絶景ブーム?

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子供の入学式のため網走へ向かう途中、畑にたくさんのコハクチョウが!?・・その中に一羽、タンチョウ鶴が混じっていました。
冬の給餌場が終わったのでしょうか、せっせとミミズでも探していたようです。
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学校は網走の海沿いの崖の上にあり、窓からの風景は流氷の残るオホーツク海を挟んで斜里岳をはじめ知床連山が一望。
これほどの風景の高校はなかなかないかもしれません。

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ちょうど夕暮れ時に自宅に帰る途中、さらに素晴らしい風景に出会いました。本屋に行くと「死ぬまでに一度みたい絶景・・」とか「一生に一度は訪れたい絶景・・」とかやたら絶景という言葉が目につくようになりましたが、ここでは「まず目の前に広がる風景をみて!」といいたい!これぞまさに絶景。残り少なくなってきた流氷に夕日があたり、バックの斜里岳と知床連山も赤くなっています。
毎日この場所を通っていて風景に興味のない人も「今日は綺麗だなぁ~」と皆よそ見をして運転しています。(脇見運転は危ないですよ)それこそ地元の人には「日常の中にもある絶景」といえるでしょう。

凍って解けて

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今日は朝から雨。この冬から初めての本格的な雨で急速に雪解けがすすんでいます。でも寒気が急に入り込み、樹々の枝に付いたしずくが凍ってきました。新芽の膨らんだ枝が氷で覆われて樹々は真っ白。こういう風景は北海道の春ならではです。

登れないのね・・

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これはエゾタヌキの逃げる後ろ姿。(ウチのムギではありません・)除雪され雪面が切り立った道路に降りてしまって登れないようで、道路沿いにずっと逃げていきました。やはりたぬきは滑稽です。

今シーズンのラストも最高の風景

この冬最後のスノーシューツアーで、ルベス岳へ行ってきました。歩いているうちに晴れてきて、真っ青な空へ登って行くと絶景が待っています。

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角度により違う形の斜里岳。やっぱり美形です。

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先日の嵐で流氷が斜里近くまで戻ってきました。この高さからみると広大。

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さらに登っていくと流氷で埋まっている野付半島が国後島の一部とともに見えてきます。
斜里側と半島を挟んだ標津側両方のオホーツク海、知床の海別岳、斜里岳の他見事な山々。いつ来てもため息のでる美しさです。

まただよ・・

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この冬は3月になって猛吹雪が連続、吹き溜まりが凄く、かつて無いほどの雪壁があちこちにできています。ウチも初めて1階の窓が吹き溜まりと屋根からの落雪で埋まりました・・もう今シーズンは雪は満足です・・・

刻一刻と

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宿の居間から見た今日の斜里岳。この2枚目は5分後に撮ったもので時間とともに移ろい変化する美しさにしばし見とれていました。これも強くなってきた3月の日差しと変化する天候のせいでしょう。年度も終わりに近づき、気持ちも暫定のゴールに向かっています。

少しづつ遠ざかる

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日の出漁港の上から見たオホーツク海はびっしりあった流氷もついにまばらになってきました。船が出番を待っているようです。
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そろそろクマが起きる頃かな・・と慎重に原生林を進んで、いつもの場所へ。絶景ポイントのここも去っていく流氷が季節の進み具合を感じさせていました。

猛吹雪の芸術

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昨日は今季2度目の猛吹雪。JRは高校受験2日目の面接を受けられるように午前中の汽車だけ動かしてくれたようですが、昼からは運休、道路は通行止め、学校は早じまいとなりました。ウチもいつものように孤立状態でしたが回復も早くて夜には満点の星空。朝の除雪が一段落し、道路が開通してから以久科原生花園の海へ行ってみました。そこには押し寄せた流氷をバックに吹雪で形成された雪庇状の吹き溜まりが見事なアートとなっていました。高さは3メートル以上、風雪の波です。

スノーシューツアー 藻琴山再び

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最高気温がプラスの5℃と急に春がきました。藻琴山は気温はもっと低かったけど、それでも山頂近くの風の無い日向はポカポカと暖かで眠くなりそう。昼食用にガスで沸かしているお湯もすぐに沸騰。

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屏風岩越しに見る屈斜路湖の向こうの雄阿寒岳も見事な山容でした。やはり藻琴山は素晴らしいです。

雪原か流氷か・?

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先週の暴風雪の爪あとは大きく、とくに知床ウトロは積雪が凄くて流氷もほとんど雪見だいふく状態。これだけ一気に降った積雪は
めったにありません。どこまでが海で、どこまでが陸なのか・・?

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今回は久しぶりに開拓者コースを歩いてきました。2軒だけ残る開拓者の小屋や住居も雪で潰されそうでしたが、途中の丘から見る知床連山は近くに見えて素晴らしい!失敗を繰り返しながら何度も入植して原生林を手足で切り拓き開拓、そして時代と共にまた森へと帰っていく。それが感じ取れる良いコースです。