ランチはウトロの道の駅。ボクも初めてのエゾシカソースカツ丼。いかにも脂肪分の少ない黒々とした鹿肉は硬いけど筋張ってなく、お~これが鹿か!意外に食べやすいじゃん、というのが感想。他にもエゾシカカレーやイクラ関係もあるので道の駅としてはいい感じです。
食後は知床五湖。薄日が射すぐらいの寒い日ではありましたが、暖気の後の寒気で凍りついた雪面をカリカリ、ザシャーザシャーと歩くのも北海道らしい一面でした。
もうすぐ冬の知床五湖のガイドウォークが始まります。それに際し、ガイド、知床斜里観光協会、環境省、知床自然センターの面々が集まり皆で現地にてコースを検討しました。植生保護や踏み固めによる散策コースの雪解けの遅延、湖面上の雪原の景観維持や水中への転落防止など多くの条件を考えて、皆でこうでもない、ああでもないと吹雪の中、何時間もヒートアップしていました。これもしゃべりが本業のガイドゆえ、でしょう。(何も言わずに聞いていた何人かの方々、寒かったでしょう・・早く帰りたかったでしょう・・ゴメンナサイね)でもちょっと引いて皆を見渡してみると、知床のガイドさんたちはみんな真面目で思慮深く、これだけ皆がガイドとしての意識のレベルが高い地域ってそうないだろうし素晴らしいと思います.
また会議室ではなく、現地での打ち合わせって一番いいですね。また個人のガイドは皆社長さんみたいなものだけど、こうやって集まって意志の確認などをすることが同じ土俵で仕事する上で特に大事だと再確認しました。面白かったなぁ~今シーズンも知床のガイドさんたちをよろしくお願いします。(もちろんウチも)
オシンコシンを久しぶりに撮影。(といってもコンパクトデジカメですが・・)すでに半分凍っていて真冬の様相。そしてここまで上る階段はただの氷の斜面になっていました・・転倒注意!
今日は知床方面レギュラーコースヘのスノーシューツアー。自然センターから男の涙を目指します。今は意外に積雪が少なく、例年隠れていることもある倒木更新の切り株があちこちに見えていました。昔はこんな太い木がジャングルのように生い茂っていたんだろうなと想像。
男の涙はまだ厚さは薄いですが、ほぼ氷爆。
その先の象の鼻間にある、特に原生林の輪廻を感じる場所。立ち枯れした木がトーテムポールのように生えています。
フレペの滝展望台からは知床連山が一望!天気予報も良い方に外れて絶景でした。
滝の氷の造形も今年も見事!そしてあと1~2週間で流氷が来るのではないかと期待です。