スノーシューツアー2024始動!

きよさと観光協会主催のスノーシューツアーが始まり、昨日は神の子池、今日は新しくできた「ほしかぜの丘」のガイドに行ってきました。まずは神の子池へ。前日の吹雪でふわっふわっの新雪。最初は嬉しいのですが、森に入るとスノーシューを履いていても膝上までもぐりひたすらラッセル・・みんなで先頭を交代しつつ進みました。

まだ積雪自体は60cmぐらいと少ないものの冷え込んでいてしぶき氷もあちこちにでき、ザックに付けた水分補給の水も皆さん凍っていました。

私は諸事情で池手前で折り返したので池の写真はありませんが皆さん人のいない静かな冬の神の子池を楽しめたよう。帰路は川沿いにおりましたが、窪んだところは腿までもぐる雪・・斜面の登りは皆で蟻地獄体験のようでした。

ここが元町営牧場だった、ほしかぜの丘。そう、ウチの正月のツアーで毎年行っていた「一本のシラカバ」のところを町が昨年名付けたのです。ここは広大、絶景、爽快。斜里岳から知床連山、オホーツク海も展望できる(ウチと同じじゃん・・)丘。登りは汗をかきましたがこの風景で疲れを忘れます。

写真ではワシが小さいけど1月までオオワシ、オジロワシが集まる河畔林の後ろにあるため斜里岳をバックにワシたちの姿を見ることができます。

一本のシラカバの少し下にはほぼ皮だけとなったサクラの木が生きています。

雪原はすべて雪印マークの結晶の雪で覆われていました。キラキラと反射して素晴らしくキレイです。

振り返ると誰もいない大雪原に歩いてきた軌跡が。今日も心に残るツアーができました。

家に帰って海を見ると知床から網走沖まで流氷が現れていました!今年もよく来たね、待ってたよ!

 

晴れが来た!

今日もまずは水産加工から。みりん干しの調理液に2日ほど漬けたチカとキュウリウオを干し網に入れて3日ぐらい干して旨味を出します。干すと言っても氷点下なので凍りつつ乾燥していく感じです。

観光協会のイベントのスノーシューツアーが週末にあるのでちょっと下見に。ほしかぜの丘にも行くので下のオオワシ・オジロワシポイントへ。サケの遡上はほぼ終わってたようですが、まだ20羽ぐらいは沢沿いにいました。

オジロワシは全体を見渡す木のてっぺんに。ボスかな。

嵐の後はやはり晴れます。今日の夕映えの斜里岳も見事でした。

ひさびさ猛吹雪!

昨日釣ってきたチカとキュウリウオの加工。ボクのやり方はまずおしりからエラの手前まで小さい包丁で開きます。

グレープフルーツ用のスプーンで血合いからエラまで一気に取ります。血合いはこそぎ取る感じで、エラはむしり取る感じです。これで水でさっと洗って完了。でも二百匹となるとやはり2時間ぐらいはかかります。またグレープフルーツ用のスプーンは周りにギザギザが付いていて先が細くなっているのがミソ。内臓をかき取るのにちょうどいいのです。

薪ストーブで先日切り倒した小枝を燃やしながら斜里岳を見ているとだんだんと風が強くなってきました。

午後3時ごろからは猛吹雪!気温も氷点下10℃まで下がり猛烈な風に・・外に出ると前も見えないし瞬間的に命の危険を感じる寒さ。近隣の道路、温泉などはほとんど閉鎖。北海道人はこういう時は無理せず早く家に帰っておとなしくしているのはさすが慣れていて素晴らしいです。でもこれだけ寒いと1年前の12月のように暖かく湿った吹雪によって電線や電柱が着雪で肥大化し突風で切れたり、折れたりすることも無いので停電にはならないと思います。ただ凄い吹き溜まりができているので明日の除雪は大変だ・・

湖岸でくつろぐ

今日も湖へちょっと行ってきました。いつものように釣り始めから30分ぐらいはよく釣れます。そのあとはトレーニングもかねてあちこち歩いてルアーを投げるもまったく反応なし。しばし倒木に腰かけて休息。気温もちょうど0℃ぐらいで風もなく寒さは感じません。平和です。

何匹かの中でいい顔をしていた口の先がへの字になったオス。

すぐ横でコンコンやっていたオオアカゲラ。キツツキ類は警戒心が比較的低いのでじっとしていると姿をよく見せてくれます。

クジラの口のヒゲのようなしぶき氷。こんな造形物の中で数時間ロッドを振ったいいい一日でした。

再び堪能!

日中も氷点下ですがホント気持ちが良くて知床K氏と湖に出陣です。

今日も一投目から5投目まで連発!そしてそれ以降まったくの沈黙、場所を変えていくつかあげるものの、釣れないときは、あるいは釣れない場所は魚一匹いないんじゃないかと思うぐらい釣れません。でもこんなちょっとビックリしたようなひょうきんな顔のアメマスはなんか愛おしい!

50cmを越えるようなオスは上唇はへの字になっていて、いいおっさんの顔をしています。

後ろでクマゲラが鳴いているな、と思ったらキツネが「こいつらまた来てるよ」という顔で見ていました。この自然との距離がとても心地よいです。また来ようかな・・

ルアーフィッシング堪能

一昨日、最高の釣果だったことが忘れられず今日も行ってきました。フライフィッシングもやってみたけどさすが氷点下。(昼で氷点下3℃ぐらい)ガイドがいちいち凍結してラインが出なくなるため断念。ルアーは魚に飽きられないようにまた古~いやつも持ってきました。1投目からヒットしたルアーは懐かしのハスルアー。すぐにスレて追ってくるけど食わない状況になったため、ルアーチェンジ。タスマニアンデビルにダーデブル、オークラ、トビーにサラマンダー、忠さんBito、Buxにクルセイダーと新旧いろいろ投げて(ルアーの固有名詞ばかりでスミマセン・・)ポツポツと釣れ続きました。しかしなぜか一昨日一番釣れたルアーが今日は全く釣れないのが不思議。

40センチ近いエゾウグイ。沖の深いところで掛けたので重く、上がってくるまではトラウトだと思っていました。たまに来るなら愛せます。

湖岸ではキタキツネが石をひっくり返してなんか食べてます。なんだろう?

結果は昨日より1匹多い釣果(ウグイ除く)でまた自己記録に!ルアーフィッシングは真面目にやり始めてまだ10年ぐらいだけど、ルアーの種類と形状、色、引く深さ、そのルアーにあった引く速度、アクションなどこの釣りも奥が深い!釣っていても明らかにモグモグって食ってくるときと、ガツッとちょっかい出してくるような時があり、このルアーをこんな引き方したときにこう食ってきた、なんていうのが推理通り当たると嬉しさひとしお。ホントにいい趣味だと実感しました。

新記録!

昨日は鮭トバ作り。この秋は切り身として出すにはちょっと脂が足りない、しかしトバにはちょうどいいやつばかり釣れたので仕込みに入りました。ハエなどの虫が完全にいなくなってから始めるのだけど近年は温暖化でどんどん開始時期が遅くなっています。

昨日からの雪で道も景色もついに真っ白。でも湖は水温が高いのでまだしばらく凍らないでしょう。このまま冬景色になるか・・?

湖岸で待ち合わせていた知床K氏のタイヤがバースト!JAFを呼びK氏は一本だけ細~いスペアタイヤですぐに帰宅・・怖そう・・

いきなり良い型のニジマスがヒットし連続ジャンプの後、ネットインのときにバラシ(涙)。その後はなにも来ず今日はもうアカンな・・とあきらめムードの中、場所を変えて数等するとウグイのようなコツコツというアタリが連続。抑え込むようなアタリに合わせると強い引きで上がったのは45センチほどのグッドコンディションのアメマス!ボウズじゃなくてよかった!

そこからは夢かうつつか幻か・・良型アメマス怒涛の8連発!

その後はルアーを追ってくるものの食わなくなり昼休み。再開後はルアーを色々変えてポツポツヒット。比較的いい反応だったのが懐かしのタスマニアンデビル。たぶんゆっくり引けてそんなに派手なアクションじゃない、っていうのがいいのかな・?

太っていないけど長さだけなら今日の一番大きかった55cm。

すぐ上ではオジロワシがボクを観察中。目の前で水面から魚を鷲づかみしていきました。後ろはキツツキが賑やか。

今日は一日中氷点下。日も射さず一投ごとにガイドやリールが氷結。ファイト中もロッドを水に付けて氷を解かします。しかしラインローラーの氷は厄介。スプールにキレイに巻けない。今日の釣果数は湖での新記録。ここまでの爆釣はもうないかもしれないけどいろいろなルアーを試してみてとても面白かったです。また行こう!

 

美味しい魚ときれいな山と

知床へ磯釣りに。途中、オンネベツ川のサケの遡上確認。さすがに少なくなってきたけどまだそこそこの数はいました。熊はいなかった・・

ボクが着いた昼ごろは他の釣り人は続々と帰っていきました。やっぱり朝しか釣れないのかな・・しかし釣り始めてすぐに釣れたホッケ。色白で美味しそう。これは大漁か!?

その後は餌を変えてもジグ(ルアー)を投げても誘っても大物はいっさいアタリも無くたま~に釣れるのは極小サイズの赤子カレイ・・どうやって口よりデカい針を食ったんだ・?というほどの小ささ。あまりに小さいのでかわいいです(もちろんリリース)

ここからは知床連山が絶景。羅臼岳もすっかり冬の装い。

ホテルの電波塔の向こうにはオンネベツ岳。サケの遡上を見た川の源の山だけど登山道が無いので現実的にエキスパートが冬山を楽しむところです。

夕映えに染まっている姿はいつみても素晴らしい!

知床硫黄山は知床でも秘境な山。今日は釣りをしていたというより山を見ていた感じでした。釣果はホッケ一匹。大事に持って帰って開きにして今、干しています。たくさん釣れると釣っているときは最高なんだけど帰ってから捌くのがかなり重労働なのでちょっと釣れるのは逆にホッとしたりして。贅沢な暮らしです。

 

絶景を旅し絶品を食す

昨日の斜里岳の夕映え。これだけ赤く染まるのも冬の始まり。

やっぱり氷点下5℃以下まで冷え込みました。いつも0℃なんて飛び越して一気にこんな気温。

初氷です。そろそろ外の水道の水、抜かないと水道管も水栓も割れちゃいます。

花咲線、茶内駅。モンキーパンチの故郷。ルパンやフジ子ちゃん、銭形もいました。

危ないことをしているのではありません。この駅は線路に降りて向かいのホームに行くように階段ができているのです。(北海道ではよくある)

 

北太平洋シーサイドライン。オホーツクとは違う海と湿原の風景が新鮮な爽快ロード。ホントキレイ!

そして今年もお疲れ様会は・いつもの厚岸道の駅のカキ!このご時世、なにかと値上がりしていて会計時に焦ったけどこの美味しさには納得。牡蠣嫌いだったボクも好きになったほどです。

牡蠣ピザ。チーズが惜しげなく使われていて美味しい!

厚岸湾を一望しながらの食事は美味しささらにアップです。

牡蠣のカルボナーラ。これに牡蠣サラダも食べて最高満足!やっぱりここは牡蠣も料理も素晴らしい!

〆はオイスターソースの入ったソフト!

駐車場の横には鹿の群れ。帰路は鹿の飛び出しに細心の注意を払ってそろ~りとドライブ。今年の暖かいシーズンも充実した時を送れました。皆さまありがとうございます!

 

フィッシングウィーク2023秋

峠は凍結しているからタイヤを換えておこう・・との予想は完全に外れこの一週間昼間は20℃以上になり朝晩も10℃ほど、暑くて蚊が出るほどでした。やっぱりおかしい・・

神奈川Y氏との釣りもフライフィッシング一辺倒から近年は魚と遊ぼう、獲って美味しく食べよう、と楽しみ方も多様になってきました。これは北海道名物・?港でのワカサギ掬い。上手いおっちゃんは一度で10匹以上掬うのに僕らはひと掬いやっと3匹程度。これは腕と道具の研究が必要だ!唐揚げ、美味かったなぁ~

次の日は雨。湖はベタ凪。川も湖もトラウトはまるで釣れないのでエビ掬い!(掬ってばっかり・・)

エビの隠れ家もわかってきて楽しい!!これがガサガサか!かき揚げ、美味しかったなぁ~

うじゃうじゃいる特定外来生物のウチダザリガニ(次回は獲って食うぞ!)の陰に隠れるようにいた、おそらく二ホンザリガニ。貴重なザリガニなので優しくリリース。

わかりづらいけど、あちこちに雪虫が飛んでいました。暑いぐらい暖かいけど・・

海釣りも北海道はスゲェ~。ガツンとひったくるようなアタリにビックリ。こんな立派なソイが防波堤から釣れちゃいます。刺身、上品だったなぁ~

結構良い型のクロガシラカレイも何匹も!エサはイソメだけでなくエビでよく釣れました。煮付け、やはりカレイにはピッタリでした。刺身も絶品だ!

サバ狙いでサケも釣れたらいいな、という仕掛けを考え作って投げたら当たり!メスのサケが釣れました。イクラはやっぱり最高!

目当てのコマイ、ソイ、カレイ、サケ、サバと今年もよく釣れました。キープしなかったけどチカも狙えば入れ食い!美味い魚ばかりで感激!

阿寒湖へも行ってみましたが、べた凪・・釣り人も一人もいません。最近はなにも釣れないようです。入漁券売り場の方も鑑札のおっちゃんもすまなさそう・・まあ流れ込みで群れになっていたアメマスを見られただけで良しとしましょう。

しかしあまりにも釣れなくて悔しいので阿寒川で放流物の大ニジマスでガス抜き。

短い区間だけどここは魚体も管理釣り場そのもののようなところです。

あちこちでハクチョウがV字編隊で飛んできています。暑い秋・・

オホーツクには少ないタンチョウツルもだんだん増えてきた感じがします。

今回唯一だった川での爆釣の日!Y氏が流れに乗って下る良い型のニジマスの引きと戦っています。

40cm前後のニジマスが何匹も釣れました。

ニジマスは同じところで釣ったものでも微妙に色や模様が違います。

50cm弱のアメマス。お腹はイクラでパンパンです。

最終日はやっぱり紅葉の中で釣り!ここだけは例年どおりキレイでした。

少年時代を思い出してミミズを付けて浮き釣りすると入れ食い!?・・

だったのはもちろんウグイ君とエゾウグイ君。ルアーでも釣れました。

湖面に写った紅葉と紅くなったヒメマス。

藻琴山と湖面の接する部分に紅葉の陽炎ができてとてもキレイでした。

湖でのトラウトフィッシングの盛期は今年はまだまだのようですがキレイなところはとても良かった紅葉。楽しく暖かい、または暑い一週間でした。