湖3連戦

神奈川Y氏,M名人と春の釣りの締めくくり、屈斜路湖3連戦。しかし気温は低く、羽化している虫は少なく苦戦。しかしM名人はルアーでニジ、アメをいくつかキャッチ、Y氏はついにドライフライでアメマスをあげました。

空にはハンターミサゴ。空高くより見事なダイブで魚たちを仕留めていました。「お~い!どこにトラウトがいるのか教えてくれ~」「ウグイなら教えるよ~」・・・

全員見事なウグイをキャッチ。今回のウグイは大物が多かったなぁ・・まるで鯉でした。

忍耐のち至福

午前中の会議を終えてまっすぐ湖へ。この日は風が無くベタ凪の時間が多くて難しい釣りとなりました。あんなに釣れたのに・・という同じ場所でも、一日経つと全く釣れなくなるときも多いのが「釣り」というもの。日が落ちるまでの5時間、ウンともスンともいいません。

いきなり始まった固め打ちならぬ、固め釣り。M名人とダブルヒットで釣れたアメマスはお腹がパンパン。沖合でワカサギを飽食しているようです。じっと我慢で最後にポンポンと釣れてまた一つ魚の気持ちがわかった気がします。

再び

昨日は久しぶりの爆風と吹雪。これはダメかなと思ったけど、それも夜半には落ち着き今日は波も穏やかで、しかし5℃前後の寒さ。それでも通ってしまう屈斜路湖はそれだけ魅力的です。しっかり厚着してネオプレーンのウェダーを履き、立ち込んで竿を振り続け、冷え切ったら上陸して湖畔に座り、暖かいお茶で一休み。こんな繰り返しの釣り。ボクは今はルアーとフライの両刀使いで、ルアーに対する反応はこうだったからフライではどうかな?と魚のその時々の気持ちを想像しながら釣るのが楽しみ。今日はフライでも釣れましたが虫も少なくルアーで広く探るのが良かった日。

珍しく25センチほどの銀毛ヤマメ。いつからサクラマスと呼んであげようか・・

 

本日の力持ちはこのニジマス。沖でワカサギを追い回しているのでしょう、凄い暴れっぷり。刺さりそうなヒレの尖り。

M名人もコンスタントに上げてました。次はどんな釣りをしょうか、帰ったら道具をメンテナンスしたりフライを巻いたり。釣りはその前後も楽しいのです。

北海道の野生を堪能する

空にはミサゴが舞い、水面にはもうすぐ北に向かう白鳥が泳ぐ屈斜路湖。こんな光景の中で釣りをするのは至福の時間。今シーズンも始まりました。初日なので、まあ釣れなくても仕方ないだろう・・しかし黒いカワゲラがいっぱいいてうっとおしいなぁ・・と思ってフライを投げると・・

 

釣れました!今年はこんなに早い時期からメタボが多く、パワーも素晴らしい!ニジマスのようなテールウォークも。

水面には白鳥、後ろはこの冬もよく登った藻琴山。上から見ていた湖面、下から見上げる山頂。ここは自然に溶け込んでいる感覚がとてもいいのです。また近いうちに来よう。

関東の春を釣る

北海道から車で関東へ。神奈川Y氏の案内でこの時期らしい釣りを楽しみました。まずは伊豆狩野川へ。鮎で有名な川で、鮎の解禁までアマゴを放流して釣らせる釣り場なのですが・・・全く釣れません。人の多い関東、それも町から近い川では放流して釣りきられ・・の繰り返しなのでしょう。

やっと一匹釣ったのはカワムツ。現実。

次の日は芦ノ湖へ。久々のボートの釣り。

あちこちに投げて引きを一日繰り返し、ようやく一匹のニジマスをゲット。でも気持ちのいい一日でした。

次の日は丹沢山登山の予定でしたが、悪天候の予報により御殿場、東山湖という管理釣り場の釣りに変更。昨日までの貧果を晴らすのです。釣り堀の向こうには輝ける富士山。良いロケーションです。

水面に魚が全く出てこない(ライズがほとんどない)・・?のはこれが理由でした。20羽以上居着いているアオサギ。釣り場の職員が追い払ってもすぐに戻ってきて魚を狙っています。まあこんなにご馳走がうじゃうじゃいたらやめられないでしょう。仕方ないので底を引く釣りをすると入れ食い・・

「なんだ!今の青い魚は?」・・釣ってみるとブルーのニジマス。青びかりしていました。

まだ飽き足らず東京あきるの市にある養沢毛鉤専用釣り場へ。ここは首都圏から近いながらも関東の良き田舎の風景そのもの。杉林、木工所、イノシシが土を掘った痕、桜。全長4キロという長い距離をよく管理していて魚もまんべんなくいました。

1955年にトーマスさんという方がこの地を気に入り、魚を放してフライフィッシングを始めたのがここの釣り場の始まり。

狙いはヤマメでしたが、ニジマス主体にブラウンも釣れました。この釣り場は自治体の方々が管理していて今はうまく回っている様子ですが当初はフライフィッシング専用なんて大反対という意見も多かったようです。また地元の方のもてなしも良く、管理棟も魚をさばく小屋やコーヒーが飲めるログハウスの事務所などゆっくりと渓流を味わうにはとてもいい、癒される渓流の管理釣り場。また行こうと思います。

川越郊外にある伊佐沼。満開の桜に囲まれてへらぶな釣り。今回は見ているだけでしたが、これぞ地元の文化です。

最後に吉野家の牛丼。東北海道にはほとんどない(釧路にあるみたい)ので関東に行ったときにはよく食べます。すき家と違ってマイルドな味。しかし美味いし安いしと日本の外食産業って優秀だなぁ~といつもおもうのでした。

初物

羅臼の流氷を見に行った帰り、川の下流でちょっとルアーを投げてみました。しかし寒い!風は無くても氷点下3℃。数回キャストするとたちまちラインとガイドが凍りつきます。

数回投げると、45センチほどのアメマスが釣れました。このアメマスは時期的に少し痩せていて、アタリも小さく、釣られても「なんだよ~」という落ち着いた顔をしていました。でも今年の初トラウト。昨年の台風の影響が心配ですが、幸先の良いスタートがきれました。

 

最後のワカサギ釣りは絶景の中で

雄阿寒岳、雌阿寒岳を見つつ阿寒湖のワカサギ釣りへ。実はワカサギ釣りをここでするのは初めてです。

硫黄山川河口。氷点下12℃でも快晴で暖か。雪も少なく快適。水はクリアー。15年ほど前、いつもここでカヌーと釣りのガイドをしていたことを感慨深く想い出しました。

テントの窓を開けると噴煙を上げる雌阿寒岳。釣果は・・M名人と2人でも100匹ほどと貧果でした・・狙っていたトラウトも釣れず・・まあ最高の環境なので今シーズン最後のワカサギ釣りは良しとしましょう。

 

箸入ってないじゃん!

埼玉のKさんのご希望でスノーシューツアーの合間の網走湖ワカサギ釣りツアー、これも楽しいツアーです。

昼食用にと網走のローソ◯で買ったカップ麺に箸が入ってない!(経験ありますよね?)しかたなくワカサギつかみ用のトングで食べるKさん。意外と食べやすそう・・

魚も網走湖としては小ぶりながら2人で100匹以上釣れて食べるには満足です。さっそく夕食は唐揚げになりました。

すぐ後ろではいつものようにオジロワシが鳴いていましたが、こいつは釣りが始まって終わるまでずっとここにいました。そんなに魚をくれると思っていたのかな・・?

 

日々変化

今日の夜から嵐ということでその前に能取湖コマイ再チャレンジ。M名人が新調したテントは明るく広く快適でしたが、チカはいくらでも釣れるけどコマイはねばったけど全く釣れず・・穴からのぞいて良く見ていると、ごくたま~にコマイがエサの近くを通るけど全くの無視・・やはり今年は朝晩じゃないと釣れないぐらい魚影が薄いのでしょう。チカも先日より一回り大きく太って、しかし動きが鈍くなっていました。成長したけど水温が低下したから?でしょうか・・

テントの中にずっと座っていると腰が痛い!・・腰を伸ばそうと外に出るとすぐ近くにオジロワシがこっちを睨んでいました。カッコイイ顔しています。宿は次の土曜日28日から冬の営業開始。それまでに朝食用のチカの醤油みりん干しとワカサギの甘露煮を作ってお待ちしております。

出漁 女満別湖ワカサギ

2017女満別湖

一日おいて再び出漁。今回は女満別湖(網走の人は網走湖と言います・・)。網走湖のワカサギ釣りといえば、博物館網走監獄近くの呼人が有名ですが、こちらは比較的空いている、女満別町側の(湖でいうと上流側)ワカサギ釣り場。気温は朝氷点下20℃・・やはり痛い。

女満別湖オオワシ

湖畔の森ではオジロワシとオオワシが釣り人や漁師の残した魚を狙って集まってきています。カッカッカッカッという大きな鳴き声も冬の風物詩。

おこぼれ

 

テント横ではオオワシが獲物待ちでたたずんでいます。

カレイ

釣果は・・ワカサギはとっても少なくて2人で100匹ぐらい。これは最低記録です。そしてカレイは専門で釣るとたぶんいくらでも釣れますが、手のひら大の唐揚げサイズなのでそこそこに。

ウグ

外道、厄介者ウグイ。それもこのときはダブルヒット・・何度も大きいやつが掛かって暴れ、隣の仕掛けも巻き込んでぐちゃぐちゃにされました。老眼のボクとM名人には細くて小さくて針のいっぱいついているワカサギ仕掛けの絡み外しは一苦労。笑うしかありません・・・ホント秋の大雨から多くの釣りは厳しい状況です。温暖化はともかく、これも自然の摂理なのでしょうね。