とは違い十勝は平らなところが多いのです。これもまさに北海道。住むのにも十勝もおすすめです。
10年以上ぶりに来た中富良野の夕茜宿(あかねやど)オーナーさんのおもろさ、そして風景の良さは相変わらず。荷物を積み込み、美味い飯を食ってぐるっと往復600キロを一般道と自動車専用道路(無料の高速、距離は60キロだけだけど)で走ってきました。本州だと埼玉~青森間と同じ距離だけど釣りもしていないので11時間運転した割にはけっこう楽勝。本州と違い信号も車も少なくスピードも速いのでこんな芸当?ができるのです。車を運転する方は北海道で激走チャレンジしてみてください。
待つ釣りって苦手・・
嵐の後
昨日の嵐が去り穏やかな日となりました。斜里岳は初冬の装いに。空気も澄んで最高気温も10℃にならず肉体労働にはいい陽気。
昼までの会議のあとは少しの大工仕事と釣り道具作り。このアシストフックも何個か作ってようやくそれなりにきれいなものができるようになりました。一生幸せになりたいなら釣りを覚えなさい、という中国のことわざがあるようですがいつもそれを感じています。物心ついたときからいままでいろいろな釣りに没頭してきたけどこの世界はホント奥が深い!特に道具や毛ばりを作るのは家にいて釣りに行っているようなもの。食べる魚を釣るのも釣って逃がす釣りをするのもホント面白いのでちょっとでも興味のある方は是非身近な釣りからやってみてくださいね。
ルアーも新時代
今日は風が吹き荒れ大波!波浪警報も出てサンマ釣りは断念・・そこでオモリに針を付けただけだけど、よく釣れるという噂の「オモック」というルアーとアシストフックという針も自作してみました。(以前から同じようなものは作っていたけど・・)そしてダイソーに行き、噂の激安100円ルアーを購入。鉛を魚の形に成形して色を塗り針をつけたジグという簡素なルアーですが、高いものは1,500円ぐらいするのと”同じような”もの。でも15分の一のぐらいの値段だけど釣果は同じだという話をよく聞いています。これはノースフェイスVSワークマンの対決などもかすんでしまうコスパ。針は弱いということなので自作針に交換。これで湖のニジマスや知床の磯でのホッケやカジカ、ブリなど釣れちゃったら高価なメーカー品のルアーを持つ意味は自己満足だけになってしまいそう。アウトドア用品にしても釣り具にしても「なんか高くねぇ?」と思う商品は次々と廉価版が出てくるけどその差を見つけるのもユーザーとしては楽しいかぎり。しかしメーカーは悔しいかぎりでしょう。
君の瞳は輝いている!
黄ばんだ瞳は古めかしさあふれる酒焼けして血走ったおじさんのよう。明日から荒天、明後日からはずっと低温。暖かいのは今日が最後のようなので風が強い中、ヘッドライトを磨き、クリアー塗装しました。まずは面倒なマスキング。これをやらないと紙やすりでついボディーを削ってしまうのです。
そういえばサンダー(ヤスリ掛けの機械)があったので一気に削ってみました。どうも自分の車とか自宅の大工仕事とか自分たちの料理とかだと大胆に「失敗してもいいやぁ~」ぐらいの気持ちになってしまいます。それだけお客さんの前では緊張しているのかな・?まず1200番の紙やすりで削ると黄色いカスがたっぷり出て、それを流しても表面はざらざら・・ホントに塗料を吹くときれいになるのか不安なぐらい白濁した目になりました。ウルトラマンの目がこんなだったような・・
透明なウレタンスプレーを吹きかけるのですが窓ガラスに付いたらめんどくさそうなのでしっかりマスキング。
塗料を吹きかけるとあら不思議!見事に透明になっていくじゃありませんか!15分ぐらい乾かしてまた吹きかけてを4回ぐらいやって完成。ちょっと吹きかけた量が多すぎて垂れたりしたけど見た目はきれいになりました。塗料が余ったのでヴォクシーもさっとやってみたけどちょっと失敗。なんか片方のプラスチックが深く傷が入っているのが浮き出た感じになってしまいました。まあ、いいっか・・君の瞳に乾杯!
道北ウグイ釣行2022晩秋
久しぶりの天塩川へ、狙いはもちろんイトウですが広大な天塩川はポイントも絞りづらく魚も散らばっているので極めて厳しい釣りになるのはわかっていたけど・・その通りでした。結果は大エゾウグイ一匹・・しかし旅に出ることが目的。コロナや観光船の事故、旅行支援などで例年と違った忙しさのシーズンも終わり、あちこちに行っていろいろなものを見ているとだんだんと心が旅モードになり感性が戻ってきます。そんな心で見る秘境駅。音威子府村の筬島駅(おさしま)はきれいな客車になっていました。
やっぱり糠南駅のヨド物置の駅舎は素晴らしい!こんなアイディアで鉄路存続を願いたいが・・
簗の川の意味。岩が簗のように川を横断している(ところがあるのだろう・・)から名付けられたとのこと。音威子府あたりのことかな・・
天塩川ではあちこちで竿を出してみたけど結局一番人気のここでねばりました。列をなす風車と見事な利尻岳を見ながらルアーをとっかえひっかえしながら腕が痛くなるまでひたすらキャスティング。
ただ投げて引いているだけじゃ飽きるのでワーム(やわらかいミミズのようなゴム状のルアー)で川底を探ってみたらキタっ!!・・ん・・なんか引きがいつもの奴の感じ・・パッと見たらイトウじゃん、って自分を慰めた45cmの大エゾウグイ。唯一の獲物。ありがとうですね。
大湿原の広がるサロベツは渡り鳥の聖地。頭上にはカモ類やそれを狙うオジロワシなどが飛んでいきます。たまにフン爆弾が落ちてくる・・当たりませんように・・
何百羽いるのだろう・・あの下には居たくない・・
何百年もかけて形成されたふかふかの泥炭地が川の波で少しずつ削られて流されていきます。人の一生はこの泥炭より短い・・なんて考えながら竿を振ります。
帰路は下流から中流に移動しながら釣り。分解され大地に帰っていくサケたち。骨も残らないほどきれいに分解されるのはホントのリサイクル。
釣れない釣りにちょっと疲れて予定より一日早く昨晩帰宅。しかし今日はホームグランドの湖へ行ってやはりウグイと遊んできました。やっぱりここ、好きだな。