冬の動物たち

葉が落ち、北より渡ってきたり、冬もここで過ごす動物たちが見つけやすい季節になってきました。小鳥たちでよくみられるのはシジュウカラやゴジュウカラといったカラ類の混成部隊。宿の周りのシラカバにやってきて、落ち着かずに何かをついばんでサッサと次の木に移動していきます。あっ来た!いるいる!あっ行っちゃった・・という早さでカメラを構える時間をくれない中、やっと撮ったハシブトガラ。

窓越しの撮影ですが、人気者のシマエナガもよく来ます。ホント可愛いやつです。

キタキツネは身近な存在だけど毎日目の前を通ったり、しばらく見なかったりとあまり一貫性のある動きはしないよう。

夕方(といっても3時ごろ)にいつものオオワシ・オジロワシの群生地へ行ってみたところ30羽ほどいました・・少ないな・・

彼らの下を流れる川にはサケが一匹もいない・・サケは年々急激に漁獲が落ちているのでまだ採卵用の魚を河口近くの捕獲施設で獲っているのでしょうか。ワシたちはレストランにきて料理が運ばれてくるのを待っているようでした。

 

 

多摩川みたい

所用で北見に行ったついでに近郊の常呂川へ日没までの1時間だけ行ってみました。名前の由来は沼を持つ川で、沼はサロマ湖を言っていたらしい・今はつながっていないけど、なるほど。

釣り師の間では有名らしい堰堤。水面が鏡のように波紋一つありません。釣れません。ボウズ覚悟で堰堤下へ。

写真がわかりづらいけど、堰堤の下に高い所から投げると一発でアタリと元気のいい魚の引き!数メートル下から竿が折れないように、糸が切れないように抜き上げると・

40センチほどのアメマス。嬉し~い!このあと連続5ヒットで一匹はニジマスでした。磯でホッケを抜き上げるようにマスたちを抜き上げるのは新鮮でした。

 

満足!

知床の自然ガイドのE氏と網走川へ。駐車場前でまず一振り。10時だというのに・

ガイドが凍り付きちっとも遠くに飛びません。釣れません。

少し暖かくなりガイドに氷も付かなくなってダメ元で最下流へ。ウグイのライズがあちこちで見られたので釣ってみるか・・とロッドを振ると、さすがE氏。すぐに小型のアメマス、大型のウグイを上げました。しかしインジケーターで流すのが一番だという短絡的なボクは全く釣れません・・

引っ張りの釣りに換え、どうせウグイだろう・・というライズを釣るとアメマス!次のライズこそウグイだろう・・アメマス!型は20~35センチぐらいと小さかったけどここから2人で昼までアメマスパラダイス!!よく釣れる管理釣り場状態。このときのライズの主はほとんどアメマスだったのです!虫はほとんど飛んでいないし水中にも見当たらなくて、でも引かないと釣れない、ということは動く小魚を追っているのか、リアクションバイトなのか・・アメマス君たちはコンディションもプリップリ。今年は産卵していないのか?それともとっくに産んじゃってからたらふく小魚を食べて回復したのか?あるいは海に下るやつはもしかしてサケと同じく3年とか4年経たないと産卵しないのか?などなど多様性と謎多き魚です。

女満別空港が至近のここは飛行機がすぐ上から降りてきます。足が冷え切って休憩、昼飯後、再び行ってみるとライズはあるけど釣れない・・結局ボクは1匹、E氏数匹。どうやら多くのアメマスは沈黙か移動してしまったような感じで、スレきったウグイ君のライズに変わっていました。でも今日は型は小さかったけど表層の釣りで一時入れ食いを味わったので大満足。海と行き来するアメマスの釣りは爆釣の次の日にボウズだったりするけどたまにこういう日があるのでやめられないのです。あ~楽しかった!

 

あまり釣れんなぁ~

午後から湖へ。晴れていても16時15分には暗くなるので1か所2時間と決めて今日は2カ所へ。気温は3℃。北風が強かったけど日差しが強く、風下を向いていれば暖かいぐらい。しかしフライで釣りやすい風下側は全く釣れず、ルアーに換えて風上へ投げると一発で45センチほどのアメマスが!でも痩せていてとても全身はお見せできません・・しかし後は続かず。

2カ所目ではアタリが一度あっただけ。たぶんウグイ?白鳥の親子が沖合でのんびり泳いでいます。子供に何か教えているのかな・

段々風も止んできて日没。誰もいなくなった湖畔に月がきれいに出ています。ねばればまだ釣れるかもしれないけど、ひたすら待つ釣りはやっぱり苦手。明日はちょっと違う釣りをしてみようかな・・

一段落

居間の最後の床塗装は本棚前。近年は皆さんスマホを見ていることが多いのでだんだんと本を手にすることが少なくなってきたようで、そのため本棚前の床はとてもキレイではがれも無かったのでそのままサッと塗りました。昼まで塗って夕方まで乾かしたのですが、無公害塗料とはいえ匂いもけっこうするのでまず換気。しかしここが北海道の厳しいところ、今日は外が雪で氷点下なのです・・がんばって2時間ほど寒風にさらしましたがサケトバを作るわけじゃないし、乾かないので再び閉めきって暖房ON。やっぱり乾燥にはある程度の温度が必要みたい。で、とりあえず居間終了。腰も膝も首もちょっと痛むけど明日の釣りでリハビリしてきま~す!

 

忍耐

午前中より2階居間全面の塗装に入りました。塗ること自体は大した労力ではないけどつらいのは姿勢。膝をついたり足を投げ出したりしながらひたすら塗ります。キャスターのついた膝当ても売っているようだけど、毎日塗装するわけじゃないし・・

昼食、夕食をはさんで塗り続け、夜、ようやく今日の予定が塗り終わりました。膝と手首と腰が悲鳴を上げていますがまだまだ忍耐の塗装作業は続きます・・

床、再塗装

今日は不要不急の外出を控えて(週末は釣り場が混むので・・といってもたいしたことないけど)”いつかやらねばリスト”に書いてある床の再塗装にかかりました。フィンランドパインの無垢の床材に塗料界のベンツと言われるドイツ製のオスモカラーを塗って20年。7年ぐらい前?に一度上塗りしたけどあちこち剥げてきて乾燥が進み、ささくれ立って靴下で歩いていると足に刺さるときが出てきたのです。

しかし無垢材の利点は合板でないそのままの木の板なので削れること。全面削るのは大変すぎるのでささくれだったところだけサンダーをかけることにしました。集塵袋が付いているとはいえ凄い木の粉・・外気温が3℃で風も強いのに窓全開で震えながら少しでも粉が部屋に残るのを防ぎます。でも屈斜路湖より暖かいな。

居間はテーブル・イスをどかすと広さが際立ちます。最初はこの居間を狭くしてもう一部屋作ろうと思っていたけど作らなくて良かった。空間の広さは気持ちのゆとりに比例する気がします。さて粉だらけの服を洗濯機に入れ、風呂に入って明日は塗装です。

唯一のチャンスを・・・

2回連続で良い型のニジマスをバラシたのが悔しくて再び湖へ出陣。河川のインレットには終盤のヒメマスが遡上していました。

最初の場所では4時間粘ったもののウグイのアタリすら一つなく人気の場所へ移動。夕方1時間の一勝負です。藻琴山のある北側から強風が吹き雨も降っているのが見えます。向かい風のためフライでは近場を狙い、30分ほどするとアタリが!・・フッキングして数秒でジャンプ!太った50オーバーの良い型だ!・・しかし直後にフライの結び目からラインブレイク・・・(またまた涙)しっかり確認して結んでいるのになんで??どうして??

状況はこんな感じ。急なジャンプでラインは水の抵抗でまだ水中。上向きの魚の上あごに掛ったフライが空中で下に引っ張られたら外れるかフッキングが浅くなる→それで着水したときにラインがたるんで外れる・・きっと前回はこのパターンでしょう。今回切れたのはたるんだのと魚が突っ走ったのでラインが張ったときのショックで切れたのか・・でもそんなショック無かったから魚の歯にでも当たったか・・リリースする釣りのときのフックはすべてバーブレスにしてあるので外れやすいのはわかるけど一日一回の唯一のアタリでキャッチできないのが3連続というのはショック・・対策がどうもわからない・・誰か教えて・・このままではバラシ街道まっしぐらのようです。

 

初チャレンジ

春に一度だけ来たことがある湖への流れ込み。2週間前までは大アメマスが釣れていた、という期待できない情報に期待しないで行ってみました。でも釣り人はズラッと並んでいて人気の高さを伺えます。

雨のようなライズ・・じゃないな・・あれはなにかのアピールのためのボイル?・・とまずはルアーを投げるとやっぱりウグイ君。彼らの魚影の濃さは凄く、たまに数百匹の群れがザバッと波を立てていてビックリ。でも意外と入れ食いではなく、それなりにがんばって釣れるかな、ぐらいで大きさも30センチほどありハイパワー。結構楽しいじゃん!

ウグイ君を10匹ぐらい釣ると横に走らないやつが・・きたのは35センチほどのグッドコンディションのアメマス。小さいのはまだいるじゃん!大きいやつは海に下ったのか、さらに下流に行ったのか・・?

フライに換えて・・やっぱりウグイ君。引きが強いからまあいいけど・・

少し痩せたアメマスが来ました。やっぱり35センチぐらい。計3匹。でも釣れて良かった。今日は川がダメなら海で夕飯のおかずを調達して帰ろうと思っていたけどウグイ君のおかげでモチベーションが保てました。春もそうだけど大型が少なくなり小型のアメマスが釣れてくるとそろそろ下りアメマスのシーズンも終盤かも。今日はふとした思いつきで違う場所へ行ってみたけど新鮮で楽しめました。

近所の探索と久しぶりの感触

昨日は午後の一時、近所の渓流に行ってみました。しかし絶好のポイントを何か所か回ったのに魚一匹いません。浅瀬に稚魚がいましたが大人たちのオショロコマやアメマスは産卵後、下流の深いところでじっとしているかサケの卵を目当てに出かけているのでしょう。期待したニジマスは・・やっぱりサケの卵を探して旅をしているのか、この川にはいないのか・・

そして今日は再び湖へ。湖畔はどこも落ち葉でふかふか。虫たちにとっては良い布団でしょう。

秋にはなかなか釣れないポイントにダメもとで行ってみると・・久しぶりにアメマスが釣れました。産卵後で痩せていたけど55センチあったのでいつものウグイとは違う引き。懐かしい感触です。

あとは続かず、雨が降ってきて車に戻り一番人気のポイントへ移動。ルアーマンたちひたすら投げて巻き、フライマンもひたすら投げて引っ張るかじっとウキを見つめています。そんな中、この写真を撮った後にヒット!リールから激しくラインを出され、何度かジャンプされて50センチ弱ぐらいのニジマスと確認。これは取れると思ったらこちらに向かって突っ走ってきてラインがたるんでバレました・・ウグイじゃないのに向かってくるなよ・・・久しぶりに強烈なニジマスの引きを堪能しましたが、ひたすら待つのもここの釣り。モチベーションを保つのになんかいい方法ないかな・。