初めて行く湖

北見市郊外の豊里湖というダム湖へ行ってみました。山間の人造湖ですが今日は風もなく快晴。氷点下5℃なのに暖かくテントも張らず快適に2時間ほど釣りをしました。ここは水がとてもきれいで景色もよく子供連れが多い釣り場。素晴らしいのは入漁料はいらないのにちゃんと管理されていること。入漁料が必要だとあちこちの管理に文句を付けたくなったり、一生懸命な釣りになってしまうのですが、無料で管理もされていると、おおらかな気持ちで、しかしかえってここは大事にしなくては、という気持ちで楽しめます。釣果のほうは栄養の少なさそうな湖らしく魚の型は小さかったですが充分に楽しめました。また北見に行くついでに来たいと思います。

能取湖2018アイスフィッシング

昨年台風の影響かほとんど釣れなかった能取湖。気合入れて穴を開けテントを張り、ウトロへ移住してきたK君、M名人と釣り始めます、が、1時間経っても釣れません・・一昨年までは仕掛けを入れるとすぐに入れ食いだったのに最初の場所は丸ボウズ。30メートル横では数人のオジサンたちがコマイもチカも入れ食い状態!なんでここはウンともスンとも言わないの・?重い腰を上げて釣れている人達の10メートル横へ移動・・・でも釣れません・・広い湖で10メートルしか離れていないのに・・・仕方ない・・オジサンたちが帰った後、自尊心を捨てハイエナのように釣れていたオジサンの穴に仕掛けを入れると・・・ホントの入れ食い!

あっという間に200匹以上のチカが釣れました。(加工が大変だ・・)

夕方で残り時間も少なく暖かかったのでテントを出てそのまま「入れ食いオジサンの穴」で3人で黙々と釣り上げました。向こうの黄色いM名人のテントは誰もいません。「空き家バンクへ登録してくれ」とM名人。次回はコマイ狙いで釣れる場所だということがわかるまでテント設営はせず頑張ることに。でも全体的に一昨年までの好釣果とは違い釣れる場所はほんの数メートル四方のここだけ。昨年の不漁の影響はまだあると感じました。早く回復してほしいものです。

2018氷上初釣り

今日はM名人、協力隊Kさんと網走湖へ。12月下旬からの暖気で氷の厚さは例年より薄く穴は開けやすい状態。そして午前中は雨・・でもテントの中は快適です。

不漁だった去年よりに比べて「回復!」という感じでいつものようにワカサギじゃなくてチカなんじゃないかとおもうような大物が次々と上がりました。

Kさんもカレイにウグイにワカサギにとそれなりに連発。素晴らしいのはダミーのエサ付きの針でずっと釣れたこと。彼女は一度もエサのサシを触ることがありませんでした。腕がいいのか・?仕掛けがいいのか・?

スカリという専用の網はもう一杯で溢れそう・・300匹ぐらいはいるかな?これを甘露煮にしてお客さんに出すとすると一人あたり5匹計算で60人分・・まだこの何倍かはほしいところ、というわけでまたそのうちに網走湖に仕入れに来ようと思います。遊びじゃないです、仕入れです(笑)

 

釣り、首都圏

再び首都圏へ。羽田へ下りるときに夕焼けに照らされた富士山が見事で機内アナウンスもされていました。もっと「今、下北半島が見えます」とか「猪苗代湖の上です」とかガイドしてくれれば面白いのだけどやってくれないかな・・そして都会での用事は色々だけど楽しみは一つ、管理釣り場での釣り。

今回はあきる野市にあるサマーランド横の秋川湖という釣り堀です。ちょっと大げさなポジションだけど70センチ近い大ニジマスがかかってヒイコラいっているところ。さすがに3番ロッドに細い糸ではなかなか寄りませんでした。結局バラシ・・

アルビノも釣れました。オレンジの体に赤い目、へぇ~という魚。

ちょっと洒落たものも食べました。サバにハマチにマグロか・・手前は養殖ニジマスかな・・これがこっちなら、カレイにヒラメ、サケのルイベ、ソイ、イカという感じでしょうか。

釣り2日目は川越の水上公園。夏はプール。ここは流れるプールです。魚の写真は無いけどニジマスが一日入れ食い。今の釣り堀はどこもルアーの人が多いけどフライのようには釣れません。釣れる数は20対1ぐらいでしょうか。魚達が食べている小さなユスリカのようなフライで釣れば最高に面白いのになぁ・・フライは巻くのも、投げるのも(投げれるようになるのも)、釣るのも楽しいからみんなフライやればいいのに・・業界の人たちは美女フライマンでも使ってもっと宣伝したほうがいいのでは・・ちなみにボクはルアーも好きです。

池袋のルアーフライの店の隣はソープランド。歩いている人も外人が多く文化も人もごちゃごちゃです。これでいいのかなぁ・・

東京の夜景は眩しいぐらい。北海道上空で明かりの少ない大地を見たらなんかホッとしました。しかし川や湖でのルアーフライの釣りはひどく下火になったようで釣具屋は相次いで縮小、撤退。そりゃ自然の川や湖ではよほどじゃないとほとんど釣れないし、というか魚がいないし、若者は車を持たなくなってきているから駅近でないと行かないし釣り業界にとっては受難の時代でしょう。でも北海道はまだまだ天国。釣り堀に通っている皆さん、是非一度北海道へ。

大満足!

一昨日の釣果に味をしめてまた網走へ出陣。さっそくゴマフアザラシが目の前に出てきてこれはダメかな・・と思ったらポンポンと2つサケトバ用ゲット。あとは目標の鮭児を釣るだけです。(1匹5万円ぐらいする未成熟のサケ。一生かかって釣れるかどうか・・)

そしていっときニシンと大チカの入れ食い!写真は小物ですがこの倍の大きさの食べごろニシンと大チカはエキサイトしました。気温は氷点下なのに完全装備で風も弱く、靴の中敷き型ホッカイロで寒くなかったです。

3枚おろしのできる大きさ。この後もっとデカイのも釣れてチカとしては記録ものでした。

正面はウチの裏山、斜里岳と知床連山。幸せな時間です。そして明日は朝から魚の仕込みだ(これが大変・・)

 

ブルー&ブラック

今シーズン最初で最後の?網走港のサケ釣り。ここはこの周辺でもっとも釣りやすく、車を目の前に停めれて安全度も高く、よく釣れるので大人気の場所。でも寒いしそろそろ釣れなくなってきているだろうしここも空いているかな、と思ったらほぼ満員状態。最高気温が氷点下でもやはりサケ釣りは熱いのです。ボクは新調してまだ使っていなかった釣り竿に魂を入れるため(新しい竿で初めて魚を釣るのことを魂を入れる、と勝手に言っている)昼過ぎからゆるりと釣り始め・・・たら2投目ですぐに釣れました!その5分後にはもう一匹追加の絶好調。これでサケトバの材料が増えました。しかし満足したからかこの後はさっぱり・・魚体は黒いブラックと青光するブルー。終盤のサケは毎年優しい顔をした青っぽい体のやつが釣れるのです。明らかに9~10月のサケとは違う魚体。遺伝子もたぶん違うのでしょう。誰か解析してくれないかな・・

M名人はチカ釣り。いっぺんに何匹も掛かるとあたふたしてしまいます。手は冷たいし、仕掛けの針は多いし魚を針から外すのが大変で・・・でもこんな美味しいチカが釣り放題!っていうのはホント贅沢な北海道の遊びです。

 

最後のトラウト

久しぶりに暖かい日(一昨日ですが)、屈斜路湖へ今シーズン最後の釣りへ(たぶん)。最高気温でも氷点下という日が多い中でこの日はプラス7℃で厚着して歩くと汗が出るほどでした。人間が寒いと魚も寒いのかな?と勝手に思い込み温泉の湧いている岸から始めるとウェダーを伝わってくる水が暖かく快適。しかし魚は入浴中ではないようなので一番人気のポイントへ。ひたすた待つ釣りをしていたり、投げる練習を兼ねての釣りのような人がいたりと平日にも関わらず束の間の暖かさを皆さん楽しんでいます。

フライ、ルアーと2刀流だと釣れない時間が長くてもこんなことやってみよう、こんなところ狙ってみようという方法が多いのでモチベーションが続きます。そしてルアーに変えてすぐに釣れたニジマス。かけた瞬間にドラグを逆転させて突っ走ったのでこれはバレるかな?と嬉しい興奮でした。ルアーもいただいたアメリカ製のアイティーク物で今年の屈斜路湖で釣った魚の9割はそのルアーただ一つ。もうインテリアにしようと思う大事にしたいルアーです。これからはラインやガイドが凍りつき釣りも人も厳しい季節。淡水の釣りもこれで今シーズン終了です。

 

第3次道北イトウ釣行2017秋

今回は猿払川以外の川でイトウを狙うべく道北へ再度遠征。遠征といっても朝出れば昼に着くほどの距離でおよそ300キロありますが、信号で止まることも少なくラジオでも聞きながらそこそこのスピードでアクセルを踏み続けて移動するので北海道の運転はあまり疲れないのです。まずは宗谷本線の問寒別駅を見学。こんな昔の客車を利用した駅舎が多くていい味出してます。

この駅舎?の中にはここの歴史を漫画にした絵が張ってあり、見ているだけでも楽しく、こんなことからも地域に人が訪れる動機づけになると思います。

地図とにらめっこし、探して歩いてやっと釣り場に着いて・・

釣る、という遊びの原点の楽しさを味わった気がします。小型ながらM名人がすぐに釣り上げたイトウ。

ボクはこんな小さなイトウくん。自分の体の3分の一ぐらいのルアーに飛びついてきました。小さいのがいるということはちゃんと命をつなぎ生息しているということ。なんか安心です。

この季節になるとオロロンラインも暗く、寒く、雪が吹きつける季節。

だんだんと吹雪もひどくなり一日早く撤収。11月中旬ともなると魚はよくても人間が厳しい季節となります。今年のイトウ釣行はあまり釣れなかったけどやはり旅は楽しいですね。この後は温泉でしっかり暖まってから帰路についたのでした。

明日から色々な仕事やらねば・・・・

 

道北イトウ釣行2017秋

猿払川まで宿からちょうど300キロ。高速道路も無いのに早朝出発して釣りをするためにそんな距離を走るなんて「モノ好きだねぇ~よくやるよ~」と他人事のように自分に呆れています。しかし300キロとはいえ、運転する時間はちょうど5時間。適度に直線、たまに街中、そして飛来する白鳥の声やこんな朝日を見ながらのドライブは意外と疲れずいいものです。これは湧別町郊外でとてもキレイな夕焼けのような朝日だったので脇道に入って撮ったもの。

通うようにいつも通るエサヌカ線。北海道だ!

さすが連休。一番の人気ポイント。イトウを求めて全国から集まるアングラー。九州や欧米の人もいました。

群馬H氏、M名人と共に3日間、海に川にフライにルアーにと、ひたすら投げちゃ引き、投げちゃ引きを繰り返してヒットは一度だけ。それもバラし・・・。天気がそれほど悪くなく寒さも大したことなかったので人には良かったのですがイトウには厳しかったよう。それもこれだけ人がいたらそう簡単には釣れないでしょう。しかしこれもイトウ釣り。まあコハクチョウたちを観察していた、と思えば折れかかった心も持ち直しそうです。・・釣れないと疲れますね・・・p.s次の日、M名人は釣ったそうです、見事!

フィッシングウィーク2017秋

今シーズンも秋の「毎日釣り」のシーズンがやってきました。台風で雪が降った後、美幌峠では除雪作業。この時期では珍しいことです。

しかし近年では久しぶりの温暖な快晴!気温は15℃以上あり、風も無く春のようなポカポカ陽気の中、紅葉の和琴半島と向こうに斜里岳を眺めながらロッドを降ります。が・・ウグイしか釣れません。こういう天気は人には優しく釣りには厳しいのです。

しかしさすがM名人!いい型の色白ニジマスをゲット。

こんな紅葉の横での釣りは至福の時間。

そして北へ。はるばる来たな、といつも感じるエサヌカ線。道路の先が逃げ水になっていて見えません。

橋の向こうはオホーツク海。ウエーディングすると水面下20センチのところで藻が浮いていて、海水と淡水の分かれ目が見えました。ルアーにフライにと投げちゃ引き、投げちゃ巻きをひたすら続けます。

いつも投げ疲れて、ぼけ~と無心で巻いているころにくるイトウ。今回はこんなちょっと小型の57センチを2つでした。そして・・

なんだよぉ~ゴミが引っかかっちまった・・とフライを引いてくると・・川ガレイ!狙い通り川底を引けているのはわかりました・・そして・・

M名人はやった!イトウだ!・・?とネットですくうと・・ウロコのデカイ、イトウよりもさらにヌケた顔のボラ!しかしこっちでは「銀ボラ」といって刺し身で食べるのです。キレイな水で育ったボラは結構美味いですよ。このときはリリースしましたが。

次の日はいつものダム湖へ。ここ数年寒さで釣りにならなかったのに、この日はポカポカ陽気でここのトラウトは活性が上がっていました。ロングキャストをしてライズしている魚を小さなドライフライで釣る、というフライフィッシングでは最高のシチュエーション。神奈川のY氏も次々にヒット。

 

とても冷たい水から元気なアメマス、ニジマスがポツーン、ポツーンとフライをくわえてくれました。そういえばトラウトのライズってこういう小さい吸い込むようなものだったな。忘れてた・・

今回もとても楽しかった秋の釣り。これからは防寒バッチリで魚を追う日が続きます。