動物たちも春

1おねだり

知床の路肩。これはたぶんおねだりキツネでしょう。車にひかれなければいいのですが・・

2シカ

フレペの滝上部もすっかり草が出てきました。今年は雪が少なくすでに流氷も遠ざかり気味。

3かむいしゅ

摩周湖の外輪山をちょこっとウォーク。カムイシュ島とオオワシ(島の左下)。いい組み合わせでした。でもシャッターを押すときにはいつも後ろ姿に・・・やはりコンパクトデジカメの限界か・・

5屈斜路

藻琴山も雪は少なくなってきたけど、屈斜路湖の結氷はまだしっかりしている様子。冬は藻琴山から屈斜路湖を見ていて、春からは釣りで屈斜路湖から藻琴山を見上げている、という私にとって愛着深い湖です。

 

流氷最盛期!?

3流氷原

先日、流氷が一面にやってきました。氷の大きさは細かく小さいのですが、これだけの量はもちろん今季初。すごくラッキーです。

1鮭親子

今回の皆さんは大学の卒業旅行。日本中に散ってしまう皆さんへのオススメ昼食はもちろん一休屋さんの鮭親子丼。味も見た目も芸術品。この味を忘れないでくださいね。

2プルプル

私は好物のプルプルという豚ロースの胡椒炒め。美味いっす。

4男

男の涙や象の鼻からも一面の流氷。

5動物

フレペの滝周辺は草も出てきて鹿も集まってきています。キタキツネもトコトコ。そのそろヒグマも出てくるはず・・

6斜里

宿に戻ると夕映えの斜里岳。北海道オホーツクの味と風景、また味わいに来てください!

静かなる神の子池

1神の子

例年よりはやくバイカモが育っていて緑が濃く感じる神の子池。近隣の伐採作業も終わり林道を歩くにもスノーシューがないともぐります・・もちろん車では全く行けません。

2神の子

ここでのランチタイムが幸せ。静かな森、ジンクリアーな摩周湖からの湧水。

3神の子

水面に何かいる!と思ったら・・しぶき氷+雪でした。おそらくこの冬最後の冷え込みでしぶき氷が発達中。

4神の子

 

周辺で一番太い大木。上の部分の多くは折れてしまっていますがまだ元気です。幹周りが3メートル以上、樹齢は300年以上かな。流れの周囲はいい森です。

嵐の後の風景

1ルベス木

今日のルベス岳のツアーではちょっといつもと違うコースを通ったら見つけました!ミズナラ?の横に出た太い幹の上に生えたトドマツの幼木。5メートルぐらいの高さにあって、大木が枯れる前にちゃんと土まで根を伸ばせるのか心配です。

2ルベス野付

一昨日の猛吹雪のあとも寒さが続き、樹木は霧氷がついています。後ろは野付半島。

3ルベス山頂

山頂も霧氷がビッシリ。気温マイナス11℃、強風。めちゃ寒いっす!しかし風裏での昼食は寒くなく陽射しも暖かで快適でした。体感温度は風にあたるとマイナス20℃、風をよけて太陽さんにあたると5℃ぐらいの感覚。

4ルベスオホーツク

吹き荒れた北風の影響でオホーツクは流氷ビッシリ。いまさらだけど、やっぱり嬉しい。

 

寿命縮みました

暴風雪  mouubuki

自然の猛威を今日ほどヤバイと感じたことはありません。網走湖でのワカサギ釣りガイドの後(たまにやっています)斜里町に入ったところで突然の猛吹雪!ホワイトアウトとなり、進むと停まっている車にぶつかりかも、停まると後ろからオカマを掘られるかも、という状況でアクセルを緩めたところ、右からの突風で凍結した路面を横に流され操舵不能に・・これは畑に落ちるな、と覚悟したらちょうどバス停で広くなった路側帯に滑り込みました。前方にはトラックが待避しておりこちらも待避。後続車が突っこんでこないようにと非常停止灯を付け、横転しそうに揺れる車の中で最悪の場合の対処を考えていると路側帯に入れない車も視界ゼロで次々にその場に停車。10分ぐらいじっと耐えて一瞬収まった風雪の間隙をぬって90度方向を変え清里へ向かい3キロほど走るとウソのように風が収まり視界が開けました。  しかし斜里駅で動かなくなってしまった汽車に乗っていた子供を迎えにいくため再び荒れ狂う暴風雪の斜里へ・・これは今になって考えると誤った判断だったのかもしれませんが(清里の親は迎えに行って危ない目に合いながらもなんとか帰宅した組と、駅前のホテルに子供を泊まらせた組にわかれた)斜里から清里への道はそこかしこで車が事故を起こし、吹き溜まりに突っ込み立ち往生し道路は次々に通行止めに。視界がきかず、風に飛ばされる危険を常に感じながら捕食者に追われる獲物のように右往左往し通常15分のところ、1時間半かかってようやく家に帰還しました。想像を超える速さの天候の激変、暴風雪とホワイトアウト。これらを避けられない状況のとき、いかに命をつなぐかを考えさせられた時間でした。

晴天!スノーシューツアー

1男

記録的な遅さでやってきた流氷を知床、男の涙から観る。おかげで晴天の毎日でツアーも最高。(流氷が来ると晴れが多くなるのです)

2象

象の鼻から。広大な氷原と知床連山を岬まで展望するここは特にいい場所でしょう。

3食事

ちょっとキモイかもしれませんが、死んだエゾシカにありつくキタキツネ。豪盛な食事。

4フレペ

フレペの滝から知床連山。絶景ばかりです。

5藻琴

藻琴山も晴れました。雪も増えていて雪庇の発達が凄い!慎重にコース取りをして尾根を行きます。

6山頂

山頂を撮影するカメラマンNさん。絵になっています。

7一気降り

帰りは北斜面の一気降り。ふかふかパウダースノー満喫!

8オオワシ

ルベス岳へ向かうとオオワシがうまく上昇気流を捕まえていました。

7,5急斜面

ちょっと登って急に下る斜面。Yさん以外は腰、引けてます。

10野付

ルベス岳から見る野付半島。近くで見ても遠くで見ても素晴らしい自然景観の半島!行っていない方は是非!

9ルベス

そして斜里岳の雄姿。この右には流氷のオホーツク海、反対側は遠くに国後島、その間には知床の海別岳。藻琴山とはまた違う絶景です。

12線

足元から転がっていった偏心した雪の玉がゆらゆらという芸術的軌跡を描いていきました。

13

右が登ってきたルベス岳。後ろの白い大地が海別岳。よく歩いたと自分たちに感心。

11顔面

見事に決まったTさんの顔面制動。おかげ様で一同筋肉疲労に爆笑のおまけ付きでした。ありがとうございます!

 

女満別湖

1女満別湖

網走の人は網走湖といい、女満別の人は女満別湖というけど、まあ郷土愛があってどっちでもいいか~ということで網走湖の女満別湖・?(女満別側)へ初釣行。同じ湖なのにこちら側はほとんど人がおらず、車の音もせず、立派な雑木林の湖畔からキツツキのドラミングやオジロワシの鳴き声を聞きながら釣りをするという最高のロケーション。例年なら今ごろはかなり暖かいのに今日は昼間でも氷点下7~8℃で北風が吹く極寒。でも陽射しが強くテントの中はポカポカでビニールハウスの中の作物のよう。眠くなってしまいます。竿を出すと!さっそく「おおっ!来た!けっこうデカイ!!」・・・

2ウグイ

最初はウグイの連続(泣)・・

3ワカサギ

しかしいつの間にかウグイはいなくなり、ワカサギの入れ食いラッシュ!1月より魚体がスマートになったようですが撒きエサもまったくしないのに一日中釣れ続くのはさすが女満別湖!(タイミングもよかったのかな)そのワカサギをエサにしてアメマスを狙ってみると・・!

4カレイ 5ワカサギ

モゾッというアタリに合わせると・・カレイだぁ~!?それも次々と!自分の半分ぐらいの体長のワカサギを丸飲み!ヒラメなら魚食というのはわかるけど、カレイがこんなにワカサギを食べるとはビックリポンッや。一度だけ竿を持っていかれそうなアタリがあったのですが途中でバレてしまいました。あの強い引きはたぶんアメマスだと思いたい!次回こそは狙います!

6ニジ

オジロワシが舞う夕方、太陽の両端に虹が出ていました。明日曇るのかな・・

6気温

帰宅すると今シーズン最低のマイナス19℃。たまに20℃に達して記録更新。一昨日のお客さんには「もう寒さの峠は超えてこれからは暖かくなるばかりですよ」なんて嘘をついてしまいました。スミマセン・・これも記録的な遅れでやってきた流氷の影響でしょう。明日の朝の北見は24℃まで下がるとか。寒さを楽しむのもあと少しです。

 

おかえり、わずかな流氷さん

峰浜

三寒四温となってきた今になってちょっと流氷が帰ってきました。ここは知床半島付け根、斜里町峰浜。昨日の吹雪でメーメーベーカリーKさんも除雪しています。

樹洞

五湖ツアーは曇りでマイナス7℃まで下がり寒かったのですが、空洞となった木の中に入るという体験もできました。上を見上げると空が見えます。

日の出流氷16

今シーズンもようやく流氷と夕焼けを見ることができました。

神の子池と知床

神の子池16冬

神の子池は新しくできた木道も雪をかぶり、いつもの静かでキレイな状態です。

神の子あたふた

普通に行けば普通に行けちゃう神の子池。しかしそれじゃスノーシューツアーの楽しさが足りません。そこで急斜面登りの練習。Yさんはアリ地獄にハマったアリになっています。

神の子ロール

一気に春の陽気になり、樹々から落ちてきた雪のバームクーヘン。

おとこ162月

ちょっとだけようやく戻ってきた、知床、男の涙からの流氷。今年はこれで終わり・・じゃないよね・?

わたり

最近見ないなぁ~と思っていたワタリガラス。やっとあのカポッ、カポッ、コロコロという声が聞けました。また星野道夫さんの森と氷河と鯨を読もうかな。

フレペ1602

フレペの滝は例年どおりアイスブルーの美しさ。これぞ知床!の風景。

 

大きな風景

五湖1

今日の知床五湖は天気もよく山が輝いていました。しかし知床連山の風景がデカすぎてカメラに収まりきれません。羅臼岳が欠けてしまいましたが、これは本物を見ていただくしか伝わらないスケール。流氷も沖合に少し戻ってきました。あとは北風が吹いてくれれば!