スノーシューツアーが始まりオホーツクの冬を体感しています。食については”これぞ”というおすすめはウトロ道の駅のエゾシカソースカツ丼。薄めにスライスした鹿の肉は脂肪が少なく黒々していて、さすが野生、というヘルシーさ。
知床の原生林は健在。ヒグマの登ったトドマツは近年は少ししか登っていないのか新しい爪痕は少な目。
像の鼻展望地では崖下から一斉に茶色い泡が飛んできています。波の華と言われている、強い波で海水の養分などが泡になったもの。落ちてきて雪面のあちこちが茶色く汚れたようになっていました。ウェアーも少し汚れちまったよー・・
風の強いときの森の中は鹿だらけ。知床は積雪も多いので一生懸命に雪を掘って枯草を食べていました。
昨日は藻琴山へ。ホント久しぶりに安定した曇りときどき晴れに。森の白さが美しい!そして屈斜路湖がほとんど凍っていない
!2月にここまで水面が見えるのはこの25年で2回目です。
下部では笹の踏み抜きが頻発したけど上部は積雪も充分で雪面も締まっていました。
山頂付近よりウチの裏山(斜里岳)を望む。例年と違うのは樹氷の発達。温度の高い状態が続いたので山の上部全体がスノーモンスターになっていて絶景。
氷漬けの樹木。日が当たり眩しいほど。
下山ルートの谷筋はすべてのダケカンバが雪と氷の重さでうなだれていました。
あちこちでバキバキに折れたダケカンバやトドマツ。ここでは初めて見る光景。毎年同じ場所で全体を観察しているけど、違う光景にすべての生き物は気候変動に翻弄されていることを実感。まだ流氷もまったく来ていないけど明日からの荒天でやってきくるのか・?