茶色の季節

今日は暖かく、外の温度計は18℃。一昨日積もっていた雪もすぐに解けて茶色の季節がやってきました。これで晴れが続いて乾燥し風が吹くと大地だけでなく、土ぼこりで空間も茶色くなります。(どうか風、あんまり吹きませんように!)そしてなかなか写真に撮れないのですが、キタキツネがとても活発に昼間から獲物を探しています。よく見るとネズミをくわえているのが多いのですが、それは母ギツネで巣穴で子育ての最中なのです。鹿やタヌキ(エゾタヌキという本州とほぼ同じ亜種)キツツキやリス、そしてヒグマなど動物たちも活発になってきました。GWに来られる方はまだ樹々に葉が生い茂らないこの時期は動物たちを見かける確率が高いのでカメラはすぐに写せる状態にしておくことをおすすめします。

そして夕方の一瞬、輝いた斜里岳。素晴らしくキレイでした。

 

忍耐のち至福

午前中の会議を終えてまっすぐ湖へ。この日は風が無くベタ凪の時間が多くて難しい釣りとなりました。あんなに釣れたのに・・という同じ場所でも、一日経つと全く釣れなくなるときも多いのが「釣り」というもの。日が落ちるまでの5時間、ウンともスンともいいません。

いきなり始まった固め打ちならぬ、固め釣り。M名人とダブルヒットで釣れたアメマスはお腹がパンパン。沖合でワカサギを飽食しているようです。じっと我慢で最後にポンポンと釣れてまた一つ魚の気持ちがわかった気がします。

挨拶に戻ってきてくれた

北風にのって小清水から網走までの海岸に再び接岸した最終盤の流氷。もうかなり解け、角が丸くなって絞った後のスポンジのようになっていました。岸から約500㍍ぐらいの幅でしたが、この時期にこれだけの流氷が見られるのはこの16年間で2度めです。

次に暖かい日が来たらついに無くなると思いますが、最後まで楽しませてくれた流氷に今年も感謝です。

いつものことですが・・

4月下旬からGWにかけて一回ぐらい雪が積もります。それが今日。ドサドサという湿った雪が屋根から落ちる音で目がさめました。情報では解けかかった流氷が最後にちょっとだけ北風で接岸したとか。こんな雪も一日でほとんど解けますが、最高気温も15℃になったり、3℃だったりと極端なのでGWに来られる方は念のために暖かい服装でお越しくださいね。そしてこんな日がデスクワークです。

 

だんだん身近に

春の休館中にやらねばならないこと・・宿のメンテナンス、改装、作り込み等の大工仕事、薪割り、web更新、ガイド関係の事務仕事、新事業・?の立ち上げ、そして地元の会議や観光関係の会議、打ち合わせが連続。特に北海道は夏のシーズン前と冬のシーズン前に会議が集中、意外と忙しいのです。北海道へ移住し宿を開業したころにはもうスーツなんて子供の入学式と卒業式と礼服以外は着ることないな、と思っていたけど、たまに偉い方々に呼ばれたり、人前で話すときはTPO的に着ざるをえません。もうちょっと若く、著名な実業家ならザッカーバーグのようにTシャツ、ジーパンでどこでも出られるのですが・・・そうか・ひらめきました!自分のオリジナルの服装ならそれが正装で、宣伝のために着ているんだといえるのでは!?作ろうかな・・

再び

昨日は久しぶりの爆風と吹雪。これはダメかなと思ったけど、それも夜半には落ち着き今日は波も穏やかで、しかし5℃前後の寒さ。それでも通ってしまう屈斜路湖はそれだけ魅力的です。しっかり厚着してネオプレーンのウェダーを履き、立ち込んで竿を振り続け、冷え切ったら上陸して湖畔に座り、暖かいお茶で一休み。こんな繰り返しの釣り。ボクは今はルアーとフライの両刀使いで、ルアーに対する反応はこうだったからフライではどうかな?と魚のその時々の気持ちを想像しながら釣るのが楽しみ。今日はフライでも釣れましたが虫も少なくルアーで広く探るのが良かった日。

珍しく25センチほどの銀毛ヤマメ。いつからサクラマスと呼んであげようか・・

 

本日の力持ちはこのニジマス。沖でワカサギを追い回しているのでしょう、凄い暴れっぷり。刺さりそうなヒレの尖り。

M名人もコンスタントに上げてました。次はどんな釣りをしょうか、帰ったら道具をメンテナンスしたりフライを巻いたり。釣りはその前後も楽しいのです。

北海道の野生を堪能する

空にはミサゴが舞い、水面にはもうすぐ北に向かう白鳥が泳ぐ屈斜路湖。こんな光景の中で釣りをするのは至福の時間。今シーズンも始まりました。初日なので、まあ釣れなくても仕方ないだろう・・しかし黒いカワゲラがいっぱいいてうっとおしいなぁ・・と思ってフライを投げると・・

 

釣れました!今年はこんなに早い時期からメタボが多く、パワーも素晴らしい!ニジマスのようなテールウォークも。

水面には白鳥、後ろはこの冬もよく登った藻琴山。上から見ていた湖面、下から見上げる山頂。ここは自然に溶け込んでいる感覚がとてもいいのです。また近いうちに来よう。

一気に雪解け

「北海道って四季のメリハリが凄いよね」なんてガイド仲間と話していますが、雪解けの進みが特に顕著で3日前には畑の半分ぐらいが雪で覆われていたのにもう日陰の吹き溜まったところしか残っていません。気温も20℃ほどに上がって室内では半袖です。今年は北海道に移住希望の方のためのアドバイスをする事業を立ち上げるのでゆっくりする時間が減りそうですが、遊びの時間は削りません!北海道ライフの情報発信基地としてさらに充実させていきますので、よろしくお願いいたします。

関東の春を釣る

北海道から車で関東へ。神奈川Y氏の案内でこの時期らしい釣りを楽しみました。まずは伊豆狩野川へ。鮎で有名な川で、鮎の解禁までアマゴを放流して釣らせる釣り場なのですが・・・全く釣れません。人の多い関東、それも町から近い川では放流して釣りきられ・・の繰り返しなのでしょう。

やっと一匹釣ったのはカワムツ。現実。

次の日は芦ノ湖へ。久々のボートの釣り。

あちこちに投げて引きを一日繰り返し、ようやく一匹のニジマスをゲット。でも気持ちのいい一日でした。

次の日は丹沢山登山の予定でしたが、悪天候の予報により御殿場、東山湖という管理釣り場の釣りに変更。昨日までの貧果を晴らすのです。釣り堀の向こうには輝ける富士山。良いロケーションです。

水面に魚が全く出てこない(ライズがほとんどない)・・?のはこれが理由でした。20羽以上居着いているアオサギ。釣り場の職員が追い払ってもすぐに戻ってきて魚を狙っています。まあこんなにご馳走がうじゃうじゃいたらやめられないでしょう。仕方ないので底を引く釣りをすると入れ食い・・

「なんだ!今の青い魚は?」・・釣ってみるとブルーのニジマス。青びかりしていました。

まだ飽き足らず東京あきるの市にある養沢毛鉤専用釣り場へ。ここは首都圏から近いながらも関東の良き田舎の風景そのもの。杉林、木工所、イノシシが土を掘った痕、桜。全長4キロという長い距離をよく管理していて魚もまんべんなくいました。

1955年にトーマスさんという方がこの地を気に入り、魚を放してフライフィッシングを始めたのがここの釣り場の始まり。

狙いはヤマメでしたが、ニジマス主体にブラウンも釣れました。この釣り場は自治体の方々が管理していて今はうまく回っている様子ですが当初はフライフィッシング専用なんて大反対という意見も多かったようです。また地元の方のもてなしも良く、管理棟も魚をさばく小屋やコーヒーが飲めるログハウスの事務所などゆっくりと渓流を味わうにはとてもいい、癒される渓流の管理釣り場。また行こうと思います。

川越郊外にある伊佐沼。満開の桜に囲まれてへらぶな釣り。今回は見ているだけでしたが、これぞ地元の文化です。

最後に吉野家の牛丼。東北海道にはほとんどない(釧路にあるみたい)ので関東に行ったときにはよく食べます。すき家と違ってマイルドな味。しかし美味いし安いしと日本の外食産業って優秀だなぁ~といつもおもうのでした。