幸先ボウズ

午前中、仕事して午後は釣りのパターンが始まりました。今日は女子トイレの床塗り直し。無垢の板は傷つきやすいけど塗装が剥げたり汚れたら削って塗ればいいのが利点。木の温かみもあります。そしてさすがに20年も経つと足の位置の床の塗装がすっかり剥げています。

サンダー(自動紙やすり機)で粉だらけになりながらある程度古い塗装を落としてから塗装。このために少し取っておいたオスモカラーフロアークリアー。ちょっと高すぎない?というような値段の塗料だけどやっぱり仕上がりは最高です。

午後はM名人との第一戦。20mぐらい割れた氷をかき分けると釣りのできる沖までいけました。ここでねばり。ひたすらねばり。・・でも全く釣れませんでした。まだ魚は寄ってきていない様子。あと1週間ぐらいしたら本番のような気がします。

買ってみた

ラインの重さで投げるフライフィッシングにおいて一番の要であるライン。今までほとんどをアメリカのものを使っていたけど、これがめちゃ高い!ボクのように高頻度で使っていると2年ぐらいしたらひび割れしてダメになるのに1万円前後するのです。品質はたしかにいいと思うけどどう考えて製造原価は数十分の一。あまりの高さに疑問を感じ、今回はアマゾンで4500円(高くてもこれぐらいが適性だと思う)の日本のメーカーのものを買ってみました。いくつかの小さい会社はさらに安い中国製の激安ライン(1500円~2500円ぐらい)を出しているのでそのうち使ってみますが、道具の高さもフライフィッシングの衰退の一因となっているので激安品も応援したいと思います。フライフィッシングって最初は糸が絡んだり、うまく投げられなかったりと面倒だけど奥が深く、最高に面白い釣り。アウトドア好きにはイチオシの遊びです。

氷遊び

今日こそは氷も解けているだろう・・と良い方に解釈して湖へ。到着すると・・一昨日とあんまり変わってないじゃん・・岸から10~20mぐらい解けているぐらい・・でも悔しいのと風で徐々に流されて行っているので、あちこち歩きながらルアーを投げ続けました。

大型のクマゲラのつがいが目の前に現れたのに、こういう時に限ってカメラを持っていない(涙)スマホで最大まで拡大して撮っても・・こんなもんです。

車までコンデジを取りに行ったものの当然クマゲラさんは行ってしまいました。しかたないので一般人的なアカゲラさんを撮影。

結局いくらルアーを投げても生体反応一つありませんでした。考えてみたら過去も氷のあるうちはボウズだったので出てこないのでしょう。エサの水生昆虫も羽化できないし・・で、氷を割って遊ぶことにしました、結晶化しつつ凍っていった経歴があり岩の柱状節理のように棒状にガラスが割れるように砕けていきます。少しでも早く氷が解けないかなと次々に割ってみるけど、あまりの広大さに笑えるぐらい焼け石に水・・毎度のことながら凍っていてもつい行っちゃうけどやっぱり釣れませんね。明後日も行こうと思ったけど完全に氷が無くなる来週までは自粛しようかな。

 

最後の仕入れ・湖編

何日か冷え込んだので氷も水浸しになっていなくて大丈夫だろう、と思い付き今シーズン最後のワカサギ仕入れにお気に入りの網走湖、女満別側へ行きました。ここは広くて静かで、森があっていいのです。

釣りでもあるけどあくまでも仕入れ。数を釣るのに集中していますが、テントのすぐそばでオジロワシの鳴き声がしたので顔を出すと氷上でじっとしていました。たぶん釣りのおこぼれを狙っているのでしょう。オオワシも多く、クマゲラやヤマゲラの声も響いていました。

釣りのほうは一日中渋かった・・誘って待ってを3回繰り返して一匹釣れる程度。それでも甘露煮100人分ぐらいは釣れたかな、という釣果でした。ここのワカサギ釣りは3月11日で終了とのこと。これから約1か月間がなかなか釣りも厳しい季節なので大工仕事や片付けなどに励みたいと思います。

 

 

峠の向うへ

根北峠でスノーシューツアーのための積雪状況のチェック。いつもと違う角度で見ても斜里岳があまりにも近く美しく見惚れてしまいました。積雪はかなり少ない下界より多く、いい感じでこれなら大丈夫。

毎回なぜか魅かれる共生植物のサルオガぜ。涼しく湿ったところの象徴。

峠を標津方面に下りて牧草地に出るといつもと反対側からみる知床連山がなんか不思議。角度的に羅臼岳が大きく見えるからかなぁ・・?

すぐ後ろに国後島を感じながら野付半島の内海、尾岱沼で凍った海に穴を開けチカを狙います。

食い気のないチカを誘って誘って穴からのぞいて見釣り。チカと、たぶんワカサギ?が半分ぐらいずつやっと30匹ぐらい釣れました。

釣れないときもなんかオモリにアタックしてくるデカいやつがいるな・・と思い

ワカサギをぶつ切りにしてエサにしてみると・・

一発でクネクネと絡みつく30センチほどのグロイやつが・・地元でガジと言っているナガガジ。食べれば白身で美味いらしいけど見た目と動きがヤバすぎ・・リリース。

テントの北東には国後島がひかえています。手前から凍った内海→野付半島付け根の部分と道路→見えづらいけど凍っていない海→国後島の順。釣り竿持って行ってみたいものです。

 

 

 

外遊びは楽しい!

毎度同じように写っている氷上ワカサギ釣りの写真。でも行く湖は同じでもボクの中ではテーマを決めて新しい場所、新しい仕掛けなどを試しています。今日も外は氷点下5℃ぐらいで風が吹くと極寒なれどテントの中は上着がいらないぐらいの温度差。こんな広大な雪原の中で狭いテントに入っての釣りも妙に楽しいのです。

少しずつワシたちも増えている気がします。

今日は4人で釣り。ワカサギの釣果は食べるには十分、しかしいつもよりはかなり少なめといったところで一昨日の女満別側の4分の1ぐらい。やはり11時ごろから食欲がなくなってくる日があり今日もそんな日でした。人工エサで釣っていたけど食いがイマイチで再びサシを針に付けるS嬢。苦手なサシにワタワタしていて笑えます。

ベビーカレイをゲット。ティースプーンの3分の2ぐらいの大きさの極小。新記録でした。釣り→月曜大工→事務仕事や新しいWebの考案→釣りというサイクルで生活が妙に安定してきました。天気も安定しているのはいいのだけど雪不足でスノーシューツアーには厳しいのでもうあと2雪ぐらいほしいところです。

仕入れ・夕食食材編2

2回目の女満別湖(網走湖、女満別側)へ。今回は手前の場所へ入りました。朝8時から入漁券販売とのことで行ってみるとすでに20張り以上のテントが張られていて皆さん釣りをしています。早く来られた皆さん入漁料払っているのかな・・?この辺の鷹揚というかいいかげんというか、これも北海道らしさでもあります・・また予報では風が強くなるとのことだったのでテントもペグをバッチリ打ちました、が・・ほぼ一日無風でした・・これも北海道らしい・・

朝からボクと知床K氏、昼からM名人も加わり釣りまくり。11時まではほぼ入れ食い、のちボツボツ。やっぱり女満別すげぇー!

K氏の上げた初お目見えのハゼ。名前はいろいろ調べましたが・・ハゼです。食べても美味しいことはわかっていたけど、なんとなくリリース。狙ってみたけどなぜかカレイは来ませんでした。

網があふれるほどの大漁!500匹ぐらいかな?数はまったく気にしていないのでわかりませんがこれでしばらく甘露煮はOKです。

やっぱり狙ってますね~オジロワシ君。まっすぐこちらに飛んできて急旋回。近くの人が投げた魚が目当てのよう。

今回は満足のいくまで釣りました。食材もしばらく使える分の調達ができて気持ちの中ではワカサギ釣りはひと段落。と言ってもまだ行きますよ~。

仕入れ・朝食食材編

正月に「北海道すげぇ!」を味わったサロマ湖への流入河川での釣果が忘れられず再び、食材仕入れに行ってきました。ここは車のすぐ近くで釣れるので移動も楽ちん。風情はない国道下の川だけどこんなところで美味しい魚が釣れるとは、やっぱり北海道すげぇ!またテントも新調!さんざん悩んだあげくM名人と同じやつ。このテントは大きさの割にかさばり重いのだけどYKKの錆に強いファスナーを使っており張りもあって風にも強く、ワンタッチで開き、海での仕様や風の強い網走湖などの湖にもマッチしている優れもの。「プロマリン」(浜田商会)というブランドでメジャーなメーカーではないけれど、昔テントを売っていた私の目で見てもこれはちゃんと使用条件がわかる人が丁寧に設計したものでコストパフォーマンスもかなり高いです。(ただペグだけはイカン・・別にちょっと高い鋼鉄製を買いました)他の釣り具も出しているみたいなので機会があったら使ってみようとおもいます。ちなみに風の強い日に網走湖で釣りをしている人たちのテントを見てみれば一目でダメなメーカーがわかります。(張り方もにもよるけど)

今日の獲物はすべてこのキュウリウオでした。穴よりデカく横に走るので抜き上げる時によく穴の下端に引っかかります。またこの魚はみりん干しにして焼いて食べるとかなりいけるので朝食おかずに。またなぜか2週間前に釣ったときよりキュウリ臭くない!?これは時期的なものかな・・

見た目は弱そうな魚なのに舌にも牙のように歯があって触ると刺さります。口も全体に硬いのでサビキ仕掛けのような細い針だと外すときにその針が折れてしまうことが多いので注意。ちょっと面倒だけどカエシを少しつぶしておくのがおすすめ。ボクも5本バリが次々に折れて最後は一本になってしまいました。

テントの上をオジロワシが飛んできました。人間のほうに向かって飛んでくるの珍しいこと。今日は釣れた数は2人で70匹ぐらいとで大したことはなかったけど、自然と釣りを満喫。次回は再び網走湖かな。

仕入れ・夕食食材編

急きょ、思い立って網走湖の女満別側(通称、女満別湖)へワカサギ仕入れに行きました。網走湖はメジャーな呼人側の釣り場と女満別側の釣り場があり女満別側が人も少なく釣り場も広大、ワシも多くいて魚も良く釣れるのでボクは好きな釣り場です。まず釣り場で最初に役に立つのがこのスノープッシャー。スコップは腰が痛くなり労力も使いますがこれは湖面の雪を避けるのにピッタリ。除雪して穴を開けて、釣り開始。数分で釣れるようならテントを立てます。

平日は人も少なく場所が広いので逆にどこにしようか迷います。入漁券売り場の人に聞いたらどこでも釣れるけど浅いところは小物が多く、沖の深いところは数は出ないけど大きいのが釣れるようだ、とのこと。唐揚げ向けの小物は前回釣ったし、甘露煮用の中型がほしいので中ぐらいの少し沖にしました。水深2m。

湖畔の樹の上では数羽のオオワシ、オジロワシがたまにけたたましく鳴いて釣り師のおこぼれが無いか見渡しています。

置き竿にしておくと何匹か掛るけど、針を外すときに他の魚が暴れて外しづらいので通常は一匹ずつ釣ります。この場所での仕掛けは耐久性重視で道糸1号、ハリス0.6~0.8号、3号のキツネ針4本のかなりゴツイ自作仕掛け。何百匹釣っても大きな外道が来ても針が曲がったり糸がパーマしないスペックです。今日は入れ食いとはいかずこの場所としては好調ではないな、ぐらいの釣れ方。やっぱり昼前後の2時間ぐらいは食いが落ちてイマイチです。

テントの中は快適だけど、このテント、一昨年からファスナーが片方錆びついていて締まらずちょっと寒い(縫ったところもほつれた、安物はこんなもんだな)・・新しいテントもアマゾンで注文済だけどコロナだ、本州の大雪だ、で遅れているよう。早くこないかな・・お湯沸かしてカップラーメン食べてコーヒー飲んで外で腰を伸ばして・・やっぱり外遊びは気持ちいい!

ウグイ君、結構釣れました・・太い糸にしておいてよかった・・

釣果は大体200匹ぐらいとイマイチだけど甘露煮70人分ほど。この5倍は欲しいな・・前回と違って小物は少なめで中型主体でそこは狙い通りでした。氷も表層は固く薄く5センチぐらい、中層の10センチはザクザク、低層の20センチは固くしっかりしていました。次回は仕入れではなく釣りで来ようと思います。(仕入れ=数釣り第一。釣り=楽しむこと第一)

 

 

 

 

 

踊り唐揚げ

斜里川の両岸の樹木は霧氷に。冷え込みの芸術です。

このときの温度。いつもよりちょっと寒いかな、ぐらい。

今日は連休中日でした・・網走湖は大混雑!(といってもしれてるけど・・)平日は100人もいないぐらいなのに500人ぐらいいました。駐車場も1キロ彼方。いい運動です。

人が多いのかいつもの入れ食いではなく、ポツポツ釣れる感じ。ただちょっと心配なのは魚が小さくて痩せていること。これはたぶんエサの動物プランクトンがなんらかの影響で減っているんじゃないかな・・?温暖化だけじゃなくて人為的な何かのような気がする・・でも置きっぱなしにしていた仕掛けの6本針すべてに釣れている!やはり網走湖は日本一釣れます。

そして今日は獲物を唐揚げ!生きているワカサギに片栗粉をまぶしてそのまま揚げます。写真撮影のOさんと手を合わせるS嬢。

油の中で踊るワカサギ君。美味しくいただきますので成仏してください。

知床K氏の見事な手さばきと盛り付け。

やはりプロは違います!釣れたての唐揚げってめちゃウマ!!

ボクは手が空かなくてM名人に上げてもらった置き竿にしておいた竿にきた良型のカレイ。ワカサギを丸のみです。

皆が帰りだすとやって来るオオワシ。人間の行動パターンを良く知っています。今シーズン初ワカサギ釣りはそんなに釣れなかったけどテント内は暖かく楽しく釣れました。次は女満別側かサロマ湖のチカ・キュウリか・・どこにしようか・・