ほくとくん・・?

斜里岳山開きの今朝、登山口の清岳荘で神事を行ったのですが、警察の皆さんと現れたのがほくとくん。北海道警察のシンボルマスコットとのことで

・うさぎのイラスト大きなうさぎの耳で、みなさんの意見をよく聞き、期待にこたえる
・ふくろうのイラストふくろうのよく見える目で、事件や事故からみなさんの安全を守る
・うまのイラスト馬の速い足で、事件や事故にすばやく対応する

など、北海道警察のあるべき姿を表現しています。

とのこと。実際、こちらの警察の皆さんは山岳救助にしても自転車のイベントにしても身近な存在でなにかと協力的です。そして30℃を超えた昨日、今日と熱中症には特にご注意ください。暑い日の斜里岳登山ではスポーツドリンクを含めて最低2リットルの水分は持っていくことをおすすめします。

安全教室

今日は清里小学校の4年生に災害などのときに生きる方法を伝える安全教室を行いました。やはりここは冬は極寒の地。そんな季節に外や室内でも充分な装備が無いときにどうやって体温を維持するかがメインのテーマ。毛布一枚で一番効率的に保温する方法や足を冷やさない方法など一番質素なキャンプやビバークなどで使う方法を伝授。子供たちも実際に毛布にくるまったり、テントに大人数で入ったり、新聞でベストを作ったりと楽しみました。災害も無いにこしたことはないけど、子供たちにはこれからが長い人生、いつかは自分にも降りかかってくるでしょう。最近の天候や地殻変動はかなりヤバいし・・・伝えられたことはわずかだけど、どんな状況でも生き延びる力をつけてほしいと心から願いました。

斜里岳の季節

今年も夏山シーズンがやってきました。沢沿いが登山道の多くを占める斜里岳では昨年、一昨年と2年続けて積雪が少なくこの時期ですでにほとんど残っていなかったけど、例年ほどの積雪だった今年はやはり残っていて雪に倒された枝をまたいだりくぐったり。でも断続的に表れる雪の上を歩くのは全体の7分の一ぐらいかな・・

この山に慣れている人は長靴の人もいます。ボクは底が固めの冬期用のものであまりブカブカでないものを使用。雪解け水も多く足首まで水に入らねばならないところも多かったです。

さすが山。今の時期にエゾエンゴサクが咲いていました。

チシマザクラも満開。日本一遅い花見かも。

フキノトウも出始めでした。

登山道上の枝を払ったり標識テープを付けたりしているうちにすでに14時。今回は3分の2ほど登った上二股までで下山へ。帰路の新道コースは振り返っても前をみても絶景。山頂がくっきり見えます。

摩周湖も。東北海道の地図まんまの実写版です。

よ~く見ると我が家が見えて嬉しさ倍増。

海霧が濤沸湖(濤沸湖)から能取岬までの海岸を覆っていました。これを写した山の上は20℃、下山後にあの下に行ったら13℃でした・・

来るときに恐る恐る通ったスノーブリッジは帰路、かなり細く薄くなっていてさすがに通れません。一度沢に降りて対岸に渡り再び雪によじ登ってなんとか下りました。実は登ったのは一昨日なので、今日にはきっとこの雪は落ちているはず。人が落ちなければいいのだけど。このぶんだと26日の山開きまでは少し雪が残りそうなので登られる方は7月以降をおすすめします。

 

 

 

今日も土嵐

 

昨日は地元ガイドさんたちと打ち合わせ。清里町を盛り上げ、自分たちにもやりがいと楽しみのためにどこで何ができるかを皆で考えています。その一つがここ。丘の上に一本のシラカバが立ち、目の前は広大な畑作地帯と斜里岳。こんな最高の風景の中でどうやって楽しんでもらうかを考えるのはホントやりがいがあります。そのうち公開しますので楽しみにしていれください。

昨日の晴天もつかの間、今日はまたまたブラウンアウト・・晴天なのに夕方のように暗くなってしまうほどの土ぼこり。

そんな中でも仕事を午前中に済ませて車に飛び乗り昼間からヘッドライトをつけて湖へ向かいます。急に前が見えなくなったり鹿があちこちで飛び出してきたりと危険なゲームをしているような感じですがゲームオーバーは勘弁・・

一昨日のボウズは何だったの?というほどすぐに釣れたアメマス。30センチほどとここではチビアメですが体高もあり元気はつらつ。引きが強くて一瞬でウグイとの違いがわかります。(型がもっと小さいとわからない・・)その後もこのサイズが4つ釣れました。例えると小学生の団体が通学していたところに当たったみたい。楽しめました。

ルアー陣は今日は苦戦しています。スレてきたか・・?

知床のガイドE氏の上げた43センチの見事な体型のアメマス。(写真だと太って見えない・・)

ミサゴが何度もダイブしていましたが3打数一安打ぐらい。こやつはあんまりうまくないみたい・・

コンデジではなかなかうまく撮れないけどやっとウグイらしき魚をゲットしたミサゴ君、何度も言うけど釣り師の目の前でダイブするのはやめてくれ~。

 

 

 

総勢好調!

午前中は地元ガイドとして役場と観光協会の方々とさくらの滝の観察場所の安全性を確認しに行きました。この滝周辺は砂岩でできておりとてももろく、滝や観察場所のすぐ前が毎年のように崩れているのです。

調査のため川に降りて観察場所をのぞくと・・あれま、やっぱり2メートルぐらいえぐれていて今の観察場所ぐらいまでがいつ落ちるかわからない状態です。そのため今シーズンも2メートルぐらい離れたところにロープなどの柵を設置することになりました。パッと見た目は川の近くまで行けそうですが、いつ崩落すかわからない状況なのでどうか皆さんこれから張りなおすロープから出ないようによろしくです。

午後は恒例の湖へ。今日は途中から南風が強くなりポイントが絞りづらい状況になりましたが、さすが知床のガイドE氏。水温や水流など自分の方程式に当てはめ、広大な釣り場の中から魚のいる場所を探し出し連発!見事としかいいいようがありません。

知床K氏も今日は順調。というか・・

なかなか寄って来なくて自分の周りを犬の散歩のように回しているな、とおもったら62センチの大物!コンディションもいいからそりゃぁ引くよね!

K氏はサクラマスもゲット。素晴らしい!羨ましい~!

何時間もウグイしか釣れずに今日はボウズ覚悟だったボクもルアーで今季初ゲット。連発で来ました!写真を撮ろうとするとウネウネッて逃げ出すのはやはりイワナです。

後ろの湖岸では鹿の親子が水を飲みに来ていました。

このオジロワシもここが生活圏。なかなか写真が撮れないけど水面すれすれに飛び、魚を鷲づかみするのは見事です。

苦戦していたM名人も連発ゲットでホッとしています。

フライに戻してワカサギをたらふく食べたと思われる48センチのアメマスをゲット。めちゃ引きが強くてニジマスかと思いました。今日は難しい風向きの中、全員複数匹釣りました。魚の型は25センチから60センチオーバー、少しスキニーな奴もいるけどほぼ素晴らしいコンディションの魚でとても楽しめました。またまた、また行こう!

 

 

流れ星と人工衛星

昼間は強風+32℃でホコリにまいったけど日が落ちると風もおさまり満天の星空へ。麦草ロールと斜里岳と木星の夏の夜。

天の川中心方向を撮っていると流れ星が!端のほうだけどいい感じで写りました。

天上を写し、よく見ると流れている光が3~4つも写っていました。人工衛星だとしたら相当数あるのでしょう。流れ星も今日は多かったので流れ星かな・・?

天の川の星の少なめな外縁方向と人工衛星。これは人工衛星を見つけて撮りました。うまくいってよかった!

収穫始まる

宿の前の小麦の収穫が始まりました。大型ダンプの倍ぐらいあるコンバインで一気に刈り取る様子はなかなかの迫力。でも今年は干ばつがひどくて作柄が心配。おまけに今日の最高気温は35℃!風が強いのでまだいいのですが庭の草刈りをしたところ汗が吹き出し30分ほどで終了。これは宿にもエアコンの導入を検討する必要がありそう。使うのは年に一週間も無いのですが・・おまけに宿用の大きいやつは100万円ぐらいするのです・・どうしよう・・

サーモカメラ導入!

我が宿にも清里町商工会の補助事業でサーモカメラが配備されました。今まで怪しい安物の検温器で額に失礼していましたが、これでちょっと鏡を見る間隔で検温できます。検温、消毒、一人づつの配膳とやることが増え続けていましたが、初めてちょっと楽になりました。ワクチン接種はボクは夏の終わりごろになりそうですが、宿としても可能な限りの対策、特に換気と消毒には気をつけていきますのでよろしくお願いいたします。

あった!アンドロメダ銀河

こちらは相変わらず干ばつ。気温も30℃まで上がり暑いオホーツクがやってきています。小麦も一気に色づいてきてあと2週間ほどで刈り入れでしょう。天気がいいので今晩も期待し月の入りを待って宿の前へ。

やはり今日もいい天の川が撮れました!流れ星も見ました。(ここでは普通だけど・)

そして双眼鏡でやっと見つけたアンドロメダ銀河。っていってもよくわからないかもしれませんが、真ん中のピンボケしたような光が250万光年離れた(今見ているのは250万年前の光)アンドロメダです。想像できないほど遠い銀河ですが、我が天の川銀河のお隣の大きな銀河。約1兆個の星の集まりとのことですが、あっちからもこっちの天の川銀河がこの半分ぐらいの大きさで見えるのでしょう。撮影も今はただ設定してシャッターを押しているだけですが、Kさんからいただいた赤道儀をちょっと修理して使い方をマスターして撮ってみたいです。

山の草刈り

斜里岳登山道は漆の葉っぱが夏独特の白半分となっています。今回も登山道整備。前回見ておいた笹の生い茂っている箇所を重点的に刈っていきました。

特に生い茂ってしまっているのは新道コースの熊見峠から下。100名山の登山道とはいえ、ちゃんと登れて刈れて時間がある人って、ひどい過疎の我が町周辺にはなかなかいないのでいつも結構生えちゃってから切っています・・藪こぎのようになってしまっていてすみません・・これが刈り払い前。

これが刈り払い後。剪定バサミでチョッキンチョッキンと硬~いクマザサや枝、ハイマツなんかをひたすら刈っていくのです。手は過労で下山し、風呂に入ってマッサージし、ビールを飲んだ5時間後の今でも痙攣中・・なぜか真面目に仕事しすぎちゃうのです・・体を壊すまでいつもいつも・・アホですね。

稜線沿いからのオホーツクの風景でほっと一息。ノコギリや剪定バサミを持ってよく登るよな、とも思いますが、整備後の充実感もひとしおです。