流氷が無い!という非常事態でもスノーシューを履けば非日常のあるいは原始の風景が見られます。まずは藻琴山。ホワイトアウトちょっと手前、という状況でもお二人は完璧な装備で楽々・?登頂。標高1000メートル。北海道の冬山です。
Tさんの横顔。ヒマラヤでもアラスカでもなく、藻琴山。氷点下10℃以下で霧が出ると人間も芸術に。
帰路の一気降り。一瞬の陽射し、展望。純白の輝き。
平和と静寂の知床五湖に中腰のオジさんがマッチしています。
五湖でもちょっと遊んじゃいました。
ルベス岳の急斜面。ここで皆さんの真剣な顔と引けた腰を見るのが一つの楽しみです(趣味悪っ~)。この日は8℃まで気温が上がり雪が一気に重くなりました。雪崩には要注意。
どうも最近日中スカッと晴れないけど、ルベスからの斜里岳と遠くに野付半島と国後島の風景をみるのは最高です。
知床、開拓者コースの元Mさんの住宅。崩れかかっていたのを少し修復し残すことになりました。知床には自然だけでなく、開拓と離農の歴史があったということをしっかり認識しておきたいものです。
暖気がもたらした芸術、雨氷(うひょう)で覆われた藻琴山。
樹木は雨氷の上に霧氷が付き2段構えの芸術。
快晴のち吹雪のち晴れのち雪。めまぐるしい藻琴山でした。