クラック!

クラック

今日のルベス岳も昼から晴れ→曇→雪と急変。ちょっと急ぎ足で行ってきましたが、途中、見事な全層雪崩の前兆が!ここはいつもこんな感じになっているとわかっていますが、見るたびに気が引き締まります。気をつけなきゃ。

スノーシューツアーウィーク

1藻琴

流氷が無い!という非常事態でもスノーシューを履けば非日常のあるいは原始の風景が見られます。まずは藻琴山。ホワイトアウトちょっと手前、という状況でもお二人は完璧な装備で楽々・?登頂。標高1000メートル。北海道の冬山です。

2藻琴

 

Tさんの横顔。ヒマラヤでもアラスカでもなく、藻琴山。氷点下10℃以下で霧が出ると人間も芸術に。

3藻琴

帰路の一気降り。一瞬の陽射し、展望。純白の輝き。

4五湖

平和と静寂の知床五湖に中腰のオジさんがマッチしています。

6五湖

五湖でもちょっと遊んじゃいました。

7ルベス

ルベス岳の急斜面。ここで皆さんの真剣な顔と引けた腰を見るのが一つの楽しみです(趣味悪っ~)。この日は8℃まで気温が上がり雪が一気に重くなりました。雪崩には要注意。

8ルベス

どうも最近日中スカッと晴れないけど、ルベスからの斜里岳と遠くに野付半島と国後島の風景をみるのは最高です。

9開拓者

知床、開拓者コースの元Mさんの住宅。崩れかかっていたのを少し修復し残すことになりました。知床には自然だけでなく、開拓と離農の歴史があったということをしっかり認識しておきたいものです。

10藻琴

暖気がもたらした芸術、雨氷(うひょう)で覆われた藻琴山。

12藻琴

 

樹木は雨氷の上に霧氷が付き2段構えの芸術。

13藻琴

快晴のち吹雪のち晴れのち雪。めまぐるしい藻琴山でした。

 

野生オンパレード

1アザ

今日の知床方面のツアーでは野生動物がオンパレード。気温は低いながら晴天のなか、まずはアザラシ君が流氷の上で波に揺られながらまったり、というかぐったりしています。

2おとこ

男の涙はこんな感じ。流氷の具合は例年なら3月中旬ぐらいかな。

3原生林

原生林。倒木や立ち枯れした樹木が輪廻を感じさせ、ボクは大好きです。

6シカ

エゾシカたちもまったり、ゆったり。これは若者男子。

5わし

オオワシはゆったり滑空中。後ろは知床硫黄山。

7象

象の鼻も春のよう。

8キツネ

キタキツネもまったり。今年はキツネが多いっす。一昨年のどんぐりの豊作→ネズミの大発生→キツネの増加・なのかな?

9ふレペ

フレペの滝の氷爆は今がmaxでしょうか。いつもながら自然の芸術は素晴らしい。

10アカゲラ

帰路はアカゲラがコンコン‥カンカン。ツアー参加の韓国のFさんは「ここは野生動物のドキュメンタリー番組のようだ!」と感激していました。

そして家に帰ると

11syari

ウチの裏山が化粧して待っていました。

 

知床・冬

1キツネ2匹

知床五湖へのツアー途中、流氷を展望する場所で2匹のキツネが出てきました。これはおねだりギツネといって、以前人間にエサを与えられて味をしめ、寄ってくるようになってしまったキツネ。しかしそのうち車にハネられてしまうのが多いのです・・

2アザラシ

流氷はこんな感じで、よく見ると遠くにアザラシがいました。

3鮭親子

昼はこれ!ウトロ、一休屋さんの鮭親子丼。この少し凹んでいるぐらいで小粒で柔らかいイクラが一番上等で美味しいイクラ。サケの刺し身もとろける美味しさ。これ以上はありません!

4五湖

知床五湖越しに観る冬の知床連山は見事!これをみられれば大満足間違いなしでしょう。

風景画 流氷初日

宿流氷初日

宿から流氷が見えました。でもこれは先に流れ着いた先遣隊で、本隊が来るのは順調にいってもまだ何日かはかかるでしょう。この冬は寒いのですが、やはり春から秋までの暑さで、海水温が例年より高くなったからだと思います。でも知床はいい感じで来ているとのことでしばらくは楽しめるとおもいます。

寒そうだけど

雪藻琴

今日の藻琴山は曇り時々雪。視界はなんとか屈斜路湖の湖面が見える程度でしたが、やはり別世界でした。

雪藻琴2

今日もダケカンバの樹氷の中、北側の斜面を一気に駆け下り途中で半地下の雪洞を作り昼食。氷点下15℃はこたえたけど一昨日、足の冷えが辛かった教訓から今日は厚手の靴下+つま先カイロで快適でした。毎年同じような装備装備と気温なのになんでこんなに冷えるんだろう?と考えたら、どうやら人間側の体調や年齢が原因のよう。これには道具を合わせていくしかないですね・・

私の流氷初日

1藻琴0130

ほぼ快晴の藻琴山へ。前回の大雪により、ようやく樹木に邪魔されず稜線歩きができるようになり、また樹氷も発達してきて最高の風景です。

2流氷藻琴

ついに見えました、私の流氷初日。まだ10~20キロぐらい沖合で氷の面積も小さいけど待ち人来るの気持ちです。あと何日したら本体が接岸するのか楽しみ。

3山頂樹氷

山頂直下のダケカンバの樹氷。ちょうど太陽が上にあり、よけいに神々しく光っています。

4

積雪が充分になったため帰路は北斜面へ。広大な斜面を颯爽と”転倒する”Tさん。見ているほうはとても面白かったですよ~(失礼!)

眩しい

1月山

昨日は玄関上の屋根の雪下ろしをしましたが、あまりにもキレイな斜里岳に癒やされました。すそ野の樹木まで白くなるのは降雪後の数日間だけ。眩しい美しさです。

今年の氷結

ルベス稜線

1年ぶりのルベス岳。空はお天気雪、気温氷点下8℃。先週の暴風雪でいきなり雪たっぷりとなり、樹木に水蒸気が凍りつく霧氷の中のハイキングとなりました。

霧氷ルベス1

山頂付近は、霧氷満喫。浮世離れした美しさです。

雪洞ルベス

昼食用に半雪洞掘りに励むOさん。気温は低くても風さえこなければゆっくり休めます。

転倒

撮られてしまいました・・新雪で転ぶとスノーシューを履く足が体の下にいかなくて簡単には起き上がれません・・

知床半島の付け根にあるルベス岳。登山道もなく一般的には無名な山ですが、アクセスもよく、山スキーやスノーボード、そしてスノーシューハイキングにはちょうどいい距離で展望も素晴らしく(晴れていれば・・)ちょっと緊張する場面もありという、実は人気のあるとてもいい山です。

この積もり方です

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暴風雪2日目。雪が少し弱くなってきたお昼時、スノーシューを履き完全装備で外へ。これがオホーツク海側の雪の積もり方、風下側には吹き溜まりで1~2メートル積もっているのに手前の部分は無し。建物などがあると風下側はこんな感じになりますが風上側と風の通り道は吹き飛ばされてほとんど積もりません。この後はいつも重機で除雪してくれるSさんのおかげで駐車もできるようになり、玄関前もスコップでキレイに除雪。(でも今も風が強いから明日も吹き溜まりを除雪か・・)住居を作るときもこのような風の通り道と積もり方を考えて駐車場や家の形状を考えれば余計な仕事をしなくていい住居ができるとおもいます。それら自然に立ち向かわない、共存、利用するという考えから作られたのが先住民族の竪穴式住居(半地下の家)。時間のある方は是非網走の北方民族博物館へ行ってみてください。