カラカラ

ほとんど雨の降らない日が続いています。もうひと月ぐらいかな・・玄関前の草地は枯れ始め、コケの生えていたところは乾燥してひび割れしてきました。農家にとっても今回の干ばつは小麦の実の入りが悪かったりじゃがいもやてん菜の成長が良くなかったりと問題のよう。観光的には晴れはいいけど暑くてホコリもひどく生活はしづらくなってきました。今回の台風は恵の雨となるか・・風はいらないけど・・

珍客

午前中、掃除をしていて玄関を出ると久しぶりに目の前にエゾシカがいました。5mぐらいの距離でも逃げないところをみると知床か阿寒摩周の国立公園でのんびり暮らしていたやつかも。撃たれちゃうよ~

なんとなく畑の道を山のほうに向かって歩いて行きましたが、農家の敵でもあるし逃げるならさっさと逃げなと言い聞かせました。(通じていないと思うけど・)

季節は進む

昨日から急に涼しくなりました。連日35℃でフラフラでしたが今日は22℃。晴れて風もあり心地よいオホーツクです。鳥たちの子育ても一段落か・。でもまだウチの前でさえずっているアオジ君、がんばって!

南風で膨らんで見えるニュウナイスズメ。幼鳥かな。

今年もイタドリの中で子育てにいそしんだベニマシコ。鮮やかな色です。

連日の猛暑と少雨で干ばつ気味のようですが小麦も色付いてきました。オホーツクを望む小清水峠(ハイランド小清水)や清岳荘など高いところからはパッチワークの大地が見渡せます。是非行ってみてください。

 

灼熱!?グランフォンドきよさと

今年もグランフォンドきよさとが開催されました。2012年の第一回から早13年。いつまでたっても手作り感満載の大会ですが
それがいいところでしょう。今回も約200名の参加があり盛り上がりました。

ボクは今回も裏摩周展望台のエイドステーション担当。最後の3キロの激坂を上り切ったところにあるここは最大の難所。そして今回は猛暑!・・ウチの前で36℃という記録的な高温に皆さんは茹で上がり熱中症になる方もいて途中棄権やショートカットの方も続出。ポリタンクで運んだ飲み水も足りなくなり、頼りになるMさんに下界の農家までもらいに行ってもらったり・・参加者の方には最高に辛く最高の達成感を味わっていただけたと思います。でもこんなありえない気温がこれからも続くとしたら・・開催時期なども変えなくてはならないかもしれません。

 

夏山シーズン始まり!

日曜日、斜里岳の山開きとなりました。山開きといっても6月1日から登山口までの林道が開き登ることはできるのですが、通常雪もだいたい解けて登山道整備も一段落し、一般の方も登れるよ、という感じが山開きです。神事も行われ、この日は天候に恵まれて約200人ぐらい登ったよう。特にヘリも飛んでいなかったので皆さん無事に??下山したのでしょう。ウチの常連Nさんも登ってきて花がキレイだった、と言っていました。想像よりかなりキツくて辛くて危ないところも多い斜里岳ですが、下山したときの充実感は最高です。チャレンジャーを自負する方は是非!

北海道を堪能する車

ケータハムスーパー7。オーナーさんに聞くと車重は400キロ代、エンジンはスズキの軽自動車のターボエンジンという異色。大型バイクより少し重いぐらいの車重に660のターボエンジンなら面白いのは間違いありません。そしてオープンカー。異常な暑さが続く北海道ですが、とはいっても本州よりは涼しいので風を感じて走るのは爽快でしょう。

そしていつも来ていただいている、T3TEC、TYIZさんのNSX。人生を楽しめるカーライフを伝え、教授してくれるTYIZさんはオンリーワン、ナンバーワンの人。いつも刺激をもらっています。北海道の道路は昨今の温暖化でボコボコだけど、またピカピカのNSXでお越しください!

斜里岳へ

今年も登山シーズンが始まりました。まずはウチの裏山、斜里岳へ。6月29日の山開きに備えて登山道整備です。今回は登山道の状況を知るために役場の人や観光協会の事務局長など多人数。さながらツアーのよう。

標識テープを付けたり、枝を払ったり草を刈ったり沢の踏み石を直したり。ウコンウツギもいい感じで咲いています。

半分ぐらいまで登るとかなりヤバいスノーブリッジがありましたが山開きまでには落ちそうです。

晴れた下界とオホーツク海の風景。

残雪は長さ5m~30mぐらいのところが数か所。踏み抜い2度落ちましたが落差も少ないところで無事でした。

今シーズン最後の花見(チシマザクラ)。馬の背手前まで行って下山しましたが、あと1週間は上二股から上の残雪の踏み抜きに特に注意です。今の斜里岳は危険度は高いので慎重に楽しんでください。

筋肉に疲労が残りながら今日は地元の小学校で安全授業。寒いこちらの冬に災害が起きた時にどうやって凍えないか、などを講義しました。オホーツクは災害の特に少ない地域ですが、もしものときに子供たちはしっかり生き抜いてもらいたいと思います。

4four登場!

神奈川のSさんの愛車CB400Four。50年ほど前のバイクなのに今見ても完成されたシンプルな形でなめらかなマルチサウンドには完成度の高さを感じます。最近はこういったお宝バイクでロングツーリングをする方は減ってきたので(大事にガレージに保管している・?)見られると嬉しさもひとしお。いつまでも残ってほしいバイクです。

急降下にジーザス

昨日は30℃近くまで上がり「冬用の厚い布団ではお客さんが眠れない」と短パン半袖で汗をかきつつ夏用の薄いものに交換しました。(手前は冬用、奥が夏用)・・しかし昼過ぎから気温が一気に15℃以上下がり10℃前後に・・ジーザス(涙)・・

そして今は4℃以下。これは峠は雪か凍結か・・布団も2枚使ってもらったり暖房を入れたりと気温に翻弄されていますが明後日には再び30℃の予報。今の北海道は笑えるほど気温が急変するのでご注意を!

津別峠から歩く

先週に続き、北海道東トレイルの津別峠展望台から美幌峠までの約10キロを歩いてきました。屈斜路湖の周りの外輪山の峠の中で一番標高の高いのが津別峠。この展望台は947mもあり左奥に見える藻琴山と約50mしかかわらず山岳展望といっていい絶景。

屈斜路湖と反対側には雌阿寒岳、雄阿寒岳が間近に望めます。ここへ至る道は北海道では珍しい急こう配の細い道ではあるけどキレイに舗装されているのでまだ行っていない人にはおススメ!これからのシーズン、湖が低い霧で立ち込めているようなときはここから絶景の雲海が広がることも多いです。

出発地点の逃げないエゾシカ。こいつがいるというこはダニーちゃん注意だな。

このコースは特に風景が素晴らしい!コースの多くが稜線沿いにあり標高も高いので屈斜路湖や斜里岳などの景観をずっと楽しめるのです。

947mの出発点から525mの美幌峠まで基本は下りだから楽だと思っていたけどけっこうアップダウンがあります。またダケカンバやエゾマツなどの大木の林を抜けるところなど変化もあり鳥も多く楽しめました。

最高の休憩ポイント。ただこの時のボクの温度計は27℃。暑かったので吹き抜ける風が嬉しい。今回の同行者は登山ガイドの大野さん。彼女は若手なれどベテランのような安心感のあるガイドさんです。帰宅したらダニーにやられてたとか・・

広大な美幌峠牧場を左に、藻琴山を正面に見ながら下っていきます。

岩が出てきてもうすぐ終点。ハクサンチドリが地味にお出迎え。

美幌峠着。この反対側は大勢の人でにぎわう展望所。天空のトレイルからいきなり俗世間に出てきた感覚。

〆は道の駅のクマザサソフト。実が詰まっているような重さで笹の香りがほのかに香る美味しさでした。北海道東トレイルでも今回の箇所は歩きやすさ、風景ともに素晴らしかったです。トレイルはスタートとゴールが違う場所なので送迎や車のやりくりなどが手間ですが歩くのが好きな人にはイチオシ。登山とは違うロングトレイルの自然の魅力が詰まったコースでした。このコースを作った方々、凄いなぁ・・