日替わりの表情

流氷の接岸が最盛期です。風により日々変化する流氷の状態を見るのは楽しいもの。いつも「ここって海だよな・・?!」と感じています。

オシンコシンの滝も寒波で半分以上が氷の下。

スノーシューを履いて森を抜けると羅臼岳とエゾシカの風景。

振り向くと彼方までの大氷原。

象の鼻展望地は風景が大きく素晴らしい!美しすぎる!

オオワシが流氷をバックに飛んでいます。

フレペの滝の氷瀑。アイスブルーが見事。

滝の下では流氷御神渡りが出来ていました。この滝あたりからは知床岬方面への海流の影響で流氷も縦にならず平らなものが多いのです。そんな、場所により、また日により変化する流氷の表情をみるのも楽しいものです。

展望の山

晴れました!ツアーの行き先で一番満足度の高い藻琴山です。

まずはバックに知床、斜里岳、流氷のオホーツク海と、どこを見ても最高の風景の中をひたすら登ります。

酒豪Kちゃん、結氷した屈斜路湖をバックに自然に決まっています。

稜線まで出ればあとは尾根を少しづつ登っていきます。ウチの裏山斜里岳をバックに。景色があまりにもいいので寒さも苦になりません。

目指す山頂がだんだん近くなってきました。

全員無事登頂。顔隠しすぎてちょっと怪しい人たち・・

氷点下13℃でも風を避けて日差しがあれば昼食も少しゆっくりと。

積雪の少ない今年は一気下りのコース取りも慎重にしないと雪面直下にハイマツやダケカンバの罠が待っています。・・なんてことないところでコケてる方一名・・

一気下り、というか一気滑りになってしまいました。今回も充実した藻琴山。こんな身近でしかも本格的冬山を味わえるなんていつも幸せを感じます。

 

 

知床の美

氷点下10℃ではあるけど晴れて風もおさまり絶好の知床日和となりました。天に続く道を曲がってオホーツク海へ。流氷で真っ白になっています。

いいタイミングで撮れたフロストフラワーと流氷。寒波のときならではの組み合わせ。

氷は薄いけど、やはり海が凍るというのは不思議。

知床五湖の森でもちょっと遊び。滑っているんだか転んでいるんだか(笑)

今日は素晴らしい絶景でした。2湖から知床連山の眺め。山が大きすぎてカメラにおさまりません。

一湖展望台からのオホーツク海はキレイにまばらに海面が見えてコントラストが素晴らしかった!こんなキレイにばらけているのは珍しい。

羅臼岳から硫黄山までなんとかおさまりました。

プユニ岬からちょうど流氷の向うに沈む夕日が見れました。今日は最初から最後まで絶景。絶景という言葉は使いすぎると軽くなるしなんか嘘くさいけど、ホントにキレイな風景の連続の一日でした。

 

楽しい神の子池

朝、斜里岳からの朝日はサンピラーに。

今回の神の子池は体力バッチリのMさんということで往復とも道なき道へ。つまりほとんどラッセルですが、足跡の無い雪原は気持ちのいいふかふかです。

ここのところの冷え込みでしぶき氷も成長し芸術的。

この時期は藍色のような神の子池ですが、イワナの仲間のオショロコマが多数越冬中。水温のあまり変わらないこの池は最高の保養地でしょう。

急斜面を登る!悪戦苦闘のMさん。スノーシューも扱い慣れてくるとこんな斜面も登れます。神の子池から流れ出す川にはいつものカワガラス。なにもしないよ、という雰囲気を出して少しづつ近づけばけっこう逃げないでポーズをとってくれます。

これを書いている今、観測史上最強という寒波が来ています。風景は普通ですが風が強い!昼の最高気温が氷点下13℃、こんな気温のときは無風で放射冷却なのが普通なのですが、強風で凍える寒さ、極寒とはこのことでしょう。おかげでスーパーも人が少なく、道路は寒すぎて路面がコチコチでかえって滑らないという状況です。明日はツアーなので風が少しでも弱まって欲しいものです。でもきっと流氷はバッチリでしょう。

行ったり来たり

おおっバッチリ来た!と思ったら、あれぇ~無くなった・・という気まぐれな近年の流氷。今日は知床半島の付け根付近が密度が濃く、オンネベツ川付近はこんな感じ。でも氷と海面とのコントラストは写真撮影にはいい状況です。曇りだったけど・

フレペの滝付近ではオオワシ、オジロワシが流氷をバックに滑空しエサ探し。

象の鼻ではエゾシカが流氷をバックにと知床らしい冬の風景が広がっています。

気温も低くフレペの滝の氷の世界も成長中。今週末は最強の寒波が来てマイナス25℃ほどになるとか・・これは素晴らしい光景が見られるかもしれません。楽しみです。

牧場の真ん中へ

中標津の牛マークのモアン山へ・・なんと裏摩周側からスタート地点へ行く道(養老牛温泉への道)が除雪されていない!ガッカリして迂回し養老牛温泉から奥へ入って行き除雪の終点へ。ここからならスタート地点まで1キロぐらいとわかり、これなら歩ける!歩行開始。

いつものゲートから牧草地へ足を踏み入れるとそこは大雪原。牧場主さん、よくぞこんなところを歩かせてくれて心から感謝します。これぞ北海道だ!という体験でここを歩くことに勝るものは無いでしょう。

ちょっとしたアドベンチャー。急斜面を降りる!

丸太の細い橋を渡る!

雪原と青空しか写りません。これが中標津。

登って降りて登って降りて・・目指す山はあそこ。

少し息を整えつつ上へ。

山頂からは根釧原野に広がる牧草地の大パノラマ。阿寒の山々、摩周岳に西別岳などを見渡す展望は素晴らしいの一言。おすすめのスノーシューハイキングコースです。

 

結局ワカサギ

コマイリベンジで能取湖へ向かい、一昨日までの大雪にも負けないようにスノーシューを履き湖面に向かうとジワッと雪交じりの柔らかい水に足首まで沈んでいきます。誰もいないしこれは危険かな・・きっと雪の重みで氷が沈み、下の海水が亀裂や岸との間から上に染み出してきたのでしょう・・撤退。

第2予定地の網走湖女満別側へ向かうも吹き溜まりがあるとかで釣り場は閉鎖・・ガッカリして最後に一番メジャーな網走湖の呼人へ。今日は外道は釣らないようにしていたけど・・

テント近くの樹木の上では若いオオワシやオジロワシが釣り人のおこぼれをロックオン!

テントをたたんで人がいなくなると我先に降りてきます。上の写真の真ん中のやつ。

家で獲物を処理するため水を入れると一匹だけしっかり生きていました。釣り終了5時間も水も無いバケツに入れられていたのにすごい生命力!見習いたい!

今日のワカサギは大きさバラバラ。1年魚から3年魚まで(たぶん)そろいました。一番小さいやつも抱卵していたので、卵を産んでも死なずにまだ次の年に産むということができる魚なのかも。さて干して甘露煮です。

わかない実感

昨日の夕方は快晴。この風景だと寒くてもいてもたってもいられません。ウチから見ると製糖工場の向うの流氷が斜里から知床方面にかけてかなり接岸している様子が伺えます。

上の写真の右側は紫に染まる知床連山。

そして我が家と斜里岳。ここに移住してもう19年になりますが、いまだにこんな風景の中に住んでいることが実感できません。それだけ自分にはまだ新鮮な風景ということなのでしょうね。

流氷の季節到来

暴風雪が止み、昨日は知床方面へ。氷泥(ひょうでい)、蓮の葉氷という流氷になりかけの氷たちが来ました。日の出漁港の上からみると氷が渦を巻いている!

オオワシ、オジロワシが一番多くいたのがエゾシカファームのシカの群れの上の木。清里にはこの冬、飛来数がとても少なかったので心配しましたが、知床では多く見られて一安心。こいつは珍しくこちらに向かって飛んできました。

流氷の上でエサを探すオオワシ。左はカラス。大きさの違いがわかります。

象の鼻ではエゾシカの群れの向うに近づいてくる流氷の帯。この少し前に道の駅シリエトクのエゾシカソースカツ丼の昼食。クセもなくヘルシーで美味しい!・・もう野生のシカも食べ物に見えてきます・・

曇りとはいえ象の鼻からの風景はやはり絶景

今日は裏摩周展望台へ。気温が低く風もあり体は熱く顔は冷たく・・

樹木が一面霧氷に覆われ絶景に。

白い白樺がさらに白く輝いています。

展望台から見たオホーツク海は昨日よりさらに流氷が来ていました。

旧裏摩周方面に少し行ったところで摩周湖を見ながら昼食。風よけのくぼみを作り、そこに日が差すと氷点下10℃でも普通に休めました。

たまに降ってくる雪は結晶化していてまさに雪印。いったいいくつ降ってくるのか?億・・?兆・・?京・・?

下りは誰も歩いていない見晴らしのいい穏やかな斜面をひたすら降りていきます。たまに雪を踏み抜いて腰まで潜ったり一生懸命ラッセルしたり。いい運動です。

帰路、道の駅パパスランドから。斜里岳の山頂付近が雲の上から出てきました。自分で言うのもなんですがスノーシューツアーで見る冬の景色はホントに素晴らしいです。未体験の方は是非!

 

ペットの野生の境界

野生の呼び声 ジャック ロンドン

100年以上前に書かれたこの小説だが、以前、斜里川の上流で野犬となったハスキーを含む犬たちが顔を血で真っ赤に染め、エゾシカを食べている場面に遭遇・・狼の群れそのもののようだった・・威嚇されて肝を冷やしたことを想い出した。あのときこん棒を持っていたとしても勝てたとは思わないが、元飼い犬といえど野生の本能が備わっているということを認識させられた。ウチで飼っていたムギという犬が、キツネを見つけてダッシュしていったとき、あるいは近所の川に遡上してきたサケを追い回したときにも少しは野生を感じたが・・

豚でも野生化すると体毛が生えイノシシのように先祖返りするというが、余計な情報から離れて自然の中でしばらく過ごすと人間も五感が研ぎ澄まされていくのがわかる。感性を取り戻したい自分もそんな時間を今年も多く持てたらと思った一冊だ。