春へ

天気がいいので中標津から野付半島へぐるっと一周。先日の暴風雪は太平洋側のほうが積雪が多かったようでウチの周辺より雪が残っていました。野付半島から見た知床連山はかなり横長に大きく見えます。

国後島は暖気で少し霞がかかり爺々岳は見えなかったものの羅臼山はくっきり。早く行ってみたいなぁ・・

キツネが何匹もウロウロとしていました。逃げません。たぶんエサを与えられたことがあるのか・・

オオワシの姿は急に見られなくなってきたけど、白鳥やカモ類はまだかなりいました。野付湾側の海氷も半分ぐらい解けてきた感じ。トドワラはさらに少なくなったよう。この浅い海には北海シマエビがいっぱいいるんだろうな・・

国道244をオホーツク海側の我が家へ向かう。いつ通っても”THE北海道”の爽快ロード。左の白い山は先日登った斜里岳。山もこれから急に雪解けが進みます。

北海道・山と川

今回の休みは十勝経由で富良野岳と上ホロカメットクへ。まず噂のナイタイ高原のナイタイテラスへ。途中の道も爽快ロード。北海道を感じます。

ここは室内!一面のガラス張りでよくこんな高いところにこれだけ立派で景観を壊さない建物を作ったものだと感心しきりです。それに軽食もどこかの道の駅のハンバーガーのように超高価なんてこともなくこのソフトも特にチョコが美味しい!

トイレまで風景を見せるという徹底さ。ウチも最初はこうでしたが植物が生い茂ってきました・・それにしても東川町と上士幌町は素晴らしい!これは行政も町民も強者が何人かいることの証拠です。我が清里町もこのぐらいはできるはずなのだが・・まあこれから見ていてください!?

たまたま釣り師のTさんより情報をいただき十勝川水系の川へ。ドライでは小物、沈めて38センチの弾丸ニジが出ました。この辺は堰堤ばかりの川だけど魚はそこそこいそうです。

夕暮れ時に十勝岳温泉の駐車場着。富良野、美瑛が夕焼けに染まっていました。さび色の濃い温泉に入って満天の星空を眺め車中泊。

早朝、歩き始めて「なんか寒いな」と温度計をみると0℃!標高も1200メートルを超えていたのでこんなものでしょう。

噴火口の上から日が昇ってきました。気温もみるみる上昇。

目指す富良野岳。遠く感じますが人の足って凄いものです。あんなに遠い山なのに2~3時間で行けるのです。

山頂をバックにチシマギキョウ(たぶん・・)

斜面では紅葉も始まっていました。

山頂からは噴煙の向うに十勝岳、次に向かう上ホロカメットク、遠くにトムラウシも見えました。

夕張岳と芦別岳のはるか向こうに見える富士山型の山は羊蹄山!ここまで快晴に恵まれるのは幸運です。

かなりズームで写しましたが、登山口の自分の車が見えます。稜線を歩いているとずっとこの出発点が見えるのでなんか安心感があります。

山頂でのんびりしているとシマリス君がやってきました。おねだりシマリスです。もちろん何もあげません。

しばらく稜線を歩いて上ホロカメットク山頂。さかさ川の山の奥、という意味らしい。最高の天気で風景を堪能しました、が・・

やっぱりきました。下りの膝の激痛・・途中でいい加減なテーピングをして階段状のところは後ろ向きになっておりました。こうなるといかに痛みが少ないように足を運ぶか・・ということばかり考えて風景を楽しめません。まあ充分堪能したからいいか・・無事下山。あ~辛かった・・

昨晩帰宅し、今日は午後から知床でサケ釣り!たまたまK氏も合流し人のいないところでねばってゲット。見事です。

ボクも今シーズン初のサケを上げました。よそ見していたら浮きが見えなくなっていてあれ~と竿を立てたら釣れていた!このあとカラフトマスももう一匹ゲットして計3匹。魚の少ない状況では満足です。

この休みも観光、川の釣り、登山、海の釣りと大満足に遊べました。やっぱり北海道は最高です!

 

 

 

 

道北イトウ釣行2018-3

この秋のイトウはまだ1匹も釣れていません。今日、明日は季節外れの暖かさとの予報で急きょ遠征。川が凍っていないことを願って北へ。ここは夏、ライダーの聖地であるエサヌカ線。前日の雪で地平線まで真っ白。走れるのも今年はあと数日でしょう。

道北の空は移ろいが激しく、日が差したり雨がパラついたり。しかし11月初旬より暖かく我慢の釣りではなかったです。

1日半、魚を探し(しかし一匹も見なかった)ひたすら竿を振り続けてボクは35センチほどのアメマス一匹・・・

M名人は帰り間際にねばって渾身の一匹。さすがです。

今回もお世話になったトシカの宿さんのコハル。まったくひょうきんなかわいいやつです。ボクは結局この秋は丸坊主で、多くのイトウはいつもの場所周辺ではなくどこか違う場所にいるような感じでした。海か?中流か?自然を読むのは難しいですが、一匹の大物を追う旅はいいものです。

ぐるっとツーリング

夕方までデスクワークをしていたけど天気の良さと暖かさに「ちょっと走るか!」と急きょぐるっと一周ツーリングへ。自転車の大会「グランフォンドきよさと」のコースの路面状況の調査も兼ねて出発。まずは裏摩周展望台。今まで「湖面がほとんど見えない」というクレームが多かったけど、環境省や森林管理署の協力でようやく枝をちょっとだけ切らせてもらい見晴らしが良くなりました。これであと3年ぐらいは湖面が見えるかな・・

上りは楽しいワインディング。下りは爽快ロード!

峠の中標津側はまだサクラが咲いていました。

冬によく登ったモアン山の今の姿。緑の牧草がキレイ。

北海道の風景

開陽台で見つけた「登り口・・?」へ行ってみると・・

こんな細~い泥の道。上のキャンプ場に着くのだけど、これは運転のうまい人かオフロードバイクじゃなきゃ厳しい・・でもこんなチャレンジし甲斐のあるところがあるのがいかにも北海道。いいですね~(都会だったらすぐに文句言う人が出て通行止めでしょう)

北19号。いわずと知れた元祖爽快ロードだけど、他にもいい道、いっぱいあります。

直線道路と広大な牧草地帯。こういう道を走りたくて北海道に来ていたんだな、ということをいつも思い出します。やっぱり気持ちいい!ツーリングシーズン始まりです!

帰宅して「走ったなぁ~」を実感

道北イトウ釣行2017秋

猿払川まで宿からちょうど300キロ。高速道路も無いのに早朝出発して釣りをするためにそんな距離を走るなんて「モノ好きだねぇ~よくやるよ~」と他人事のように自分に呆れています。しかし300キロとはいえ、運転する時間はちょうど5時間。適度に直線、たまに街中、そして飛来する白鳥の声やこんな朝日を見ながらのドライブは意外と疲れずいいものです。これは湧別町郊外でとてもキレイな夕焼けのような朝日だったので脇道に入って撮ったもの。

通うようにいつも通るエサヌカ線。北海道だ!

さすが連休。一番の人気ポイント。イトウを求めて全国から集まるアングラー。九州や欧米の人もいました。

群馬H氏、M名人と共に3日間、海に川にフライにルアーにと、ひたすら投げちゃ引き、投げちゃ引きを繰り返してヒットは一度だけ。それもバラし・・・。天気がそれほど悪くなく寒さも大したことなかったので人には良かったのですがイトウには厳しかったよう。それもこれだけ人がいたらそう簡単には釣れないでしょう。しかしこれもイトウ釣り。まあコハクチョウたちを観察していた、と思えば折れかかった心も持ち直しそうです。・・釣れないと疲れますね・・・p.s次の日、M名人は釣ったそうです、見事!

アートな展望台

穴場的名所から有名になりつつある「天に続く道」その手前にあるのが手作り感あふれる展望台。地元のおじさんが作ったとのことですが、よく見ると・・

ちょっとアートなのです。ここは海を見渡すのにとてもいいところ。

そして天に続く道。ただのつきあたりだけど、やはりおかしな観光施設など作らないのが素晴らしい。

いつの海岸に初釣行。1時間海を見ていて3匹見かけました。やっぱり快晴+昼時では厳しいな・・

 

見頃!野生の花々

花を見に小清水原生花園へ。地元の16号道路は爽快ロード

道路を挟んで原生花園とは反対側に展望台ができていました。

こちらに咲いていたのはヒオウギアヤメ

どうやら来年あたり小清水にモンベルショップができる様子。やる気だな、モンベル。

一番長く咲いているハマナス。とてもいい匂いですが、枝はトゲトゲの要注意。

もうすぐ満開の小清水原生花園の代表するエゾスカシユリ。周りには黄色のエゾキスゲも咲いています。

線路の横にもエゾスカシユリなどの花がたくさん。原生花園の素晴らしさは「野生の花」です。自然に生える花々ではこれぐらいが最高の密度でしょう。こんな野生をみていると、人間の居住もある程度の間隔が自然なのだな、と考えさせられます。

そして一生懸命に鳴いていたノゴマ。とても澄んだ音色のキレイな鳴き声。やっぱり歌が上手い奴ってモテるよね。

サクラマス跳んでます!

もうかなり有名になってきた、さくらの滝。今日は10秒に一回ぐらい跳んでいました。跳んでも跳んでもなかなか飛び越せないこの滝は出世の狭き門のよう。これから8月下旬までどんどん魚の量が増えていき、このサクラマスのジャンプが見られます。いい時間は午後で特に晴れた日の夕方近くなるとよくジャンプする傾向があるのでまだ見たことのない方は必見です。(朝は跳んでいないことが多いです)

久しぶりのバイク始動。XLR125はオンロードではたしかに非力だけどこんな林道はとっても軽快で安定もしているし楽しいのです。

神の子池へも行ってきました。今や観光バスがひっきりなしに来るほどの人気スポット。なんとか持続可能な観光地であるように色々な手を打っていきたいものです。

中央や右下に見えますか?神の子池の浅場ではオショロコマもあちこちで流れてきたり落ちてきたりする虫を食べています。

海へ向かう清里ストレートロード始点。横の風景は・・

もちろん斜里岳。北海道東オホーツクの広大さが味わえます。

今日はストロベリームーンとかいう赤く見える月。でも普段の月と違いがわかりませんでした・・

 

道北イトウ釣行2016春

合宿地

今回は初登場のさいたまA氏もアメ車で登場。M名人のエスクードが軽自動車に見えます・・宿は猿払のこのバンガローに泊まってみましたが、トイレ、暖房、水道もあり、隣には大きな町営風呂と快適。時間に制約のないこのスタイルは釣りに合っていると思います。

夕方

カメラを忘れて、スマホで撮影しましたが、ブログぐらいの使用ではもうコンパクトデジカメと変わりません。

ヒット

今回は晴天で暑かった!苦戦しそうな気配の初日の夕方、風がおさまってきたときにボクにヒット。重い、強い、ちょっと大きめかも!?魚の気配を探し、投げに投げ続けてモチベーションが下がり気の緩んだころにくるイトウ。

猿払イトウ16春

産卵後のためかウロコも乱れていてちょっとスリムだったけど、88センチ。

ホタテカレー

昼飯はホタテカレー。御殿の並ぶこの村の顔はホタテです。

地下道

道の駅の前にある地下道の壁面のアート。国道を渡り、海を展望するために作られたのだとおもうけど、なんなのかな・?それよりこの地下道の寒さにビックリ。外は25℃、中は10℃ぐらいでした。やはり地中は冷えているのです。冷蔵庫としての活用ができそう。

エサヌカ帰り

帰路ももちろんエサヌカ。今回は日の出から日没まで釣り続けたけど結果は初日の一匹。満足。M名人は超大物を視認。そして別の超大物をかけましたが、パワーが凄すぎて敗退。これはますます病みつきかも・・

 

想い出の爽快ロード大雪編

アンガス

上川町旭が丘。北海道移住一歩目のときに住んでいた町の郊外にあるこの高原は大雪山の大パノラマが見渡せる広大な牧場地帯で、最初に「ここで宿をやれたら素晴らしい!」と感じた場所。当時はアンガス牧場といっていて建物もわずかで人もほとんど来ないところでしたが、今は有名な料理人の監修するレストランやコテージ、ガーデンなどができてシーズンは賑わっている様子。全体のセンスもいい感じでした。大雪山周辺は歩く方以外は訪れる人も少ないようですが、ここは車で行ける大雪山を近くに感じられる場所。ツーリングの途中などで寄ってみるのもオススメです。