フライフィッシングウィーク2018秋

この秋も神奈川Y氏を迎え、昨日から釣り週間の始まりです。今、屈斜路湖の周りは紅葉がピーク。真っ赤なカエデと黄色と緑の葉の混ざり具合がとてもキレイ!

紅葉の前の湖面での釣り。暖かく気持ちいいですが、波が凪いでいると釣りは苦戦します。

今日は天候が急変し、嵐に!この後は写真撮影も厳しいほどの大雨と強風・・でも皆耐えています。

でも岸を見るとこんな紅葉。雨の日はより色が鮮やかに見えます。

嵐は魚にはいいのでしょう。こんなニジマスをいくつも掛けることができとても楽しめました。明日は晴れの予報。そうすると釣りは厳しいか・・・?

最後のサケかな・・?

夕方ちょこっと2時間、今シーズン最後?の知床でのサケ釣りに行ってきました。さすがに人も魚も少なくなっていて、これはボウズかなと思ったけど結果はようやくちょっと痩せている銀ピカメスをゲット。圧巻だったのは毎日来ているF名人。夕方ふらっと来て誰も釣れていない中、最初から4連続ヒット!これは夢か幻か?というほどのマジック!良く見ていると最高のバランスの仕掛け、天候と波と時間に合わせた狙い場所と誘い。究極の名人技でした。まったくそんな釣りを見せられたら止められなくなるじゃないですかぁ~・・また行くかも・・

遊びと食と

我らが清里町の誇る「酒菜屋 大田」さんの大田御前。これに中サイズのイクラ丼と味噌汁も付いて「ちょっと安すぎない?」という値段ととても美味しい味。連泊や常連のお客さんと「今日は大田さん行きませんか!」と行くこともあります。

昼間はこんな感じで最高の環境と開放感の中で釣り。(のんびり、はできずに結構一生懸命釣りをしてしまう・・)

新築してから「頑張ってる感」の伝わってくる「道の駅パパスランドさっつる」の雲丹クリームうどん。地元B級グルメの虹色うどんとともに温泉とセットで味わうと至福です。

こんなオレンジと赤の絵の具を振りかけたようなカエデの紅葉の下で釣りをしています。

50センチほどのニジマスが釣れました。

暗闇が迫る中、「なんか重いっす!あっアメマスだ!」旅の最後の最後にW氏が見事に上げた53センチ。今回は50オーバーのニジマス、アメマスにヒメマス多数、ウグイも多数ゲットと見事でした。W名人へ昇格でしょうか。

今日は女将の付き合い、という名目で北見でアウトドアショップ&釣り具屋めぐり。店頭からすっかり品物が少なくなってしまったフライフィッシング用品に寂しさを覚えながら、夕食は「マルシェ」でハンバーグ。ここは北海道にしては珍しく、ボリューム勝負ではないところが素晴らしい!何を注文しても美味しく外れがありません。

今日から宿は休館です。今シーズンも楽しく素晴らしい出会いがあり、悲しくつらい別れもあり、地震だ停電だ台風だと、またいろいろなことを経験したなぁ・・と感慨深い気持ち、そしてこれからどう生きていこうか‥などと哲学的なことを考えたり、北海道の田舎暮らしの楽しさを伝えていくことは変わらないにしてもその方法は他にもあるはず・・と思ったり。

来てくださった皆様、そしてブログを見ていただいている皆様ありがとうございました。明日からは普段できない場所の掃除から始めて修理やら会議やら。いや、まずは遊びからだな。

残った清里焼酎は空になっちゃったし、まぶたが重い・・おやすみなさい・・

深まる秋と深みにはまる釣り

気が付くと斜里岳が白くなっていました。たぶん初冠雪は5日ぐらい前。

湖の釣りも本番を迎え気合が入リます。

屈斜路湖の素晴らしさはこの自然の中で遊べること。釣りをしている後ろではキツツキが木をたたき、エゾリスが走り回り、エゾシカが「キュイーン」と鳴き、白鳥が渡ってきて、忘れかけていた感性を呼び戻してくれます。

サケが上がっているならそれについてマスたちも来ているはずだ!という期待は大いに外れ、あちこちで竿を出したところようやく小さな湿原河川で魚たちと遊べました。これは東京W氏の本日の大物賞。

北海道のワイルドさを感じる一つ、頭蓋骨。エゾシカのもののようですが、たまに転がっています。さて宿の営業もあと2日。楽しく〆て自然にどっぷりつかりに行きたいと思います。

転生

知床の川では産卵を終えたマスとサケの亡骸が色づいた落ち葉とともに累々とたまっています。腐敗臭もきついのですが1週間ほどでみるみる分解され大地と大海原へ帰っていく様は輪廻転生を感じます。

これは釣れたサケ。無駄なくしっかりいただいて人間経由で転生です。もうサケ釣りも終盤。(まだまだ黒いやつなら釣れるけど)次はニジマス、アメマス、イトウといきたいところです。釣りばっかりですみません・・・

夕映えの季節

晴れが多く、朝晩がちょっと寒く昼は快適な温度のオホーツク10月の秋。日も短くなってきましたが、夕映えの斜里岳がとてもキレイで今でも見惚れています。こんな最高の季節の中、海にも湖にも川にも釣りに行きたいし、紅葉は見たいし、山には登りたいし、カヌーにもバイクにも乗りたいし・・しかし我慢して今日は年に一度の車のワックスがけをしたのでした。

グリーンツーリズム着々と前進!

こんな広大な風景の中で清里町を体験するモニターツアーが行われました。まずはジャガイモの収穫。農業も自然も極めて詳しいガイドさんの指導でイモを掘ります。

でっかいイモ、小さいイモ、宝探しの気分。

強風のため畑横のハウスでTOKOTOKOさんの美味しいランチBOXと収穫したイモを食べつつ麦草ロールで遊びます。皆、ここに登りたくなるんだよなぁ~

町内一の有名観光地である神の子池散策の後は

清里ストレートロードのダウンヒル。これは最高に気持ちいい!

ベリー工房さんでいろいろなベリーやブドウを食べたりジュースを飲んだり。スイートポテトもめちゃウマ!

最後は恒例の農家さんのD型ハウスで人情ジンギスカン。肉も美味しくいつものように食べ過ぎちゃいました。今回のモニターツアーは受け入れ側の農家さんやガイドさんも慣れてきてこれまでよりかなり洗練されてきました。細かい改善点はありますが清里にも新しい風が吹き始めています。今後もお楽しみに!

北海道!の風景

今日はちょっと近隣へ・・

中標津町モアン山。有名な牛文字の山で冬は風景画のスノーシューツアーで行くところ。ここは畑作地帯であるオホーツク海側から裏摩周の清里峠を越えて太平洋側に抜けたところに広がる大酪農地帯。ウチの周りのパッチワークの畑の風景から緑一色の牧草地帯へと一変する産業の違いが面白いところ。

左向うに見える山頂がモアン山。冬はこの牛の寝転ぶところ越えて広大な丘を登り、下ってまた登るのです。雪のないときとあるときの風景の違いがなんか面白い。

そしてランチは別海町にあるカフェトランクの絶品パンケーキ!これはマカダミアナッツパンケーキ。

いっぱいサラダが付いていて、というかサラダ山盛りとポテトサラダ、ウインナーとチーズのかかったパンケーキのお食事パンケーキ。2人で半分づつ食べてちょうどお腹いっぱい。それにしてもここのパンケーキは絹のような目の細かいしっとりしたスポンジケーキのような美味しさ。別海方面に行ったときは素晴らしく美味しい水だしコーヒーと一緒にイチオシです。

魚も秋色

まったく釣りばっかり!・・と女将にも呆れられていますが、サケ釣りは「漁」です。久しぶり(といっても1週間ほど)の知床の海岸は晴れの予報が見事に外れてどんより曇りという良いコンディション。場所により釣れている人と、そうでない人がはっきり分かれるのがこの釣りで今日はボクもM名人もそうでない人組。2人ともサケを掛けて寄せてくるときに鋭利なフジツボ類がいっぱい付いている岩の裏に走られスパッと糸を切られました。これはM名人が切られる直前の状態。「あーあーっ」と叫んでいます。

ボクはなんとか銀ピカとまでいかない銀黒帯オスをゲット。釣られるサケはみな、先週と違い魚の大きさも小さくなっています。そろそろここでのサケ釣りも終盤かな・・

色づき

昼間はちょうどいい暖かさですが朝晩涼しくなり、斜里岳は山全体が赤みを帯びてきて秋を感じます。

5年ぐらい前に道端に真っ赤に紅葉していたイタヤカエデを採ってきて植えましたが、色づきの良し悪しはやはり木でなく天候によるのですね。今年はどうもきれいな赤にはならなさそう。ピークはたぶんあと10日~2週間後ぐらい。どうなるかよく観察しようと思います。