荒れる

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ここ数日天気がとても不安定です。でもちょっと雲がかかった夕映えの斜里岳はとても綺麗。たまに虹も出ていい雰囲気です。
しかし登る方は大変そう。山頂付近では這っていないと飛ばされそうなほどの強風のようです。
明日は登山道整備。明後日は山開き。まだ雪も多く、天候も両日とも不安定そうですが、なんとか無事に山仕事をして少しでも安全に登れるようにしたいと思います。

お母さんは忙しい

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撮り鉄の帰路、2度も口いっぱいにエサ(ネズミ)をくわえて茂みへ向かうキツネと出会いました。まだ巣にいる子ギツネたちに昼間から一生懸命エサを運ぶお母さん。お父さんはなにしてるんだろう?パチンコか?撮り鉄か?

昔の登山靴はヤバイ!

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メーカーの友人から「昔の登山靴は加水分解で必ずソールがはがれるから登山に使わないで」と言われていたのにあえてどこまで耐えられるか使ってみました。もう10年ぐらい前のモデルですがあまり使っていないので見た目は新品でした。で・・斜里岳の山頂から下りはじめたときにはすでに亀裂が入りはじめ、ちょっとヤバイかな・・と慎重に優しく下ってきて下山のころにはご覧のとおり。慣れていない方なら下手すると遭難の引き金となりえるかもしれません。メーカーや省庁からも通達が出ているようですが、ポリウレタンという素材を使っていた昔の靴はどんなにキレイでも登山には使わないほうがいいでしょう。自分の靴が大丈夫かどうかは店やメーカに確認を!

登山入門勉強会

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隣りのカフェ主催で「山への助走」と題して、斜里岳登山の勉強会をやりました。内容はボクのコース解説と先日ヒマラヤへ行ってきたIさんの山の楽しみ方、そして必要な装備など。もうすぐ山開きですが、是非参加者の皆さんには登頂してほしいとおもいます。また北海道には有名でなくても楽でいい山がいっぱいあるのでまず天気のいいときに登ってみてください。

斜里岳 今季初登山

宿の掃除を終わらせてバイクでひとっ走り清岳荘へ。雪の状況を見に行けるところまで行ってみようと裏山へ(斜里岳)登りました。(結局山頂まで行ってしまった・・)

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さすがに今年は雪が多く、登山道上に立ちはだかる枝や幹をよけながら進みます。

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登山道に入り、歩き始めて10分もしないうちにもう雪渓が・・

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おっかない状態のスノーブリッジも多数。あと2週間はかなり危険でしょう。

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羽衣の滝もようやく現れた感じです。

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でも雪が解けたら見られないこの時期限定の滝もいくつかありました。

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沢の水量も多いですが、麗華の滝周辺はほとんど雪がありません。
アイゼンを付けたり外したり・・付けなくても登れるのですが、これは滑ることによる疲労の低減対策です。

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どこにあったのかわからなかった上二股の上のほうにはチシマザクラが満開。可憐だ・・

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馬の背はずっと雪渓。ここが一番急で、アイゼンはあったほうがいいでしょう。

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登山道はかな~りブヨが多かったです。それに山頂近くにはカワゲラ?かな・・凄い量です。虫よけ剤忘れました・・(泣)

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キバナシャクナゲも満開。薄い黄色が美しい。

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山頂から見る我が家。いいものです。

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人懐っこいシマリスがしばらく至近距離にいました。だれかエサやっちゃったのかな・・

今、登山道は5分の4ぐらい雪上歩きですが、普通に登山道が出ているところもあります。ただよほど慣れていても、雪で風景が一変しているので素直に登っていくと3か所ぐらい迷います。(ボクも迷いました)まだ雪が多く、登山道整備や道標も付けられないので、斜里岳が初めての方は雪が解けるまで(ボクの予想ではたぶん7月10日ごろかな・・)行かないほうが無難でしょう。
帰路は時間の関係で沢を再び下りましたが尾根コースも結構雪が残っているようでした。

知床高地の別世界

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今年も待ちかねた羅臼湖へ行ってきました。
ここはやはり別世界。知らない人が写真をみたら、ここは日本だとは思わないでしょう。
羅臼岳を見ながら大雪原を歩きます。

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今日の羅臼湖までの道は3分の2が雪の上、残りが夏の木道という感じでした。
途中ではチシマサクラが可憐に咲いています。

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そして羅臼湖着。さすがに氷は解けていたけど水芭蕉が咲いていて土は春。気温は夏でした。
それにしても木道は新品のところとボロボロなところが極端でした。

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帰路はやっぱり屈斜路湖へ。同行のMさんの本日の大物賞!?でかかったなぁ・・・

藻琴山 初夏

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昼から藻琴山へ登ってきました。夏山登山の始まりです。普通の体力なら2時間もあれば余裕で往復できるのに風景は素晴らしい!これ、同じ場所の冬と今日の写真。無雪期はハイマツのトンネルなのに冬はその上を歩いているのです!

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同じく屏風岩手前のピークより。季節を変えて登るのも面白いものです。ほんの4ヶ月しか経っていないのに雪解けは一気です。

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高山植物はまだでしたが道端にはヒメイチゲが質素に咲いていました。

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満開の東藻琴の芝桜公園がはるか下に見えました。すごい原色だ。

これから花と山の季節。今年はどこに登ろうかな・・

嵐が去って夕方の美

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2日間吹き荒れた突風もやっとおさまり、砂嵐というより土嵐で目も開けられない状況から一変、きれいな夕方がきました。
ハッとする斜里岳の夕映え。残雪期も見事です。

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隣りの家の前にはサクランボの花が満開。なごり風にあおられてあっち向いています。

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夕陽もきれいでした。空全部が真っ赤で何度見てもため息。
でもそれだけ空気中にほこりの残りがあるのかな・・?

6月1日より知床峠も開通のようで、遅い春夏同時という感じです。

春が来ました・ようやく

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なが~いトンネルを再び抜け、ようやく昨日から春がやってきました、今さらです・・急に暖かくなって花も葉っぱも急にパッという感じの咲き方。晴天と相まってとても嬉し気分でちょっと町内ツーリングへ。小学校の校庭は満開でした。

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さくらの滝はまだ跳んでいなくて神の子池へ。ちょうど光が上からさしてとても綺麗。冬とは違った暖かさも感じます。

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池の周りはエゾエンゴサク。10日以上遅い開花。林床を彩る早春の花で、この自然な青がとてもキレイ。

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斜里岳は今、こんな感じです。山小屋清岳荘までの林道も今年は開通が2週間遅れて6月14日になるとのこと。
登山者の皆さん、このぶんだと残雪が多く危なそうなので7月以降の日程で登るのがいいかもしれません。