首都圏の身近な楽しみ

1年ぶりに行った首都圏。都会だな~と思ったこと・・

富士山

自転車で朝霞ガーデンという釣り堀へ行く途中、荒川にかかる橋の上で朝の渋滞と富士山。首都圏からもよく見えるこの山はやはりホッとする風景の一つ。往復20キロをママチャリで走りましたが、効率的に人間の力を推進力に変えるこのマシンは都会にはとても便利な乗り物でした。

猫

釣り堀にいた猫。目の前に泳いでいるご馳走を見事に一匹くわえていったけど、ここはフライフィッシング専用です。カミツキはいけません。・・?

登った木

実家近くの公園にある、小学校の頃にしょっちゅう登っていた傾いている木。45年以上経ち、太さは3倍になって中は枯れてもまだ生きていました。ガンバレ~

桜

桜は3分咲き。もう満開になったかな。白い花のソメイヨシノ。こちらのエゾヤマザクラはあと1ヶ月半先に咲きます。

猪苗代湖

飛行機の楽しみは空から見る風景。行ったところが見えると想い出がよみがえります。ここは猪苗代湖と磐梯山。福島県に住んでいた中学校時代、よく泳いだり釣りをしたりしたものです。

イヌイト

早朝便で女満別に帰って来たので北方民族博物館へ。乗り継いで行けると聞いたバスの運ちゃんの間違いで降りたバス停にバスが来ない・・1時間、重い荷物を担いで網走の天都山の上にあるここまで大汗をかきながら歩きました。おかげでいい運動になったけどさぁ~・・・・この写真はアラスカのイヌイットの冬の住居。寒気が入らないようにまた断熱がいいように実にうまくてきています。ランプをつけると人の体温もあって30℃にもなり裸ですごせたとのこと。自然を活かした素晴らしい知恵。現代の生活で無くしてしまったこういう知恵を色々な場面で応用すれば人はもっと与えられた環境と共存して生活していくことができるでしょうが・・・

年々、都会の実家に「帰る」ではなく「行く」という感覚が強くなってきました。都会はたしかに生活は楽。(経済的なことは別として)外食は選べるし、安いし、文化的なものはなんでもある。どこも近いし車がなくても不便も無し。でもなんでかなぁ~・・?生きている実感が少ない。生かされている感が強い。分業が進みすぎてなんでもオートマチックというか・・、生きるために食う、とか余計な情報のない静かなところで自分のやりたいことを考える、とか、夜は暗いとか鳥の鳴き声や星がすごいとか、そういう場所が無い。なんというか深く考える場所がないというか目、耳、鼻からの余計な情報が多すぎるというか、感性や感受性を使って感動するようなところがないというか・・田舎に帰ると落ち着くっていうのはこういうことなんだろうな。そういう意味でも自分は帰るべき田舎を作って幸せモンだと思うのでした。

静かな五湖

五湖

積雪期の五湖。やはり晴天時の風景は素晴らしいものがあります。それと静寂。スノーシューの「ザッザッ」という音が森と湖面にこだまして「人間ってやまかしい動物だなぁ~」と感じます。草むらをかき分ける動物の「ガサッ」という音は聞くことがあるけど動物の足音だ、って気がついた人は少ないと思います。多くの動物は足音だけで生死に関わりますから。でもクマはピシッピシッ、とかバキバキッとかベシッベシッという少し大きな音が聞こえるときがあります。ゾッとしますよ。

知床鹿狐

五湖の高架木道の向こう、海を展望する場所はいかにも知床。立派な角の雄鹿の前を気にせず歩いていくキタキツネ。今年は海水温が高く、流氷も怖いぐらい早く解けて無くなってしまったけど、こんな光景がいつまでも見られる(鹿は多すぎるけど)ことを願います。

家に帰ると・・

雪解け3月

雪解けも進行中。

最高の中学校

卒業式

町でただ一つの中学校である清里中学校の卒業式へ出席してきました。自分の子供はすでに卒業してしまったけど、やはり涙腺が潤みます。それに全国的にみてもこれほど平和で教員も熱心でいい中学校はあまりないでしょう。しかし昭和40年代には200人以上のときもあった卒業生は今や37人。このままだとこの子供たちの時代に町は消滅しますが、ボクは「こんな広大で景色と自然環境が抜群で天気も良く作物もよく育って海の物も美味しく水もキレイで、そして・・中学校までの教育環境は抜群なのになんで人が来ないんだ・?」といつも感じています。そして、こういうことをやれば人は来るんじゃないかということをいつも考え、提案し、自分に出来ることは実行していますが一人ではできる範囲も限られます。これからは役場をはじめ、やる気のある人たちと力を合わせ、急速な過疎化を食い止め、盛り返していかねばならないと思っています。

中学校まででいいから、お父さんは都会に置いてきていいから、何年かでいいからから住んでみてはどうでしょう。仕事を卒業した方も体が動くうちだけでもいいので住んでみてはどうでしょう。ホームページの「北海道移住記」に何年も前に書きましたが移住は片道燃料の特攻隊ではありません。嫌になったら、飽きたら帰れば、または他の場所に行けばいいのです。空き家バンクや移住体験住宅、山村留学もありますし。

清里町はホントいいところです。知床や阿寒国立公園の中間に位置し、観光地ではない住みやすい穴場です。少しでも住んで見たいな~と思う方は是非一度話をしにおいでください。

チャリティーコンサート

3月11日、日本各地で追悼が行われましたが、網走でも中学、高校、大学、社会人の合同チャリティーコンサートが行われました。

演奏会

特に素晴らしかったのは中学生。演奏のレベルが高くて音楽素人の私でも感動です。最後は皆で「花は咲く」の合唱でしたが音楽というものは世代を超え、都会でも田舎でも地域を超えてホントいいものです。これからも時代の要所要所で音楽が人々の力の源となっていくでしょう。

新コース追加

神の子池スノーシューツアーの新コース誕生!仮称「神の子池軽登山コース」

神の子新コース

急な斜面を登り、滑り降りるちょっとハードなコース。この写真で斜度がわかるでしょうか・?一度今までの神の子池コースを行かれた方、ちょっとチャレンジなこのコースも是非体験を!

最高の条件

冬期知床五湖の初ツアーへ行ってきました。歩いているうちにどんどん空は青くなり、最高の天気に。

五湖晴れ

深い積雪の湖面の向こうの知床連山が素晴らしい!

1湖

バックの羅臼岳が大きく感じます。

五湖海

海にはおそらく最後の流氷。気温はプラスで風も弱くスノーシューハイキングには最高の日和でした。このツアー、今年は五湖の駐車場まで試験的に除雪され公開されましたが素晴らしいのは確かです。ただ今年のように暴風雪が続くと閉鎖も多く、除雪をする方も参加者も負担が大きく(参加者の負担はツアー代とは別に除雪費一人2000円)またガイド付きでないと行くことができないというシステムなので気軽に行けるところではありません。なんでもそうなのですが、世界遺産になる前は良かった・・という声も多いのも事実。冬に閉鎖された五湖への道路は正式には徒歩でも立ち入り禁止なんだけど、以前は行く人も少なく現実的には黙認されていて皆自由に行っていたのです。でも世界遺産となり知名度も上がり訪れる観光客が増えるとそうはいかなくなります。昔のように自由に行きたいという理想は今でもありますが現在の状況を考えるとこのようなシステムを作りあげて行くしかないのかな・?とも思ったりします。でもいつかはしっかり確実な自己責任でどこへでもいつでも行っていい、という世の中になればいいですね。

自分の頂上

今日は行ける!と判断し、強者女性2名と斜里岳ルイベピークへ。ゆるい登りをひたすら2時間歩き尾根へ・・

ルイベピーク撤退

ちょっと悔しいことに氷点下5℃吹雪でこれ以上はただの修行になると判断。ここが今回の頂上としました。それとここの尾根が天気の変わり目で隣の尾根は晴れていました・・

ルイベピーク下り

雄大さはさすが斜里岳。でもルイベピークは寒いなぁ・・HさんMさん次回こそいい天気のときにまた挑戦しましょう。

スノーシューツアー初春

暴風雪による吹き溜まりであちこち通行止めとなり行けるとことが限られているなか、今週は春を感じる鳥達の動きがみられました。

カワガラス

神の子池ではカワガラスのつがいが仲良く生活していました。

ヤマゲラ

知床では久しぶりにヤマゲラ(本州のアオゲラの亜種)とこんにちは。こちらがジッとしていると警戒しつつも食事のシーンを見せてくれました。

アカゲラ

アカゲラ、オオアカゲラ、コゲラも多数。ゴジュウカラなどのカラ類も多く、さえずる鳥も出てきています。

象の鼻2月末

流氷は行ったり来たりですが、象の鼻からの風景はあいかわらず素晴らしい!

そして・・

暴風雪2月末

今日も猛吹雪、陸の孤島。道路、交通機関はすべて止まってしまいました。今日帰られたOさん、Tさん、ホント出発できて良かったですね。あと2時間遅かったら出られませんでした。そしてこの除雪車、ウチの近くて壊れたようで一晩路上に置いてありました。フル活用で無理もかかるのでしょう。

それにしてもまた明後日も荒れる天気予報。気温が高く湿った雪が降るので除雪も大変。他にも大変なのが学校で悪天候による連日の休校で6時間授業が7時間になったり土曜日授業になったりと調整する先生もご苦労様です。明日のお客さんが来ることができるか・?ツアーはできるか・?まったくこまったことの多いこの冬です。

 

 

藻琴山編

やっと除雪が済み、開通した藻琴山への道。待ってました!そして晴れ。

もこと1

知床、斜里岳、流氷と三拍子プラス・・

もこと0

名物のトドマツの樹氷、プラス・・

もこと2

屈斜路湖、さらに・・

もこと4

久しぶりに大雪の山々も見えました。向こうからこっちも見たっけな・・。

もこと3

稜線歩きは見事な冬山。

もこと5

帰りは一気降り。少し慣れればふんわりふわふわパウダーウォーク。

やはり藻琴山は最高でした。

 

スノーシューツアー知床編

この一週間も知床と藻琴山へ行きました。その中での光景を紹介します。

男1

流氷は南風で行ったり来たりしましたがまた戻ってきて今日現在は海の色も適度に見えて最高にキレイです。

男の涙で一同染み入っています。

象0

クマの爪あとも派手についていて、これぞ原生林。

象1

エゾシカはもうあちこちにいます。流氷をバックに。

象2

予報がハズレ、知床が晴天になったこの日、ここ象の鼻は見事です。

フレペ1

フレペの滝の氷爆はやはり芸術。

フレペ2

知床連山も見事。

原生林リス

原生林ではエゾリスが食事中。メインは松ぼっくりか・・おじゃましました。

開拓

開拓者コースも歩きました。ズッコケているのを見ているのが楽しい!

熊五郎

知床のキャラ、熊吾郎さん。やっぱり知床はクマだよね。

サンピラ

帰りはサンピラーのような楕円の太陽が沈んでいきました。