まだ釣れて安心

今日も網走湖の女満別側(女満別の人は女満別湖と言っている)でワカサギ釣り。外のトラウト用の仕掛けには何も来なかったけどワカサギは好調。一日中爆釣!ではないけどたまに爆釣、たまに食いが止まる、の繰り返しで4本針に4匹掛けかることもありました。ただここのような水深1.5mぐらいの浅いところでは一匹ずつ釣って仕掛けを投入して・・の繰り返しの手返しを早くするほうが魚を外すときの絡んだりするトラブルも少なくていい、というのが皆の意見です。

後ろの森にクマゲラがいました。スマホのカメラではこれが精一杯・・アカゲラはいつもいます。

オジロワシは釣り師たちのおこぼれに狙いを付けています。

今日は釣ったワカサギを昼食のおかずに!

食べやすい小さいやつを選んで唐揚げに。シェフK氏の揚げ方はさすがプロ!美味かった!

向こうがウグイ、手前がワカサギ。今年のウグイは皆同じ大きさ。(ボクだけウグイ君は釣れなかった・・)

前回より型が大きいのが多くて重さは2割増しぐらい。ワカサギ名人S嬢にM名人とK氏という強者がそろっているものの、これだけ型のいい魚で数が釣れるのは網走湖ならでは。ただ数が釣れると針が折れたり曲がったり糸が縮れたりとすぐに仕掛けがダメになるので大きいやつの数釣り用の太い糸と丈夫な針の仕掛けを作ってほしいものです。(ボクは自作しています)

 

 

 

 

晴れが来た!

今日もまずは水産加工から。みりん干しの調理液に2日ほど漬けたチカとキュウリウオを干し網に入れて3日ぐらい干して旨味を出します。干すと言っても氷点下なので凍りつつ乾燥していく感じです。

観光協会のイベントのスノーシューツアーが週末にあるのでちょっと下見に。ほしかぜの丘にも行くので下のオオワシ・オジロワシポイントへ。サケの遡上はほぼ終わってたようですが、まだ20羽ぐらいは沢沿いにいました。

オジロワシは全体を見渡す木のてっぺんに。ボスかな。

嵐の後はやはり晴れます。今日の夕映えの斜里岳も見事でした。

ひさびさ猛吹雪!

昨日釣ってきたチカとキュウリウオの加工。ボクのやり方はまずおしりからエラの手前まで小さい包丁で開きます。

グレープフルーツ用のスプーンで血合いからエラまで一気に取ります。血合いはこそぎ取る感じで、エラはむしり取る感じです。これで水でさっと洗って完了。でも二百匹となるとやはり2時間ぐらいはかかります。またグレープフルーツ用のスプーンは周りにギザギザが付いていて先が細くなっているのがミソ。内臓をかき取るのにちょうどいいのです。

薪ストーブで先日切り倒した小枝を燃やしながら斜里岳を見ているとだんだんと風が強くなってきました。

午後3時ごろからは猛吹雪!気温も氷点下10℃まで下がり猛烈な風に・・外に出ると前も見えないし瞬間的に命の危険を感じる寒さ。近隣の道路、温泉などはほとんど閉鎖。北海道人はこういう時は無理せず早く家に帰っておとなしくしているのはさすが慣れていて素晴らしいです。でもこれだけ寒いと1年前の12月のように暖かく湿った吹雪によって電線や電柱が着雪で肥大化し突風で切れたり、折れたりすることも無いので停電にはならないと思います。ただ凄い吹き溜まりができているので明日の除雪は大変だ・・

おかずを釣りに

昨日、今日とときおり吹雪で極寒の天候。遠出(といっても家から1時間半ぐらいまでだけど)はあきらめ、ヤマメの唐揚げを食すべく近所の川へ。

先行者がいたためか入れ食いではなかったけど、小さいヤマメがポツポツ釣れてきてその後に25cmほどのアメマスがきました。こんな小さい沢でも40センチぐらいのがくるから侮れません。

のんびり後から釣れだすオショロコマ。

珍しい!25cmもあるヤマメ。この辺りは海に降るやつが多くここまで川で大きくなるやつは多くありません。

今日の夕食の分のヤマメだけキープしてあとはリリース。ほんの1時間弱の釣りだったけどやっぱり北海道スゲぇ~。まだまだ釣り人パラダイスです。

目的のヤマメの唐揚げと塩焼き。ホント上品で美味しい魚でした!

風景画水産

昨日釣ってきたキュウリウオはちょうど40匹でチカが4匹。今日は捌いて内臓を出し、キレイに血合いも取って醤油、酒、みりん、ちょっと砂糖を混ぜた液に漬けました。これで2日ほどしたら干します。また今日も鮭トバの切断加工もやりました。今はほとんど水産加工会社のよう。でもあと100匹ぐらいは釣りたかったなぁ・・

手間の結晶

鮭トバ第一弾完成!今回はちょっと干し過ぎた部分もあったので例年より硬めですがその分熟成されていい味出ています。鮭トバはサケを釣って干せる時期が来るまで保存、解凍、さばき、塩漬け、塩抜き、干し、切り込み入れ、再び干し、皮剥ぎ、最後にカットという手間の結晶。今年は夜はしっかり室内に取り込んだのでオコジョやキツネにやられることもなく完成しました。でもまだ3分の1ぐらいはトバ用のサケがあるのでまた虫の出なく腐敗しない冬の寒いうちに作成予定。あとこれからは氷上で釣ったチカ、キュウリウオ、ワカサギを水産加工場のように連続一夜干し(実際は3日干しぐらい)の製造が始まります。今年も皆さんに美味しくてオホーツクらしいものを味わっていただくために、まず釣りをがんばります!

一線を画す

女満別のカフェ晴耕雨読さんのクリスマスオードブルを注文してみました。予想通り、揚げ物主体のスーパーのオードブルとは一線を画した豪華さ!チキンのトマトソース煮込みやペスカトーレ、オムレツやサラダなど、相当手間かかっているんじゃない・・という作りです。味もさすがカフェ仕込み。これほどのものを考えて作るオーナー夫妻のパワフルさはいい刺激になりました。

上手くできるか・・?

ここ1週間ぐらいで急に真冬になり、今(22時半)は氷点下11℃、最高気温も氷点下5℃、北からの強風で極寒。雪も全く解けません・・しかし北海道の室内は極暖なので今日も清里焼酎をロックや酎ハイにして飲んでいます。外は寒いので外仕事は後回しにして午前中は事務仕事、午後は鮭トバ作り。外に干すと凍るけど少しずつ乾燥、熟成していくのです。今シーズのサケは切り身の料理として出す脂ののったやつがあまり釣れなかったけどトバ用にちょうどいいやつは終盤に釣れました。あとはオコジョやイイズナ、キタキツネなどにやられないように夜は玄関内に取り込み、天塩をかけて作っていきたいと思います。お楽しみに!

新記録!

昨日は鮭トバ作り。この秋は切り身として出すにはちょっと脂が足りない、しかしトバにはちょうどいいやつばかり釣れたので仕込みに入りました。ハエなどの虫が完全にいなくなってから始めるのだけど近年は温暖化でどんどん開始時期が遅くなっています。

昨日からの雪で道も景色もついに真っ白。でも湖は水温が高いのでまだしばらく凍らないでしょう。このまま冬景色になるか・・?

湖岸で待ち合わせていた知床K氏のタイヤがバースト!JAFを呼びK氏は一本だけ細~いスペアタイヤですぐに帰宅・・怖そう・・

いきなり良い型のニジマスがヒットし連続ジャンプの後、ネットインのときにバラシ(涙)。その後はなにも来ず今日はもうアカンな・・とあきらめムードの中、場所を変えて数等するとウグイのようなコツコツというアタリが連続。抑え込むようなアタリに合わせると強い引きで上がったのは45センチほどのグッドコンディションのアメマス!ボウズじゃなくてよかった!

そこからは夢かうつつか幻か・・良型アメマス怒涛の8連発!

その後はルアーを追ってくるものの食わなくなり昼休み。再開後はルアーを色々変えてポツポツヒット。比較的いい反応だったのが懐かしのタスマニアンデビル。たぶんゆっくり引けてそんなに派手なアクションじゃない、っていうのがいいのかな・?

太っていないけど長さだけなら今日の一番大きかった55cm。

すぐ上ではオジロワシがボクを観察中。目の前で水面から魚を鷲づかみしていきました。後ろはキツツキが賑やか。

今日は一日中氷点下。日も射さず一投ごとにガイドやリールが氷結。ファイト中もロッドを水に付けて氷を解かします。しかしラインローラーの氷は厄介。スプールにキレイに巻けない。今日の釣果数は湖での新記録。ここまでの爆釣はもうないかもしれないけどいろいろなルアーを試してみてとても面白かったです。また行こう!

 

山口・東京・長野へ

飛行機を乗り継ぎ初めての山陰、山口へ。帰省ではない完全な「旅」は十年以上ぶりです。ローカル線もちょっと乗りました。

まずは広大な石灰岩の大地、秋吉台。ガイドさんを頼み解説してもらったので理解が深まりました。これは野焼きをしているので草原が広がっているとのこと。

ガイドさんが持参していたこの辺の石と普通の石にサンポールをかけると・・泡ぶくぶくで解けていました・・・さすが石灰岩。

秋芳洞は広かった!地震が来たら・・なんて考えるのはやめよう。

明治維新の軌跡を追って萩へ。維新の胎動が始まった松下村塾。大局をみてなすべきことをなす、という志士たちの気持ちはとても参考になります。

明倫館や高杉晋作生誕地、反射炉などベタなところを観光。萩の古い町並みのあちこちに柑橘系が実っているのが新鮮。(北海道には柑橘系は無い)

山陰の旅で一番良かったのがここ、宿坊michiru。まさにお寺とお墓の真ん中にあり清潔で高級旅館のよう。また室内も経営している若いお坊さんのセンスが素晴らしく朝のお経も体験できて新たな宿のスタイルと次の時代の流れを感じました。

次の日のホテルからの日本海の夕日。フグ、サワラ、ブリなど海の幸も堪能。

はぜ・?アンコウにメッキ、アマダイなど見たことも無い魚がスーパーに並んでいて新鮮。何日か滞在して料理して食べたい!

日程に余裕が出たので山口県を海沿いにぐるっと一周。赤い鳥居がずらりと並ぶ元乃隅神社。津和野にもこういう鳥居があったけど神の域に居られる時間が長いからいいのかな?

青海大橋。海に大小の小島や半島が点在する風景はホント新鮮。

下関まで来ました。壇ノ浦の戦いや幕末の攘夷の舞台ともなった戦いの歴史を重ねた場所。潮の流れが速くて難所でしょう。橋の向こうは九州。

トンネルで700m歩いて九州に行ける!これは良い体験でした。一応上陸しました。

空港のある宇部市。巨大な宇部興産の工場。凄い産業だ。

津和野はホント小さい地域だけど古い町並みの中心の通りに水路があり錦鯉やカワムツ?がいっぱいいました。歩く町です。

名物「うずめ飯」贅沢がわからないようにご飯の下におかずが埋まっています。どこへ行っても汁ものは味噌汁ではなくすまし汁。味付けも薄目であらたな体験でした。麺が少し入っていることも多かった。

東京へ戻り、用事があって六本木へ。出来たての麻布台ヒルズへ行ってみました。日本一高いビルらしい。おらが町の一番高い建物は3階建ての町役場だから東京は首が痛くなります。

埼玉ではヘラブナ釣りに。今回は3度、片道10キロの道をママチャリで往復。スノーシューツアーのためのトレーニングです。

軟らかいヘラブナの竿ではなかなか寄ってこなかった45センチの鯉。引きを堪能。

午後から駆けつけてくれた神奈川Y氏はオイカワ、カワムツ、ブルーギルの五目釣り。

ツン、という独特のアタリに合わせるとやっとそこそこの型が釣れました。周りのおっちゃんたちは毎日のように来ているようでさすがに上手い!ボクが一匹釣る間に5匹ぐらい釣っています。サケ釣りと同じだね。

ウチの常連さんのIさんが長野県の原村で始めた宿に向かいました。上部に雪を抱いた八ヶ岳が素晴らしくキレイ!標高も1000mを越えて空気がシャンとしています。

森の宿 ゆう。ホントに森の中にあって凄く静か。葉っぱの茂る季節に来てみたいです。爆睡できました。

懐かしのビーナスラインを通って霧ヶ峰へ。20代のころバイクとスキーで何度行っただろう。ここの駐車場からの眺めはよく覚えていました。

最終日は清里へ(もちろん山梨の)清泉寮のソフトクリームももちろん食べました。ペンション街は廃墟になっていたり存続していたり。一時のブームに蹂躙された感が漂っていました。でも気持ちのいいところなのでそのうち復活するでしょう。

清泉寮から望む富士山。ひときわ高くそびえる日本のシンボル。今回はあちこち回って旅の素晴らしさを再認識。一生懸命に働いてまた旅に出よう!